
映画:「ジャッジ!」。
監 督:永井聡
脚 本:澤本嘉光
キャスト:
妻夫木聡:太田喜一郎・北川景子:大田ひかり
リリー・フランキー:鏡さん・鈴木京香:木沢はるか
豊川悦司:大滝一郎・荒川良々:カルロス
玉山鉄二:竜也・玄里:原田
田中要:次伊沢 ・風間杜夫:現通の社長
でんでん:ちくわ堂社長・浜野謙太:ちくわ堂社長の息子
伊藤歩:太田の元カノ・加瀬亮:現通社員・太田の先輩
木村祐一:きつねうどんのCMディレクター
あがた森魚:エースコックの宣伝室長
松本伊代:現通社員・経理係・志賀廣太郎:カラオケ店の店長
柄本時生:カラオケ店の店員・福本清三:謎の老人
竹中直人:居酒屋のおっちゃん
ストーリー:
テレビCMの世界一を決めるサンタモニカ国際広告祭。
落ちこぼれの広告マン、太田喜一郎(妻夫木聡)は、社内一のクセモノ上司、大滝一郎(豊川悦司)に押し付けられ、広告祭の審査員として参加することになる。
太田は同伴者の必要性を知り、ギャンブル好きのデキる同僚、太田ひかり(北川景子)に同行を懇願する。
ひかりは嫌々ながら“偽の妻”として、太田と一緒に広告祭へ行くことに。
英語が不案内な太田は、審査員経験者の窓際族の鏡さん(リリー・フランキー)から、怪しげな特訓を受け、現地へ。
世界各国の代表が集う華やかな審査会が開幕する中、ちくわのCMで賞を獲らなければ、自分は会社をクビになってしまう事を知る。
世界中のクセモノ揃いのクリエイターたちが駆け引きや小芝居に躍起になるなか、ライバル会社のエリートクリエイター、木沢はるか(鈴木京香)も参戦してくる。
太田は持ち前のバカ正直さと、鏡さん直伝の数種類の英語を武器に奔走し…。
笑った、笑った〜

見た人が幸せになるCMが、太田の作りたいCM。
今作は、見た人を楽しい気持ちにしてくれる映画なので、入賞〜〜

コシが自慢の讃岐うどん。
「♪コシコシコシ〜」と、腰振るきつねちゃんに、つかみはオッケー。
ちなみに、うどんを茹でる時はたっぷりの湯で、かきまぜずほぐしてゆでるとコシのあるうどんを家庭でも楽しめます。
腰振るキツネ、どっかで見たよ〜、エースコックは豚さんだよね。と、考えた私。
そう、徳島製粉さんのきつねうどんのCMよっ。
うどんフィーチャー+懐かし映像のオマージュに、テンション上がる

【徳島製粉 きつねうどんCM】
きんきんきんちゃん、こんこんきつね〜
【ジャッジ! 太田のCM】
こんこんこんこ〜ん、こしこしこしこし〜。
数年前の徳島製粉さんのこのCMもキツネちゃん、だんだんヘロヘロになっていくの。
なので、映画で、着ぐるみ脱いだ太田がバテバテだった様子とリンクして、ぷぷっ(^m^)。
「オオタキイチロウ」がタイプの異なる二人の人間を表せる事に始まり、鏡さん秘伝のカマキリポーズにペン回し、美味しい料理を食べるための本とオタクグッズ。
最大の味方となった審査会委員長と知り合うきっかけになったコイン。
エースコックの社長がネコが好きだからという理由のみで無茶ぶりしたニャーと鳴くキツネCM等…。
全ての見事な伏線と回収に、上手いな〜☆と思った。
(作った方は、実際にCM製作に携わってらっしゃる方なのですね。)
・「大事な事を言うと前置きすれば、全部大事に聞こえる」からの…。
「でぃすいずあ (溜めて溜めて)ぺぇん」(はい、とても重要な事に思えます)。
・ひかりにポイッと投げられたチップ用のお金。
幸運のお金になるかも?と持っていた太田に、本当に幸運を運んでくれた。
「金でしか動かない男」を、動かしたんですもの。
委員長さん。。。
自分の作ったCMが、太田をCM業界へ進ませており、一生懸命な太田の姿に、若かりし頃の自分自身のCMへの愛情や情熱を思い出して、嬉しかったんだろうね。
なのに、買収(笑)された事にする所が、なんともチャーミング(^^)。
・大滝の秘書の隠し撮りしたカマキリポーズ写真が、太田のピンチを救う。
確かに、Same Person.ねっ:笑。
意味不明なのに、絶妙な「間」が醸し出す笑いも、満載。
・キツネの映像の真上に、これはネコですの字幕。
アップで映ったキツネの発する音は、ニャー!。
おっしゃる通り!な、「こんこん歌ってるのに何がにゃーだ」の大滝のツッコミが、面白さを倍増する…。
・大繁盛のUDON屋さん。
食べた人達が発する言葉は、にゃー!。
「美味しい」を意味する「にゃ〜」を携え、世界中にうどんがブレイク!。
・ちらっと映った松本伊代さん。
鏡さん曰く。。。
「あのおばさんな、。。。昔16才だったんだ。」からの…ど〜ん!と並んだ懐かしのレコード達(大爆笑)。
太田の真っ直ぐさと、CMを愛する人々の良心と、メガホンさんのグッジョブによるめでたしめでたしな結末。
ステキな言葉達も沢山。。。
・一流なんだから、一流のジャッジを。
・逆風も振り向けば追い風になる
・沈黙は金
・竹輪は日本のもったいないの精神から生まれた、ストローにもなる商品。
・竹輪をのぞけば未来も見える(私、チーズ入りも好きよ)。
余談ですが、棒天は、ぐにゅっと半分に曲げてみても割れなければ、新鮮だそうです。
はるかの推すトヨタのCMは、本当に良かった。
自動車で、実際に動いてるのは機械や金属なるも、そこには、「作った人の想い」があるんだよね。
(おっちゃんワイパー、お気に入り)
ひかり同様、鑑賞においても大博打だったこの作品。
収穫多くて、満足〜

TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
おっと、まだ年始のご挨拶がまだでしたか(汗)
本年もどうぞよろしくお願い致します。
まぁ、大笑いは出ませんでしたが、小笑いは至るで(笑)
ま、業界結構デフォルメしてありましたが、
業界を知る人間が作ると逆に難しい面も出てしまうでしょうね(謎)?!
楽しい作品でしたね〜
リリー・フランキーさんのペン回し、
キツネの映像の上に「これはネコです」の文字、
私も大笑いしてました。
もっとチープな映画かと思ってたのに、
笑いのセンスは良いし、
伏線の回収の仕方も文句無しで
満足度高かったです。
年初から当たりの作品に巡り会えてラッキー♪
こちらこそ、よろしくお願いします☆。
夜中、テレビを点けると、時々、
CM優秀作品達特集を放送している時があって。。。
そのCM達が、とってもいいんです☆。
普段目にすることがほとんど無いのが不思議な位。。。
となると、やっぱりお金と力なのか…と邪推したり:爆。
ね、ね、もしかしたら大滝みたいな人いるのかもしれませんね。
知ってる人には誰のことかわかったりして〜(^^)。
はい。楽しかったです♪。
一見陳腐な事やってるようですが、
海外で日本人が何かを発言するには、
周りが注目するような事(ペン回しやオタクグッズ)が必要!等、理に適っていて…。
そいういった事を、
わかりやすく且つ笑いと共に提供してくれてるので、
上手いなぁと思いました。
伏線の回収、見事でしたよね☆。
私も、年始、いいもの見つけて、ラッキ〜です〜。
小ネタがくだらなすぎてツボにはいっていました。
妻夫木君もかわいかったです。
昔、会社の先輩の発言「お前にとっても悪い話じゃない。」を思い出しました。
いや、実はiinaさんから教えてもらった情報なんですが^^;
鏡さんがカッコよかった!(笑)
あんな作戦がみごと的中するなんて!
ワタシも誰か困ってる人にあんな風にカウンセリングしたいです^^
「センチメンタルジャーニー」が脳内で流れるひとです。
ウケた〜。
リリーさんいい役でしたね〜。
さりげなくツボだけおさえて送り出す。
過去にそこで熱く語り合ったひとがいたからこそ
わかってるハウツーで乗り込んでいったら
文字どおり
「無茶」が「チャンス」になった。
たまにはこういうバカ正直がむくわれてもいいじゃんってそことってもハッピーになりました。
見て元気になれる映画ってええですね。☆
ものすご〜くくだらないんですが、面白い!でしたね〜。
前の方の座席に陽気に笑う男性がいて、
その方に引っ張られる形で(爆)、
劇場全体に笑い声が満ちました。
思わずぷぷっとなる持っていき方、上手いな〜と思いました。
ぶっき〜、ばか殿に続き可愛いらしかったですね。
彼ならではの顔得(^^)。
無茶をチャンスに変えての離れ業ゴール!。
太田、キメてくれましたね〜。
無茶はチャンスはと読めないと、
太田に無茶ぶりした当の本人の大滝が言った場面も面白かったです。、
お前に、とっても悪い話、じゃない
お前にとっても、悪い話じゃない
どちらの結果を生み出すかは、当人次第???。
バラサ☆バラサさんは、成功ゲット!なさいましたよね(^^)。
itukaの突っ込み及び解説拝見していると、
鏡さんのようなアドバイスしてくれそうに思えます。
鑑賞前、そ〜っと覗かせていただいて、
観るか観ないか決めたりさせていただいていますもん。
バイロケ怖そうなのでやめるつもりでしたが、
記事拝見して、観る気満々です。
おぉ!。。。
トヨタのCM、実際のものなのですね。
考えた方、スゴイですね。
映画の予告のようなCMもトヨタでしたっけ?。
あ〜〜〜、トヨタ車実は結構出てたりして…
協賛にトヨタあったのかも…。
うぅぅ…、再見した際、確認します。
16歳ネタ。。。
伊代さん映して「16歳だった」だけでも面白い所に、
すかさず、ど〜んっ!とあれをフレームアップ!。
大爆笑いたしました。
あの時のバックミュージック何だったんでしょうね〜。
センチメンタル・ジャーニー流れていたかも?…。
リリーさん、ツボ押さえてましたね。
作品内の立ち位置でも、鏡さんアドバイスも(^^)。
心根が良くて、
自分の携わっている仕事も好きな太田が
報われて嬉しかったです。
とっても幸せな気持ちになれるいい作品だと思います☆。
元ネタになったようなCMがあったのね。
短いですが、インパクトあるのを作らないとなんないし、クリエイターさんの大変さを身にしみて理解しました。
映画全体の作りは、小ネタぶちこんで、流れ的にはまだまだな気もしましたが、気の短い日本人にはちょうどいいのかもですね。
あのペン回しは、CG?
徳島製粉さんという会社なのですが、
横山やすしさんはじめ、吉本のお歴々が出演なさってきて…。
突然キツネになった時は、超びっくりしました。
ちなみに、タヌキもいます。
たぶん、こちらでは、
この懐かしCMとのリンクもあり、
鑑賞した大勢の人達
(注:一定の年齢層以上)
がツボったと思います。
ものすごい数のCMがある中、
新しいものを考えるってスゴイですよね。
なはは。
たぶんあの長さとあの展開でささっと結末が
ベストなのだと思います。
ペン回し、CGかもしれませんね。
私、くるくると移動と定点回転はできますが、
あのフィニッシュはさすがに…。
初っ端から笑わせてくれましたね。
きつねうどんでニャーは爆笑でした。
その後も色々コメディシーンがあって面白かったです。
あのトヨタのCMはしっかり出来てました。
ユーモアを利かせた面白いCMだと思いました!
面白かったですね〜〜♪。
キツネがニャー???な最初の疑問を
解決してもらってからは、
作品の世界にのっかりましたよ〜。
妻夫木君、愛と誠に続いて、魅せてくれました(^^)。
むちゃぶりをしっかり回収しているのも、
ホロッとくる展開も込めてあるのも、大満足でした。
トヨタのCM見ると、安全運転しようと改めて思います。
徳島製粉きつねうどんCMって初めて見ました。
ちゃんとモトがあったとは!
映画のほうのきつねのCMはじわじわと面白さが出てきました。ニャーがよかったかも。
徳島製粉のCMも販路も全国規模では無いようですね。
こちらでは、あのCMが映った瞬間、
おっちゃんおばちゃん達(爆)大ウケでした。
商品も美味しいので、もし見掛けたら食してみてくださいませ☆。
最初は、これどうしよう…と思いますが、
見ていくうち、じわじわきますよね。
CMもじわじわくる作品が、購買力強かったりして?(^^)。