2016年08月18日

映画:「ペット」♪。

平成28年8月18日(木)

映画:「ペット」。
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監 督:クリス・ルノー、ヤロー・チェイニー
脚 本:ブライアン・リンチ、シンコ・ポール、ケン・ダウリオ
製 作:クリストファー・メレダンドリー 、 ジャネット・ヒーリー
キャスト:
マックス:設楽統
デューク:日村勇紀
ケイティ:佐藤栞里
ギジェット:沢城みゆき
メル:かぬか光明
クロエ:永作博美
ノーマン:梶裕貴
タイベリアス:宮野真守
ポップス:銀河万丈
バディ:青山穣
スノーボール:中尾隆聖
オゾン: 山寺宏一
ストーリー:
ニューヨーク。ジャック・ラッセル・テリアと呼ばれる小型テリア犬マックスは、大好きな飼い主ケイティと幸せな生活を送っていた。
ケイティが家を出ると、同じアパートに住む他のペット達と仲良くすごしつつ、ケイティの帰りを待つ毎日。
だが、ある日、ケイティが毛むくじゃらの大型犬デュークを保護して連れて帰って来た日からマックスの完璧な生活は一変。デュークとスペースを共有するだけでなく、ケイティの愛情も彼とシェアすることになったのだ。
お互いに自分が優位に立とうと奮闘する中、ある事件をきっかけにマックスとデュークはNYで迷子になってしまう。
野良犬として捕獲されてしまった2匹は、見た目は可愛いがクレイジーなウサギのスノーボールと出会う。スノーボールは飼い主に捨てられた動物軍団を結成、人間に対する復讐を企んでいた。


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「ペット」最高に面白かった〜

「ハッピー フィート2」のオキアミの「ウィル(設楽さん)」と「ビル(日村さん)」が、超楽しかったので、お二人がマックスとデュークの声担当との事もあり、わくわくしながら劇場へ(ちなみに、オリジナル版のウィルはブラッド・ピット、ビルはマット・デイモン)。

作品の予告映像は、ほんとの よ・こ・く。

本編で、飼い主の留守中のペット達、スリル満点の大冒険してました。

映画:「ファインディング・ドリー」のタコのハンクがアクセルやブレーキ等担当、ドリーが前を見て道案内?。
しっちゃかめっちゃか走行からの海へダーイブな面白さに輪をかけての楽しさ。

今作では、犬のマックスがハンクと同じアクセル他を担当、悪徳うさちゃんスノーボールがハンドル担当。
マックスがスノーボールに、「ワイルドアニマルみたいな運転するなよ」という台詞のとおり、映画:「ワイルド・スピード」のようだった。
うさちゃんのハンドル捌き、あらゆる周りをなぎ倒して走るの様子は、金庫を引っ張った「MEGA MAX」。
大蛇の敵討ちの為、マックスを追っているうち、人間に仲間を捕獲されて本意じゃないが手を組むスノーボールうさちゃんとマックス。利害関係の一致から、とりあえず手を組むのは、レティをショウの一味から取り返すためホブスと手を組んだ「EURO MISSION」。
スノーボールと、スノーボールを乗せて走るブルドッグは、映画:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の悪玉親分イモータン・ジョーと、彼が乗る1959キャデラック4WDのようだった。

アパートの住人達のペット達。
クラシック音楽な世界で生活しているプードルちゃんが飼い主出掛けたとたんハードロックかけたり、飼い主さんの留守が多い部屋には様々なペット達が集まってきて、その中の長老が町全体をとりまとめたりしている。
ダックスフンドの長ーい胴体を活かした上下移動や柔らかな身体を活用した猫の移動等も、興味深かった。

ハンバーガー食べている時に、つぶらな瞳のわんこにねだられたら、あげちゃうと思う。
ソーセージ工場は、わんこには楽園なのね。
ソーセージ達の歌やダンスも楽しかった〜。

街のワル猫ちゃん集団から攻撃をうけ、空中を振り回されるマックスの事、めっちゃ心配だった。

最後、橋から川へ落ちたトラックの中の檻に閉じ込められたデュークを救いに行くマックスとスノーボール。
ぎりぎり助かってよかった。すぶぬれうさちゃん、イケメンだったよ。

タトゥーなぶたさんに共謀なうさちゃんボス、ボスの乗り物はブルドック、更に、大蛇。
人間に練習台にされたり、捨てられたペット達が多数いる事には、ごめんなさい、だった。

