2015年04月18日

映画:「ワイルド・スピード SKY MISSION」♪。

平成27年4月18日(土)晴れ

映画:「ワイルド・スピード SKY MISSION」。
監  督:ジェームズ・ワン
脚  本:クリス・モーガン
音  楽:ブライアン・タイラー
キャスト:
ドミニク:ヴィン・ディーゼル
ブライアン:ポール・ウォーカー
ホブス:ドゥエイン・ジョンソン
レティ:ミシェル・ロドリゲス
ミア:ジョーダナ・ブリュースター
ローマン:タイリース・ギブソン
テズ:リュダクリス
ミスター・ノーバディ:カート・ラッセル
デッカード・ショウ:ジェイソン・ステイサム
ジャカンデ:ジャイモン・フンスー
カーラ:ロンダ・ラウジー
ラムジー:ハッカー ナタリー・エマニュエル
ストーリー:
オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)率いる国際犯罪組織を壊滅させたドミニク(ヴィン・ディーゼル)らのもとに、オーウェンの兄デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)から電話がかかってくる。それは、ハンを殺したことを告げるものだった。
復讐心をたぎらせる最強の敵デッカードと、怒りに燃え家族を守るため立ち上がったドミニクらの戦いが始まる。



公開日に観る!と決めていたので、仕事帰り(法定速度&安全運転で)劇場へ。
予想通り、ギリギリ間に合い、集中できそうな席をゲット。
準備万端にて鑑賞〜。

巨大金庫を引っ張り、飛行機を引きずり降ろした、後の本作は、さらにパワーアップ。

冒頭、弟の為に、病院をほぼ壊滅状態にしたステイサム演じるデッカードの登場!。
たった一人であれだけの人数を、は、通常あり得ないんだけれど、(各種作品達から、パブロフの犬のようにすりこまれた記憶により)ステイサムならあり得ると思い、イギリスの特殊部隊の必要悪で、彼を抹殺しようとした精鋭部隊も一人で打ち破るというデッカードの人物設定もすんなり受け入れることができた。

ステイサムが万能な運び屋又は殺し屋な記憶は強力で、ドム達は、デッカードをどうやって倒すんだろう?と、ドキドキ度が上がる。

なので、序盤の、デッカードに初対面の際のホブスののんびり具合に、ハラハラした。
ハラハラは。。。

・飛行機から車で地上へダイブ!
(ふわふわしてる所から、地面に降りるためにパラシュートをパチッと切り離して綺麗に着地する場面、かっこよかった)

・ジャカンデにさらわれたラムジー救出。
(空からダイブ用に速さより重さ重視の仕様の為、車同士押し合って≪←追突して≫走行速度を速めたり、防弾使用の車を先頭に縦一列走行する等、車の事を熟知してる人達の抜群のチームワークにうっとり。銃弾飛んできまくっている中、走る車のボンネットをスケボー使いして装甲車に跳び移ったり等、既にてんやわんやの所にやってきたデッカードに、もう、何が何だか、大騒ぎ。ドミニクVSデッカードの車対決が始まり、車のボンネットに乗ったまま振り回されてるラムジー女史に、よく掴まっていられるな〜、すごいな〜と。ドミニクに「なにやってんのよ!」とラムジー。答えるドミニクの「守ってる」。そりゃそうだけど、急斜面激走に崖道押し合い、銃弾雨霰、おおごとだ。)
(神の目を作り組織にさらわれたハッカーが、魅力的な女性だとは私も全く思ってなくて、ローマンと同意見:笑。ローマンの「戦車と飛行機の次は宇宙船かよ」に、テズが「無人機だ」と答えるやりとり、面白かった〜)
(ぼそっ:ムエタイのトニー・ジャーと岡田准一君の対決も観てみたい…)

・女性2人の戦い!
(ミシェル・ロドリゲスVSロンダ・ラウジー。ドレスアップした姿で男前な戦いの二人。勝敗に予想がつかず、女の人ってやっぱり恐い〜と思いながら見てたら、劇中も勝負はついてなかった:笑。記憶、思い出せて良かった。ドミニク、助かって良かった。)

・高層ビルの最上階から車で脱出!
(うん。車は、飛べない…、なので、跳んでた。高層ビル3つ使った2段跳び。)
(ライカン・ハイパースポーツは、防弾仕様だから硝子も突き破るのか〜、さすがに落ちたら大破するのか〜と)

↑カーアクションの中で、最もテンション上がった場面。

こんな感じで、てんこもり。。。

デッカードがめちゃめちゃしつこくて、他の役者さんなら、うっとおしいんだろうけれど、ステイサムだから大丈夫だったんだと思う。
隠れ家で食事中に踏み込まれた時は、ナイフ投げちゃうかと思った(←投げて欲しかった)
「敵の敵は味方だ」なはずが、「奴は仲間じゃない」と見捨てたら、デッカードの愛用品の爆弾でぼんっとサヨナラになったジャカンデ。セリフと結末が繋がってるのね…。

ホブスたん、一人で騎兵隊何人分?。
お嬢さん、可愛い。
こちらは、ドミニク達の家族だもん♪。ドミニクの仕掛けたヘリコプターへの爆弾に着火したのはホブス。
ナイス連携〜!。

ホブスVSデッカードに始まり、ドミニクVSジャカンデ。
ハゲ対決に始まり、ハゲ対決に締め括るのね(^^)。
(あ!、冒頭2ハゲは、ラストシーンにも、やる気満々お互い宣戦布告してた)

カート・ラッセルが、ドミニク達に神の目を渡すかどうかの場面の緊張感にドキドキ。
サングラスかけた途端、どんだけーー!な早撃ちに覚醒したり、洋服の下、防弾チョッキというよりうろこ状の鎧着てたのは、キュートだった。

砂漠の中の直線道路を、ドミニク達の車が並んで走る場面や、パーティー会場の駐車場に駐める場面は、麗しかった〜。

そして。。。
ブライアンが、自らの居場所をみつけた事を確認し、去っていくドミニクの車の隣にやって来た車には、ブライアン。
ドミニクに向かって「さよならも言わずに行くのかい?」と。
「俺たちはずっと兄弟だ」の台詞と共に、並んで走る2台。
ブライアンの車、青色から白色になってた…。
このまま並走かな?と思ってたら、ブライアンの車がハンドルをきって別路線に。
そして、これまでの作品の映像が次々。

道は別れてしまったけれど、どこかで、きっとまた繋がる。また会える。
「家族」だもん。。。

そういう気持ちにさせてくれた最後だった。

作品中、「アイラブユー」という言葉が何度もでてくるんだけど、観ているこちらも「あいらぶゆー」な気持ちになる。あれだけ凄い神業?力業?なアクション満載なのに、この心地よさ。
とっても刺激的かつ、愛に満ちている温かな作品だったかわいい

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posted by みぃみ at 14:40| Comment(16) | TrackBack(24) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月17日

舞台:「エッグ」♪。

平成27年4月17日(金)晴れ

舞台:「NODA MAP 第19回公演−エッグ」。
【作・演出】野田秀樹
【音楽】椎名林檎・【美術】堀尾幸男・【照明】小川幾雄
【衣装】ひびのこづえ・【音響・効果】高都幸男・【振付】黒田育世
【映像】奥秀太郎・【美粧】柘植伊佐夫・【舞台装置】瀬崎将孝
【キャスト】
妻夫木聡:阿倍比羅夫・深津絵里:苺イチエ
仲村トオル:粒来幸吉・秋山菜津子:オーナー
大倉孝二:平川・藤井隆:お床山
野田秀樹:劇場案内係・芸術監督
橋爪功:消田監督
ストーリー:
舞台の梁の裏から見つかった寺山修司の遺稿『エッグ』。
それを作品として蘇らせようとする芸術監督(野田秀樹)。
リアルタイムで進む原稿の読み解きと、作中世界が混じり合いながらの場面進展。
架空のスポーツ種目「エッグ」に情熱を注ぎ、オリンピックで栄光を掴む日を夢見続ける二人のアスリート。
歌い、踊り、そして二人の間で心揺れ動く女性シンガーソングライター。
二十世紀最大のカルチャーとして君臨した「スポーツ」と「音楽」。
そこに向けられる大衆の熱狂。愛情、嫉妬、世代交代。
様々な私欲が絡み合い、さらに時代の見えざる手に翻弄される登場人物たち。
しかし、物語の表層は徐々に卵の殻の如くヒビが走り、内包していた「真の姿」を見せはじめ、現代を生きる我々がかつて“知った気になっていた”哀しく鮮烈な、かの時代へのレクイエムを描き出すのだった。


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新種目としてオリンピック出場を目指している団体種目「エッグ」。
チームの英雄粒来は、その地位とオーナーの娘である歌姫:苺イチエを、飛躍的な活躍をみせた新星選手:阿倍に、奪われる。
大好きなイチエと結婚生活を送り、人々に新英雄としてもてはやされる阿部。
けれども、阿部の幸せの先には、別の筋書きがあったのだ。

外科医ときけば、男性の医者
巨大組織のオーナーときけば、百戦錬磨の熟年男性
オリンピックときけば、開催予定の2020年東京オリンピック、又は、1964年の東京オリンピック
質問に対し、反射的に思い浮かぶ回答。。。

けれども、外科医もオーナーも女性かもしれないし、オリンピックは、開催されなかった1940年の東京オリンピックの事かもしれない。

そう考えると、普段、いかにイメージの擦り込みの中で生活しているか、に気付かされる。

メディアやネットで、「今のトレンドはこれ!」、「社会で起こってる出来事の要因はこれ!」と、しょっちゅう目にしていれば、流行の最先端はそれなんだと思うし、善悪の判断は、手に入る情報からおこなってしまう。

「思い込み」と「先入観」を覆しながら、進んでいくストーリーは…。
オーナーは若い女性であり、いかつい男達のスポーツであるエッグは、実は、白衣の天使の行動から生まれたものであり、この話でいうところのオリンピックは、開催されなかった1964年のオリンピックの事で、更に、この物語の舞台は、日本ではなく、満州であり、阿部のあみだしたエッグ必勝法「卵に穴を開け割らずに中身を抽出する方法」は、IBMがナチスドイツに提供したパンチカード機器『ホレリス』によるユダヤ人の判別方法であり、新進スポーツの「エッグ」は、細菌兵器製造及びワクチン製造を隠すためのものに、話が進むうち、姿を変えていく。

快活で躍動的なものが、いつの間にか、陰鬱で隠密的なものに変わっていく様子に、情報操作の恐ろしさを感じた。

売れっ子歌手イチエとスポーツのエース阿部の結婚、阿部に座を奪われ、遺書を遺して死んだ粒来。
でも、実の所、イチエの結婚は、利益を手に入れようとする大きな力により仕組まれたもので、大衆の祝福の盛り上がりにより、逃げ場が無くなり仕方なく結婚したもの。
阿倍のスターダムへの躍進は、実は生きており細菌兵器製造にかかわっていた粒来が、犯罪発覚の際のスケープゴートに使うための下準備。
スター同士の華やかな結婚生活、悲哀の元英雄という話題性のみ公表され、これら真実は闇の中。

劇中「人は、番号で呼ばれ始めると、とたんに、重さが軽くなる」との台詞。
実験台にされる人がナンバリングされて、番号で呼ばれて実験される場面。
今年の10月から国民全員に番号が割り振られて、全ての情報がその番号に集約されるシステムが稼働するけれど、個人の重さを大切にしてもらえる社会であって欲しいと思った。

誰でもいつでも広範囲に向けて情報発信可能になった現代。
発言の正誤は問題ではなく、情報が次々と上書きされていく事で、全く別の真実が作り上げられていく。
今日まで語り続けられている歴史も、実は権力者達の力で書き換えられた真実なのかもしれない。
そう思ったら、「言葉」って、とても重要な位置づけなんだなぁ、と思った。

全てを計画した女性オーナーの「大衆には、週に1回、スポーツと音楽を与えておけばいいの。そうすれば、たいていの不満や疑問は消え去ってしまう」という台詞。
オリンピックや各種世界大会の観戦、音楽や映像は、人心を高揚させ、その力は、抱えている負の気持ちを忘れさせてくれる。

その高揚感で心潤わせたくて、日々頑張ってる私自身。
踊らされてる、とは、思いたくないけれど、踊らされてるのかしら?:笑。
ま、踊らされてるのなら、全力で踊るっ!!!。

とはいえ。。。
今、生活している事全ても、誰かの意図通りの作られたもので、
自分の意思のつもりの行動も、実は他人の思惑なのかもしれない、なぁんて、少々怖くなった。

舞台の妻夫木君、初鑑賞でしたが、声もよく通って、動きも滑らか、笑いと悲しみの緩急も上手。
仲村トオルさん、セミヌードの上半身、彫刻のように美しい、胸筋のふくよかさ、羨ましかった。
深津絵里さん、ゴスロリファッションもヤンキー言葉も女の子な言葉も自由自在。
ハイヒール履いて、歌って踊って…なんでもできる方なのね。

