

映画:「ボクたちの交換日記」。
監 督:内村光良
脚 本:内村光良
原 作:鈴木おさむ 『芸人交換日記〜イエローハーツの物語〜』
主 題 歌:ファンキーモンキーベイビーズ
キャスト:
伊藤淳史 (田中洋平)・ 小出恵介 (甲本孝志)
長澤まさみ (新谷久美)・ 木村文乃 (宇田川麻衣子)
川口春奈 (甲本サクラ)・ ムロツヨシ(福田)
佐藤二朗(ビッグチャンス社長)・佐々木蔵之介(川野)
ベッキー・カンニング竹山
ストーリー:
結成12年目を迎えながらもいまだに売れる気配のないお笑いコンビ「房総スイマーズ」の甲本孝志(小出恵介)と田中洋平(伊藤淳史)。コンビの将来について膝を突き合わせて話すことをしてこなかった二人だったが、彼らはもう30歳。お笑いに情熱を傾け続け、相方と一緒に成功したいと願いつつも後がない二人は、互いに本音を語り合うべく交換日記を始める。次第に真剣に互いの本音をぶつけ合う二人は、再び夢と向き合い、某お笑いコンテストにすべてを賭けて全力投球を開始…。
「さぬき映画祭2013」ディレクター:本広克行氏の上映作品からチョイス。
1/224名として、参加してきました〜。
上映会ゲストは、ムロツヨシ(俳優)さん、細谷まどか(プロデューサー)さん。
(お手洗いに向かっていたらムロさんと至近距離ですれ違い。。。
ふんわりふわふわの髪、本番は、くるくるくるりんに、セットなさってた)
本広監督から司会を頼まれたムロツヨシさん、盛り上げてくれました

「カタカナ五文字で、ムロツヨシです。」
「七年前のピーナッツ撮影時はエキストラと間違えられ、悔しくて頑張って上ってきて、名前がチラシに載るまでになりましたっ!。」(´∀`)σ 。
ちなみに、この作品、エンドロールに注目

ムロさんの役「福田」が、エンドロールで「フクダユウイチ」になっているようで…。
どうも、制作側の遊び心?らしい(要チェキ!)。
(福田雄一氏監督・脚本のドラマ「勇者ヨシヒコ」繋がり)
細谷Pが、お手紙で内村さんに、監督を依頼。
「お笑いの世界の自分が、その世界について描くのはどうなんだ?。」と悩むも、引き受けてくれた内村さん。
原作は漫才コンビなるも、内村さんの希望でコントの設定に。
他の内村さんオリジナルは、ご自身が水泳部だった事もあっての水泳場面及び灯台の場面。
灯台は、内村さん、7七年前のピーナッツ撮影時既に、チェックしていた場所との事。
コントは、内村さんのオリジナル。
内村さん直筆の(←小学生並に汚い字らしい)原稿をもらい、練習する小出君・伊藤君。
もちろん、ムロツヨシさんも:笑。
実は、小出君と伊藤君。。。
そのコントを実際に新宿の劇場でやってみると、見事に滑りまくり┏(-_-|||)┓

お笑いの世界って厳しいっ


ちなみに、その新宿の舞台で、唯一ウケたタクシーのネタ。
元々は、「房総スイマーズ」のライバル「BB」のネタだったのを、小出君がお願いして「房総スイマーズのネタに」と奪い取った(←ムロさん曰く)そうな。
で、小出君。。。映画:「ストロベリーナイト」の撮影期間でもあり…。
被った時は、伊藤君の相手をムロさんが、
ムロさんの相方さんが来られない時は、内村さん自らがムロさんの相方役をやってたらしい。
こちらの作品。。。
原作、舞台(オードリー若林&田中圭:トークによる場面展開が見所)、映画化との事。
ちなみに、香川県のうどん屋さん。
ムロさんのお気に入りは長田の香の香と、うぶしなさん。
香の香は釜上げうどんが有名。
私は、この釜上げに入ってる白濁したお湯が好き


交換日記を読みあげる形式で展開するストーリーは、冒頭から、笑わせてくれる。
伊藤君の「嫌です!」(←実は、キーワード)に、爆笑(≧∀≦)。
お互いに真っ当な意見なのに、微妙にズレてる会話に(。・m・)ププッ 。
可愛い恋の始まりから人生の伴侶となる過程、二人の周りにいる人達の優しさに、ほっこり。
心にグッサリ突き刺さるほんとに痛い現実に胸が苦しくなるけど、根底にある温かい雰囲気が助けになってくれる。
笑って考えて。。。明日も頑張ろう〜

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印象的だった言葉は。。。
・やろうと思ってるとやるの間には一本の川がある。
・幸せにしたい誰かのために。
・メールより、交換日記だろ。実際に書いた字の方がその時の気持ちがより伝わる。
《小出君、一発芸!。スマッシュヒット?。》
「カルボナーラ、(お尻ぷりっ)とおな〜ら。」
「ペペロンチーノ、恥ずかち〜の。」
「ボロネーゼ、そりゃね〜ぜ。」
おめめが点…。↑スパゲティー食べるの楽しめそう

コントはもちろん、役者さん達の絶妙の「間」、心にきゅんとくる言葉の数々も見所。
(その時の思いを表現している)水泳の場面、画面に表記される日記の文章(小出君と伊藤君が、甲本らしさ田中らしさを意識して書いている文字だそう)も読みやすくて温かく作品への集中力を高めてくれる。
キュートな長澤まさみちゃん、美男子小出君をたっぷりんこ、面白生真面目な伊藤淳史君も堪能できる。
幸運のベッキー、インパクティ(笑)なカンニング竹山さんも必見。
〜特に面白かった場面〜
本物の芸人さんを目にして興奮した甲本が、握手しながら「カンニング竹山さんですよね、カンニング竹山さん、カンニング竹山さんだぁ。」と連呼し、竹山さんに「竹山さんでいいと思う」と突っ込まれる所。
風邪っぴきで寝込んだ甲本が彼女の久美ちゃんにちゅ〜しようと迫るとこ。
最初は優しくたしなめてたのについにはバッチーン!とビンタするまさみちゃん&イケるイケると調子に乗ってこてんぱんにされて凹む小出君〜。
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一応、「つまづきへの答え」は示してくれているので。。。
「自分自身の答え」は、観た人自身が決めるのだと思う。
オススメの作品〜

落ち着いた二枚目っぽいのかと思ってたら、これがまたやんちゃで!
なかなかいい感じのコンビでした!
高校生役はお腹に無理が。。。
いろんなものが内包されてる大きな作品だなあと思います。
うっちゃんの人柄だなあ〜。
私も小出君は、落ち着いて物事を進めるタイプの美男子さん、と思っていました。
どちらかというと兄貴分的な…。
そしたら〜、映画の宣伝に登場する小出君のごそごそわさわさっぷりにビックリ!。
電車男な伊藤君が、めっちゃ成長してるやん!と勝手にイメージしてこの作品、観ていました。
2人のやりとり、良かったですよね〜。
DVDにはコント全体がしっかり収録する予定のようです(わくわく)。
見逃しちゃったお腹はDVDで確認します…(爆)。
見ていて温かい気持ちになる「笑い」は、いいですね(^^)。
そういう「笑い」が増えてくれるといいな☆と思います。