
映画:「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」。
監督・脚本: 押井守
原作: ヘッドギア
音楽: 川井憲次
キャスト:
後藤田継次:筧利夫・泉野明:真野恵里菜・塩原佑馬:福士誠治
カーシャ:太田莉菜・大田原勇:堀本能礼・山崎弘道:田尻茂一
御酒屋慎司:しおつかこうへい・淵山義勝:藤木義勝
シバシゲオ:千葉繁・灰原零:森カンナ・小野寺:吉田鋼太郎
高畑慧:高島礼子
ストーリー:
人間型ロボット・レイバーの衰退を受け、ついに解隊が現実味を帯びてきた警視庁特車二課パトレイバー中隊。
ある日、テロ集団が自衛隊のへリコプターを奪い去るという事件が発生する。しかも、奪われたのは機関砲、空対地ロケット、ミサイルをフル装備した上に、熱工学迷彩仕様で背景と同化することができる最新鋭の改グレイゴーストことAH-88J2だった。
都民を人質にするかのように、東京都庁やレインボーブリッジが破壊され、特車二課はパトレイバー・イングラムを稼働させる
ミサイルによるレインボーブリッジ破壊事件により投獄された柘植行人を慕う小野寺を中心とするグループが、同じように、レインボーブリッジを破壊した。
彼等は、自衛隊の最新鋭戦闘ヘリコプター「グレイゴースト」を強奪したのだ。
さらなるテロ攻撃を行おうとする彼等を捕まえる為、警視庁公安部:高畑慧が特車二課へ協力を求めてくる。
テログループを捕まえようとする公安・かつて特車二課を統率するも上層部の保身の為に追いやられた先輩・課としての存続の危機…。
色々なものに挟まれながらも、自分達の存在と信じる正義の為にテログループに立ち向かう特車二課のメンバー。
中間管理職(特技有り)なサラリーマンが、企業戦士として、会社人として、更に、家族のために身体をはって戦ってるようにみえた作品。
利害関係のあるものが勝利の為に手を組んで、あの手この手で全力で戦う。
そして、手に入れた勝利を元に、互いの間に新しい繋がりが生まれる。
そして、負けた側は、再び力を蓄えようと一旦、去っていく…。
社会の縮図を、拡大したエンタメ作品として作ってあるように思えた。
「グレイゴースト」を操る凄腕パイロットの灰原零。
卓越した腕前を認められて新型機のパイロットに抜擢される人物でありながら、周りの人間には常に微笑んでいた女性との印象しか残していない。しかも、戸籍上は既に死亡しており、墓まである。
灰原零と称される人物は、全くの別人なのか、葬り去られた事になっている本人なのかも、謎。
ただ、彼女は、ひたすら自分の持っている技術力を駆使して躊躇無く相手を潰していく。
のっぺらぼうの自己主張…。無感情に相手を傷付けていく…。
怖かった…。。。
守られて育ち痛みを知らないがゆえ、他人の痛みもわからない。
欲望のまま突き進む人達が増える世の中は、冷たくて哀しい、と思った。
保身の為に下っ端を処分しようとする上層部の人々。
彼等は、警察を敵とみなし攻撃してきたグレイゴーストに撃ち殺される。
スッとしたけど、頭をすげかえて、また同じような御前会議が繰り返されるのかな?と切なかった。
銃撃戦+肉弾戦の、使えるものは何でも使い、息つく間もない戦い。
弾の金属音がリアルで銃撃戦の中にいるように感じた。
カーシャの縦横無尽っぷり、かっこいい!。
戦闘ヘリ2機VSグレイゴーストの空中戦。
自衛隊を裏切った一人の女性への男性二人の攻撃。
女のくせに、後輩のくせに、ちょっと腕がいいからって…な嫉妬心を攻撃にのせている男達。
邪念は、腕を鈍らせるのね、と思った。
イングラム+銃VSグレイゴーストの空中VS地上戦。
見えない相手を音と経験から居場所を探り、撃ちまくる。
最後、力を振り絞るイングラムに、いけーーっ!と力が入った。
どのアクションシーンも迫力があった。
ディレクターズカット版は、通常公開分より、話が理解し易かったように思う。
今作に登場した「98式AVイングラム」のデッキアップイベントに加え、「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦(ディレクターズカット版)」公開との情報を得て、行ってきました宇多津。

イベント会場には、働く車達も勢揃い。
【自衛隊車】

後部座席の仕様に、ワイスピを思い出したり:笑。

真ん中の入口から、お顔を出したい〜、と思ったり。
【国土交通省対策本部車】

ここから様々な指令が発せられるのですね〜。
【白バイ&パトカー】

車大好きなので、テンション

【98式AVイングラム】



おっきい〜〜


【交通安全】

【特二カフェ】

カレーをいただきました。もなかの中にはチーズ。
いただいた、「はい、上海亭」な限定コースター。
【デッキアップ】
【デッキダウン】
【デッキアップ(横)】
満喫〜

帰りの電車は、「ことでん100周年記念号」。

可愛い
