2010年09月16日

映画:「悪人」♪。

平成22年9月16日(木)晴れ

映画:「悪人」レポ。

悪人.jpg

【監督・脚本】李相日 
【原作・脚本】吉田修一
【 美術監督 】種田陽平
【音   楽】久石譲
【 キャスト 】妻夫木聡・深津絵里・岡田将生・満島ひかり・樹木希林・柄本明
【ストーリー】
ネットの出会いで知り合った長崎在住の清水祐一と、博多在住の石橋佳乃は会う約束をしていた。
だが、長崎から博多まで車で駆けつけた祐一を置いて別の男:増尾の車に乗って走り去る佳乃。
憤りを感じ、二人の乗った車を追った祐一は、山中で増尾の車から放り出された佳乃を見つけ、送ろうとするも拒まれてしまう。
揉み合ううち、佳乃の暴言に思わず彼女を首を絞め、殺してしまう祐一。
事件がニュースになり、犯人捜しが始まる。
祐一は、出会い系で知り合った別の女、馬込光代と会い、情事へとなだれ込み、金を払って彼女の所を去る。
その後、光代と度々会うようになった祐一。
ある日、祖母から、警察が家へやって来たと知らせを受けた祐一は、光代に佳乃を殺したことを告白し、出頭しようとするが、光代にねだられ二人で逃げる事を決める…。


第34回モントリオール世界映画祭ででヒロインを演じた深津絵里が最優秀女優賞を受賞した作品。

NHK朝のニュース「おはよう日本」の、毎週水曜の「Check!エンターテインメント」でも9月8日に紹介があり、妻夫木君がインタビューを受けていた。

妻夫木君曰く。。。

祐一という役は、初めて自分からやりたいと思った役だったそうで。
自分には無い人格の祐一を演じる為にものすごく苦しんで、その苦しみを経験した事で、演じる事の魅力をあらためて知ったそうだ。

映画は、「ゼロの焦点」に雰囲気が似てた。大きく捉えるなら「ゆれる」もかな?。

仕事と家の往復の毎日。

小さい頃から同じ場所で住み続ける事の変化の無さ。

鬱積する思い。


個人的には、ずっと同じ場所で生活できる人の事が、うらやましかった。

転勤族&大学も更に別の県に出た私には、故郷が無い。

小さい頃から顔なじみのご近所さんも幼なじみもいない。

だから、光代が、「私の人生は、ずっと同じ国道沿いを行ったり来たりしているだけ」って話していた時、「守られてるじゃん、地域の愛を存分に受けてるじゃん。」と、羨ましかった。

祐一が佳乃を殺しちゃった事。

どっちが悪いっていうわけでもないと思うけれど、イヤをイヤと言わずに、惰性で相手と関係を持つのも希薄な現代社会の淋しさに由来しているのかもしれない。

最初は、佳乃の事、うわ〜、性格悪っ!って思ったけれど、悲しい結末が起こったのは、思いやりのなさが連鎖したんだよね。

増尾も佳乃も誰かと繋がっていたいっていう思いがあったんだろう。

ただ。。。その繋がっていたいという思いは自己満足だけの為で、相手の気持ちは慮れなかった。。。

だから、みんなが傷ついた。。。

彼女が命を落としたのは。。。踏んじゃったんだ。地雷を爆弾

祐一に対する「あんたの事なんか誰も信じない!。」。この一言が、彼を激情させちゃったんだ。

子供の頃、「お母さんは帰って来る。」と言い続けても、その言葉を誰にも信じてもらえなかった祐一を…。

観ていて、佳乃の御両親の姿に、ものすごく胸が苦しくなった。

両親が私の事信じてくれて、「お前は悪くない。」って言葉を発せられる事があったとしたら、ちゃんと頷ける人でいよう。

ん〜、親に、もっと感謝しなくては…。心配かけないようにしなくては…。

光代と祐一の逃避行の末…。

ラスト、彼が彼女の首を絞めた事で彼女は普通の生活に戻ることができた。

祐一は、光代の首を絞めた後、必死で彼女の手を握ろうとする。

「誰かの幸せを思うだけで幸せな気持ちになれる誰かの存在がありますか?。」。

「世間が言うように彼は悪人なのでしょうか。。。」。


祐一は光代の幸せを願い。その幸せを願った想いは叶い、祐一は救われたと思いたい☆。

印象的だったのは、冒頭の佳乃が遺体で発見された時の「惨い事するねぇ。」という言葉と、ラストの光代を佳乃の亡くなった現場へ運んだタクシー運転手の「酷い奴だ。人間がするこっちゃない。」という言葉に対する感じ方の違い。

前者には「同意」を感じ、後者には「嫌悪」を感じた。

前者は、一般的なイメージからの同意であり、後者は、何も知らずに作り上げられたイメージで判断する者へのやりきれない思いからの嫌悪である。

同じ言葉なのに、受ける印象の差が不思議だったひらめき

情報が溢れた社会。

いつの間にか全てを知ったような感覚になる。怖いな〜たらーっ(汗)と思った。

増尾の友人にも佳乃の友人にも、まともな感情を持った人物の存在している事にホッとし、救われた。

これまで、「きゃ〜、妻夫木君、かっこいい〜揺れるハート」の気持ちが謎だったわたくし。

今回の妻夫木君、可愛いなぁ黒ハートと思っちゃった。憂いを帯びた妻夫木君は、ストライクなのかも?。

好みって不思議…わーい(嬉しい顔)


posted by みぃみ at 12:34| Comment(20) | TrackBack(54) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
些細なことの連鎖から歯車を狂わされてしまった人たちの物語。もともとの歯車が良かったわけじゃないのに更に悪くなるような切ない話でしたね。

おばあちゃんと運ちゃんの台詞。
私はどちらにも無責任という悪意を感じましたよ。一般論であれ同情であれ、そうした発言のすべてを悪意から来るものと思っているので。

いろいろな「悪」が盛り込まれた作品で考えてしまいますし、見応えがありました(^^)
Posted by たいむ at 2010年09月16日 18:29
こんばんは〜!

憂いを帯びた妻夫木君、
よかったですね。
金髪似合っていました。
あれがこわい顔の人だったら
全く違った話になっていると
思います。

不器用な生き方しかできない
祐一が痛々しく感じました。
Posted by kazu at 2010年09月16日 21:12
たいむさん>こんにちは♪。

トラックバック&コメントありがとうございます。

本当に、切なさのうえに更に切なさが積み重なっていく様子に、やりきれなくなったりしながら鑑賞していました。
このまま落ちていくのかと思っていたら、思いとどまったり、勇気をふりしぼったりの姿に、心救われ。。。

マスコミの無神経さもある意味必要悪。だとしたら、それと向き合わないのも無責任なのかもしれませんね。

2時間ちょい、私も色んな事が頭に浮かんできました。
考えさせられた映画です。
Posted by みぃみ at 2010年09月17日 10:30
kazuさん>こんにちは♪。

トラックバック&コメント、ありがうございます。

妻夫木君。本当はいい青年なのに、不器用で、ちょっと幼さののこる男の子をいい感じで演じてるなぁ、と思いました。可愛いなぁ。。。と。

確かに。。。いかにも悪そうな人が演じていたら、また別のイメージの作品になりますね。

祐一には、これから幸せになって欲しいな☆と思います。もちろん、周りの登場人物達にも…。
Posted by みぃみ at 2010年09月17日 10:36
こんにちは♪
TB&コメント、ありがとうございました(^^)

この映画には色々と考えさせられるエピソードが
沢山盛り込まれていましたよね!

生まれてからその土地を離れた事のない光代を
「羨ましい」と感じられたみぃみさんの言葉が
「そっかー、そういう感じ方もあるんだよなぁ…」
こんなふうに新鮮に思えました。

「いつの間にか全てを知ったような感覚になる。」
私もこの言葉のひとりだと
この映画を通して感じています。

ひとつの出来事を色んな角度から見る事って
大切な事なんですよね…。

Posted by テクテク at 2010年09月17日 13:58
テクテクさん>こんにちは♪。

トラックバック&コメント、ありがとうございます。

あは♪。
子供の頃、仲良くなった人達とのさよならが悲しかった記憶が蘇ってきて、光代の事「恵まれてるのになぁ。」と感じちゃいました。

でも、私の思いも、片側からしか見たことの無い人間の感じる事なんですよね(>_<)。

立場が違うと見え方も感じ方も違うんだなぁ…と、しみじみ思います。

何が善で何が悪なのか。。。
簡単には決められないものなんだなぁ、と、この映画を観ながら感じました。

>ひとつの出来事を色んな角度から見る事って
大切な事なんですよね…。

そうですよね。難しいけれど大切な事だと思います☆。
Posted by みぃみ at 2010年09月17日 15:44
みぃみさん、こんにちは^^
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
男性目線・女性目線がはっきり分かれる映画でしたね〜♪
公開直前のモントリオールで深っちゃんが主演女優賞もらったから、
その冠も手伝って結構劇場は入っているものの、
まるで静まりかえる館内(ま、内容が内容だけに)。
“悪人探し”にそれぞれがそれぞれの立場で考えていたようですが、
むしろ、人々の深層心理に訴えかけ、それぞれの“悪人”を引き出したような作品に思えました。
樹木希林&柄本 明、この二人がよりこの映画を深めていたのは間違いないところですね!
Posted by cyaz at 2010年09月17日 17:34
こんばんは。
私もあまり一所に留まらないので、ここが自分の田舎だといえる土地が思いつきません。
そう言う意味では確かに主人公たちは羨ましいですが、逆にその土地に縛り付けられる閉塞感みたいなものもあるんでしょうね。
色んな意味で、孤独で追い詰められてる人たちの気持ちをリアルに感じさせてくれる秀作でした。
Posted by ノラネコ at 2010年09月17日 20:56
こんばんは みぃみさん☆
TB,コメント、ありがとうございました。

愛する人に知られたくなかった「献身」の男。
愛する人を、きっちり社会に戻したかった今回の祐一。
覚悟がちがう男の幕引きでしたが、
憐れな犯罪者というのはいるのですよね〜。

ワタシは「手紙」を思い出しましたが、
ラストは「献身」を思い出しました。
今回の祐一は、、ちょっと可哀想な結果でしたが、彼の望みは叶いましたね。
Posted by kira at 2010年09月17日 21:22
cyazさん>こんにちは♪。
TB&コメントありがとうございます。
お返事、遅くなってしまい、すみませんm(_ _)m。

平日の午後にも関わらず、大勢のお客さん。
けれども。。。同じく、水を打ったような静けさが、場内を包んでいました。

人間の善と悪の顔、立場の違いによっても変わるイメージ…。人間生活って。。。と思わず考えちゃいました。
樹木さんと柄本さんのそれぞれ芯の通ったおばあちゃんとおとうさん、凄かったと思います。
おばあちゃんとお父さんがラストにとった行動にも、すこ〜し、勇気をもらった感もあります。



Posted by みぃみ at 2010年09月21日 09:50
ノラネコさん>こんにちは♪。
トラックバック&コメント、ありがとうございます。
お返事が遅くなってしまい、すみませんm(_ _)m。

>逆にその土地に縛り付けられる閉塞感みたいなものもあるんでしょうね。

そうですね。その場所が快適ならまだしも、生きている意味を感じられない場所であるにも関わらずそこを離れることができないとしたら、ものすごく苦しいのでは…と思います。

何が恵まれていて何が不幸なのか、おかれている立場や環境でも異なってくる。

寂しさと孤独。。。誰しもがどこかに抱えているものなのかもしれませんが、少しでも心温まる人生を送れたらいいなぁ☆と思います。
Posted by みぃみ at 2010年09月21日 09:58
kiraさん>こんにちは♪。
トラックバック&コメント、ありがとうございます。
お返事、遅くなってすみませんm(_ _)m。

>覚悟がちがう男の幕引きでしたが、
>憐れな犯罪者というのはいるのですよね〜。

やってしまった事実は、許されないことだけれど、そこに至るまでの過程をみると、許してあげたくなっちゃいます。
いけない事だと明記されていないだけで、ひどい事しても許されちゃうっていう現実ももどかしかったです。

「献身」は未見なのでわかりませんが、「手紙」も切なかったです。
直貴が祐一のおばあちゃんの立場にあたるのでしょうか…?。
人の目、噂、もある意味、「悪」になって人を傷つけるものなんだと思います。

「祐一のこれから」は、幸せになってほしいです☆。

Posted by みぃみ at 2010年09月21日 10:13
はじめまして。コナです。
TB公開しておきました。
『悪人』は、いろんな事を考えさせる、とても深い良い映画でしたね。
裕一の本心が瞳に現れる時の妻夫木くんの芝居、凄いと思いました。
また、お立ち寄りください。
Posted by コナのシネマホリデー at 2010年09月21日 22:56
コナのシネマホリデーさん>はじめまして(^^)。
トラックバック&コメントありがとうございます。

どんよりな内容にも関わらず、気持ちが落ち込むのではなく、様々な事を感じさせてくれる映画でした。

妻夫木君の可愛らしいお顔が、自暴自棄だったり、無表情だったり、とってもいい子だったり、と静かに且つ確実にくるくる変化してとっても良かったです。

出演の皆さんも凄かったですよね。

また、ブログの方、拝見させていただきます。
よろしくお願いします☆。
Posted by みぃみ at 2010年09月22日 09:46
みぃみさん、こんにちは!

>自己満足だけの
そうなんですよね。
そんなつもりでなくっても、人は自分中心で考えてしまう。
本作の登場人物も多かれ少なかれそうでした。
祐一や光代もそうです。
それが微妙な匙加減、ボタンの掛け違いで悲劇になってしまう。
そういう哀しさを感じましたよね。
Posted by はらやん at 2010年09月23日 06:57
はらやんさん>こんにちは♪。
TBに加え、コメントありがとうございます。

>そんなつもりでなくっても、人は自分中心で考えてしまう。

そうですね。
気の毒だなぁと思った佳乃の御両親も、自分達の娘への愛が一番にきていましたもの。
せっかくみつけた幸せですもの、幸せになって欲しいとは思うものの、光代と祐一も悲しいけれど自分勝手。
なんだかだんだんわからなくなってきました。
誰かにとっての善も誰かにとっては悪になってしまう。。。難しいです…。
Posted by みぃみ at 2010年09月24日 09:28
みぃみさん、はじめまして

軒並み評価の高いこの映画ですが
もうちょっともうちょっという思いが
拭いきれず、残念な感想となってしまいました
原作は未読ですが、エピの切り取り方が
もう少し違っていたらなと。

が、みぃみさんの感想を読んで
同じく転勤族だったので
主人公2人の閉塞感、孤独感を感じとれなかったのかなとふと思いました

改めて原作を読んでみたいと思います

ゼロの焦点の話が出てましたが
野村芳太郎版、素晴らしいです♪
TBいただいていきますね。(*^▽^*)



Posted by Eureka at 2010年10月01日 00:58
Eurekaさん>はじめまして♪。
コメント&トラックバック、ありがとうございます。

私の光代への守られているという「思い」。
実は、祐一にも感じました。私にとって「海」ははるか彼方まで広がる希望への道のイメージなので…。

同意できない部分もありつつも、光代と祐一の感じる孤独感・佳乃のとりあえずキープ・佳乃の親御さんの娘さんへの愛等共感できる部分にひきこまれました、

どうやら世界観の伝わり方が変わってくるようなので、私も原作を読もうとしつつあります。

野村芳太郎監督のゼロの焦点、観てみます。
教えてくださり、ありがとうございます(^^)。


Posted by みぃみ at 2010年10月01日 13:29
こんばんは。

タクシーの運転手さんの言葉も、光代にとっては重たかったですね。
彼は悪人なのか、そうじゃないのか。
あの一言で光代も少し迷ったでしょうし、そして決め手になったようにも思いました。
どうとも取れる彼の行動。 人はどちらも持ち合わせているのでしょう。

故郷の記憶がない、あるいは故郷から出たことがない。 どちらの環境もありえますし、どちらもメリットやデメリットがありますよね。
大切なことは、その場所でいかにしてよい人間関係を作ることができるかなのでしょうね。
なかなか心をつなげていくのは難しいことですけど、つながったら嬉しいと思いました。

今回はご丁寧にコメントをありがとうございました。
こんな感じで書いていますが、またよろしければお立ち寄りください。
Posted by rose_chocolat at 2010年10月01日 20:27
rose_chocolatさん>こんにちは。
TBに加え、コメント、ありがとうございます♪。

そうですね。ラストの光代を乗せて来たタクシーの運転手さんの祐一への一言。
光代は、祐一と過ごした時間を思い出しながら祐一の善と悪の両方の顔のどちらを信じたんでしょう。。。
彼女にとって、良い想い出になっていてくれたら☆と思います。

人と人。。。笑顔で向き合える関係が互いに築ければ、悲しい事件も起こらないのに。。。なかなかそうもいかない…。難しいですね。

rose_chocolatさんのブログ、また、拝見しにうかがいます。よろしくお願いします(^^)。
Posted by みぃみ at 2010年10月04日 10:31
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Tracked: 2010-09-21 23:14

「悪人」 大切な人は?
Excerpt: 監督 李相日少しあらすじ若い女性保険外交員が殺され、その直前まで彼女を車に乗せていた金持ちの大学生(岡田将生)に疑いがかけられる。しかし捜査が進むうちに土木作業員、清水...
Weblog: ももたろうサブライ
Tracked: 2010-09-22 21:29

悪人
Excerpt: 長崎在住の清水祐一は、博多で働く石橋佳乃と待ち合わせをしていた。しかし、待ち合わせ場所で佳乃は他の男の車に乗って行ってしまった。佳乃を追いかけた祐一は、福岡県の三瀬峠で彼女を殺してしまう。その後、長崎..
Weblog: 映画道
Tracked: 2010-09-23 11:55

悪人
Excerpt:  この映画に出演した深津絵里がモントリオール世界映画祭で最優秀女優賞を獲得したということもあって、『悪人』を渋谷のシネクイントで見てきました。 (1)この映画は、出会い系サイトで知り合った佳乃(満島..
Weblog: 映画的・絵画的・音楽的
Tracked: 2010-09-26 18:56

映画:悪人
Excerpt: 映画:悪人 2010-9-11(TOHOシネマズ直方) ストーリー:若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯..
Weblog: 伊八のいろいろ
Tracked: 2010-09-28 06:42

映画「悪人」
Excerpt: 吉田修一の小説を、「フラガール」の李相日監督がそれ以来の作品として撮った一本。公開直前に深津絵里がモントリオールで主演女優賞を獲得して、注目度も一気に上がった。 ..
Weblog: 虎哲徒然日記
Tracked: 2010-09-28 19:04

◆映画・悪人
Excerpt: 悪人 観てきました。 モントリオール世界映画祭で 深津絵里が最優秀女優賞をとった作品。 ストーリーは大体皆さんもおわかりでしょうし、書きませんが・・・ ..
Weblog: 映画大好き☆
Tracked: 2010-09-30 22:36

『悪人』
Excerpt: 【悪人】STORYひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の悪人か土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒...
Weblog: +Paraiso*Caprichoso+
Tracked: 2010-10-01 00:50

『悪人』(2010)/日本
Excerpt: 監督・脚本:李相日原作・脚本:吉田修一音楽:久石譲出演:妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、樹木希林、柄本明公式サイトはこちら。<Story>長崎在住の清水祐一(...
Weblog: NiceOne!!
Tracked: 2010-10-01 20:18

『悪人』
Excerpt: WMC市川妙典にて先月公開された『悪人』を観てきました。毎日出版文化賞と大佛次郎賞を受賞した吉田修一のベストセラー小説を映画化。九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、ネ...
Weblog: ナナシ的エンタメすたいるNetプラス
Tracked: 2010-10-02 10:15

映画「悪人」誰かと出合いたかった、それだけなのに
Excerpt: 「悪人」★★★★☆オススメ 妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林出演 李相日監督、139分 、2010年9月11日公開、2010,日本,東宝 (原題:悪人」)     ..
Weblog: soramove
Tracked: 2010-10-10 10:00

悪人
Excerpt: さて、深津さんが賞をもらったことで注目された作品です。私自身みてみたいな〜と思っていたんですがやっとみることが出来ました。監督はフラガールの李相日さんですね。あらすじ若...
Weblog: にき☆ろぐ
Tracked: 2010-10-18 23:35

『悪人』'10・日
Excerpt: あらすじ若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一が真犯人として浮上してくるが・・・。感想芥川賞作家の吉...
Weblog: 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
Tracked: 2010-10-20 09:09

映画「悪人」
Excerpt: 映画「悪人」(映画.com) 「悪人」オフィシャルサイト ...
Weblog: itchy1976の日記
Tracked: 2010-11-05 19:24

悪人
Excerpt: 芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラー小説の映画化。 九州で起きた殺人事件、その犯人の男と、男が出会い系サイトで知り合った女が愛し合い 出口の無い逃避行を繰り広げる。 深津絵里さんモント..
Weblog: 単館系
Tracked: 2010-11-07 01:26

『悪人』 映画レビュー
Excerpt: 『 悪人 』 (2010)監  督 :李相日キャスト :妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、塩見三省 吉田修一のベストセラー小説を『フラガール』の李相日監督が映画化。原作者の吉田修一は李相日と共..
Weblog: さも観たかのような映画レビュー
Tracked: 2011-02-26 14:51

なぜ、殺したのか。 なぜ、愛したのか。「悪人」
Excerpt:
Weblog: Addict allcinema おすすめ映画レビュー
Tracked: 2011-09-15 00:22