三谷幸喜さん脚本の「おのれナポレオン」で演じた、おつきの者達をチェスの駒のように自在に操り、自らの死を演出したナポレオンそのものの野田秀樹さんに、心操られた衝撃の舞台だった。
posted by みぃみ at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月16日

映画:「バードマン」♪。

平成27年4月16日(木)晴れ

映画:「バードマン」。

原作があって、映像技術と音響効果を活かして、画面いっぱい大騒ぎ、スパイス的にイイ話と切ない話の加わったヒーロー作品や続編物が次々と公開!な現状に、抗おうとしてるのか、警鐘鳴らしてるのか、肯定せざるをえずないのか、その現状の中で生きていくことにするのか、主人公の気持ちはどう結論つけたのかな?と思った作品。

主人公の気持ちが分からないままなのは、たいした事では無いのだけれど。。。

座席が動いたり、映像が特別だったり、匂いや風がでてきたり、そういう風に映画館が整備されてるのは、作品がそういう作りで、そういう作りの作品が増えたから映画館がアトラクション的な作りになってきたわけで…。
そいういうアトラクション的な作品にしかお客さんが集まらないから、そういう作品になるんだ、本当はもっと他に作りたい作品があるんだ、という主張をしたいのなら、腑に落ちない。
出演者さん達は、ど派手なアクション・ヒットする(お客さんが入る事)事うけあいの作品に出演し、巨額の報酬を得て、裕福な暮らしをしているんだよね。

アトラクションを望むお客さんと高い出演料を手に入れる出演者、需要と供給がマッチしてるんだよね。

で、爆発的ヒットした作品もそのうち飽きられて、うまくシフトチェンジできなかった役者さんは落ち目になる。
という事は、その作品も役者さんも、記憶には残るけど、心には残らなかった、って事でしょ。

で、落ち目になってから、本当は、心に残る作品が作りたいんだ!!って、主張されても…ね。
記憶に残る方で、いい思いを過去にしてきたのなら、プラマイゼロな人生なんじゃないのかな…。

事実、心に残る作品は、上映劇場増えていくし、パッケージ化されても人気は何年も続く。
かなりの年数が経っても、「あぁ、こうこうこういう話だったよね」って、ちゃんと思い出せる。

空調も音響も映像も素晴らしい映画館で、
社会にちゃんと伝えなくちゃいけないことだからと、
人や動物が爆風や攻撃で
血飛沫あげながらバラバラになっていく様子を
上映されても、観に行こうと思えない。
映像は、進化しないんだもん。
ロングランしたとしても、何ヶ月間も作られた時のままの繰り返し再生。
そこに熱量は無い。
観た人は、あぁ、大変なのね、怖いわね、改善しなきゃね、とは思うだろうけれど、たぶん時の経過で忘れる。
何ヶ月か毎に今はこうです、と、映像が更新され続け、公開され続けるなら別だと思うけれど。

舞台用の長台詞を映像化するのも、そう。
劇中、バードマンの、観客は、長台詞なんか望んでない、は、分かる。

快適な環境で、シェイクスピアみたいな回りくどい表現がつづいたら寝るって。。。

生身の人間が目の前で喋るから、長〜〜〜い台詞も観ている人に伝わるの。

同じ内容でも、回を追う毎に進化するから、変化するから、伝わるの。
延々と撮った時のままのものが繰り返されても、もし、話題になったとしても、数年で忘れ去られるよ、きっと。

「上映期間中に映画館に行かないと観られない!」という時代から「ほんの数ヶ月で安価で自宅で鑑賞できるパッケージ化」な時代になっちゃった今。

興行収入多い作品は、派手な作りなものになっちゃった…。

これから先。。。
映画として作る事で、観た方も作った方も満足できるもの、って、何なんだろう…。

posted by みぃみ at 11:37| Comment(0) | TrackBack(14) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月06日

自然:「2015年4月」♪。

平成27年4月6日(月)雨晴れ

今年も我が家の花達、咲きました〜揺れるハート

【クリスマスローズ】
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【ラナンキュラス】
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【鳥さんからのプレゼント】
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【なんでしょう?】
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【ヤマブキ】
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【ツバキ】
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【チューリップ】
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植えて5年目、初開花です。

【街道桜】
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毎年、春を告げてくれる桜ちゃん。

今年も華やかな春を運んでくれた植物達に、感謝☆。
来年もよろしくお願いします
posted by みぃみ at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする