2013年08月07日

美術館:「輝ける皇妃 エリザベート展」♪。

平成25年8月7日(水)晴れ

美術館:「輝ける皇妃 エリザベート展」。
エリザベート展.jpg2.jpg
19世紀末のヨーロッパ。
世界の大革命の中、数奇な運命に翻弄された絶世の美女、オーストリア皇妃エリザベート(1837-1898)。
「シシィ」の愛称で国民から親しまれ、わずか16歳にしてヨーロッパ王家の名門ハプスブルグ家の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に嫁ぐものの、旧態依然とした宮廷生活にはなじめず現実逃避。
生涯自らの美と自由を追い続け、贅の限りを尽くした生活を送るようになる一方、国家のあり方としての共和制に関心を寄せ、ハンガリーの建国に尽力。
けれど、晩年は、宮廷を離れた孤独な旅の果てに、テロリストの暗殺による悲劇的な最期を遂げる。
身長172cm・体重50kg・ウエスト50cmという驚異のプロポーションを維持したコルセットや、花嫁エリザベートの頭を飾った黄金のティアラなど、ハプスブルグ家をはじめヨーロッパ各地の美術館や個人が秘蔵する遺品から、絵画・装飾品・工芸品など、多くの日本初公開を含む約120点を展示。
「星の髪飾り」は、エリザベートが実際に身に着けていた伝説の逸品として、日本初公開。


かなり前に岡山へ観に行った時のレポです。
エリザベートは、1837年12月24日(日)に貴族の家に出生。
生まれた時、歯が既に2本生えていたそうです。
子供時代は、ポッセンホーフェン城で過ごし、使用人・家庭教師・母親と暮らし、当時の公爵家の子供達と同じく自由はありませんでした。
当時、最も裕福で最高の美男子と称えられていたオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフとの出会いは、大后妃ゾフィーがエリザベートの姉とフランツをくっつけようとした避暑地で、姉と一緒に行ったエリザベートにフランツが恋をしたのが始まり。
結婚が決まり、4/24の式に向けてウィーンからシェーンブルン宮殿へ向かうため4/22に出発したエリザベートは、馬車→船でドナウ河を進みます、行く先々はどこも薔薇で飾ってあり、彼女は「バイエルンの薔薇」と呼ばれました。
ちなみに、式当日、オトマート・ラウシャー枢機卿の長〜い説教があり、式にいらしていたお客さん達は、指輪交換の祝砲で目を覚ましたそうです。
16歳で結婚したエリザベート。22歳の皇帝が15歳の彼女に一目惚れしたのです。
ですが、新居であるホーフグルグ宮殿に着き、馬車から降りる途中、ハプスブルグ家伝統のティアラが馬車の戸口にひっかかりエリザベートは立ち往生してしまいます。
姑の大后妃ゾフィーに、皇妃として美しく振る舞い、子を産み国の威信を守り、年寄りの世話をも求められるエリザベート。
翌年、最初の子ゾフィー(大后妃にちなんで命名)が産まれるも養育は大后妃、しかも2歳で亡くなってしまいます。
その後、次女ギーゼラ、長男ルドルフ、三女マリーヴァレリーに恵まれたエリザベート。
ですが、三女以外の子供は、大后妃にとりあげられ、なかなか会う事ができません。

ちなみに、エリザベートは中央ヨーロッパでも優秀な名騎手で、技はオリンピック選手級、
天使のような姿をして悪魔のように馬を乗りこなすと言われていたようです。
馬は140頭飼い、使用目的に合わせて乗る馬を選んでいました。
愛馬の名前は、プリムローゼ。

宮廷生活をするうち、美貌が権力と武器になると学んだ彼女は、自らの美しさを利害のために巧みに使うようになります。
身長172センチの彼女は、体重50キロ、ウエスト50センチを、生涯維持しました。
〜ウエスト50センチのコルセットベルト〜
ベルト.jpg
そのために、毎日体重のチェックと5時間のランニング。
食事は、6キロの牛肉から絞った肉汁をコップ一杯飲むか、卵5〜6個分の白身に塩を混ぜたものを飲み、食べるのは、オレンジだけ。たまに食べる甘い物はすみれのアイス。
平行棒、吊り輪、鉄アレイを使った体操や重量挙げ等のトレーニングに乗馬、フェンシング、散歩を毎日。
おしろいはつけず、宮廷薬局で買う口紅と頬紅のみを使うナチュラルビューティー。
吹き出物から守るため、薔薇水、ラベンダー水、すみれ水を用い、初夏は苺をすりつぶしてパック。
皮膚のたるみを防ぐため、夜は生の子牛の肉を内側に貼り付けた革のマスクをして就寝。
オリーブオイルのお風呂、カリウムとヨードを加えた海塩のクリームをお風呂上がりに塗って、コットンでパウダーをはたきます。
身体も、布団は使わず、水をつけた特殊な布帯を腰と首に巻いて寝ました。
(消化を助け、ほっそりした体を作るため)
膝まであった髪の毛は14日に一度、卵と蒟蒻を使い丸一日かけて洗髪していたそうです。
ちなみに靴のサイズは、かかとの高さ3.5センチ、靴底の革の長さ22.5センチ。
さみしさからか、結婚7年目位から逃避行の旅が増え、1898年9月10日スイスジュネーブにて、無政府主義者のルイジ・ルケーニというイタリア人暗殺者にヤスリで胸を刺され61歳で亡くなります。
不思議な事に、一度気絶した後、起き上がり船に乗ってから他界したそうです。
悲しい運命を送ったようにみえますが、彼女が愛したハンガリーの人々は彼女の事が大好きで、旦那様の皇帝フランツも彼女の事を生涯愛していたそうです。

彼女の人生を辿りながら、場所に合わせた努力を人は行っており、
今いる場所を一生懸命に生きるのが人としての道なのだろう、と思いました。

会場にあった【扇子の誘惑】を。。。
・左手で顔の前に持つ−お知り合いになりたい
・指をそっと扇の先にあてる−お話したい
・閉じた扇を心臓にあてる−あなたは私の心をいとめた
・扇で頬をなでる−愛しています
・半分開いた扇を唇にあてる−キスOK
・扇を左手でぐるぐる回す−見られている
・扇を素早く音をたてて閉じる−ランデブーは無理
・閉じた扇を右目にあてる−いつ会える?
・半分開いた扇を右目にあてる−何時に?
・指で特定の数の扇の骨や折り目をなでる−会う時刻の指定
・ゆっくりあおぐ−結婚しています
・すばやくあおぐ−婚約しています
・扇を持つ手の小指をたてる−さようなら


機会があれば、使ってみるのもありかも〜キスマーク
posted by みぃみ at 15:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは!

これ行ってみたいって思ってたのに、バタバタして行けなかったー><。
羨ましいわ♪
しかし、毎日の食事が凄いね^^;
運動も・・・アスリートみたい。
扇子の意味面白いね^^
Posted by みすず at 2013年08月11日 17:02
みすずさん>こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

初めて行きましたが、駅と近くて綺麗でステキな会場ですね。
ちょうど、天満屋さんでベル薔薇展も開催中でしたので、両方行ってきました。
マリーアントワネットとエリザベート、リンクしちゃいました。
お姫様で美しくても色々あるんですね…。
わたくし、のんきな平民でよかったです♪。

すごいですよね、食事も運動も。
お肌とダイエットの参考にしようと(恋のお誘いも)、必死でメモりました。
お肉貼るのは、レディーガガっ?!と突っ込みそうになりました:笑。

星の髪飾りのレプリカペンダントがありましたので、購入。
エリザベートの美しさ目指して、頑張ります!。

Posted by みぃみ at 2013年08月12日 10:07
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