映画：「MONSTERZ モンスターズ」♪。

平成２６年６月２日（月）。

映画：「MONSTERZ モンスターズ」。

監　　督： 中田秀夫
脚　　本： 渡辺雄介
音　　楽： 川井憲次
キャスト：
男：藤原竜也 ・男の父：三浦誠己・男の母：木村多江
田中終一：山田孝之・雲井叶絵：石原さとみ
雲井繁：田口トモロヲ・ジュン：落合モトキ
晃：太賀・押切奈々：藤井美菜・柴本孝雄：松重豊
ストーリー：
男（藤原竜也）には、視界に入っている人間を意のままに操る能力があり、子供の頃、力を恐れ虐待してくる父を殺し、母からは殺されそうになる。
孤独の中、ひっそりと生きていた彼は、ある日、普段通り力を使おうとしたところ、能力が通じない男を見つける。
彼は田中終一（山田孝之）という、一見ごく普通の男ではあるが、どれだけ大きな怪我を負ってもすぐに治る回復力を持っていた。自分の思うように動かせない終一に対し苛立つ男は、終一と仲良くなった叶絵（石原さとみ）の父親を筆頭に多くの人々を死に追いやり始める。
怒る終一と自分の能力を唯一知る終一を抹殺しようとする男は、激しくぶつかり合い…。

公開日初日に鑑賞。

藤原竜也君と山田孝之君の、俳優力勝負を楽しむ作品。

彼らの演技力で、お口ぽか〜んな内容も、大幅にレベルアップ。
さとみちゃんのホラーな演技も加わって、いい感じに、楽しめた。

山田君が、「ＳＮＳの発達により揚げ足取りの乱立。もうすこし映画を観ることを楽しんで欲しい」と話してるから、バラエティーに生放送、公開日には、朝早くからテレビにでずっぱりの主要キャスト３人が気の毒に思える作り方な事、とっても悲しいけど、一つだけ言わせて。
大原則の、男が操れるのはどういう時なのか曖昧なので、冒頭の女の子と後半の木村多江さんが動いちゃってるのをごまかしてる事もあって、工事現場も広場も劇場内も最後の螺鈿階段も、静止に耐えられていない人映ってないよね？と心配になっちゃった。
劇場内の人間うずまきわらわらは、某ゾンビ作品そっくり〜、と、シリアスな所なのに、笑っちゃったよ。

ごめんね、山田君…。もったいなく思うのよ、二人の演技が良いから、却って。

脚失ってます、手も壊死していってます、身体中壊れてきてます、な、肉体的傷みと漂う悲愴感、動く親とは会話する勇気の無い寂しさと精神的痛み。
ラストの、排除対象を駆逐できた喜びと、たった一人の理解者を失った悲しみの両方を、唇に浮かべる笑みと流す涙だけで表現した竜也君。

山田君の、クローズゼロともヤミ金ウシジマ君とも電車男とも違う、
身体の頑丈なごく普通の青年が、葛藤し戦うという終一という役でみせてくれるアクションシーン。
肉体も心も、強すぎず弱すぎず、絶妙の配分で田中を演じてる。
最初の包丁でぐっさり、スタンガンでビリビリに始まり、格闘家さん２人を相手、赤ちゃん放り投げをキャッチしながら落下直後、上から降ってくるベンチ、続く植木で、ぐしゃっ。
迫力満点で、ドキドキした。

二人共、上手い〜〜。

松重さん演じる柴本、あっさりやられちゃったけど、実は一番黒かった。
進化した者を排除して、旧人種だけの社会を守る。
男が田中を排除しようとしたのと同じ事を、行おうとしている旧人種達も、ある意味化物かと。

お互いを認め合い、共存する世の中になるといいな。

藤原竜也君のおしりと筋肉質な細身の身体、しゅっとのびた美しい足。
竜也君の胸元から、ちらっとみえる日本絵画のような肢体。
山田孝之君の逆三角形のごっつい身体、逞しい足。
Ｔシャツの上からでもわかるマッチョな筋肉に萌えた。
−−−−−−−−−−
演技とビジュアル、共に魅せてくれた二人に拍手。
o

Comments

かなりツッコミどころがあったものの、
最後まで楽しむことは出来ました♪
こういった能力系の作品は好みです。

アクションシーンは見応えがありましたね。
ドキッとするシーンも結構ありました。


韓国版の結末とは違うらしいので、
今度はそっちが観たくなったりと…。

Posted by BROOK at 2014年06月02日 12:30

BROOKさん＞こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

ね〜(^^)。
え？と思う箇所はあるものの、楽しめました♪。
時間経つのあっという間でしたもの。

アクションシーン。。。凄かったです。
一番怖かったのは、マッチョな２人との場面。
おもわず身をのりだしてました。
われにかえって、痛がってるマッチョさんは、可愛かったです。

韓国版のリメイク、なのですよね。
もっとシャープな作りなのでしょうか。
レンタル屋さんで、探してみます。

Posted by みぃみ at 2014年06月02日 13:09

初めまして＾＾
ジョニー・タピアさんのブログから来ました。

私もMONSTERZ モンスターズ見に行きました♪

Posted by 牧本　遥 at 2014年06月05日 18:21

ブログへの訪問＆コメントありがとうございます(*^_^*)
嬉しいです！

せっかくですのでよろしければ相互リンクお願いできますでしょうか？
一緒に映画業界を盛り上げていきましょう＾＾

Posted by 牧本 遥 at 2014年06月06日 10:10

こんにちは、遅れて参上申し訳ありませぬ。
うんうん、藤原くんと山田くんを堪能できればOKという...
ツッコミ所満載で全体的に微妙な所もあったけどまぁいいかと 笑

Posted by yukarin at 2014年06月06日 11:16

牧本 遥 様＞こんにちは♪。
コメント、ありがとございます。

先般の小栗旬君と竜也君の共演に続いての、
山田孝之君と竜也君の共演、とっても嬉しい作品です。

二人の良さをたっぷり魅せてもらえて、満足☆、です。
男も終一も生存しているという事は。。。
再び、共演（競演）期待しています(^^)。


相互リンクの件、ありがとうございます（嬉）。
貼らせていただきました。
これからも、よろしくお願いしますm(_ _)m。

Posted by みぃみ at 2014年06月06日 11:31

yukarinさん＞こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

いらしていただき、嬉しゅうございまする(^^)。

はいです♪。
まずは公開してくれた事（なぜか竜也君主演作に厳しい香川県：笑。孝之君には甘い：爆）、
そして、二人が（も）、とっても良かった事に満足です〜。
欲を言うなら、松重さんに、もうちょっと生きてて欲しかった。。。

Posted by みぃみ at 2014年06月06日 11:41

みぃみ様

相互リンクの件、こちらこそありがとうございます＾＾
嬉しいです(∀｀*ゞ)

http://eigakansou.com/sogolink

にて、みぃみ様のリンクを貼らせていただいております。


今後ともよろしくお願い致します。

Posted by 牧本 遥 at 2014年06月06日 18:01

コメントありがとうございました。

ネットでの評判はいまひとつですが、
個人的には楽しめました。

藤原君と山田君、じつは初共演らしいですね。
う〜ん、意外だ。

Posted by 西京極 紫 at 2014年06月11日 00:12

西京極 紫さん＞こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

今、イイ感じで頑張ってる若い俳優さん達の中で、
これまで竜也君は別の立ち位置で活動していた
（所属会社に守られてた？）ように思います。
三十路も越え結婚もなさって、
色々出してもらえるようになったのかな〜と。

竜也君と山田君の対決、ほんとに面白かったです。
男も終一も生きてるので、
今度は、
人間（旧種族）とのあれこれも絡めて観てみたい気もします。

Posted by みぃみ at 2014年06月11日 10:44

みぃみさん、こんにちは＾＾
ＴＢ＆コメント、ありがとうございましたm(__)m

僕もこの映画、結構ツッコミ入れながら観てましたよ（笑）
っていうかバリエーションが少なく、
ストーリーは全体的に薄っぺらな感じがしました。
でも、主役の二人、上手い役者に成長してくれましたね！

