
映画:「シュアリー・サムデイ」レポ。

【監 督】:小栗旬
【脚 本】: 武藤将吾
【音 楽】: 菅野よう子
【キャスト】:小出恵介・勝地涼・綾野剛・鈴木亮平・ムロツヨシ・小西真奈美
妻夫木聡・阿部力・竹中直人・笹野高史・吉田鋼太郎・岡村隆史
【ストーリー】
高校生になった巧(小出恵介)、京平(勝地涼)、秀人(綾野剛)、和生(鈴木亮平)、雄喜(ムロツヨシ)達は、バンドを組み、日々練習に励んでいた。
目指すは、文化祭でのカッコイイ姿の披露!。
だが、文化祭は昨年が最後。
その事を知った彼等は、教室に立て籠もり、学校の爆破を宣言。
教頭から今年の文化祭開催の約束を得、安堵したのも束の間。
狂言の筈の爆弾が本当に爆発してしまう

高校を退学になって3年。パッとしない毎日を送る5人。
ある日、ヤクザに追われた和生が、巧の所へ駆け込んで来て。。。

小栗君と小出君、映画「キサラギ」ペアがタッグを組んで、しかも旬君の初監督

でもって「クローズZEROU」で妖艶な漆原凌を演じた綾野剛君。
舞台:「ムサシ」で旬君の演じた佐々木小次郎を新たな切り口で絶賛熱演の勝地涼君。
「UDON」の舞台挨拶で本物を目の当たりにして、「可愛い〜

大好きがてんこ盛り状態のこの映画。
絶対観る!と決め、複数回観る心構えのこの作品。
ドキドキしながら劇場へGO

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『ムサシ』パワー、炸裂だった!!!。
吉田鋼太郎さん、凄すぎるっ!。
旬君が、「様々な事を教えてもらえる尊敬する大先輩。」って話してたから、吉田さんが出演なさるのを知って、「どんなふうに大先輩の事を演出するんだろう?。」って思っていたら…。
映画館の大画面、見事に持ってってくれましたよ。あのでかい画面に圧倒的な存在感。
フッって息を吹きかけるだけで、立ち竦ませて、親指と人差し指だけで相手を捻りつぶしちゃうくらいの大迫力の悪漢。
亀頭に対し、なすすべもなく、されるがままの京平や美沙。
−お願いだから助けて−
の心の声が痛いほど伝わってきた。
「オセロー」の時もイアゴーの策に嵌り、嫉妬にくるって愛妻デズデモーナを手にかけ、苦悩するオセローを演じる吉田さんのお芝居に魅き込まれたけれど…。

バイオレンスな動きを盛り込まなくても、ちょっとした動き、声、表情で相手を畏怖させ、見ている者をも震えさせる

演じる事を極めた本物ってこういう人のことを言うんだろなぁって思った。
モトさんのプロの音をちょこっと(笑)体感できたり、これまた竹中直人さんの渋い演技を堪能できたり、大竹しのぶさんの「よーい、スタート!」(正確には、5、4、3、2、1:←わかる人にはわかる)お目々がはぁと


最初、岡村さんを見たとき、「バラエティとキャラ同じやん。なんでキーパーソン的役割?」って違和感感じてたのも話が進むうちに岡村さんじゃなきゃ!だよね〜、と徐々に納得。
車の中での内緒の行動。アレが判明した時のツーショットがパーンと映った時、あははっ

鑑賞しながら、FFも三等身くらいまで、ドラクエやテイルズオブ〜のサイズのキャラクターが好き。
テレビは少しだけありえないことが起きる場所で、映画館は絶対ありえないことが起きて、そのありえない状況を楽しむ場所だと思っている私は、旬君達リアリティを追求した世代に育った俳優さん達が、映画の中だけのあり得ない事態を通して、現実社会を生きてる人達がメッセージを感じる事のできるこの映画を創ってくれた事が嬉しかった

旬君が話していたように、出演者の方達全員がキラキラ輝いてたし。。。
旬君と周りの方達の良い関係が垣間見えた気がする。
バカ騒ぎやって仲間と楽しくすごしてた高校生5人が、3年間経って、やっちゃった事の重さに気付いて、ちょっとだけあがきながらも大部分は失望しながら生きてる。
そしたら、そのなんとなく生きるって事も許されない生と死の狭間に突然追い込まれちゃって、動き始めた事で、軽い気持ちで取った行動が、巡り巡って大切な人達をも巻き込んでた事を徐々に知っていく。
はじけちゃいそうなくらいパンパンな状況に壊れちゃいそうになりながらも、かつて、色んな人達が自分達に届けてくれた温かな気持ちに気付いて、応えていこうとしていく姿に、いいなぁ

同じ日、お医者様であり作家さんでもある鎌田實氏から聴いた講話。
「言葉は通じなくても温かさは通じる。」
「自分だけがこんなちっちゃい事したって無駄だって思わないで。みんながちっちゃい事をしたら、それは大きな力になる。」
「もうダメとか、手遅れとかいうことはない。悪い時があるだけ。悪い時・良い時の波があるんだよ。あきらめないことが大切。」
リンクしている感じがするのでこちらもレポ

鎌田氏から伝授していただいた若々しく元気でいられる方法。
@減塩
A色のついた物を食べる
Bお魚を食べる
C生姜やネギ、七味などの薬味を食べる
(生姜・ニンニク・キャベツを、米国立がん研究所がデザイナーズフードとして提唱。)
又、資本主義が元気になるには〈回転〉・〈波〉・〈フロンティア〉が必要であり、お金はぐるぐる回っていく必要がある。
国を立て直さなきゃとか、莫大な借金を後の世代に残してはいけないとかいう難しい考えじゃなく、コーヒー一杯、おうどん一杯でもいいから、少しだけお金を使ってみると資本主義は元気になりますよ。少しだけをみんなが行えば、おっきな力になるでしょう。
先生オススメの、健康にも経済にも優しいという方法は。。。
回転寿司で2皿くらい食べて、無料のガリ(生姜)を食べ続けて、ガリの合間に時々お寿司を食べる方法、だそう(笑)。
お金の問題だけじゃなく。。。
誰かが誰かのために、ちょっとした優しさや温かさで接する事ができたら、優しさと温かさの波は波及して広がって、みんなが笑顔になれる

まずは、自分の周りの人達に、「優しさと温かさ」届けてみましょうよ。
ね

京平は。。。トイレで見つけた○転○のボタン、どないしたんやろ〜?:笑。
でもって。。。
「やり直しはできなくても、変えることはできる。前に進むことはできる。」。
好きだな。この言葉

勝地君、頑張ってたね〜。車のガラスからの百面相にバカうけε=(>ε<*)プッ。
下ネタだらけって聞いてたけど、私は大丈夫だった。
宮城さんの意を汲んで…の所は泣いちまった(T_T)。
最後まで楽しめる演出、嬉しかったな。いい表情してたもん。役者さん達。
明日は、いいともに小栗君出るよ。
シェイクスピアもバリバリ演じる吉田さんや横さんを引っ張り出して来た小栗君。下世話なのに不潔さを感じさせない、どんな一瞬も魅せる力、さすがやね!。彩ちゃんの笑顔に瞬落ち(爆)しそうだった…。
楽しい映画に仕上がりましたね。
そうそう〜亀頭オヤブンの大迫力はすばらしかった!
舞台俳優さんの底力を魅せていただきました〜♪
同じく、あの百面相には吹いた。その後、あっさり○掛ける仕草にさらに吹いちゃった(笑)。
ちなみに。。。いいとも、ばっちり見た!!!。
真尋さん>んね。撃たれてるのにね。撮影か何かだと思っちゃうなんてさみしいね。。。
あの後の場面、噴水のシーン。音が入らないように最新の注意を払って撮影したのに、、、音楽が入っちゃって。。。ガックリ。な勝地君の表情がすごく良くって、そのまま撮ったんだそう。
噴水とライト、5人、、、見せ場の一つになってたよね(^^)。
吉田さんは。。。ほんまに凄かった。
宮城さん役の方の舞台も観てみたい。。。
あきさん>はじめまして(^^)。
コメント、ありがとうございます。嬉しいです♪。
亀頭親分、、、あの台詞、、、頼めたの旬君だから?なぁんて思います(爆)。
本当に、迫力ありましたよね!。
元気が満ちていて、明るい気持ちで映画館をあとにできる映画でした(^_^)v。
これからの若手5人衆&旬君が、楽しみです☆。
今年は、岡村氏の映画が続くなと思ったら、
突然飛び込んできた、
あまりよくないニュース。
でも、そういう人もきちっと演出する
新人監督・小栗旬。
いろいろ厳しいこと言われるとは思いますが、
めげずに頑張ってほしいです。
私は勝地涼くんというと『ゲキ×シネ 蜉蝣峠』なんです。古田新太さんを食わんばかりの勢いで熱演していたのが最高によかったのを覚えてます。
小栗君、正直初監督作品としては合格点ではありますがギリギリかなと思っています。初回は彼のあふれんばかりの熱意を全て込めた若さが魅力でしたが、少し落ち着いたら若さや勢いだけでない部分も見せて欲しいかな。何たってまだ先は長いんですしね。^^
実は。。。
鑑賞前、すっごい酷評してあった感想を見て、やっちゃったかな?と思いながら、劇場へ足を運んだんです。
でも、映画は。。。おもちゃ箱みたいで楽しかった♪。
彼等の飲み会の一部を垣間見せてもらったみたいな印象を持ちました。
これからもっと様々な経験を積んだ作品に期待中です。
KLYさん>こんにちは(^^)。
コメント、ありがとうございます。
劇団☆新感線の「蜉蝣峠」、大阪まで観に行きました。3階からだったので遠くてはっきり役者さん達の表情は見えなかったのですが、さすが!新感線!&堤さんの軍鶏と艶やかさに萌えていました(爆)。
勝地君、大事な場所をちょん切られ、女郎屋でいたぶられて、とうとう女の子に。。。
やっと大切な人(サルキジ)ができたのに、その相手を…と難しい役を演じていましたね。
シュアリーでは、ドラマ「美丘」っぽいキャラクターなのかもしれません。
本当に、このままんまの情熱とパワーを持って、経験と年を重ねた小栗君の作品、観てみたい☆と思います。
あとlivedoor、トラックバックできずにすいません。
livedoorはいろんなとこからスパム扱いされてるみたいで。。。(><)
この作品、正直あまり期待していなかったんですが、結構しっかりできているなぁと思いました(上から目線…笑)
キャッチにもありましたが、役者さんたちがみんなノリノリでやってて「もっと面白いものにしようよ」という雰囲気が伝わってきて、その空気が見ているこちらにも伝わってきた気がします。
ただ、やはりいろいろツッコミ過ぎて、ごちゃつき感は気になったトコ。もう少しすっきりさせて、何を強調して伝えたいかは明確にしてもよかったかなという気がします。
トラックバック&コメントありがとうございました。
私の場合は、ものすご〜く期待して、次に、もしかして裏切られた?感を持って作品鑑賞に挑み(爆)ました。
最初の勝地君あたりで、「あっちゃ〜(^^;))」と思って、しばらく観るうちに持ち直しました♪。
(おっしゃる通り、役者さんたちがみんなノリノリなんですもの〜。ごっちゃかはしていますが:笑、楽しい気持ちにさせてもらって、劇場をあとにしました。
小栗君の人脈を維持しながら将来、もっともっと奥深い作品を創ってくれる事を期待中です☆。
2度目の鑑賞。
もうストーリーは知っているので、役者さん達の表情や画面構成、小物達をじっくり見た。
警察官の小栗君も凝視。
妻夫木君の奥に居たのね♪。
勝地君もそうだけど、旬君も表情豊かだね〜。
かなりの顔の運動してる。
自分がほぼ映ってないであろう場面でも、しっかり演技してる出演者の方々。
好きなんだろうなぁ、みなさんお芝居が(^O^)。。。
監督になって、カット割が多いと、後ろで「ドラマじゃねぇんだよ」の呟きがあったり、色々最初は大変だったらしい初めての小栗君の監督業。
よく頑張ったね♪。
二度目、より楽しめたo(^-^)o。
特にキャストの使い方がもったいないというか、
もう少し整理した方がより面白かったと思います。
全部〜!のごっちゃか感は、映画ではしんどいのかもしれませんね。
豪華な俳優さんと女優さん勢揃い、に贅沢な気持ちにさせてもらえましたが(^_^)v。