真っ白な毛をしたメスのポメラニアンのギジェット最高
ふわふわ丸くてピンクのリボンつけてるお嬢様かと思いきや、猛禽類は手なづけるし、その猛禽類にすらたてつく野良猫ちゃんにも、容赦ない往復パンチ。
果ては、やさぐれ野良動物達をバッタバッタとのしていく。
マックスに恋する女の子ギジェット、めためた強い

スノーボールも、人参を鍵にしちゃったり、可愛い顔で油断させておいてガブッとか…強い。。。

白くてまるくてふわふわ…。。。可愛い見た目の裏には、毒があるかも:爆。

ペット達の一日のクライマックスは、飼い主さんが帰ってくること。
ペット達は飼い主さんの帰宅を楽しみに待ってるのね

お気に入りの作品

posted by みぃみ at 15:49| Comment(2) | TrackBack(5) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

映画:「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」♪。

平成28年8月10日(水)

映画:「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」。

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監督・脚本:宮藤官九郎
音楽:向井秀徳
特殊メイク・造形:中田彰輝
動物プロ:馬場光弘、内藤教夫
キャスト:
キラーK(:長瀬智也・関大助:神木隆之介
なおみ:尾野真千子・手塚ひろ美:森川葵
ひろ美(20年後):宮沢りえ
COZY(Dr):桐谷健太・邪子:清野菜名
松浦:古舘寛治・じゅんこ:皆川猿時
えんま校長:古田新太
地獄のガールズバンド・ドラマー:シシド・カフカ
地獄のガールズバンド・ベーシスト:清
大助の母親:坂井真紀
仏:荒川良々・神:瑛蓮
MOJA・MJ:みうらじゅん
鬼ギタリスト:チャー
ジゴロック挑戦者:野村義男
ジゴロック挑戦者:ゴンゾー
地獄の軽音楽部:福田哲丸・地獄の軽音楽部:一ノ瀬雄太
地獄の軽音楽部:藤原一真・地獄の軽音楽部:柳田将司
歌うたいの小鬼:木村充輝「小さな花」
鬼警備員:関本大介・緑鬼:ジャスティス岩倉
牛頭:烏丸せつこ・馬頭:田口トモロヲ
鬼野:片桐仁
ストーリー:
男子高校生の大助(神木隆之介)は、思いを寄せているクラスメイトのひろ美に告白しようとしていたところ、修学旅行中に起きた不慮の事故により他界。
気が付くとそこは人々が責め苦を受けている地獄だった。
キスしたこともないままに死んでしまったことが受け入れられない大助だが、赤鬼のキラーK(長瀬智也)によるとえんま様の采配によっては現世に転生できるらしい。
大助は生き返るために、地獄農業高校の軽音部顧問であり地獄専属ロックバンド『地獄図(ヘルズ)』のギター&ヴォーカルを務めるキラーKから猛特訓を受ける。


面白かった〜〜

映画観ながら、立ってヒューヒュー言いたい、スタオベしたいっ!って、うずうず。
7回の起死回生(転生)するチャンスを通して、
地獄に落ちる理由や、落ちた者への責め苦、現世への思い残し等を、
エンタメとして楽しみながら、生きている間の行い、を考える機会をくれる作品。

不慮の事故で地獄に落ちた神木君演じる大助。
理由は、彼が、一番重い罪である「自殺」をしたから。
その判断基準…。
普段、Twitter他で、「ダルイ」「メンドイ」「死にたい」等を頻繁に発していた事。
そして、バナナを喉に詰める事で、自分を窒息死させたから。
でもね、それらは、今時の高校生っぽさ及び片思い中の女の子の気を引きたいが為。

地獄には「鬼フォン📱及び鬼pad」なる情報収集力の高い装置があり(電波状態は微妙:爆)、
そこに集まったデータを元に大助は地獄行きが決まったらしい。

自殺するつもりはなくても、
状況証拠から天国行きか地獄行きかきまるらしい。
普段から、公への言動は気をつけようと思った。

序盤、早速キタ「地獄図」の演奏

身体に響く重低音
右腕はジミーヘンドリックス
左腕はカート・コバーン
下半身はマイケル・ジャクソン
声は忌野清志郎〜

歌詞だけでも既にヤバイのに、音響の良さもあり、ライブ会場にいるよう。

それにね♪。
TERUしゃんも
ニルヴァーナのカート・コバーン好きらしく、
かなり前コスプレしてたの。
こちら↓。
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今作、初笑いは、新曲の「天誅」。
♪てんちゅーあいうぉんちゅー←(笑)。
大助の現世の罪を並べたDJブースでかかってそうな曲。

