2010年02月07日

舞台:「ANJIN」♪。

平成22年2月7日(日)晴れ

舞台:「ANJIN」行ってきました〜るんるん

ANJIN.jpg


演 出  : グレゴリー・ドーラン
脚 本  : マイク・ポウルトン
キャスト : 市村正親、オーウェン・ティール、藤原竜也

徳川家康に気に入られ、史上初の青い目のサムライとなったイギリス人「三浦按針」のお話。

ウィリアム・アダムズ…日本名・三浦按針(あんじん)は、太閤秀吉亡き後、徳川の台頭を阻もうとする豊臣方との権力争いが勃発しそうな時期に、日本にオランダ船リーフデ号船にてやって来た船員の一人。

1600年4月19日(慶長5年3月7日)。
関ヶ原の合戦も近いこの時代、何年も大海原をさまよい、這々の体で辿り着いた目的地:日本。

日本人達の手厚い看護に一安心も束の間。

日本語が話せない為、既に日本で布教を行っていたイエズス会カトリックを布教しているスペイン・ポルトガル人の宣教師達によって、海賊扱いされ、磔の脅威にさらされる按針達あせあせ(飛び散る汗)

当時、カトリックは、按針達プロテストタントのオランダやイギリスとは敵対関係爆弾

イエズス会で宣教師の修行中の日本人青年ドメニコは、按針達へのイエズス会の宣教師達の態度にとまどいを感じ、日本で誤解を受けている按針達の為に通訳をかってでる。

そんなある日、磔になりそうな按針達の所へ、家康から江戸へ来るように使いがやって来た。

按針は、ドメニコ達と共に、自分達の命運を握るであろう家康に謁見に向かう。。。


ANJIN相関図

英語やポルトガル語、日本語が飛び交う舞台。

日本語訳を電光掲示板で表示してくれるので助かる。

英語&字幕&通訳(日本語)が同時に発せられるシーンでは、嘘の(日本語)通訳をしていたりするのも面白いひらめき

カトリックの宣教師が、按針の言葉「感謝しています」を、「呪ってやる」って訳してる時は、オイッexclamationと突っ込みながらも笑っちゃったわーい(嬉しい顔)

他にも、リーフデ号の船長の「立っていられないから座っていいでしょうか?」というのを、「自分だけは助けてくれ」って言ってるって通訳したりもしてるんだも〜ん爆弾

舞台上は真剣爆弾&観客席は爆笑わーい(嬉しい顔)という対照的な設定も上手いな〜と思った。

海外には、「平伏す」っていう習慣が無いらしく、家康の前で、ひれふそうとした按針が、すーっと足をすべらせて腕立て伏せ状態の姿勢になったのには、おめめが目点。。。

「奪えるものをあえて乞うたりはしない」っていう外国の考え方と、「互いに与え合って持ちつ持たれつ」っていう日本人の考え方の対比。

お辞儀も含めて、ヨーロッパと日本の文化や考え方の違いも描かれてた。

そういえば、日本には様々な宗教が存在している。信仰の有無も自由。

労働基準法にも、信仰する宗派によって採否を決めちゃダメって規程があるし。

今回の舞台の家康の台詞に「主君と司祭、どちらを重んじるか?」っていう質問がドメニコに対してあった事からすると、かつて、キリスト教の弾圧が行われたのは、「主君より司祭様の教えを優先する風潮」によって、国が荒れるのを防ぐ為だったのかな???。

丁度、家康が天下統一を目指す時代は、戦乱の世。
勝ち上がる為には、海外からの武器や品物が大いに役立ったから、少々の布教には目をつぶっていたらしい。

家康陣営の黒田長政はキリシタンだったんだもんね。

長政に家康が、息子秀忠の援護を頼む時、「十字架は外してくれ。キリシタンに助けられたとあっては、息子の立場がない。」ってお願いしてた台詞。
不肖の息子を一国の主君に育て上げる為に、「お父ちゃん(=家康)頑張ってるなぁ。」って応援したくなった。

家康って、豊臣方の全滅を世に知らしめ謀反を起こす者が再び現れないために、まだ幼い国松(秀頼の息子=秀吉の孫)を公開処刑しちゃった非情な面を持ってる人物っていうイメージがあったんだけど…。

実際の所、家康は、秀頼を厚遇していて、秀頼自身も「平穏に暮らしていければ良い」って思っているのに、秀頼と仲良しさんの家康が権力を握るのを防ごうとする、石田三成・島津義弘・毛利輝元・小早川秀秋等が攻め込んだのが関ヶ原の戦い。
大坂の陣も、討ってでるにしても少し時期を待つよう進言があったのに淀君達が焦った為早期に開戦。
国松が大きくなるのを見ていたかった秀頼、可哀相だった。。。

「誰と出会うか」って大事ねひらめき

この時、上杉景勝は「天地人」でも放映があったように、豊臣方に味方。

最初は、豊臣軍が優勢で、「あともう少しで勝利」のところまでいったんだけど…、大事な所でバラバラになってきた。

理由は、石田三成が嫌われ者だったから。。。

なので、彼の要請を受けても島津も毛利も動かない。

頼みの綱の小早川秀秋。(←ここポイント)。

秀秋は、徳川軍と豊臣軍、どっちにつこうか迷い中。迷って迷って迷い中。

石田三成に進軍を要請されて、切羽詰まった所に徳川軍が小早川軍に一斉砲撃パンチ

砲撃にびびった秀秋は大急ぎで徳川軍に味方。

ってな事で、徳川軍が勝利手(チョキ)

この後、小早川は、三成の首をとる命を受諾。

この時、徳川秀忠は家康に本隊を任され「わしより早く戦地に着いておれ。途中の真田軍には十分注意せよ!」。と言われていたにも関わらず真田に足止めされて戦いに間に合わず、家康にものすごい叱られたようでバッド(下向き矢印)

ちなみに「切腹」っていうのは、名誉がある人が許されるものであって、不名誉な者は「切腹」させてはもらえないらしい。

優しいお父ちゃん家康は、しばらくして秀忠を許してやるも、将軍になった秀忠のする事が気になって仕方ないようで…。

お父ちゃん家康、大坂の陣で疲れをみせた時、「父上、おかげんがお悪いのですか?」と、めっちゃるんるんるんるんマークで秀忠に言われてた(笑)(←今回の舞台での演出)。

秀忠役は、高橋和也さん。
男闘呼組のメインボーカル。

岡本健一君ラブハートたち(複数ハート)で、男闘呼組ファンだった私は懐かしかった。

高橋君の歌声も好きだった揺れるハート


ポイントに戻って。。。

関ヶ原の戦いで小早川秀秋が寝返った一斉砲撃爆弾

これに按針が参加していたのであります。

按針達の超でっかい大砲をドカーン、ドカーン爆弾

強烈な音が鳴り響き、小早川は怖かったようで…。

ちなみに。。。空砲だったりしま〜す。

この時、通訳として按針と共に大砲打ちとして参加していたドメニコ。

元々、北条家の出身の武士魂が目覚め…ぴかぴか(新しい)

藤原竜也君の「僕は罪をおかしている、悔い改めなければならない。でも、こ〜んなに心が浮き立つ楽しい罪は初めてだ〜グッド(上向き矢印)。くぅぅ〜、北条の血が騒ぐ〜。撃て。撃て〜るんるん。」のテンションMAXドメニコ。
観ているこちらまで、い・け・な・い・ウキウキモードにグッド(上向き矢印)

按針は家康に気に入られて順風なように見えるもののイギリスには妻子が有り。

帰国を望むも家康は認めず、日本人の妻お雪と結婚、子供も産まれ。

日本と英国、各々に心が引っ張られる按針。

宣教師と武士、各々に心が引っ張られるドメニコ。

各々の苦悩に心が切なくなりもうやだ〜(悲しい顔)。。。

日本の妻子を残し、イギリスに帰国すると決めた按針に失望し、武士の道を選ぶドメニコ。

大坂の陣で、真田幸村の首をとる栄光に輝き、新たな道を歩み始めた所…。

かつての先輩宣教師に秀忠によるキリスト教弾圧からの救いを求められ、自分が信仰を説いたお雪を説き伏せて十字架を外させ、先輩を助けようとしている時に役人に捕まっちゃう。

一方、やはり日本に残った按針。
自分を支えてくれたドメニコを探しさまよい歩き…、目にしたのは、磔になったドメニコの姿…。

切ない幕でしたが、戦乱で多くの人命が失われる事を終わりにし、日本に平和をもたらそうとする家康を始めとした武将や民達の想いが伝わってくる舞台だった。

家康が国松に「その豊臣の名前故に起こりうる戦乱を防ぐ為、国の平和の為に、立派に死ねるか?。」と、問うた時「はい!。」と、しっかり答える幼い国松。

自分に死を求める家康に、「あの世で再び出会ったら友達になってくれるか?」と問われても「はい。お友達になりましょう。」と答えた国松。

立派だなぁ…って思った。

「胸張ってお天道様に顔向けできる生き方」。

「誇りを持てる生き方」。

実直・勤勉とかの昔ながらの日本人気質の源流はここなのかも。

今の日本があるのは、先人達のおかげ。

これからも日本って国を大切にしていくのが努めだと感じた舞台かわいい

月を愛でながら詩をを詠む風流、いいよね〜ぴかぴか(新しい)

