2012年09月11日

舞台:「トロイラスとクレシダ」♪。

平成24年9月11日(火)晴れ

舞台:「トロイラスとクレシダ」
トロイラスとクレシダ.jpg
演  出: 蜷川幸雄
作   : W.シェイクスピア
翻  訳: 松岡和子
キャスト:
 山本裕典:トロイラス(トロイの王子)
 月川悠貴:クレシダ(トロイの神官カルカスの娘)
 横田栄司:ヘクトル(トロイの王子 勇者)
 山下禎啓:アンドロマケ(ヘクトルの妻)、兵士
 佐藤祐基:パリス(トロイの王子 ヘレネを強奪)
 田中宏樹:デイポボス(トロイの王子)、兵士
 井面猛志:ヘレノス(トロイの王子)、兵士
 内田 滋:カサンドラ(トロイの姫)
 岡田 正:カルカス(トロイの神官)、兵士
 小野武彦:パンダロス(クレシダの叔父)
 廣田商志:アガメムノン(ギリシャ軍総大将)
 鈴木 豊:メネラオス(スパルタ王)
 鈴木彰紀:ヘレネ(スパルタ王の妃)、兵士
 原 康義:ユリシーズ(ギリシャの武将)
 塾 一久:ネストル(ギリシャ軍総大将)
 細貝 圭:アイアス(ギリシャの武将)
 星 智也:アキレウス(ギリシャの武将 勇者)
 長田成哉:パトロクロス(ギリシャの武将 アキレウスの稚児呼ばわり))
 塩谷 瞬:ディオメデス(ギリシャの武将 クレシダに恋)
 たかお鷹:序詞役、テルシテス(道化)
 間宮啓行:アエネアス
 妹尾正文:アンテノル、ブリアモス、楽師
 福田 潔:アレクサンドロス、ラッパ手、兵士、楽師
 谷中栄介:トロイラスの小姓、兵士
 尾関 陸:ディオメデスの召使い、兵士
ストーリー:
トロイ戦争のさなか、トロイの王子トロイラス(山本裕典)は、神官の娘クレシダ(月川悠貴)に狂おしいほど思いを寄せていた。クレシダの叔父パンダロス(小野武彦)の取り持ちによって、2人は結ばれる。永遠の愛を誓い合った2人だが、捕虜交換によりクレシダは敵国ギリシア軍へ送られる。時がたち、軍使としてギリシア陣営に訪れたトロイラスが見たものは、ギリシャの武将ディオメデス(塩谷瞬)といちゃついているクレシダの姿だった。


蜷川さん演出:オールメールでシェイクスピアの悲劇を。
先般の「じゃじゃ馬ならし」の若い恋人同士:月川君と山本君ペア主演。
スリーアミーゴスの小野さんに内田滋君、横田栄司さんもご出演♪。
って事で、ベテランさん&美男子達を愛でに行ってまいりました。

原作読む余裕無く、互いに愛しく思い、やっと結ばれたトロイラスとクレシダが、国という大きな波に翻弄されて引き裂かれるという悲劇なんだろうという認識にて劇場へ。

開演1時間30前に着いたので、劇場横の喫茶店にてパフェを食す。
目の前にはホテル直結のエレベーター。
行き交う人を眺めていたら、エレベーター、オープン。
一人の男の子が降りてきた。
足細っ、背高っ、と目線を下から上へと移動すると、なんと、山本裕典君!。
美しい、いえ、麗しいお顔とキラキラの瞳を見つめる事、しばし。。。
彼は、劇場へ入っていったらしい。
レモンイエローのTシャツにベージュの短パン、白のスニーカーだったように思う。
しょっぱなから、サプライズグッド(上向き矢印)

座席もかぶりつき席だったので、役者さん達の表情、動きが、はっきり見えた。
イケメン君達は、近くで見ても遠くで見ても、イケメンさんである事は間違いない!事を確認。
(↑なんのこっちゃ。)目

もちろん、笑いのツボもてんこ盛り(この笑いの源も悲劇なんだけど:爆。)。

・君こそが、天下無敵で、賢くて、まさに真の勇者だと、仲間におだてられ、すっかりその気になるアイアス。

・崇高で高潔な騎士魂により、かけた情けが相手の得(反撃のチャンス)となり、無残な最期を遂げるヘクトル。

・好きな女に相手にされず引き籠もり、幼い男児パトロクロスといちゃつくアキレウス。
 (アキレウスはアキレス腱の語源。)
 敵国王子ヘクトルと誰が戦うかという話の最中、パトロクロスはアキレウスの意中の人は女性と知り嫉妬。苦しい思いを抱えながらヘクトルに殺されてしまう。
 一方のアキレウスは愛しい友人パトロクロスの早すぎる死に、激高。
 ヘクトルに戦いを挑み、卑怯な手段で勝利。その事で彼の保っていた名誉は転落。

そもそも。。。
トロイ戦争勃発の要因は、トロイの王子パリスが、ギリシャの王族の妻ヘレネに惚れ、奪い取った事。
その代わりかどうかは謎なるも、パリスの弟トロイラスとやっと結ばれたクレシダは、ギリシャへと差し出され、ギリシャの男達に陵辱される。
トロイラスは助けに来ない。。。
心を決め、ギリシャの武将の女として生きようとするクレシダの姿を見たトロイラスは、クレシダを裏切り者と侮辱。その怒りをクレシダの新しい恋人へと向ける。

美しい女を己が物にしたいという欲望から国を挙げての大戦争。多くの血が流れる悲劇。
身の程をわきまえず、調子にのって舞い上がる滑稽さを露呈する悲劇。
愛しい男と引き裂かれ、恥ずかしめを受けながらも強く生きようとする女の悲劇。
愛しい女と引き裂かれ裏切りを目にし、愛しい人の新たな愛を壊そうとする悲劇。
プライドの高い夫を引き留められず、今生の別れとなった妻の悲劇。
頭がおかしくなり、正しい発言さえも笑い飛ばされる女の悲劇。
仲を取り持つも、破談になると恨まれる悲劇。等等。

色んな悲劇があちらこちにあったこのお話。
若き獅子達の熱いパワーが鑑賞後の余韻を心地良いものにしてくれた。

美しきものは儚く、奢りはいつか朽ちていく。。。

月川君演じるクレシダは凜として美しく、山本裕典君の鍛え上げた肉体は、もろ好みで(シュワちゃんが濃厚ニンニクラーメンなら山本君は爽やか塩ラーメンな身体)、たかお鷹さん、小野武彦さんの安定感のある演技にほっとし、横田さんは円熟した男の色香が魅力的で、内田滋君演じる狂気の女は強烈で、長田君は金髪ふわふわカールの石川遼君みたいで、熱いぜ熱血漢の野生児アキレウス演じる星君とちゅっちゅしてる様子も可愛らしくて(カテコでもちゅーしてた:笑。)、塩谷君は写真や映像で見る方が私好みで、廣田さんのアガメムノンにうっとりし、原さんのユリシーズに知恵を授けて欲しいと思い、集大成として、さすがシェイクスピアの練りに練った本(←だから、読むのが正直大変。)と感嘆しつつ、様々、面白かったかわいい

~ちなみに、ヘレネはトロイが敗れた後、元夫とよりを戻しま~す♪~。
いつの世も、女は強く逞しいの~手(チョキ)

「舞台について」


「カサンドラ:舞台稽古中」(内田滋君)

超美人さん~。


posted by みぃみ at 16:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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