映画:「サバイバー」。
監 督:ジェイムズ・マクティーグ
撮 影:ダニー・ルールマン
音 楽:アイラン・エシュケリ
衣 装:ステファニー・コリー
キャスト:
ケイト:ミラ・ジョヴォヴィッチ
“時計屋”:ピアース・ブロスナン
サム・パーカー:ディラン・マクダーモット
クレイン大使:アンジェラ・バセット
ビル:ロバート・フォスター
アンダーソン警部:ジェームズ・ダルシー
サリー:フランシス・デ・ラ・トゥーア
バラン博士:ロジャー・リース英俳優
ストーリー:
ロンドンの米国大使館に派遣されたエリート外交官ケイト(ミラ・ジョヴォヴィッチ)の任務は、アメリカへの不正入国を狙うテロリストたちを阻止すること。
年の瀬も押し迫った12月29日。ケイトはある不審な入国者に気付くが、伝説のテロリスト“時計屋”(ピアース・ブロスナン)に狙われ、市街で爆破テロに巻き込まれてしまう。
すんでのところで生き延びたケイトであったが、テロ実行犯の濡れ衣を着せられ、アメリカ国家やイギリス警察から追われることになる。下された命令は、見つけ次第射殺。
そんな中、大晦日のNYタイムズスクエアでテロ計画が迫っていることを知ったケイトは急遽ニューヨークへ飛ぶ……。
お久しぶりのミラさん。
ハリソン・フォードの「逃亡者」っぽいかな?。
濡れ衣をきせられたハリソンのキンブルが、ミラのケイトで、
執拗に追ってくるジェラード連邦保安官補が、時計屋、な感じ。
刺客と警察両方に追われ、
ひたすら逃げつつ真犯人を見つける「逃亡者」は、
結末以外(笑)大好きな作品。
なので、ひたすら逃げつつ、
自分の職務の人々の命を守るという職務遂行に邁進する
こちらの作品「サバイバー」、とっても楽しめた。
普通助からないでしょう、逃げられないでしょう、
見つかるでしょう、早めに自分から取り外すでしょう…
な箇所は、ご愛敬。
だってぇ、アリスは、絶対死なない!んですもの。
追い詰められて窮地になればなるほど、
美しく強くなっていくミラさんに、うっとり。
生まれたてのアリスを、見ているよう。
血の滴る美味しそう(?)なお料理が、大勢の人を吹き飛ばし、
爆発から逃れた直後に銃弾雨あられ、地下鉄乗り場での真っ暗逃走劇。
ほっと一息もつかの間の住居での攻防、
タイムリミット1分の戦いと、
最後、冷酷非道になるケイト(←この時のちょっと小首を傾げて容赦無いミラの表情好き)。
八方塞がりのキンブルに、女医のキャシーが現れたように、
アメリカ&イギリス&テロリストに追いかけられてるケイトにも現れるホワイトナイト(女性)。
フランシス・デ・ラ・トゥーア演じるサリーは、心強い味方!!。
戦闘能力的には頼りない騎士のサムは、精神的には頼りになる。
イギリス警察アンダーソン、もっと見たかったな。
米国のディラン・マクダーモット、英国のジェームズ・ダーシー、
二人共イケメン
美人で有能な後輩ケイトに嫉妬してる?なクレイン大使を演じるアンジェラ・バセット。
テロリストに味方せざるを得なくなった切ないパパのビル役ロバート・フォスター。
妻を失った恨みからテロリストに協力したバラン博士役ロジャー・リース。
味方になるか敵になるか読めない手練の演技を堪能。
元007のピアース・ブロスナンの某場面(高いところから低いところへ)では、
「あなた、007ですかいな〜」と、心の中で思ってた(笑)。
違法タクシーのお兄ちゃんキャラ、好きだ〜〜。
ミラさんと名優さん達を満喫した作品