映画:「ストロベリーナイト」。
監 督:佐藤祐市
原 作:誉田哲也
キャスト:
竹内結子(姫川玲子)・西島秀俊(菊田和男) ・大沢たかお(牧田勲)
小出恵介(葉山則之)・宇梶剛士(石倉保)・丸山隆平(湯田康平)
津川雅彦(國奥定之介)・渡辺いっけい(橋爪俊介)
遠藤憲一(日下守)・高嶋政宏(今泉春男)・生瀬勝久(井岡博満)
武田鉄矢(勝俣健作)・染谷将太(柳井健斗)・金子ノブアキ(小林充)
金子賢(川上義則)・鶴見辰吾(藤元英也)・石橋蓮司(龍崎神矢)
田中哲司(長岡征治)・三浦友和(和田徹)
ストーリー:
暴力団龍崎組傘下の構成員が次々に殺される事件が発生。
警察が合同特別捜査本部を設けて捜査に臨む中、警視庁捜査一課姫川班班長・姫川玲子(竹内結子)は「犯人は柳井健斗」というタレコミ電話を受ける。ところが、調べようとする姫川に、上層部から「柳井健斗には一切触れるな」という厳命が。納得できない玲子は柳井健斗について単独で調査を開始。9年前に柳井健斗の家族に関するある事件を知る。ある日、柳井健斗のアパートの前で張り込みをしていた姫川は、不動産業をしているというマキタ(大沢たかお)という男と出会い…。
苺の種が目になって不気味に動く様子が、サルバドール・ダリっぽくて印象的な作品。
勝ち気で食いついたら例え死んでも噛み続ける闘犬のような姫川という女性と、彼女に恋した(?)デキる男菊田、熱〜い思いみなぎる姫川班の面々の、あれこれが興味深くてドラマを見ていた。
映画化の一報と共に、ストロベリーミッドナイトなる10分間のミニ連続ドラマ&2時間枠のSPドラマの放送の告知もあった。
「踊る大捜査線:木島(寺島進さん)、眉田(松重豊さん)、草壁(高杉亘さん)のスピンオフドラマ」が、とっても楽しかったので、今回もしっかりチェック〜。
「ストロベリーミッドナイト」の主な出演者は。。。
湯田康平(丸山隆平)−出ずっぱり
今泉春男(高嶋政宏)−出ずっぱり
石倉保(宇梶剛士)−75%
菊田和男(西島秀俊)−25%
井岡博満(生瀬勝久)−25%
橋爪俊介(渡辺いっけい)−25%
縦社会体育会系(?)の警察組織、一番下っ端の湯田っちのあたふた具合に。
映画では、入院中の今泉係長が吹かせる先輩風がこれまた面白い!。
個室での係長と二人きりの飲みの席。
今泉係長に命ぜられた湯田っちは、二人きりで(爆)王様ゲームをする事に…。
そして…、あろうことか、自分が王様になっちゃった〜。
あまりの緊張に正座していた足は痺れ、無事今泉係長が王様になり、係長からスクワットを命ぜられた時には、痺れはMAX〜。
よろけて倒れそうになる湯田ちゃんを慌てて支える今泉係長…。
遅れて会場にやって来た石倉が目にしたのは…。
抱き合う二人…。(*・ω・人・ω・*)ギュッ
(個室のドアは、ソッと閉まったのであります_( ̄▽ ̄)ノ彡☆ばんばん。)
↑真夜中、大爆笑⊂((〃≧▽≦〃))⊃。
仕組まれた王様ゲームで姫川主任との恋に探りを入れられる菊田や、玲子ちゃん命の井岡が一緒に居たのは○○さんだったり、偶然やってきた管理官橋爪を前にしてさっきまでの威張りはどこへやらきっちり正座する今泉係長が、管理官の話の長さに爆睡してたり、と、10分とは思えないとっても濃いぃ内容に満足×満足。
映画の感想は。。。
「信念に基づき、過ちを認めて、正した男」の姿は、とてもかっこよかった。
現場の人間が自由に捜査できる環境を整えた彼は、現場の人間が靴を履き潰しながら調べた真実と正義を、己の身を犠牲にしてでも守った。
その場面…。ベテラン俳優三人衆の見事な腕前に拍手。
和田さん(三浦友和さん)、かっこいい。
管理官(渡辺いっけいさん)、かっこいい。
誤りを認めたくないプライドとカメラの前では醜態を晒せないプライドの狭間で揺れ動く長岡の様子を演じる田中哲司さん、上手い〜。
(アンフェアも踊る大捜査線も手緩い感じのフジテレビさん、遂に鉄槌下した?)
全体を通して、多くの人間の悲しみの涙が降り注ぐ話は、切なかった。
みんな一生懸命。辛さを抱えながらも頑張って生きているのに…。
気持ちを切り替えて…。
姫川を想い気持ちが揺れ動く菊田、一見人の良さそうな極道、西島秀俊さんと大沢たかおさん、
どちらもステキ+。☆ カッコ(〃ゝω・人)Ё★.:。
牧田の善人顔と悪人顔共に魅力的、大きく開襟したシャツの間から見える胸板、色っぽい〜。
大好きなあの人が他の男に…な状況でずっと彼女を待ってて送る事も拒まれて車の中で独り佇む菊田。
通りかかって菊田に声を掛ける遠藤憲一さん演じる日下、察して一言だけ!なのもイイ!。
胡散臭げな(爆)井岡が菊田に差し出す「いちごオ・レ」も♪(これ飲みながら帰宅)。
E〜男達もたっぷり味わえて、幸せ。
極道さん達勢揃いの時。。。
命を救ってきた南方先生の大沢たかおさん、水戸黄門の格之進の伊吹吾郎さん、SPの神尾佑さん、「はやぶさ/HAYABUSA」のエンジン開発担当責任者の喜多さんの鶴見辰吾さん、Vision 殺しが見える女の若手刑事の金子ノブアキ君達を見て、善い人達が悪人になってる〜〜(^^;)と不思議な気持ちだった:笑。
※ちなみに。。。和田さん…のメロディコールはAKB48。
又、いつか、姫川班の捜査が見られるといいな☆。
〜菊田に敬意を表して〜
かなり見応えある作りになっていましたね♪
ただ姫川班で動くというよりは、姫川単独で動いていたのが、ちょっと残念でもあり。
菊田と牧田が対照的な描かれ方をされていました。
姫川との三角関係も絶妙に。
井岡が菊田に差し出すいちごオレには爆笑でした。
原作は続いているので、
また映像化して欲しいですね。
はいっ!。1話、1話が濃かったドラマ。
映画としても楽しませてもらいました。
単純に事件解決を目指すだけではなく、
多くの人間達の人生ドラマも描いてるところが何ともツボで。
姫川。。。菊田と牧田、どちらを選ぶのでしょう?。
それとも独りを貫く?もしくは別の誰か?。
彼女のこれからをもっと見てみたいなぁと思いました。
その時は、姫川班のメンバー達にももっと登場してもらって(^^)。
いちごオレ、いいですよね♪。
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
ストーリーからすると、かなり大沢演じる牧田の
力量ある演技が目立っていたと思います。
危ない匂いのする男と、気持ちを牛耳込めてしまう男、
女性のみなさんはどちらを選ぶのでしょうね(笑)?
姫川主任は危ない匂いのする、そして同じ匂いのする
男に一時ハマっちゃいましたね(笑)?!
大沢たかおさん、上手でしたね。
極道とまっとうな所、今と過去を
いい感じに演じ分けてらしてたと思います。
あの優しい笑顔と強さがあれば、たいていの女はオチると思います。
私もケガしたりさせたりさえなければ、牧田が良いな〜。
菊田は、優しすぎてどうしていいのかわからなくなっちゃいそうです。
西島さんご自身は「何食べるか」や「どこ行くか」にこだわらない
(考えるのがめんどい:笑)方らしいので、私は好きかも♪です〜。
この作品、よく考えたら姫川以外はほとんど登場人物は男性なのですね。
菊田は原作よりも西島さんが演じるテレビシリーズのキャラクターのほうがより魅力的な感じがします。
体育会系純情青年って感じで。
同僚にパンチするところがけっこう好き。
和田部長もいい感じでしたよね。
三浦友和さんって最近良い役も悪い役も両方やるので、どっちなのかがわかりにくいのもキャスティング的に良い感じでした。
おっしゃるように最近の警察ものは警察幹部はスルッと逃げ果せるところありますからねー(シリーズを続けるため?)
原作はまだまだこのシリーズ続いているので、再び姫川班結集もあるかもしれないですね。
そうですね〜。
姫川姫(^^)の周りを色んなタイプの男性達が取り囲んでいる状態ですね。
しかも、みなさん、個性的〜!。
みーんながちょっとずつ姫川を意識しているのも楽しいです。
菊田パンチ!書くの忘れてました〜(^^;)。
いいですよねっ。ぼすっって。。。
あの筋肉からすると結構な力でしょうけど、
仲良しさんな証拠って感じで微笑ましいです。
今回、三浦さんがいい人で良かったです〜。
シリーズ、図書館で予約しました。順番が来たら読みますね♪。
どうしてもだめ。
なもんで、牧田をかまきりがやるって予告を見たときから、菊田への思い入れが激しすぎて、冷静に見れなかった。
一応、小説の菊田は、菊田パンチが似合う無骨な大男なんすよね。
それをニッシーがやってしまったもんで、どこかに闇を抱えた複雑な深い男になってしまった・・。これは想定外だったかもね。
ニッシーを見て、ひたすら喜ぶ人には、うれしい誤算ですが、辛いわ〜。
スペシャル・ドラマ、見逃してしまったんですよね。痛恨の極みです。
ありゃま、JIN先生もダメでしたか〜〜?。
原作既読で姫川と牧田がどうなるかご存じで牧田が大沢さんとなると…。ですよね。。。(^^;)。
しかも、菊田さん、西島さんですし〜(笑)。
小説だと無骨さんなんですね、なんとなくイメージできたかも♪。
西島菊田がインプットされてる私は、小説読んでどう感じるんでしょ(わくわく)。
SPに関しては、あちらでまたご連絡さしあげるかも。です。