
今日は、「土用の丑の日」。鰻の日!。
なんで今日ウナギを食べるようになったのか…。
夏のある日、鰻屋さんが、ある人物に相談しました。
「こう暑くっちゃぁ、ウナギが売れねぇ。なんとかなりませんかね〜?。」
ある人物曰く。。。
「店先に−本日土用の丑の日−と書いておきなさい」。
すると、ウナギが飛ぶように売れ、その風習が徐々に、日本全国に広まっていったんだそうです。
さぁ、ある人物とは誰でしょう?。
正解は…。
「平賀源内」さん

ごぞんじでした?(誰に問うているんだろふ?)。
毎日暑いですが、体力をつけて、毎日元気に頑張るぞー!

って、そんなよもやま話しも挟みつつ。
先日、県民大学の講師に来て下さった「金美齢」氏の講義の内容。
開場待ちをしていたら、係の方にエスコートされて歩いてみえられる御婦人。
まっすぐ背筋を伸ばして歩く姿に、「関係者の方かな?」な私。
並んでいるすぐ側を通る瞬間、御婦人が、くるっとふりかえって「こんにちは」とにっこり。
「あー!。金さんだぁ。」並んでいたお客さん達も「こんにちは〜」。
暑い中並んでいたので、金さんの一言と笑顔が、とっても嬉しゅうございました。
金さんは、元台湾総統府:国策顧問で、現在、JET日本語学校理事長をなさっていらっしゃいます。
「たかじんのそこまで言って委員会」にもご出演なさっていらっしゃいます。(私が、金さんの事を知ったのは、こちらの番組でした)
金さんは、台湾のお生まれです。
彼女は、おっしゃっていました。
「私は、日本国籍も中国国籍も持っ(ている)ていたことのある台湾人です。」と。
日清戦争後、1895年〜1945年までの50年間、日本は台湾を統治していました。
そのことについては、光と陰の両方がありますが、光の方が大きいと思います、と彼女はおっしゃって下さいました。
日本の文明の進歩と共に台湾も文明が発達していったのだと…。
今でも台湾には「日本精神」という言葉があるそうです。
この『日本精神(リップンチェンシン)』は、かつて台湾にやってきた日本人が持っていた、「清潔」「公正」「勤勉」「信頼」「責任感」「正直」「規律遵守」「滅私奉公」などの価値観を総称していて、この言葉は、日本人が台湾から引き揚げた後、台湾国民の方達の間から自然発生的に生まれた言葉なんだそうです。
台湾で「あのお店(人)は日本精神よ」と表現されると「信用できる。嘘のない。誠実である。」等を意味するんだそうです。
台湾に、一生を捧げた日本人がいらっしゃいます。
その方は、「八田與一」さん。
彼は、台湾の方達の暮らしが良くなるようにと、長い年月をかけて、台湾の洪水と干ばつを繰り返す嘉南平野を、ダムの建設によって、豊かな穀倉地帯へと変化させました。
烏山頭ダムと嘉南大圳が完成すると、地元の方達が、感謝を込めて、八田與一氏の銅像をダムのほとりに建立して下さったとか。
さらに、戦争中にこの銅像が壊されないように、現地の方達が隠して守って下さったそうです。
【李登輝氏が自ら原稿を書かれた文書が産経新聞に掲載されていたらしいのでその文書をお知らせです。】
日本人の精神.doc
これらのお話は、悲しい歴史しか知らなかった私には、とっても嬉しいお話でした。
許されないような歴史を刻んでしまった国の方に、喜んでいただける歴史を残してくれた日本の方達が、いらした事が、すごく嬉しかった。
澄んだ綺麗な心・相手の事を考えることができる心・誠実な心を大切に、日本の人達が、日本っていう国が、世界の国に喜んでもらえる国への道を歩んでいけますように☆。
なんだか、日本人って事が、嬉しい〜♪。
私も、このお話をうかがって、すごく嬉しかったです。
これからもいろんな国と仲良くできる日本であって欲しいな♪。