
「香川県民文化大学」にて、三笑亭夢之助氏講義レポ。
演題:「健康は笑いから」。
1949年、北海道は富良野生まれの夢之助先生は、1968年三笑亭夢楽氏に入門。
この入門にあたってのまずは、一笑

夢楽師匠の家の門を叩くも、中に入れてもらえなかった夢之助氏

表札にかかっていた「シブヤイッサク」が夢楽氏の本名だと思い、イッサク氏宛に「ぜひとも師匠の所に入門させてください」と手紙を書く毎日。
実は。。。イッサク氏は、夢楽師匠のお父様。
ご職業は、、、有名なテキ屋さん。
夢之助氏は、もう少しで、テキ屋さんに弟子入りするところだったんだとか(笑)。
そんなこんなで、無事に弟子入り。
落語界は、基本的に、前座−4年、二つ目−10年の経験を積み、真打ちになれるんだそう。
【真打ち】の言葉の由来は。。。
落語は、260年前から続いている伝統芸能。
当時の舞台照明と言えば、舞台の両サイドの蝋燭の灯り

その蝋燭の真を打って灯りを消したのが、最後に出演する落語家さん。
と、いうことで、【真打ち】と呼ばれるようになったんだそう。
落語が、大人2,700円で楽しめる(午前:12:00〜16:30・午後17:00〜21:00:最長12:00〜21:00まで鑑賞可能)新宿は東口の「新宿末廣亭」。
入り口横の木戸を開けて細い路地を進めば、そこは楽屋。
6畳1間で落語家さん達が出番待ち。
その楽屋には、年季の入った色紙が飾ってあり。。。
こう書いてあるんだそうです。
老いたる者には智恵があり、命長き者には悟りがある。
この言葉を聞いて。。。
おばあちゃんのぽたぽた焼きの小袋にあるおばあちゃんの知恵袋を読んでもわかるように、昔ながらの智恵や工夫は尊いもの。
長く生きていれば様々な人生経験もしており、経験に勝る知恵無しだと思った私。
ちなみに東京で最年長の落語家さんは、85歳の桂米丸氏。
拝聴しようかな〜、と検討中

「笑い」には5つの種類があるんだそうです。
@しゃれ
Aナンセンス
Bジョーク
Cユーモア
Dウィット
@の例。
タバコ屋の夫婦のケンカ。
妻「あんたぁ、飲み屋の若い子とせっぷんすたって(セブンスター)な

夫「ありゃぁ、バレてる


Aの例。
男1「俺、おならで、ドレミファが鳴らせるんだ!。」
男2「へぇ、やってみろや。」
男1「いくぞ、ドー。。。ありゃ?。」
男2「どうした?。」
男1「ドから出ずに、ミからでた

男2「えらいこっちゃ

(※ミ=実:笑)。
Bの例。
A「時刻を喋って知らせてくれる時計って、便利だね〜」
B「そうそう、○○sです、って知らせてくれる体重計もあるのよ。」
B「それでね、その体重計なんだけど。。。森公○子さんにあげたのよ。
そしたらね、その体重計、何て言ったと思う?。」
A「?」
B「『一人ずつお乗り下さい』ですって。」
Cの例。
インターネットやメールが普及してきた昨今。
今、カナダでは中学の男の子達の間で伝書鳩が流行っているんだそうです。
ご存知のように、伝書鳩は、お手紙を受信者の所へ運んでから発信者の所へ戻ってくる鳩です。
実は、カナダの中学生達は、伝書鳩とキツツキを掛け合わす事を研究中。
成功したら、さらに九官鳥も掛け合わせて、さらに進化した伝書鳩にしようとしているんだそうです。
手紙を届けた際、ドアをノックして、「お手紙です」って話せる伝書鳩にしようとしているんですって。
画期的な研究ですよね

。。。。。。
でも、ちょっと待って

その研究、日本では、既にクロネコとペリカン、カンガルーもやってますよね

(※:日本の宅急便屋さんです。)。
Dの例。
外科医「このやろう!。」(叩こうとする。)
外科医の妻「きゃー、やめて、足で蹴ってちょうだい。」
外科医「?。」
外科医の妻「手がかかると、死んじゃうかもしれないんですもの。」
〜浅草の通り沿いの出店〜
客「へぇ、十二味唐辛子って、珍しいねぇ。」
客「(手に取って)あれ?普通の七味唐辛子じゃないかい?。」
店主「へい。通り沿いですので、ゴミがはいりますので。」
(※:ゴミ=五味。七味にプラスして十二味。)。
〜宴会場での社長と社員の会話〜
社員「社長、社長、こちらへ。そう。左側へ座って下さい。」
社長「ふむ。しかし、なんでここなんだい?。」
社員「はい。社長の右に出る者はおりませんので。」
いろんな笑いがありますね。どの笑いが好きですか?。
Bのように、誰かをおとしめたり、あげ足を取ったりする笑いは、不愉快になる人が発生する恐れがあるので、用いる際には、注意が必要です。
800ある落語もこの5つの手法のいづれかです。
世界最年長の120歳で天寿を全うした泉重千代さん。
「一生笑ってきたような気がする」と話されていたそうですが、お母様から「1回笑うごとに卵2つ分の栄養が付く」と教えてもらっていたそうです。
みんなが笑顔になれる楽しい笑いで、場が明るくなるといいですね

又、認知症は、
@アルツハイマー(7%:予防方法未発見)
A脳血管症(93%:予防可能)
の、2つの種類があり、Aの予防には、おしゃべりが良いんだそうです。
思ったり、考えたりする事で、大脳・小脳・前頭葉等を使うので、脳血管に障害が起こりにくく、脳のストレス解消にも良いんだそうです。
ある方の一句。《妻の口 一度はつけたい 万歩計》:笑。
ちなみに、鬱病も初期症状は認知症と似た「会話がなくなる」という症状で、ほおっておくと、本当に、認知症になってしまうので、周りが気付いてあげる事が必要です。無口な人が気付かれない事が多いので要チェックです。
鬱と認知症、どちらであるか、の最後の判断基準は「おもらしの有無」。鬱の人は、きちんとおトイレに行きます。
健康で長生きするには、「おしゃべり」と「何か夢中になれものを見つける」こと。
年齢なんか忘れちゃって、元気になれます。
女性ならお化粧も有り!。
集中力・記憶力などが、ばっちり沸き上がってきます

最後に、おしゃべりの秘訣を伝授。
・ゆっくりしゃべる。
・最初につかみを入れる。
・起承転結を考えて喋る。
・原稿を5文字と7文字で作る。
春の七草:せりなずなごぎょうはこべらほとけのざすずなすずしろ。
ね

ぽたぽた焼き、中学の時発売になって、当時衝撃だった(・o・)。今でも好きだわっ。
脳の活性化には、ゼントウゼンヤを使うような行動も効果的らしいよ。
笑いの種類。
こんなふうに並べると面白いね♪。勉強になります。
砂糖醤油の小袋包装、画期的だったよね(^^)。
我が家では、前頭葉を駆使しているのは、愛犬だダントツ(笑)。時々、感心いたします。
五七五。。。キーワードやね。