映画:「ライアーゲーム -再生-」。
監督: 松山博昭
脚本: 岡田道尚/ 黒岩勉
原作: 甲斐谷忍
音楽: 中田ヤスタカ
製作: 亀山千広/ 鳥嶋和彦/ 市川南
キャスト:
松田翔太 (秋山深一)・多部未華子 (篠宮優)・芦田愛菜 (アリス)
高橋ジョージ (猿川ケンジ)・濱田マリ (坂巻マイ)・要潤 (赤城コウタ)
新井浩文 (桐生ノブテル)・小池栄子 (月乃エミ)・鈴木浩介 (福永ユウジ)
渡辺いっけい (谷村光男)・船越英一郎 (張本タカシ)
ストーリー:
秋山達が勝利して終焉を迎えたライアーゲーム・ファイナルステージ。
だが、大学を卒業したばかりの篠宮優(多部未華子)に、ファイアーゲーム事務局から招待状と現金1億円が届く。
招待状を開封してしまったため、ゲームに参加せざるをえなくなった彼女は、心理学の専門書の著者秋山深一(松田翔太)に助けを求める。
事務局が用意した今回のゲームは、「椅子取りゲーム」。
総額20億円を賭けて20名のプレイヤーが争うというもの。
主催者はΩ(=オメガ)(江角マキコ)。ゲームを仕切るのは、事務局員アリス(芦田愛菜)。
果たして、賞金の行方は…。
「アフロ田中」にも会いたいっ!と、公開を祈りながら、まずは翔太くぅぅん
ただの自己中なのかいい人なのか、判別不能の福永の言うとおり、いい男っぷり上がって
裾緩めカールなヘアスタイルも、ステキ☆。
我が地元うどん県の副知事:要潤氏もご出演。
(↑要君、あなたが一番美味しそう:笑)。
劇中、彼のパーンチ
濱田マリさん演じる坂巻にお説教くらってる姿に(≧〜≦))ププッ。
要君、陽な役も、いいね☆。
感想は…。
まさに「極限状態における人間の心理調査」だった。
冷静に考えれば、1Periodで椅子一つ見つけるのみでOK。
全Period必須なら、椅子は二個あれば全員が自由の身。
「ならこんなゲーム最初からやるなよ。」な、桐生の言葉通りなるも、負けると1億円の借金を背負うというシビアな罰
恐怖と夢の狭間で狂った人心が、ゲームを二転三転、四転五転させる。
欲望の蔓延する中、見事な手腕の秋山。
思わず『「勝つ」って何だろう?』と考え直す、目から鱗な展開に、ほぉ〜と唸ったd(-_☆)。
【老子:倹武第三十】驕れる者は久しからず 。其の事好く還る。を実感。
蘇我氏→藤原氏→平氏→豊臣氏→徳川氏→。。。
遥か昔から繰り返す歴史。自己の利権のみに目が眩むと、必ず滅ぶ。
そして、サクッと秋山を裏切った篠宮も、信じた相手月乃エミ(小池栄子)に裏切られたように、
物事というものは必ずわが身に還ってくるものである。
小池栄子ちゃん、肝は彼女でしょ?の予想通り、エミにあっさり騙されて持論を宣う篠宮に、このあんぽんたんっ!と拳を握りつつ。。。
篠宮を裏切った罪悪感から、意外とあっさり改心するエミにちょこっと拍子抜け…。
迫り来る窮地を、その都度、機会に転換していく秋山に、かっこいい〜*:・( ̄∇ ̄人)。・:*♪ と惚れ惚れ。
「ゲームは勝つだけが目的じゃない。どう終わらせたいかだろう?。」の秋山の言葉。
皆でハッピーを目指す篠宮案。欲で満タンの人心の掌握には、ちょこっと弱い
そこで登場、最後の砦。
このゲーム。
「勝つ事は、最後まで椅子に座る事じゃあない。」
ルールのポイントは、メ・ダ・ル。全てはメダルの所持数次第。
最初に説明があったように、最後の椅子に座った人物のコインを持ってる人にお金が入る。
自分が数多く所持しているメダルの持ち主を、最後の椅子に座らせてお金を得る。
言わば、影の支配者。
最終的な目標が金銭獲得なら、これが1番合理的。
捨てメダルを本命に。負け組を勝ち組に。
静かに佇む姿さえ絵になる翔太君にうっとりしながら、
参加者達の心の変化で、ころころひっくり返るライアーゲームを満喫
大金と借金の間で人々が蠢く様子を、お金払って楽しむって…。
ある意味事務局側なのかしら〜(笑)。
〜サワコの朝での生物学者:福岡伸一さんのお話。〜
身体を構成する細胞達。
最初から決まった器官になるように生まれる訳ではなく、「君が脳になるなら、僕は肝臓になる。」と、
周りと共存しながら相互作用で成り立っていくらしい。
「僕はこれになるんだ!。」と自己主張する細胞。これこそが癌細胞になるらしい。
もう一つ。
せわしなく活動する働きアリ達。
実はその二割は忙しい振りをしてサボっているらしい。
そのサボっているアリを取り除き、八割にすると、その八割のうちの二割がまたサボり始めるらしい。
一生ぷらぷらしながら生涯を閉じるらしいが、一見何の役にも立たないその二割達は、有事の際の対応要員なんだそう。
・外部との関係性の中で自分の進むべき道を見つける事。
・一見不要なものこそが、実は強い力を持っている事がある。
映画と福岡さんのお話がリンクして、倍楽しめた
ちなみに、福岡さんお気に入りの曲は、「ALL THINGS MUST PASS」(ジョージ・ハリソン)。
全ての物は、流れていく。良いことも、悪いことも。物ごとに捉われずにいきましょう(o^∇^o)。
最後に。。。
バーでカウンター三つの椅子が空いてたら、「真ん中を選び、椅子はピンク色。」と答えよう。
翔太君が、守ってくれるはず
次があるなら。。。福永もゲームに登場してくれるといいな☆。


最初からゲームをしなければ良い…。
それでも、騙し騙されの展開は最高に面白かったです。
人間って、醜い生き物なんだなぁ…と(苦笑)
助け合うことの大切さを学びました♪
もういいよ、と思いつつもやっぱり見ると面白いんですよね、このシリーズは(^^)
ましてや最後は秋山勝利は分かっているんだけど、それを楽しみにしているわけでもあって、これからも出るたびに見ちゃいそ〜〜〜
バーの椅子の色が「ピンクですかー?」て思ったけれど、思わぬ回答に笑っちゃいました。
でもやっぱり何で椅子がピンク???(笑)
費やした膨大な時間、絶望と希望という気分の上がり下がり。
全ては、人の「欲」ゆえ、ですものね。
あの場所にいたら、やっぱり椅子を求めて走り出してしまうであろう自分の煩悩をひしひし感じつつ…。
>それでも、騙し騙されの展開は最高に面白かったです。
おっしゃるように、騙し騙されの立場の逆転劇達、たっぷり楽しみました(^^)。
性善説で生きていかねば!ですよね☆。
>バーの椅子の色が「ピンクですかー?」て思ったけれど、思わぬ回答に笑っちゃいました。
同じく!です。
真ん中は納得するも、バーの椅子がピンクはありえないでしょ〜、と。
(大学卒業したばかりのぴちぴちガールのイメージだから?と勝手に納得しましたが。:笑)
ちなみに、鑑賞中の私の答えは、左側で色は「赤」です。
たいむさんは、どうですか?。
>ましてや最後は秋山勝利は分かっているんだけど、それを楽しみにしているわけでもあって
そうなんですよね!。
秋山が勝つのはわかっているものの、そこまでの参加者達の紆余曲折する姿と、勝ち誇っては再び考えて又勝ち誇る秋山が可愛くってかっこよくって観ちゃいます。
たぶん続きがあれば、私も。。。☆。
秋山が参加してる時点でラストはわかっちゃうんですがそこまでの過程が面白いんですよね。
今回は福永がゲームに参加してなかったのが残念でした。
福永、冒頭に登場したので、今回も賑わせてくれるかな?と期待していたので、ずっと見てるだけだったのはちょっと拍子抜けでした。
どうして、金歯と一緒に居るのかも不思議で…。
>秋山が参加してる時点でラストはわかっちゃうんですがそこまでの過程が面白いんですよね。
そうですね!。
必ず秋山が勝って、参加者全員そこそこ万歳。のラストはわかっているものの、もしかして秋山負けちゃう?とハラハラするのが癖になるというか。。。
今回の秋山も、さすが♪でした。
勝ち残ることが真の勝利じゃないって、深いですよね。
裏切り裏切られ、信頼関係も崩れて孤独になりかけて、そこからの切り替えしは絶妙でした。
キャラクターがありえないくらい濃いのもお約束ですが、気に入っています。
>勝ち残ることが真の勝利じゃないって、深いですよね。
周りの事や後々の事も考えて動かないと、勝ったつもりが実は裸の王様。社会生活でも言えますよね。
秋山みたいに周りの事も考えていても、予想外の事が起こりますし…。
諦めず、しっかり起死回生する姿、本当にかっこよかったです。改心した篠宮も(^^)。
濃いキャラクター達も、いいですよね。
そうそう、ゲームなんか、はなっからしなきゃいいじゃん!なんですが、そうじゃなきゃ、映画はできませんもんね。
今の日本、世界に何が一番必要なのか!ということを、ストレートに伝えようとしてるなあと感じました。
>ゲームなんか、はなっからしなきゃいいじゃん!なんですが、そうじゃなきゃ、映画はできませんもんね。
ですよね。それを言ってはなりません。
トントンの平等が一番の解決策になったのは、桐生君、君にも責任があるのよ。
あなたが秋山よりもお利口さんなら、もしかしたら…なぁんて(^^)。
普通にお金の奪い合いと協力関係を楽しみながら、
現実社会の事も考えちゃいました。
エンタメとしてこの映画を観られるような世の中になってくれるといいな☆と思います。