Posted by cyaz at 2014年06月12日 12:35

cyazさん＞こんにちは♪。
こちらこそ、トラックバック＆コメント、ありがとうございます。

にゃはは(^m^)。
腑に落ちない所、沢山ありましたね〜。
おっしゃるように、浅めのストーリー展開でしたが、
主演の二人が良かったので、楽しく観られました。
又、二人の共演（競演）が観られるといいな☆と思います。

Posted by みぃみ at 2014年06月12日 15:22

私もなんか腑に落ちないとこが多くてもったいないなぁと思ったの
二人の演技は本当によかったから〜

ただ説明不足すぎだし
石原さとみ家登場も唐突だしで
身体が壊れていくのもなんとなくわかるけど〜もう少しその過程の説明が欲しいかな…
あの能力使わなきゃ大丈夫なのか…どうなんかな〜

竜也さまと山田くん…
初共演だっけ
また観てみたいな〜

Posted by マリー at 2014年06月13日 20:22

マリーさん＞こんにちは♪。こちらにも、ありがとうございます。

ね、ねっ！。
二人の対決の所は良かったので、
もうちょっと話の筋書きがしっかりしてたらなぁと思いました。
もし、上映時間の関係で、はしょっちゃったのならもったいないですよね。

たぶんあの能力使わなければ身体は大丈夫だと思うのですが、
壊死のリスクを考えると、たこやき食べたりするのに使うのは無駄な気もします。

竜也君と山田君、今度は舞台共演して欲しいと思うのです。
二人のムサシ（本物はどちら？）、とか(^^)。

Posted by みぃみ at 2014年06月16日 13:42

みぃみさん、こんにちは！

主演の二人が演技力があるから、ドラマ部分に引き込まれました。
孤独を抱える二人が戦いの中でお互いに友情にも似た気持ちを持つっていうのは、演技ができないとただのバトルものになってしまいますからね。
操られた人々がわらわらするところは僕も「ゾンビかよっ！」って心の中でツッコミ入れてました（笑）。
はやはりホラーが得意な監督だからこのシーンははずせなかったのかな。

Posted by はらやん at 2014年07月06日 16:42

はらやんさん＞こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

山田君と藤原君、良かったですよね(^^)。
二人をまんべんなくたっぷり魅せてもらえて嬉しかったです。
戦いながらもどこか共感しているという表現、二人共上手かったと思います。

んふ♪。あのわらわらは、ゾンビ：笑でしたよね。
ゾンビを洗濯機に入れて回したらあんな感じ？とも思いました。
わらわら直前の、一人、また一人、は、怖かったです。

Posted by みぃみ at 2014年07月07日 11:01

牧本 遥様＞こんにちは♪。ご連絡ありがとうございます。
リンクの件、私方のブログにおいても、削除致しました。
また、何かありましたら、よろしくお願い申し上げます。

Posted by みぃみ at 2014年07月09日 09:51

こんばんは！
すみません。
オリジナルの傑作具合から比べると、完全にリメイクとしては駄目過ぎました。
私自身としては完全に韓国版には負けていると思います。
さとみちゃんが出ている事だけが救いでした。

Posted by ヒロ之 at 2014年11月08日 01:24

ヒロ之さん＞こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

オリジナルは、面白いのですね(^^)。

事務所の力が関係した作りになっちゃったのでしょうか？（謎）。

Posted by みぃみ at 2014年11月11日 10:13

こんにちは

オリジナルの韓国映画「超能力者」は
それは良い出来で面白くもせつない作品だったのですよ
（ただ、鑑賞されてる方が少ないのが難点なんですが…）
また主演二人が両極端なイケメンでかっこよく、少なくとも本作のようなダメさ、雑さは微塵も感じない作品ですので、
もしご覧になっていなければ、韓国映画をおすすめします

Posted by maki at 2014年11月20日 09:12

makiさん＞こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

昨日レンタルショップに行き、無事借りられました♪韓国版。
見て良かった〜と思える作品なのですね。
楽しみです〜☆。

Posted by みぃみ at 2014年11月21日 10:42