ちなみに、邪子役の清野ちゃんは、ウロボロスの小夏先輩だよね。
めっちゃ化けてるっ!!。

そして、地獄の学校の牛頭先生による色っぽい「五戒の唄」。

一番ツボったのは、女の子バンドデビルハラスメントによる「デビルハラスメント」。
歌って踊って楽器かき鳴らして、超超盛り上がった。

キラーKが地獄に落ちてしまった理由と関係するバラード「天国」には、うるうるした。

大助の七回の審判も面白かった〜。

畜生に転生すると、現世への通り道は、近藤さん経営のお店のトイレ。
インコになっての転生。
可愛い外見のまま自宅へ帰ると、インコの姿に萌えた自分の母親からちゅーされ。
ザリガニになっての転生。もちろん転生先はトイレ。
ここでは、近藤さんの息子さんにかけられた後、道路を歩くおばあちゃんの手押し車に踏まれる。
カマキリになっての転生は、メスと交尾して、食べられる
続く、アシカになって、洋式便所からこんにちは〜、は、かわいすぎて笑った。
愛しのひろ美を見つけて、彼女の所へ行こうと、プールからダイブして椅子の角で頭打つとは:爆…。
そして、わんこになっての転生は、昔は大助の事を好きだったけれども、生きて隣にいてくれる人を大切にしようと結婚しおこさんもいるひろ美の今の幸せを知って、ちょっぴり甘酸っぱかった。

大助が、人間界へ転生した時の、あまりにも早いドロップアウトにも笑った。

ちなみに、地獄の数日は人間界の数年分。
転生する度、トイレもお店も進化していってるのも芸細かっ。

ロックフェスで優勝すれば人間界へ転生できるんだとか。
チャーさんVS野村義男氏の対決や、
地獄から甦った人間に、オジー・オズボーンとジーン・シモンズと篠山紀信と葉加瀬太郎。
贅沢だわ〜と思いながら観ていた。
篠山紀信さんは、りえちゃんの『Santa Fe』繋がり?。
(当時、ふんどし姿にびっくりぽんした)

神木くんの、はいとーんぼいす、可愛い。
キラーKの大助への「顔で弾け」に、大助が顔だけ頑張って変顔してたら、「ふざけんな真面目にやれ」って、あの顔を神木くんにさんざんやらせといて、ふざけんなって叱る脚本、すごすぎ。
長瀬くんはロックもバラードもいけるのね。

自分の気持ちを吹っ切った大助は、近藤さんの為に頑張ることを決めて…。
近藤さんの思いを、近藤さんの彼女と息子に伝える。
「天国」という唄の歌詞。
君がいればそこは天国 君がいなけれは天国も地獄

そのとおりだよね、と思った。
頭文字の「H」は地獄も天国も同じ。

キラーKの「(生きていると)アイスも食えるしスムージーも飲める」
にも、とっても同意。
生きてること自体が、素晴らしいことなんだよね。

音楽と笑いと演技の中、大切な色々なメッセージの入ったステキな作品
posted by みぃみ at 14:46| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画:「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」♪。

平成28年8月10日(水)

映画:「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」。

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監督:ジェームズ・ボビン
製作:ティム・バートン / スザンヌ・トッド / ジェニファー・トッド / ジョー・ロス
脚本:リンダ・ウールヴァートン
キャラクター原案:ルイス・キャロル
製作総指揮:ジョン・G・スコッティ
キャスト:
マッド・ハッター:ジョニー・デップ
白の女王:アン・ハサウェイ
アリス:ミア・ワシコウスカ
ザニック(マッドハッターの父):リス・エヴァンス
赤の女王:ヘレナ・ボナム=カーター
タイム:サシャ・バロン・コーエン
(声の出演)
アブソレム(青い蝶): アラン・リックマン
チェシャ猫: スティーヴン・フライ
白うさぎ: マイケル・シーン
ベイヤード(犬): ティモシー・スポール
ストーリー:
ワンダー号での3年に及ぶ船旅からロンドンに帰郷した後、青い蝶アブソレムにマッドハッター(ジョニー・デップ)のことを聞いたアリス(ミア・ワシコウスカ)。
マッドハッターは、ワンダーランドで死んだ家族に会いたくてひきこもっていた。
アリスがアブソレムに導かれワンダーランドへ行くと、白の女王(アン・ハサウェイ)達から、マッドハッターの家族をよみがえらせるよう頼まれる。
アリスは、過去を変えるため、時間の番人タイム(サシャ・バロン・コーエン)から時間をコントロールできる“クロノスフィア”を盗み、時間を遡る。


