
東京都現代美術館にて「SPACE FORYOUR FUTURE アートとデザインの遺伝子を組み替える」の展示鑑賞時レポ。
動機は、参加アーティストに、蜷川実花さんの名前があったため。
[アート・ファッション・建築・デザイン…分野と領域を超えて活躍する13ヶ国34アーティスト/クリエーターが提案する未来のコミュニケーション・スペース。鑑賞者の感性や感覚、知的な触覚を刺激し、変容させる空間]とのことで、一体どのような感じなのかなぁ?と足を踏み入れたら…。
なんと!作品とふれあいながら過ごすことのできるとっても贅沢な空間でした。
(美術館内を上へ下へとくまなく廻りました)
靴を脱いで作品に近づいたり、真っ暗な遮光室の中で白い光とスクリーンのみの空間を体験したり、でっかい風船(四階建てのビルの高さだそうです)が浮かんでいたり、小屋の中に入ってうろうろしたり…。
(こんなに堪能していいのかしら?と、うきうきo(^o^)oしながらの鑑賞)。
印象深かったのは、足立喜一朗氏の作品。
中に入って体感するアート。
電話ボックスの中に、CDプレーヤーとミラーボールがあり、内部はマジックミラーで覆ってあるので、電話ボックス内に居る自分に見えるのは自分の姿のみという不思議な空間の中、流れる音楽にノリノリになってテンション上がります♪。
でも外からは、中が丸見え〜(笑)。
そして、エルネスト・ネト氏の<フィトヒューマノイド>。
大きなクッションの椅子のような作品が数点あり、普通に座ることも、着ることもできます。
ぜひとも、着ることをおすすめします。気持ちの良い着心地の作品に体を包んでもらって下さい。
それから、バーバラ・フィッセル氏の<トランスフォーメーションハウス>。
黒いスクリーン上に、空間が次々浮かび上がり、人間の生活が、ストーリー性を持って描かれてゆきます。
デマーカスファン氏の<レース・フェンス>。
針金のひし形が並ぶフェンスをご覧になったことがあると思いますが、あのひし形部分が、レース編みを施したように様々な絵になっています。
作品を観ることに加え、体感もできた、すてきな機会だと思いました
