2013年02月26日

芸術:「マウリッツハイス美術館展」♪。

平成25年2月26日(火)晴れ

芸術:「マウリッツハイス美術館展」

オランダ・フランドル絵画の世界的コレクションで知られるオランダ・ハーグのマウリッツハイス美術館からやってきた、50点の名作達。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が生で観られる〜と鑑賞を決定。

「漂白場のあるハールレムの風景」
雲の連なりの風景画がトレードーマークのヤーコブ・ファン・ライスダール。
彼は、ドイツのペントハイム城がお気に入り。

「ヴァニタスの静物」(ビーテル・クラースゾーン)
オイルランプと倒れたグラスは時の経過を表現。
知恵と知識と記録のヴァニタスのシンボル、頭蓋骨。
人骨の一部はメメント・モリ(死を忘れるな)という意味です。

「デルフトの中庭」(ピーデル・デ・ホーホ)
フェルメールのライバル。この作品に「小路」を彷彿します。

「牡蠣を食べる娘」ヤン・ステーンの作品。
牡蠣は、当時の媚薬。その効果を高めるのは塩。
後ろにベッド…。いやぁん、エッチ。

「スザンナ」
光と影の魔術師と呼ばれたレンブラント・ファン・レイン。
斜め上から下に向かって差す光を、レンブラント光線といいます。
ちなみに、レンブラントの「笑う男」は、乾ききらない絵の具を固い物で引っ掻く技法を使っています。
また、「老人の肖像」で老人のかぶっている帽子は、当初白い画家用の帽子だったのを、異国風のベレー帽にして仕上げたそうです。

「聖母被昇天(下絵)」(ペーテル・パウル・ルーベンス)
アントワープ聖母大聖堂を飾る祭壇画の構図を決めるための下絵。
ルーベンスが自身が下絵を書いています。
聖母マリアが天に迎えられる様子を描いた作品。
「フランダースの犬」のネロが母の姿と重ね祈りを捧げていたマリア像です。

「四季の精から贈り物を受け取るケレスと、それを取り巻く果実の花輪」
ヤン・ブリューゲル(父)とヘンドリック・ファン・バーレンの作品。
ヤンが花草木動物をバーレンが人物を担当。
色彩豊かで華やか〜。

ヨハネス・フェルメールの「ディアナとニンフたち」
当初、レンブラントの弟子ニコラス・マースの作品と思われていましたが…。
1885年、フェルメールの作品だと判明しました。
絵のサイン「NMaes」の下から「VMeer」の文字が姿を現したのです。

「真珠の首飾りの少女」(ヨハネス・フェルメール)
光の表現の巧みさにより、キラキラ輝く真珠。
目はどこから見てもこっちを向いています。
ターバンは高価なウルトラマリンで描いてあります。
横山大観もプラチナ(泥)や、「生々流転」の墨は日本に数本の超貴重な品使っていますよね。

私は、フェルメールの日常の風景の一コマでありつつ、そこに広がる光と絵全体の醸し出す雰囲気が好きなのですが、オランダの画家フェルメールについて、とっても楽しく読めた本があります。
本の名前は「謎解きフェルメール」(新潮社)。
この本は、オランダの街並やフェルメール自身のこと、そして作品がオールカラー(解説付)で掲載されています(みてるだけでも楽しいです)。
面白いのは作品の不思議の図解部分!
例えば「牛乳を注ぐ女」にはちょっとした不思議(フェルメールの遊び心?)が。
絵のテーブルが奥に向かって広がっています。これを正確な描写方法にCGで加工してみる(本P6)と…なぁんと牛乳は床に注がれているんです〜。
他にも、人物や光の加減・色合いを変化させることで全く別の世界(作品)をつくりだしている不思議なんかも紹介してあったりして。
実は…フェルメールの現存作品は世界に30数点。
一点「合奏」だけ盗難に遭い行方不明だとか。
一つだけ観ることができなくて、いつの日か観ることのできる日がくるのを待つ…。
なんとなく魅惑的。。。

久しぶりの絵画鑑賞、満喫しました〜キスマーク

posted by みぃみ at 15:18| Comment(4) | TrackBack(1) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはよー。
耳飾り嬢、お姫様してたねー(笑)。
久々のベルトコンベア鑑賞だったよ。
生で見ると輝いてるね−、キラキラ。
光といえば、レンブラントも。比較するのも興味深かった。

ネロ気分も味わえた(^^)。
Posted by 舞 at 2013年02月28日 11:33
舞>アトラクションばりに並んで、絵の前はほんの数秒(笑)だもんね〜。
姫だわ、姫。間近で見る姫のオーラは華やかで並んだ価値はあった♪。
レンブラントの作品も、フェルメールとは別の雰囲気の「光」(オーラ)あったね。
見たいな〜☆と思っていた作品達にどっぶりんこ幸せな時間だった。

Posted by みぃみ at 2013年02月28日 14:40
こんばんは〜〜♪
素敵な時間を過ごせたね。
生「真珠耳飾り」嬢は、なかなか観れないもの〜。
「謎解きフェルメール」も面白そう〜。
わざと牛乳が床に〜ってしてあるのかな?こんなに素晴らしい方の作品がたった30数点・・・貴重だなぁ。行方不明作品、いつか観れるといいよね〜

ネロの気持ちになって眺めたい・・・ルーベンス・・・
なんだkとっても眠いんだ・・・しくしく。
Posted by マリー at 2013年02月28日 22:28
マリーさん>こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

(去年:爆)大阪から兵庫へ移動して観てきました〜。
もうね、もう、大好きな画家さん達の大好きな作品を満喫して、
で、知らなかったいいもの!もいっぱい見つけて幸せ☆でした。

フェルメール、普通に書くなら写真より正確に描けるので、
作品で色々遊んでるらしいです(^^)。
算数苦手な私には理解不能な計算のもと、ありえない構図にしてみたり(爆)。
もしよかったら、本もぜひ☆。

>なんだkとっても眠いんだ・・・しくしく。

私ね、この場面、思い出すだけで涙が。。。
風がもっと早く吹いてくれてたら〜。。。って。。。
赤ずきんちゃんが最後のマッチの火で見る場面も同じく…。
なのです。

「真珠耳飾り」嬢は、生!で見ると感動します。
じっくり見たくても歩かないといけなかったので、2回並びました。
オランダさん、ありがとう☆でした。
Posted by みぃみ at 2013年03月01日 11:00
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[「マウリッツハウス美術館展」へ行った]
Excerpt: ☆現在、地方で勤務しているMUTIさんは、月に一度くらい上京し、美術館巡りをしている。  前日に、この週末に来京していることを知り、午後には用があったのだが、朝早くから上野で落ち合うことにした。 ..
Weblog: 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
Tracked: 2013-03-01 08:48