
昨日の北村一輝さんのイベント。
北村さんが話してくださったお話から、ある舞台を思い出しました。
舞台の名前は「ささやき色のあの日たち」。
青を基調とする幻想的な空間。そこがどこでいつなのかは不明。
そんな場所で出会った2人の男性が、どちらからともなく、それぞれの人生を語り始めます。
幼い時代のこと、青春時代、家族のこと、そして様々な出会いと別れ…。
各々の情景が描きだされる中、他方は相手の過去をみつめる傍観者となります。
それぞれの人生が男性2人の絶妙なやり取りで進行する中、やがて2人の過去の恋の話を経て、各々が出会った最高の女性達の話に…。
こんな感じで話しは進んでいきます。
互いの人生を語り合い、その時見逃したり気付かなかったであろうことを丁寧にみつめることで広がっていく世界

いつの間にか観ている側の人生ともほんのり重なり合い…。
懐かしかったり、心がキュンとしたり、切なかったり

過去、劇中のような経験が自分にもあったような、今の自分と重なり合うような気持ちになり、話にすーっとひきこまれていきました。
舞台には、物事の二面性や人生の選択の場面なんかも描かれていて。
劇中、出会った「最高の女」の色は「ささやき色」だという表現がありました。「最高の女」と出会って過ごした「ささやき色の日々」。
自分なりに人生を一生懸命考えて選んだあの日のあの出来事達

舞台を観ながら、私にとってのささやき色ってなんだろう…?と今までの人生を振り返ってみたりもしつつ

青を基調としたシンプルなセットが駅のホーム・公園・海等々違ってみえる不思議。生バンド演奏や歌、ダンス、役者さん達の抜群な掛け合いによる爆笑シーンも随所にちりばめられており、あっというまに時間が過ぎてしまいました。
身近な人の大切さ、今過ごしているこの瞬間や一度きりの人生のかけがえのなさを、もういちど気付かせてくれた、とってもすてきな舞台でした

【本日の歩数】 5,364歩。
その一瞬を大切に生きるのが事を念頭に、生活できるといいね。
舞台レポ読みながら、自分自身のこれまでを回顧してみた(o^_^o)。
社会にでたからこそ感じられるヒトコマって感じで、ロマンチックな気持ちにさせてもらったわ。
ありがとね♪。
その時、その時は、一生懸命で、めいっぱい考えた事も、時が経つと、あの時こうしていたら…って思うことある。
最近、ちょっとづつ、今を納得しながら生きていけるように、頑張れるようになったかなぁ…。
北村さんが、「まだ時間があるからって思わずに、その時にベストでのぞむ。」っていうお話をしてくださった時、「まさにその通り!」って思った。
これからも毎日を大切に生活したいな☆。