2015年05月29日

映画:「王妃の館」♪。

平成27年5月29日(金)晴れ

映画:「王妃の館」。

監督 橋本一
脚本 谷口純一郎 、 国井桂
原作 浅田次郎
キャスト:
北白川右京:水谷豊(作家)・朝霞玲子:田中麗奈(旅行会社社長)
桜井香:吹石一恵(傷心OL)・戸川光男:尾上寛之(旅行会社添乗員)
近藤誠:青木崇高(警察官)・クレヨン:中村倫也(新宿2丁目ショーパブのスター)
ミチル:安達祐実(ホステス)・香取良夫:山中崇史(編集者)
早見リツ子:野口かおる(編集者)・金沢貫一:緒形直人(実業家)
丹野:石橋蓮司(詐欺師)・ディアナ:安田成美(ルイ14世の寵姫「愛人」)
ルイ14世:石丸幹二・プティ・ルイ:山田瑛瑠(ルイ14世の息子)
ストーリー:
パリ・ヴォージュ広場でおよそ300年の伝統とパリ随一の格式を誇るホテル“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ”、別名「王妃の館」は、世界中の観光客が憧れる最高級ホテル。
そのホテルの知名度を利用して、倒産寸前の旅行会社が起死回生策として「王妃の館」のスイートルームを利用できるツアーを企画する。
だがそれは、パリ10日間−200万円の超豪華“ポジツアー”−と、−29万8000円の格安“ネガツアー”−を同時に催行、昼と夜でダブルブッキングするというものだった。
完璧に見えたその計画であったが、それぞれのツアーの参加者は、いずれも一癖も二癖もある曲者揃い。
スランプの天才小説家・北白川右京(水谷豊)、旅行会社社長・朝霞玲子(田中麗奈)と添乗員・戸川光男(尾上寛之)、傷心の美人OL・桜井香(吹石一恵)、成金実業家・金沢貫一(緒形直人)、クラブホステス・ミチル(安達祐実)、カタブツの熱血警察官・近藤誠(青木崇高)、ショーパブの女装スター・クレヨン(中村倫也)、文芸編集者の香取良男(山中崇史)と早見リツ子(野口かおる)、そして元詐欺師・丹野二八(石橋蓮司)。
彼らは様々な問題を抱えながらこのツアーに参加していた。
そして、新作の取材にきた右京のマイペースな人柄と、彼に“降りてくる物語”は、ツアー参加者達を幸せへと導いていく。


石丸幹二さんのルイ14世、見事なはまりっぷり。
かぼちゃのスープ、美味しそうだった。
プティ・ルイ君がお城に入るのを大勢の民衆仲間がひきとめる時の歌は、レミゼの民衆の歌っぽくて、うるうるした。オーギュスト役の子の歌、上手い。
プティ・ルイ君、広場の皆を守れるように強くなれば、国も守れるようになるよ(^^)。

妻との思い出をたどりながら、自分達の若い頃のようなカップルにステキな指南もしてあげる石橋蓮司さんの二八も良かった。

中村倫也君のクレヨンさん、二丁目No.1?。
歌上手いし女なのか男なのかわからない男の役を上手く演じてた。
さすが。蜷川作品常連さん♪。

懺悔部屋が日本語な事にあとから気付いたりと、戸川光男さん演じる一生懸命頑張るネガツアー添乗員さんの事、わかる、わかるよ、と、応援してた。

水谷さん、青木さんにお姫様抱っこされてた(^m^)。

〜心に響いた名言達〜
「女は思い出に化粧をして美しくなり、男は傷を負いながら強くなる」
「苦労は人それぞれ。
     苦労しましょう、生かされるのではなく生きましょう」
「世の中ってね、幸せのかたちはみな似たりよったりだけれど、不幸のかたちはどれも別々なの。
みんな特別の苦労を背負っている。貧乏な人も、お金持ちの人も。
だからあなたは別に、特別な人じゃないのよ。
もしあなたが特別の苦労をしているとしたらそれは---そう思い込んでるあなた自身の姿が、不幸なのよ」


美しい建造物や景色、中村倫也君を、満喫キスマーク
posted by みぃみ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画:「エイプリルフールズ」♪。

平成27年5月29日(金)晴れ

映画:「エイプリルフールズ」。


ロイヤル夫妻の富司純子さんと里見浩太朗さん、彼等を観光案内するお人好しの運転手の滝藤賢一さん。
彼の義理の小学生の娘(浜辺美波)が、不器用な誘拐犯(実はその娘の本当の父親)寺島進さんに誘拐されて、誘拐されたその小学生は、ラーメン屋さんで、対人恐怖症の妊婦新田あゆみ(戸田恵梨香)の持っていたリュックを自分のリュックとすり替える。
あゆみは、松坂桃李演じる、あゆみを妊娠させたSEX依存症の天才外科医牧野亘が、魔性のキャビンアテンダント菜々緒と食事をしているレストランに押しかける予定だった。
レストランに着き、亘との思い出の品をリュックから取り出したあゆみが手にしたのは、拳銃だった。
あゆみは、亘を含めレストランの客達を人質に籠城。そんなあゆみを止めようとした謎の髭の紳士大和田伸也を撃ってしまう。
時間が経ち、産気づいたあゆみは、人質にしていた人達の協力でレストラン内で出産する事に…。
一方、所属する組から、強面暴力団幹部千葉真一暗殺を命じられた不器用な誘拐犯は、娘と人生最後かもしれない楽しい時間を過ごしたあと、標的のいるゴルフ場へ向かい、リュックから拳銃を取り出したはずが、手にしていたのは「いもけんぴ」だった。
怪訝な顔をする標的に、「差し入れです」といもけんぴを渡し、和やかな雰囲気になるゴルフ場。
レストランでは、あゆみも無事に可愛い赤ちゃんを産んでいた。
小学生の女の子がすり替えたリュックには、あゆみは亘との思い出の品のいもけんぴを、誘拐犯は鉄砲をいれれていたのだった。
危機を回避した形になった誘拐犯は、まっとうに生きる事に決め、あゆみも亘と良い雰囲気になる。
だが、あゆみは、人を撃っていた…。
しかし…、あゆみが撃った人物は、過去に囚われた刑事高嶋政伸が、ずっと追っていた殺人犯だったと判明。
あゆみは、正当防衛が認められる。

4月1日エイプリルフールに、人々に起こった色々な出来事が繋がって、まぁるく治まるお話。

うさんくさい占い老婆りりィの言う通り、幸せを運ぶ「いもけんぴ」(^^)。
里見さんと富司さんのステキな歌声に、ほっこり。

嘘のおかげで結ばれたゲイカップル。
窪田君の可愛いお顔と逞しい身体にきゅん。

寺島さん演じる、不器用なお父ちゃんの愛する娘への行動に、感涙。

春の始まりを感じるお話だったかわいい
posted by みぃみ at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする