2015年09月25日

映画:「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」♪。

平成27年9月25日(金)☀。

映画:「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」。

監督:樋口真嗣
特撮監督/特技監督:尾上克郎
脚本:渡辺雄・町山智浩
原作:諫山創
キャスト:
エレン 三浦春馬・シキシマ 長谷川博己
ミカサ 水原希子・アルミン 本郷奏多
ジャン 三浦貴大・サシャ 桜庭ななみ
サンナギ 松尾諭・フクシ 渡部秀
ヒアナ 水崎綾女・リル 武田梨奈
ハンジ 石原さとみ・ソウダ ピエール瀧
クバル 國村隼
ストーリー:
100年以上ぶりに現れた超大型巨人に多くの人間が捕食され、生き残ったエレン(三浦春馬)は調査兵団の一員として外壁修復作戦を決行。しかし巨人に襲われてしまい、アルミン(本郷奏多)をかばったエレンは巨人に飲み込まれてしまう。その直後、黒髪の巨人が出現し、ほかの巨人たちを攻撃するという謎の行動を見せる。


見届けましょう。最後まで♪。と言うことで、公開翌日に鑑賞。

前篇は、エレンがカラーの巨人さんと化して
モノクロの巨人さん達をやっつけ始め、巨人の中から助け出されて、続く…でした。

短めの上映時間ゆえ、初っぱなから怒濤の展開を期待していましたが…。
本編上映前のオススメ映画紹介が続いているのかしら?と錯覚する程、前作のあらすじ紹介が長かったです。
人間に戻った状態で尋問を受けるエレンの緊縛プレイ、長い…。
おたくら、カラーの巨人さんにモノクロ巨人さん達から助けてもらったんやから、
エレンが何者でも、どっちゃでもええやん…と思いました。
そして、シキシマ隊長のシャンパン片手に気取って喋り続ける場面も長い…。

エンド オブ ザ ワールド 且つ、大画面を使う映画なので、
ちっこい人間達がでっかい巨人さん達と死闘を繰り広げていただきたかった、
というのが本音です。

カラーの巨人さんである「シキシマ」と「エレン」と「クバル」の戦いは、迫力があり、楽しゅうございました。
が、巨人さんの内にいる生身の人間の苦悩はヱヴァンゲリオンを模したのでしょうか?。
もうちょっと頑張って作るか、もしくは、いらないと思いました。

シキシマはエレンのお兄さんで、二人の両親を含めた何かのプロジェクトにかかわっていたのがクバル(自分もカラーの巨人さんなら、エレンに、お前は人類の敵か味方か?と問う理由は何だったんでしょう?)。
自己中心的な人間が増えてきた世の中を、
耐えて忍ぶ社会にするために考えたお偉いさん達の策略が、モノクロ巨人さん達の作成で、
クバルは、お偉いさん達の作った堪えて忍ぶ世の中を打破しようとする者を駆逐する役目。

そして、モノクロ巨人さん達に怯えながら暮らす大勢の人達を、観察している一部の選ばれし者達。
「カイジ」の、でっかくなっちゃったー版なのかしら?なエンディングでした。

モノクロ巨人さん達は、緑の牧場をお散歩しているのではなく、
ちっこい人間達を襲って来て欲しかったと思いました。
カラーの巨人さん達の戦いは、迫力ありましたが、終わってみれば内輪揉めのレベルでしたもの。
食欲という原始的な欲を満たす為の強襲なら他の感情が入って無いからこそ、恐いですもの。
モノクロ巨人さん達の「食べる」という生きるための行為VS人類の「食べられない」「安全の確保」という生きる為の行為、の戦いが観たかったです。

作品自体、決して悪いわけでは無いので…。
比重の置き方が、もったいないなぁと思いました。
posted by みぃみ at 14:30| Comment(12) | TrackBack(14) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする