映画:「ワイルド・スピード SKY MISSION」。
監 督:ジェームズ・ワン
脚 本:クリス・モーガン
音 楽:ブライアン・タイラー
キャスト:
ドミニク:ヴィン・ディーゼル
ブライアン:ポール・ウォーカー
ホブス:ドゥエイン・ジョンソン
レティ:ミシェル・ロドリゲス
ミア:ジョーダナ・ブリュースター
ローマン:タイリース・ギブソン
テズ:リュダクリス
ミスター・ノーバディ:カート・ラッセル
デッカード・ショウ:ジェイソン・ステイサム
ジャカンデ:ジャイモン・フンスー
カーラ:ロンダ・ラウジー
ラムジー:ハッカー ナタリー・エマニュエル
ストーリー:
オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)率いる国際犯罪組織を壊滅させたドミニク(ヴィン・ディーゼル)らのもとに、オーウェンの兄デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)から電話がかかってくる。それは、ハンを殺したことを告げるものだった。
復讐心をたぎらせる最強の敵デッカードと、怒りに燃え家族を守るため立ち上がったドミニクらの戦いが始まる。
公開日に観る!と決めていたので、仕事帰り(法定速度&安全運転で)劇場へ。
予想通り、ギリギリ間に合い、集中できそうな席をゲット。
準備万端にて鑑賞〜。
巨大金庫を引っ張り、飛行機を引きずり降ろした、後の本作は、さらにパワーアップ。
冒頭、弟の為に、病院をほぼ壊滅状態にしたステイサム演じるデッカードの登場!。
たった一人であれだけの人数を、は、通常あり得ないんだけれど、(各種作品達から、パブロフの犬のようにすりこまれた記憶により)ステイサムならあり得ると思い、イギリスの特殊部隊の必要悪で、彼を抹殺しようとした精鋭部隊も一人で打ち破るというデッカードの人物設定もすんなり受け入れることができた。
ステイサムが万能な運び屋又は殺し屋な記憶は強力で、ドム達は、デッカードをどうやって倒すんだろう?と、ドキドキ度が上がる。
なので、序盤の、デッカードに初対面の際のホブスののんびり具合に、ハラハラした。
ハラハラは。。。
・飛行機から車で地上へダイブ!
(ふわふわしてる所から、地面に降りるためにパラシュートをパチッと切り離して綺麗に着地する場面、かっこよかった)
・ジャカンデにさらわれたラムジー救出。
(空からダイブ用に速さより重さ重視の仕様の為、車同士押し合って≪←追突して≫走行速度を速めたり、防弾使用の車を先頭に縦一列走行する等、車の事を熟知してる人達の抜群のチームワークにうっとり。銃弾飛んできまくっている中、走る車のボンネットをスケボー使いして装甲車に跳び移ったり等、既にてんやわんやの所にやってきたデッカードに、もう、何が何だか、大騒ぎ。ドミニクVSデッカードの車対決が始まり、車のボンネットに乗ったまま振り回されてるラムジー女史に、よく掴まっていられるな〜、すごいな〜と。ドミニクに「なにやってんのよ!」とラムジー。答えるドミニクの「守ってる」。そりゃそうだけど、急斜面激走に崖道押し合い、銃弾雨霰、おおごとだ。)
(神の目を作り組織にさらわれたハッカーが、魅力的な女性だとは私も全く思ってなくて、ローマンと同意見:笑。ローマンの「戦車と飛行機の次は宇宙船かよ」に、テズが「無人機だ」と答えるやりとり、面白かった〜)
(ぼそっ:ムエタイのトニー・ジャーと岡田准一君の対決も観てみたい…)
・女性2人の戦い!
(ミシェル・ロドリゲスVSロンダ・ラウジー。ドレスアップした姿で男前な戦いの二人。勝敗に予想がつかず、女の人ってやっぱり恐い〜と思いながら見てたら、劇中も勝負はついてなかった:笑。記憶、思い出せて良かった。ドミニク、助かって良かった。)
・高層ビルの最上階から車で脱出!
(うん。車は、飛べない…、なので、跳んでた。高層ビル3つ使った2段跳び。)
(ライカン・ハイパースポーツは、防弾仕様だから硝子も突き破るのか〜、さすがに落ちたら大破するのか〜と)
↑カーアクションの中で、最もテンション上がった場面。
こんな感じで、てんこもり。。。
デッカードがめちゃめちゃしつこくて、他の役者さんなら、うっとおしいんだろうけれど、ステイサムだから大丈夫だったんだと思う。
隠れ家で食事中に踏み込まれた時は、ナイフ投げちゃうかと思った(←投げて欲しかった)
「敵の敵は味方だ」なはずが、「奴は仲間じゃない」と見捨てたら、デッカードの愛用品の爆弾でぼんっとサヨナラになったジャカンデ。セリフと結末が繋がってるのね…。
ホブスたん、一人で騎兵隊何人分?。
お嬢さん、可愛い。
こちらは、ドミニク達の家族だもん♪。ドミニクの仕掛けたヘリコプターへの爆弾に着火したのはホブス。
ナイス連携〜!。
ホブスVSデッカードに始まり、ドミニクVSジャカンデ。
ハゲ対決に始まり、ハゲ対決に締め括るのね(^^)。
(あ!、冒頭2ハゲは、ラストシーンにも、やる気満々お互い宣戦布告してた)
カート・ラッセルが、ドミニク達に神の目を渡すかどうかの場面の緊張感にドキドキ。
サングラスかけた途端、どんだけーー!な早撃ちに覚醒したり、洋服の下、防弾チョッキというよりうろこ状の鎧着てたのは、キュートだった。
砂漠の中の直線道路を、ドミニク達の車が並んで走る場面や、パーティー会場の駐車場に駐める場面は、麗しかった〜。
そして。。。
ブライアンが、自らの居場所をみつけた事を確認し、去っていくドミニクの車の隣にやって来た車には、ブライアン。
ドミニクに向かって「さよならも言わずに行くのかい?」と。
「俺たちはずっと兄弟だ」の台詞と共に、並んで走る2台。
ブライアンの車、青色から白色になってた…。
このまま並走かな?と思ってたら、ブライアンの車がハンドルをきって別路線に。
そして、これまでの作品の映像が次々。
道は別れてしまったけれど、どこかで、きっとまた繋がる。また会える。
「家族」だもん。。。
そういう気持ちにさせてくれた最後だった。
作品中、「アイラブユー」という言葉が何度もでてくるんだけど、観ているこちらも「あいらぶゆー」な気持ちになる。あれだけ凄い神業?力業?なアクション満載なのに、この心地よさ。
とっても刺激的かつ、愛に満ちている温かな作品だった。