とってもいいお話だった

基本のテーマは…。
「過去は変えられない。けれども、時間は奪う前に与えてくれている。」

ということ。

主となるお話は、
赤の女王と白の女王の過去と、
それに巻き込まれた形のマッド・ハッターとその家族達のお話。

大きな頭になってしまった事でみんなにバカにされて歪んだ性格になってしまった赤の女王。
頭が大きくなった要因は、自分の悪行を、姉である赤の女王になすりつけた白の女王の行動。
母親から誤解されて叱られた赤の女王は、哀しくて泣きながら城の外へ走り出し、その途中で事故に遭い頭が異常に大きくなってしまった。
そして、その大きな頭のせいで王位継承時に王冠が床に滑り落ち大恥をかいた事を恨み、赤の女王は帽子職人であるマッド・ハッターの家族を誘拐し小さな身体にして監禁していた。

そうとは知らないマッド・ハッターは、家族は死んでしまったと思い込み、最後、父親と分かり合えないままだった事を悔やみ床に伏せってしまう。

マッド・ハッターを救うように頼まれたアリスは、時間を司るタイムの所へ行き、時間を移動できるクロノスフィアを盗んで過去を変えようと試みる。

過去が変えられるなら、赤の女王も幸せになれ、マッド・ハッターの家族も被害を被らないらないから万々歳よね、と思いながら、アリスを応援しながら鑑賞。
ところが、赤の女王の事故は形を変えても必ず発生。
それなら、と、止めるタイムの言うことも聞かずに、過去の自分がいる場所に介入した現在の赤の女王。
途端、世界は、崩壊し始め、大変なことに……。

アリスの活躍により、世界の崩壊はくいとめられ、
過去の自分の行動が姉を傷付けていた事に気付き、謝罪した妹の白の女王。
妹の謝罪を受け入れた姉、姉妹のわだかまりは解ける。
そして、赤の女王に閉じ込められていたマッド・ハッターの家族も解放され、父親との確執も誤解だったとわかり喜ぶマッド・ハッター。

大円団のラストに、にっこり

時が経てば、いつかは訪れる別れ。
別れが来るまでの、当たり前だと思っている時間こそが、
本当に大切な瞬間であること。
一緒にすごせる日常を時間を大切にしていこうと思った作品

ガチャガチャにて、アリスとチェシャ猫、ゲット〜
posted by みぃみ at 11:30| Comment(0) | TrackBack(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月08日

映画:「ルドルフとイッパイアッテナ」♪。

平成28年8月8日(月)

映画:「ルドルフとイッパイアッテナ」。

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監督:湯山邦彦・サカキバラ・モトノリ
脚本:加藤陽一
原作・作:斉藤洋
原作・絵:杉浦範茂
キャスト:
ルドルフ:井上真央
イッパイアッテナ:鈴木亮平
ミーシャ:水樹奈々
ダンプのトラック運転手:毒蝮三太夫
ブッチー:八嶋智人
デビル:古田新太
ストーリー:
岐阜でリエちゃんと一緒に暮らしていた黒猫のルドルフ(声:井上真央)は、ひょんなことから長距離トラックに迷い込んでしまい、岐阜から遠く離れた東京にやってきてしまう。そこで出会ったのは、身体が大きく街を牛耳るボス猫のイッパイアッテナ(声:鈴木亮平)。自分がどこに住んでいたのかもわからないルドルフは、もう故郷には戻れないと知り、悲しみに暮れる。驚くべき能力を身につけているイッパイアッテナと一緒に行動しながら、ノラ猫としての生き方を学んでいくルドルフ。そんなある日、友達になったお調子者の猫ブッチー(声:八嶋智人)から、恐ろしい犬デビル(声:古田新太)の事を聞く。


人間社会に生きるわんちゃんねこちゃんの気持ちのよく伝わってくる作品。

大好きなリエちゃんを追っかけて家から脱出した飼い猫のルドルフ。
初めて1人で歩く人間社会は、自動車・自転車・人にぶつかりそうになる危険がいっぱい。
売り物とは知らず、お魚を口にくわえてしまったルドルフは追いかけられる事に…。
慌てて逃げ込んだのは、トラックの荷台。
トラックは、東京へ…。
外の世界を知らない箱入り息子ルドルフは、自分の住んでいた場所もわからないので、帰れない。
大好きなリエちゃんにも会えなくて悲しみにくれるも、生きていかなくてはならなくて…。
幸い、東京で、最初に出会った大きなにゃんこが、野良猫道の指南をしてくれる事に。
彼の寝床は、神社の床下。
食べ物は、猫好きの人間達の所を巡って、おねだり。
人間達は、その大きなにゃんこの事を色んな名前で呼ぶ。
ゆえに、その大きなにゃんこの名前は、イッパイアッテナ。
ルドルフもイッパイアッテナと一緒に人間達の所を巡ると色んな名前で呼ばれるようになる。
元は飼い猫だったイッパイアッテナの飼い猫だった時の名前は、タイガー。
タイガーの飼い主は渡米の為にタイガーを置き去りにする事に。
1人で生きられるように、と、タイガーに文字を教える買い主。
幸い、タイガーは人間の文字を理解できるようになる。
読めるようになった人間の文字を活用して、逞しく生きているイッパイアッテナは、ルドルフにも文字を教え始める。
ある日、テレビに映った画面にルドルフの住んでいた場所が映り、ルドルフはリエちゃんの家の場所がわかり、帰る事に。
一緒にすごす最後の晩餐に、ルドルフにお肉を食べさせてあげようとイッパイアッテナは、飼い犬ブルドッグのデビルに肉をわけてもらうよう頼むも襲われ、その際に自動車にはねられてしまい、瀕死に。
町の情報屋猫ブッチーから知らせをもらったルドルフは、いつもご飯をくれる人間の学校勤めの先生を誘導して倒れているイッパイアッテナの所へ。
先生がお医者さんに連れて行ってくれて、一命をとりとめるイッパイアッテナ。
ほっとするもデビルに抗議しに行ったルドルフは、デビルに勝利。
デビルに猫を襲わない事を約束してもらう。
遂に、ルドルフは、トラックを乗り継いで、リエちゃんの家へ帰り着く。
けれども、そこには、別の子猫がルドルフという名前で飼われていた。
1年近く帰って来ないルドルフの事を諦めて、別の猫を飼っていたリエちゃん。
ルドルフは、ここに自分の居場所は無いと思い、再び東京へ。
イッパイアッテナと一緒に住んでいた神社の床下にルドルフの姿は無く、元の飼い主を追ってアメリカへ行ってしまったんだと思い淋しくなるルドルフ。
すると、凹んでいるルドルフの前に、イッパイアッテナが現れた。
元の飼い主が、戻って来たんだそうだ。
イッパイアッテナの元の飼い主の家で楽しそうにすごすルドルフ達の姿を映しながらの終わり。

生きていくための知識を教えるも、タイガーを捨てた飼い主。
1年経っても戻らないから、別の猫を同じ名前で飼い始めた飼い主。
高級な食事を貰いながら飼い犬しているデビルも庭から出たことは無く、友達がおらず一人ぼっち。
猫ちゃんやわんちゃんに対して、ごめんなさい…って思った。
もちろん、ご飯をあげたり、傷付いていたら助けてくれる人間もいるんだけれど…。

大好きなリエちゃんに会いたい一心で帰り着いたルドルフが、別の子猫を見た時、心が痛くなり、ここに居てはいけないんだとリエちゃんの家から出て行った時、胸がいっぱいになり、もうイッパイアッテナと会えないんだ…とがっくりしているルドルフの前にイッパイアッテナが現れた時、涙・涙・涙でした。
辛かったね、寂しいね、会えたーーー。心揺さぶられまくった。

「絶望は愚か者の答え」愚か者になりたくないのであれば決して絶望せずに前を向いて進んでいこう
「汚い脅し文句は最後の手段」脅しや威嚇は、生きるか死ぬかの時にだけ
「なんていわれたっていいじゃないか。黒猫が縁起悪いなんて迷信だ。」そんなことを信じているのは、教養が無い証拠

せいいっぱい生きてる命達の事や色々な名言。

とても良い作品だと思った

posted by みぃみ at 16:07| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画:「秘密 THE TOP SECRET」♪。 

平成28年8月8日(月)

