2016年01月22日

映画:「白鯨との闘い」♪。

平成28年1月22日(金)

映画:「白鯨との闘い」。

監 督:ロン・ハワード
脚 本:チャールズ・リーヴィット
衣裳デザイン:ジュリアン・デイ
キャスト:
オーウェン・チェイス:クリス・ヘムズワース
ジョージ・ポラード:ベンジャミン・ウォーカー
マシュー・ジョイ:キリアン・マーフィー
ハーマン・メイヴィル:ベン・ウィショー
Old トム・ニカーソン:ブレンダン・グリーソン
Young トム・ニカーソン:トム・ホランド
ペギー: シャーロット・ライリー
ストーリー:
19世紀、クジラから取れる鯨油は生活になくてはならない油であり、捕鯨は一大産業であった。
1819年、捕鯨船エセックス号はアメリカのナンタケット港を出航し、太平洋を進んでいく。
しかし沖合4800kmの海域で誰も目にしたことがないほど巨大な白いマッコウクジラと遭遇。
一行は巨大クジラに立ち向かっていくものの、船を沈められてしまう。
わずかな食料と飲料水をかき集め3艘のボートに乗り込んだ船員たちは、どの辺りにいるのかもわからない太平洋上を、度々クジラに襲われながら漂流することになる。


イケメン祭り
トキメキつつ観ていました

一等航海士オーウェンを演じるクリヘム。
冒頭のセミヌード場面の胸板に、きゅん。
王族衣装に長ーいマント姿も、一般民衆服の開襟シャツにブーツ姿も、ス・テ・キ。
ハンマー投げても、モリを打ち込んでも、似合う〜〜。

そして、なにより…。
ふんわりくるくる7:3分けの髪形に、きゅん
こちらの髪形。。。
クリヘムはブロンド。
船長ジョージ役のベンジャミン・ウォーカーは、漆黒。
でもって、二等航海士マシュー役のキリアン・マーフィーは、茶系金髪根元ストレート毛先にカール。

クリヘム&ベンジャミン&キリアンの、三つ巴にて相談中な場面は、至福☆。

もちろん、Qちゃん小説も書くのね♪な、ハーマン・メイヴィル役ベン・ウィショー。
若かりしトム・ニカーソン役のトム・ホランド
年を重ねたトム・ニカーソン役のブレンダン・グリーソン も。
ジョージの従兄弟役フランク・ディレーンも。

そして、船内・船体・帆・海上の景色・波・空・嵐・等の映像も美しい。
鯨は、群れ・泳ぐ姿・潮吹く姿・苦しむ姿と血・大きな尾ビレ・怒れる姿、どれも壮大で崇高な雰囲気。

白鯨に攻撃されてるエセックス号や乗組員達を見ていると、「白鯨との闘い」というより、
「侵してはならない場所へふみこんだ者達への海からの制裁」のよう。

自然界を相手にするなら、畏怖と敬意が必要なのね☆。

極限状態になった人間の必要不可避な行動に、人間も動物なのね…と。

1956年製作の「白鯨」は、巨大な白鯨に足を食いちぎられたエイハブ船長が復讐実行しようとして起こる諸々を書いてある。
今回、休航先のエクアドルで、白鯨のいる鯨達の群れの存在を教えてくれたサンタマリア号の船員は、手を食いちぎられていたから、もし、続きがあるのなら、また、違った展開になるのかしら?。

ひとつ、わからないこと…。
途中、何かが頭にぶつかり大怪我をして、漂流中に立ち寄った島でどうにかなっちゃったのが、親友のマシューで合ってるのでしょうか?。
弱ってくると、背格好や髪色が似ていると、みんな同じに見えてきたんですもの…。

現場を知らない人間は、机上の空論をまことしやかに述べてごり押しするのは、
いつの世も同じなのね…。

極限状態なら、生き残った船員達の禁忌も当たり前の事と思うので、
ニカーソン氏の超絶な苦しみはわかるけれど、そんなに気にしなくてもいいと思う。

美男子や風景等美しい映像を愛で、綺麗なものには棘がある、と再認識した作品。
posted by みぃみ at 10:35| Comment(10) | TrackBack(8) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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