2009年10月10日

本:「レッドゾーン」♪。

平成21年10月10日(土)晴れ

最近のニュースにも関連していて、ドキッどんっ(衝撃)とした本。

映画ハゲタカの原作本:「レッドゾーン」本

レッドゾーン上巻レッドゾーン下巻

著者は、真山仁さん。

映画を観て、解らなかった所が気になって読んだんだけど…。

緻密且つダイナミックなストーリー展開に、私のちいちゃい疑問なんてちゅどーん爆弾と吹っ飛んでった。

簡単に言うと、NYの投資ファンドの日本支社でトップだった男が、ある事情で退社し、日本で自分の経営する投資ファンド「サムライ・キャピタル」を起業。
彼の名前は、鷲津政彦。
将来、利益になると思われる会社に目を付けると、あれよあれよと手中に収め、巨額の富を得てから売り抜ける凄腕から「ゴールデン・イーグル」(別名:ハゲタカ)と呼ばれるほどの強者。
そんな鷲津に、日本最大の自動車メーカー「アカマ自動車」の幹部から、「我が社を救って下さい」と懇願の電話がかかってきた。
「アカマ自動車」は、中国の若き買収王:賀一華にTOBを仕掛けられ、乗っ取られる危機に直面していた。
一華の毒牙の影には、中国国家、国家をも動かす大富豪達。更には、資本主義の某大国の姿も見え隠れ…。
さらに「アカマ自動車」社長の座を狙う後継者争いまでも勃発し…。


ってな感じのストーリー。

欲しいものを手に入れる。

その為に、あらゆる権力が参画。

国家は基より、一見対立しているように見える他国とも手を結んで、獲りに来る。

盗聴なんて当たり前。幾重にも張り巡らせてある作戦。

目の前に居る人物は、味方なのか敵なのか?。

情報を集めながら、瞬時に判断を下していく鷲津の頭の回転の良さに感服していたら…。

実は、その鷲津でさえ孫悟空がく〜(落胆した顔)

あれだけ振り絞った知恵と生来の感性による行動すら、釈迦の手の平の上の行動だったのかexclamation&question

経費を抑える為に、どんどん生産拠点を中国に移している日本の現状。

他国を、いいように使っている日本の奢りに、眠っていたはずの巨大な赤い龍が襲い掛かるパンチ

赤い龍の周りには、日本の最友好国の影もチラホラ…。

背水の陣に追い込まれた鷲津は、標的となった日本の自動車メーカー、アカマ自動車は一体どうなるのか…。

ドキドキな展開に手に汗握りつつ…。

読み終えた時は、ニヤリひらめき

やるねぇ、アカマの内蔵助。さすがは海千山千プラス年の功ぴかぴか(新しい)

なぁんて思いつつ…。

超巨大な産業大国、世界を動かす国達が喉から手が出る程欲しい日本の技術力。

長年の研鑽に裏打ちされた職人の技。

効率化や利益優先の風潮が、貴重な匠達の職場を奪っていく。

このまま目先の利益ばかりを見ていたら、いつの間にか骨抜きな空っぽの巨像国に、日本はなっちゃうんじゃないかな〜なぁんて思った。

コツコツと確実に経験を積み、人を育て上げてきた日本企業の在り方って、ものすごく貴重なんじゃぁないかって思った。

古臭いって言われてる年功序列や定年退職まで同じ会社で勤める終身雇用制度は、本当は、日本っていう国の将来の為に、ものすごく重要な事なんでは?って思った。

力と金と謀略で技術を手軽に手中に収めようと動く大国に呆れながらも、「アカマ自動車」=「日本の技術力」を手に入れる為に動いている個々の人間の悲哀に切なくもなり…。

人にはそれぞれ抱えているものがあるんだなぁ…と。

読んでいると。。。

会社経営って…。仕事って…。人となりって…。ってな具合で、色んな事が頭を巡り、脳が活性化ひらめき

しっかし、鷲津さん。

あなたって人は…わーい(嬉しい顔)

今の日本に実在してたりするのかしら???。

経済用語については、読んでいるとわかるようになっていて、とっても親切。

数年前、ファンドが世の中を賑わした時代、そして今、ニュースになってる「返済猶予法案」等の出来事を、ドキドキしながら理解&興味を持てる本。

最近、流行り?の車車(セダン)のCMの意味とかもるんるん

車に夢中になる人の気持ちわかる気がする…手(チョキ)

オススメかわいい


posted by みぃみ at 07:00| Comment(3) | TrackBack(0) | BOOK | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どんでん返し満載なのかしらん?。
なんだか面白そう♪。
読んでみるね。
Posted by 舞 at 2009年10月10日 09:09
一華とアカマ、鷲津さん、某大国の基本から、映画は随分アレンジしてあるようですね。
本も映画も、どちらも楽しめる作品って感じかなp(^^)q。
経済の事、もっと知りたいと思いました。
Posted by ゆか at 2009年10月10日 12:41
舞>登場人物がね、映画より増えてる。
奥の奥のさらなる奥にある秘めた野望?がっ!って感じ。一気に読みたくなるよ〜。


ゆかさん>こんにちは。コメントありがとうございます(^^)。
映画と似ているようで、似ていない。
両方、観て&読んで…、源流は同じで、各支流へ向かって話が展開していく印象を受けました。
どっちも楽しめますね。
経済用語もわかりやすいですしね☆。

Posted by みぃみ at 2009年10月16日 09:53
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