映画:「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」。
監 督:ショーン・レヴィ
脚 本:デビッド・ギヨン 、 マイケル・ハンデルマン
キャスト:
ラリー/ラー:ベン・スティラー
"テディ"・ルーズベルト/ガルーダ:ロビン・ウィリアムズ
ジェデダイア:オーウェン・ウィルソン
サー・ランスロット:ダン・スティーヴンス
マレンカレ:ベン・キングズレー
マックフィー博士:リッキー・ジャーヴェイス
オクタヴィウス:スティーヴ・クーガン
ティリー:レベル・ウィルソン
ニック・デーリー:スカイラー・ギソンド
アッティラ・ザ・フン:パトリック・ギャラガー
サカジャウィア:ミズオ・ペック
ストーリー:
1938年、エジプト。
遺跡の発掘現場で、考古学者の息子が地下墓地に転落。そこで光輝くファラオの石版〈タブレット〉が発見される。
現代のニューヨーク。
アメリカ自然史博物館の夜警・ラリー(ベン・スティラー)は、新設されたプラネタリウムの祝賀パーティの準備で大忙し。晩餐会では満天の星座を見せながら“テディ”ことセオドア・ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)が心を動かすスピーチを行い、大成功……のはずだった。
ところが、テディがいきなり乱心、展示物の仲間たちまで乱入して大混乱となる。しかもパーティの後、仲間たちは何も覚えておらず、アクメンラー(ラミ・マレック)が倒れこんでしまった。
どうやら展示物たちを動かしている魔法の石板に異変が起こったらしく、もし石版が滅びれば仲間たちは動けなくなってしまう。
ラリーは前任の老警備員3人組を訪ね、その秘密を解く鍵が大英博物館にあると知る。
高校生の息子ニッキー(スカイラー・ギソンド)と仲間たちを連れてロンドンへ向かったラリーは、女性警備員のティリー(レベル・ウィルソン)を騙し、なんとか大英博物館へ潜入するが、突如巨大なトリケラトプスの骨格標本に襲われる。
そこに現れ彼らを助け出したのは、アーサー王伝説の騎士・ランスロット(ダン・スティーヴンス)だった。
だがホッとしたのもつかの間、今度はオクタヴィウス(スティーヴ・クーガン)とジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)のミニチュア2人組が排気口に吸い込まれ、危険なジオラマへと迷い込む。
一方、ソウリュウの攻撃から辛くも逃げ出したラリーたちは、アクメンラーの父ファラオ(ベン・キングズレー)から石版の魔法の秘密を聞き出す。
だがその時、ランスロットがニッキーを人質に取り、石版を奪ってロンドンの街へ逃走。それを追うラリーたちにはさらなる危機が待ち受けていた。
一番最初の作品「ナイトミュージアム」のラスト、テディがシャキーンと刀を掲げて日の出と共に蝋人形になった時、お話が(作品が)終わっちゃうのが寂しくて(正確には、博物館の仲間達に会えなくなっちゃうのが寂しくて)、ポロポロ泣いちゃったので、「2」ができた時、あの時ものすごく切ない思いで決別したのに…と、納得できなくて、「2」は観ないまま。
『「3」(今作)できたよ〜』のお知らせもスルーするつもりでしたが、「1」でダダ泣きさせてくれたテディ(ロビン・ウィリアムズさん)と、ちゃんとお別れしようと、今作品、観てきました。
アクメンラー、彼よりもさらに昔の父王マレンカレと、現代の最新機器スマホが共演(?)したり、通せんぼするガルーダ像等、大英博物館の展示品達とのなんやかんや、一つの場所で各地のアドベンチャー、今回も楽しかったです。
泥棒三人組の再登場や「キモサベ(←相棒)」(←開拓している人のゴーグルが某作品のアイマスクに既に見えていたので、そこからの「キモサベ」に、喜びました)。
命を救う電気ショックAEDを、逆転の発想使いして複数頭の大蛇・ソウリュウ退治に使ったり。
ミニチュアジェデダイアとオクタヴィウス…、YouTube書き込みに立派な機械導入してキーボードを打ったり。
この冒頭の、YouTube「にゃんこは、光を追っかけるのが大好き」な作品。。。
後半、ロンドンのネルソン石柱のまわりに置いてある巨大なライオンの銅像数頭が動き出した時の対処法に繋がっているんですね♪。
あー!三越のライオンがおっきくなってる〜〜とテンション上がった私ですが、三越のライオンの銅像は、このトラファルガー広場のライオンからきたものなのだそうです。
デクスターによる消火(小か?←きちゃなくて、すみません)場面。
予告で映って、何をどうするのか気になっていましたが、こういう事だったのですね。
噴火したベスビオ火山のマグマ消火だったとはっ!!。
面白かったのは、この場面の「ポンペイ」。
「イペンポ」と、言い続けるミニチュアペアに「ポンペイ」「ポンペイ」言い続ける胸像。
硝子ケースの中から言うものだから、音がこもって、もごもご。
そのもどかしさに、くすっ(^^)でした。
エッシャーのだまし絵の中での攻防も楽しかったです。
下に落ちてったテディ、きっと上からくるんだろうな〜と思ったら、ビンゴ!。
上からやってきました〜〜〜。
とってもイケメンで強くてかっこいいランスロット卿…。
残念なイケメン認定はぎりぎり回避。
デクスターのぎゅっと握った指先が力尽きそうになった時、泣きそうになりました。
ランスロットがキャメロット城だと思い込んで入った劇場内。
そこには、アーサー王とグィネヴィア王妃。
ランスロットは(自身が横恋慕した:w)愛しのグィネヴィア王妃を目指して、アーサー王にむかっていきます。
突然の事に驚くアーサー王の演じ手は…。
ヒュー様でしたっ!!。
ヒュー様、ご出演、知らなかったので、大喜び。
「アイアムヒュージャックマン」と話すヒュー様を「ヒュージ・アックマン」って…:笑。
ヒュー・ジャックマンだってば〜!を頑なに「ヒュージ アックマン」と言い張るランスロット卿に、ウルヴァリンの役をやってみせるヒュー様(なんとお得な作品でしょ、ヒュー様の歌声も聞けたし)。
アクメンラーが大英博物館に残っていいのかどうかは謎ですが…。
「親子や仲間等の間の絆や命」が「宝物」よりも大切!というテーマは、良いと思いました。
ロビン演じるテディの「夜が明けるぞ」と言いながら、馬にまたがって敬礼には、泣けました。
でも、作品がもたらしてくれた魔法は、永遠だと思います。
心穏やかになるステキな作品でした。