
映画:「サンブンノイチ」。
監 督・脚本:品川祐
原 作:木下半太
撮 影・美術:相馬大輔
照 明:三善章誉
キャスト:
清原修造:藤原竜也・小島一徳:田中聖・金森健:小杉竜一
まりあ:中島美嘉・破魔翔:窪塚洋介・渋柿多見子:ピーター
SM女王:檀蜜
ストーリー:
川崎にあるキャバクラ『ハニーバニー』の雇われ店長シュウ(藤原竜也)は、競馬場で店の売上金400万円が入ったセカンドバッグを盗まれてしまう。
オーナーの破魔翔(窪塚洋介)にこのことが露見するのを恐れたシュウは、『ハニーバニー』でキャバ嬢をするまりあ(中島美嘉)に連れられ、伝説的金貸し・渋柿多見子(池畑慎之介☆)から400万円を借りる。
条件は1週間以内に利子をつけて返すこと。絶望的な状況に頭を抱えるシュウに、まりあは銀行強盗をそそのかす。裏でまりあが手を引いていることを秘密にしたまま、裏カジノで到底払いきれない借金を背負ったボーイのコジ(田中聖)と、事業に失敗し破産寸前の常連客・健さん(小杉竜一)を仲間に引き込み強盗を実行。
1億6千万円を入手するが、この金を3分の1ずつ分けようとした段階でシュウが実行犯の自分と健さんが運転手を務めたコジと同じ配分であることに異論を唱えたことから、大揉めする。
さらに盗んだ金を入れたボストンバッグを開けると、そこには札束ではなく札束のようにされた新聞紙が入っていた。
そこには、彼等3人だけでなくまりあ、破魔翔、渋柿らの大金をめぐる思惑が交差しており…。
竜也君FCにて前売券販売が始まり、竜也君特典付。嬉しくってお買い上げ。
二転三転内輪揉め?犯人は誰だ〜?な話は、元々好きなので観る気満々。
前の方の席に座り、じっくり観てきた。
「キサラギ」にて、小栗君、小出君に塚地ちゃん。
「ボクたちの交換日記」にて、小出君、伊藤淳史君。
複数ストーリーのテンポ良な作品に、竜也君も挑戦?!、不安と期待。
舞台:「ろくでなし啄木」では、コメディー要素は勘九郎君にお任せっぽかったんだもん。
観てみると。。。
苦境に思い悩んだり無慈悲な男な役は、お手の物。
コメディー部分は、生真面目な台詞回しで、ボケとツッコミ(なんとな〜くな感じで:おそらくこれはボケていて、たぶんこれはツッコんでるんだろうと思えるという意味:笑)こなしてた。
「間の取り方」が上手いから、形になるんだよね♪。
ほっとした(^^)。
作品の感想は。。。楽しかった

「今」と「今に至る過程」の両方を、色んな人の思惑と考えとを絡めてあるので、同じ場面のリピートの度に、新発見!。
「羅生門」とまではいかないけれど:爆。
「リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?」(コリー・エドワーズ監督)な感じ。
「ハニーバニー」が「パルプ・フィクション」繋がりだったり、シュウの賭けたお馬ちゃんの名前等、タランティーノ氏作品オマージュしてます、な品川監督の意向はさておき。。。
面白いけどベタじゃんって言われる?「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が、一番好きな映画な私は、これまたベタな(メジャーな)作品達を色々思い出しながら、愉しんだ。
まず。。。
アイスピックといえば、シャロン・ストーンの「氷の微笑」。
氷も砕けて拷問にも凶器にもなる。
美しい彼女の微笑みの下には冷酷さ、ベッドの下にはアイスピック…。
イッちゃってる破魔役にピッタリな窪塚君が振り回すと華麗に見えるアイスピック。
妖艶でエロくて残酷な所。。。破魔とキャサリンが重なった。
破魔もアイスピック二刀流だったから、やはり、最近流行ってるのね。両手持ち攻撃。
そして。。。
監視カメラとモニターは、「硝子の塔」。
変態マンションオーナーのジーク。
破魔の場合は、変態相手にビジネスしてる人だけど…。
「覗かれる側」が主人公になってる所も、サンブンノイチとリンク。
でもって。。。
「トゥルー・ロマンス」な、戻れない道を選ぶ男女。。。
まりあのブラピやショーン・ペンがどうのこうのよりも、とにもかくにも帰宅部は早くおうちに帰って欲しかった竜也君ファンな私:笑。
〜お気に入りの場面〜
・救急車を奪って逃げようと画策するも特殊車両の救急車、みんなが「俺、運転したことない」って、当たり前の事を真剣に話してた事。
・哀川翔さんの「なめんなよ」に「なめねこ」が、浮かんできた。
・脱色ボーイな竜也くん可愛い。
・縛られてるケンに、「自由を手にいれましょう」と説得するシュウ。
ケンに、「その前に手足を自由にせんかい」と言われ、片方だけ手を外して、足を解きはじめるシュウ。
ケンは「ああ、なんでて足先やねん、手先にせぇや」と言いながら、気付く。
「あ!、手、自分で外せばええんやん」(爆笑)
・EXILEるホモ映画に、肉体美ワッキー・庄司・ヤスチン etc.。
キャバクラ店長に河本、お笑いさん達大勢〜!。
ちなみに、竜也君犯してるのは、レーザーラモンHGさんらしい。
・蓮根(レンコン)、串カツ、明太子、カルボナーラ。
アイスコーヒーには、ミルクとシロップをたっぷり。
・「強盗はアメリカの文化。。。ではないな。」←当たり前です:笑。
(この時の、竜也君の真顔っぷりもナイス!)
・テロ対策偵察部隊をかみまくるコジ
さらっと言うの難しいよね…。
「練習でできない奴は本番もできない」←おっしゃるとおり。
・「ボストンバッグとおばあさんのコラボっておかしいだろ。」←御意。
・檀蜜のSM女王様、似合ってた。
・生きたままのこぎりで脳みそって、レクター博士かいっつ。
・「頭に銃突きつけられても平気なのはジェイソン・ボーンぐらい」
「ボーン・アイデンティティーのマット・デイモン」
ボーンは、窮地を救った、「bomb」と、掛けてるのかな?。スプレーや噴霧器の意味もあるらしいから。
という事で、私的この映画のキーワードは「ボーン」。
・「ネゴシエーターとか来る。」
「シュワルツェネッガーきちゃう?。」
「それは、ターミネーター!!。」
小杉さんと同時に、つっこませてもらった。
最初、ネゴシエイター(サミュエル・L・ジャクソン)なのかな?と思うも。。。
ターミネーターのシュワちゃん来ちゃうってことは、たぶん…。
撃ちまくりのエディ・マーフィーの「ネゴシエーター」の方だよね。
だって、腕利きのネゴシエーターと銀行強盗犯との攻防のお話だもん。
・サンブンノイチが、3人の分け前だけじゃなく、見せ金としてサンブンノイチだったのも面白かった。
〜名言達と忘れていた事実〜
・気持ちで飛ぶ。
・強盗はチームワークが大事。
・ジンセイノリセット
とっても頑張った男達。。。だけど…。
「GG(銀行強盗)は、犯罪者。悪党なんだよっ!」
忘れていた事実を思い出させてくれた破魔は、シュウがかつて自分が書いた脚本を読んでもらっていたイッチャッテル先輩だった。
くるくる変わる展開と種明かしに、くすっとなり、大円団かと思いきや…。
根っこの所で、ひっくり返る結末…。
たっちゃん、小杉さん、田中君、窪塚君に池畑さん、皆さんお上手。
トリップにひっかかり、なんとか解こうと夢中で観た作品

映画ネタがいっぱい出てくるというので観てきましたが、いや〜面白かったです。
竜也くんはやはりこういう役はハマリますね〜。
いちいちツッコミする所がツボでございましたわ。
みぃみさん、すごい。
こんなに私書き出せないなー。
“強盗はアメリカの文化"には笑いました。
これだけ映画ネタ出てくると楽しいですね。
クリスチャン・スレーターネタがツボ。
お話もテンポがよくて面白かったです。
竜也君、今回も(←おいっ)うぉぉうぉぉ(例えばお金紛失時に)
言ってたらどうしようかと心配していましたが、
大丈夫だったのでホッとしました。
コジに真剣な顔でつっこむの、面白かったですね。
(おっぱいおっぱい真顔で言うんですもの〜:笑)。
コジをシュウがシュウをケンさんが…の、つっこみ連チャンも楽しかったです。
「強盗はアメリカの文化」。。。
文化ではないんですけど、思わず、納得しそうになりした:笑。
(↑日本は「空き巣な泥棒」、アメリカは「強盗」って、なんとなくすりこまれている)
クリスチャン・スレーターは。。。
顔ですかね…。
トム・クルーズに目がいくし、ケヴィン・ベーコンに興味がそそられます。
破魔翔に雇われた(囲われた?)5人の行く末も、
観てみたいです☆。
書いてから伺おうと思ったのだけど我慢出来ず・・(笑)
面白かったな〜〜〜。笑った〜〜〜。
えっ?と思うシーンも全然大丈夫だったな。
大体竜也くんの真面目さが可笑しくて可笑しくて・・・「オレの考えた筋書きはこうです」この台詞だけでも何回言ったでしょう〜?それ言う旅に可笑しくて!
そして、あんな恥ずかしい姿を観てしまって〜きゃあ〜!←大喜び
みぃみちゃん的キーワードの「ボーン」凄いわ!
まさにそうだね。
品川さん監督なので痛いの長いかもとドキドキ。
先にご覧になったマリーさんのツイからは大丈夫そうでしたので、前方席にて鑑賞しました。
コジキレ(←勝手に命名)の所は目瞑ってましたが
他はおっけ〜でした♪。
竜っちゃんのあられもない色々な姿:笑 めっちゃ貴重でしたね〜!がっつり見てました。
の後の、場面転換時の「痛っ」も、かわゆ〜☆と。
台詞の生真面目さとピンと伸びた背筋のリンク具合も楽しくって♪。
マリーさんは、もうすぐ生竜也君ですね。
サンブンノイチレポ含め舞台感想も楽しみに待ってます(^^)。
窪塚君はやっぱりさすがでした。
田中聖くんはそのまんまでした。
脇役もよかったです。
木下半太の原作がいいし
キャスティングもよかったです。
三人の掛け合い、
会話の間がナイスでした。
楽しかったですね。
原作と結末異なってるんですよね?。
「エレベーター」に続いてこの作品の原作も読んでみます。
品川氏はちょっぴり苦手だけれど、
彼の作った映画は、面白いです。
現場の人達が楽しめる環境作りもなさっているようで。
出演者さん達のイイ感じのタッグは、
そこから生まれるのかな?とも思ったり(^^)。
HGですが、プロレスのハッスルでは細く見えたものですが、周りが小川直也とかだったからなんですね。ガチムチに見えて、誰だか判りませんでした。
ここでこれ持って来たらツボるでしょ〜♪ないいタイミングで色んな作品が盛り込んでありましたね。
一つ一つの作品を、きっちり観てらっしゃるのかもしれませんね、品川さん。
私、暴力場面のねばっちこさ以外は、好きです、彼監督の作品達。
品川監督は相当に映画ヲタクなんだろうなぁと。
色んな映画のタイトルを出してきたり、パロディにしたりしているのを見ると、自然にそう思えてきちゃいます。
本作もベースとしては「パルプ・フィクション」でしたし。
どんでん返し連続の話は面白かったです。
個性的なキャストも見ている間は楽しかったですね〜。
おっ!と反応して
くすっと喜べるお楽しみがいっぱいなの
嬉しいですよね(^^)。
やられたようで、実は…な展開に騙されちゃいました:笑。
今回の主役3人と出演者さん達含め、
この監督の作品に出演なさってる方々みなさん
活き活きしているので
品川さんは苦手ですが、品川監督の作品は好きです。