家康には、忠臣達が大勢いて、中でも本多正純は忠臣中の忠臣。

「才能は支えがあってこそ大きく花開く。」のかもわーい(嬉しい顔)

正純が「べらんべぇは、置いていけ」と外国商人達に言うのをドメニコが「ブランデーです」って一回一回訂正する場面、超面白かったお気に入りのシーンになった揺れるハート

ものすごーく有名な「関ヶ原の戦い」&「徳川家康の天下統一」にも、いろーんな史実があったって分かって、ただいま「三浦按針」についての本を読書中本

じ・つ・は・・・。2回鑑賞した舞台だったりします。

ちなみに。。。市村正親さんと藤原竜也君共演の舞台も2度目。

再演あったら観に行くぞ〜るんるん




…。

あっ。ガチャガチャ回したら「ヴェニスの商人」だった手(チョキ)


【おまけ】

カーテンコールの市村さん。会場に向かって手を振ってくれたり、投げキッスキスマークしてくれたり。ラストには、オーウェンさんにも投げキッスを要求。オーウェンさん、投げCHUキスマークしてくれましたハートたち(複数ハート)

竜也君のニコッ(*^_^*)、めっちゃプリティ黒ハート

幸せな時間でした〜(^O^)。


posted by みぃみ at 08:00| Comment(5) | TrackBack(1) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はいは〜い♪。ヴェニスの商人も市村さんと竜也君の共演だよね?。い〜ものゲット、よかったね(^O^)。
家康、秀忠、家光、&関ヶ原の戦いって、物凄く有名なのに、そこには更に深〜い人の人生が絡んでたのね。
Posted by 舞 at 2010年02月09日 20:57
昨日、十字軍のエルサレム進行のテレビで宗教と戦いの関係性の解説やってたんだけど、戦国時代のカトリックとプロテスタントの関係も似た感じだったのかな?。同じキリスト教なのに何故?だけど、色々あるんだろうね。

景勝の名があるという事は…、直江兼続も。うわー、「天地人」やん。そぅそぅ、小早川の「家康様が怒っておられる」の台詞覚えてるよ〜。
あの時、もしも…なら、どんな世の中になっていたかな?。
Posted by あずさ at 2010年02月09日 21:18
舞>わかってくれてありがとう(^^)。嬉しかったよ〜。そうなの。深〜い色々があったのよん。本、詠んでみてね。面白いから☆。


あずささん>リアル「天地人」だった。。。石田三成の頭も。。。小早川秀秋のおろおろろん度も(笑)。
どうやら小早川は18歳だったようで。。。
そりゃー、海千山千の経験者が強いよね〜。
Posted by みぃみ at 2010年02月15日 10:56
舞台をご覧になったのねえ。いいなあ。
アタシは、舞台とか、ほとんど見たことないのですよ。
田舎に来てくれないし。
ほとんど、ゲキ×シネか、今回みたいな感じです。
十分面白いのですが、難点は、たくさんの観客の方々と一緒に燃えながら見れないこと。
ものすごお客が少ないのですよ。
ANJINの時も3人くらいだったです。

話はよーくできてましたね。
これだけ中身をつぎ込んで、内容もばっちり。
日本の一番素晴らしいのは、舞台かもです。
Posted by sakurai at 2012年11月09日 08:48
sakuraiさん>こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

ゲキ×シネってお客さん少ないんですか?。
ほぼ独占状態ですよね?いいなぁ〜〜。

確かに、お客さんの反応によって、
微妙に変化する出演者さん達の諸々が舞台鑑賞の醍醐味だと思います。
でもぉ。。。遠いと表情とか全然見えないんですよぉ。。。
前の方だけ盛り上がってることありますもん。
しっかりがっつり鑑賞できるゲキ×シネ、私は美味しいと思います。

三浦按針やドメニコの生涯に終始するのかと思いきやさにあらず。
記憶しただけだった知識の裏にこんなにも肉厚な諸々があったのか、
と学生時代に観ることができていたら!なぁんて思いました。

Posted by みぃみ at 2012年11月09日 10:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

ANJIN 〜イングリッシュ・サムライ
Excerpt: このタイプにはまっていく自分がやばい・・。
Weblog: 迷宮映画館
Tracked: 2012-11-09 08:49
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。