

本日の早明浦ダムの貯水率は、57%

「和三盆のお菓子とお茶のお話」。
香川土産やお持たせとして有名な和三盆糖を使った干菓子。
なんでそんなにお値段が高いの?。お砂糖の固まりでしょ〜?。と、疑問に思いながらン十年。
「涼菓作りと煎茶とお茶」のイベントに参加

「三友堂」さんと「原ヲビヤ園茶舗」さんが講師。
〔讃岐の特産品「和三盆糖」とは…。〕
高松藩主、松平頼恭が平賀源内に命じたのが事の始まり。紆余曲折を経て、生みだしたのは、池田玄丈の弟子、向山周慶。
サトウキビの搾汁液から灰汁を取り、次に沈でん物を除去して煮詰め、てできた「白下糖」を研ぎ、さらに木綿の袋に入れて加圧。
「押し船」と呼ばれる圧搾道具を使いつぶり−荒研ぎ−どぶ研ぎ−中研ぎ−あげ研ぎ−と“研ぎ”を繰り返し、水を加えながら分蜜。
寒風で丸一日かけて自然乾燥させれば完成の一工程一週間かけてできあがるお砂糖です。
お口に入れると、すーっと溶けて(涼しい口当たり)、優しい甘さがお口いっぱいに広がったかと思うと、後口さっぱり。
お砂糖版:「真夏の夜の夢」の世界が体験できます

【干菓子作りに使った道具】


凹のあるのが「木型」。
職人さんが、色粉とお水を60CC程入れたボウル(通常は木桶を使用)に、どんどん和三盆糖を投入。
どんどんどんどん入れていくので、こんなにも沢山の和三盆糖が干菓子には使用してあるのか〜と、お値段に納得

こねこねしていくと、パン生地みたいになってきて、ここでまたびっくり

お砂糖だよね。。。これ。。。
職人さんが作ってくれた「干菓子のタネ」を…木型に詰める。。。

まずは、適量を手に取って、上から下へと滑らすように木型にタネを投入。
ここで、指で一つ一つの型の上からしっかりタネを木型に押しつけます。
(模様をつける為の重要な作業なんだそう)。
再度、適量を手に取って、それぞれの型にしっかりタネが入るように調整。
その後、入りすぎたタネを削ぎ落としたら、型からはみ出ているタネの部分を指で修正。
和三盆糖の手触りは、きめの細かいサラサラの粉って感じ。
ベタベタせずにさっらさら。うっすら手についてるのを舐めてみたら、あま〜い



木型の上に紙を置き、その上から「へら」みたいな道具(干菓子道具1の写真の木型の上の道具)で、3回撫で抑えて…。
紙を外したら、木型の両端を「へら」で軽くトントンと叩いてあげて、木型からタネが外れやすくしてあげます。
(この時の力加減が、とっても重要!)。
後は。。。勇気を持って迷い無く一気に木型をひっくり返せば。。。
できあがり〜。

右から3列目と4列目が、わたくし製作分でありんす

みんなで作った干菓子達


お抹茶をたてて。。。
いっただきま〜す


【お抹茶を点てる時のポイント】
・抹茶1.5〜2グラムに対して、お湯は60CC程。
・お茶碗の底に粉が残らないようにしっかり溶かす。
・使うお水は、熱々か冷々のどちらかを使用。
・美味しくなぁれ

【お煎茶や玉露を冷茶に楽しむポイント】
・柔らかい葉、細かい葉を選ぶ。
・氷水を使う(茶葉の上に氷を並べて溶けた頃飲むのが究極らしい。)
・茶葉が、ひたひたになる位の量のお水で淹れる。
・ちょこっとの量から導き出される味を堪能する。
真夏の太陽を浴びながらの、ちょっとお洒落な和空間体験

おすすめで〜す

まじりっけ無しの素材の良さが楽しめるのって、いいやね〜♪。
冷やし煎茶、トライしてみるわ。
氷でいれるって、風流やね〜。夏バテ解消になりそう♪。
お野菜も果物も、熟れるまでは、土とつながってるものが、本当に身体にいいものだよね☆。
冷やし煎茶、かーなり濃厚っす。おためしあれ。
舞>私もお湯でいれるのしか知らなかった。。。
氷で入れたお茶を縁側で。。。って、いいっしょ〜♪。