映画:「秘密 THE TOP SECRET」。 

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監督:大友啓史
脚本:高橋泉・大友啓史・LEE SORK JUN・KIM SUN MEE
原作:清水玲子
キャスト:
薪剛:生田斗真・青木一行:岡田将生・鈴木克洋:松坂桃李
貝沼清孝:吉川晃司・露口絹子:織田梨沙
今井孝史:大倉孝二・天地奈々子:木南晴夏
岡部靖文:平山祐介・三好雪子:栗山千明
斎藤純一郎:リリー・フランキー
露口浩一:椎名桔平・眞鍋駿介:大森南朋
ストーリー:
被害者の脳をスキャンして生前の記憶を映像化するMRIスキャナーが発明され、迷宮入り事件の捜査は革新的に進化した。しかし一方で被害者や死んだ凶悪犯の脳にコンタクトするため、相手の感情が移行し、犯罪の闇に引きずり込まれるリスクがあった。この最新鋭の技術を使う警視庁のエリート集団、科学警察研究所法医第九研究室・通称“第九”が捜査を開始する。室長の薪剛(生田斗真)の下に配属された新人捜査官・青木一行(岡田将生)らは、家族を惨殺した罪で死刑になった男の記憶を映像化するミッションに挑む。しかし、男の脳内映像は事件以来行方不明となっていた男の娘・絹子が家族に刃物を振り上げる姿を映し出す。第九捜査官たちは事件の真相に驚愕するが、事件は次々と連鎖し、第九の闇、貝沼事件へとつながり、今は亡き薪の親友、元・第九メンバー・鈴木(松坂桃李)が自分の命と引き換えにしてまで守ろうとした、第九最大の秘密がそこに隠されていた。


複数の事件を解決しつつ、終盤、薪の抱える闇と対決する事で、一旦終結していた原作漫画は既読。

映画は、始めの方のお話の、娘の罪を父親がかぶる事件を軸に、10巻超ある原作の終結迄を描いてあった。
原作を、ところどころ摘んで、新キャラクターを加える事により繋ぎ合わせた感じ。

映画の大スクリーンに合うように、脳内映像を見る為の作業が、とっても大掛かりになっており、そこを長々映すのなら、青木と三好の男女間の好意と、青木と薪の上司と部下(共に戦う男同士)の好意の同時進行を、はしょらずに、盛り込んで欲しかったな〜。

漫画の薪さんは、美しくて厳しくて激しくて強くて優しくて繊細で超有能で、圧倒的な力を警察権力の中に持っている。
漫画の青木は、頼りなさを経験を積む事によって克服し、薪の支えになれる人物に成長していく。

映画の薪と青木は、漫画の薪と青木を混ぜ混ぜして二つに分けた感じのキャラクター。
岡田将生君の青木…、上背あるし、確固たる信念を持って事件に対応していく姿、かっこよかった〜。
連続猟奇事件の要因を見てしまって、精神に支障をきたした鈴木役の桃李君も、かっこよかった〜。
バラエティー番組出演しているのを見て、2人共ふわふわっとした印象があったので、今作で2人の意外な姿を目にして、きゅんきゅんした。

映画オリジナルキャラクターの大森南朋さんが加わる事で、
刑事物らしさやホラー感、猟奇殺人の恐ろしさが増してて、良かった。

絹子役の女の子もリリーさんも、よかった。

舞台挨拶中継で、斗真君も話してるように、夏休みの朝一番に見るには、なかなかハードな作品。
狂った人達、壊れた人、殺された人の悲しみ、さらには近親相姦も入ってるんだもの。

殺される時見ている事や感じた恐怖を事件解決の為とはいえ、見るなんて、私にはできません。
セラピーも封じ込めるタイプのものは、
きっかけによって(今作では、鍵が開けられる)、
再び現れる恐さがあるのかも?と思ったり。。。

終盤…。

薪さんへの救いとなった鈴木自身が最期に思い描いた映像に、ほっとして…。

最後…。

薪さんが青木に渡したデータ映像に、涙がとまらなくなった。
大勢の人達の笑顔や優しさが映ってる映像は、
全盲の少年と一緒に行動していた、わんちゃんの脳内の記憶なんだもの。
わんちゃんは、大好きな少年と一緒にすごした時の事や、
多くの人達の温かさを、ちゃんと記憶していて、
幸せな一生だったんだなぁ…って思った。

グロとエロと憎悪が並んだ内容を、
ハンカチ必須の感動作にする大友監督って、すごい!!。

生中継時のじゃんけん対決。
岡田君のじゃんけんは右手と左手どちら使うのと斗真君にたずねたり、
最終対決が「ゆとりですが…」で共演の桃李君と岡田君になった時の斗真君の
「ゆとり対決!」発言、楽しかった〜。

《うどん県ご当地キャラクターうどん脳君》
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posted by みぃみ at 14:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする