
映画:「超高速!参勤交代」。

監 督:本木克英
脚 本:土橋章宏
主 題 歌:塩ノ谷早耶香
キャスト:
内藤政醇:佐々木蔵之介・お咲:深田恭子
雲隠段蔵:伊原剛志・荒木源八郎:寺脇康文
秋山平吾:上地雄輔・鈴木吉之丞:知念侑李
増田弘忠:柄本時生・今村清右衛門:六角精児
徳川吉宗:四代目市川猿之助
松平輝貞:石橋蓮司・松平信祝 陣内孝則
相馬兼嗣:西村雅彦
ストーリー:
元文元年春、参勤交代から国へ戻り、ほっとひといきついていた磐城国の湯長谷藩は、徳川八代将軍吉宗の治める江戸幕府から、突然5日以内に参勤交代をするよう命じられる。
通常8日かかる道のりにも関わらずのお達しは、湯長谷の金山を手中に入れようとする老中・松平信祝(陣内孝則)の策略によるものだった。
たった1万5千石の小藩にとって、貯蓄も人手もない上に短い日程を強いられたこの参勤交代は到底できようもないもの。だが、応じねば、藩は無くなってしまう。
無理難題に憤りつつも、藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は、家老の相馬兼嗣(西村雅彦)に対策を講じさせる。そして、藩の少人数のみで山中を近道して駆け抜けていき、道中の人が見ているところでは渡り中間を雇って大人数に見せかけるという作戦を立て、さらに東国一の忍びと言われる戸隠流の抜け忍・雲隠段蔵(伊原剛志)を道案内役に任じる。
一方、松平信祝は、この参勤交代を阻もうと手をのばしてくる…。
初日に鑑賞。完売初体験。
参勤参加の湯長谷藩士は少人数なるも、参勤交代参加者(鑑賞客)は大勢いまっせ〜♪、と思う上映前。
のんびりまったり〜なオープニング。
(この場面、藩士各人の特技紹介も兼ねてあるようで、後に生きてくる)
そして、事件発生!
(ざわめき、揉める藩士達と、決断を下し智恵を部下に求める殿)
解決策を殿と家老が、こっそり話している所に、潜む隠密っ!!。
(殿の冴えっぷりちらっと見せ&曲者発見&曲者が曲者を退治の三段構えアクション)
今回の参勤交代に重装備では動けない為、武器は、竹や木。服装もとっても軽装。
(ここも、武士の心得とリンクして、後の場面に生きてくる)
このように、「5日以内達成の為に練った策」は、苦肉の策として、滑稽だったり、ドキドキしたり、と楽しませてくれる事に加え、「後の展開への伏線及び上手い回収」になっている。
殿が厠のドアを開けての用足し理由も、途中で出会うお咲ちゃんも・ねっ!。
キャスト選びも見事な伏線。
西村雅彦さんが家老な事、ジャニーズの可愛い僕ちゃんも、等。
上手な方々を適材適所な配役。
西村さん演じる相馬、毛が無いのは常に良策を求められて思い悩んだからなんだよね(←違います)。
殿に向かって、お茶なんて贅沢だ、お水を飲みなさいって進言したり、そろばんはじいて、途中で出会ったオオカミさえも、藩の財政に組み込む為に手なずけるちゃえるのも、西村さん独特の雰囲気だからこそ!。
なによりのツボは、井戸に落ちて、這い上がってきた相馬の乱れ髪。
普通に映ってるだけでも面白い〜〜♪。
本当は井戸に落ちていて遅れをとってただけなのに、他の家臣達は相馬が泳げないから海で溺れて亡くなったと思ってる。
亡くなった家老様の為にも、と、先を急ぐ家臣達の目の前には、吊り橋…。
怖くて立ち往生する若い武士。後ろを振り返ると、そこに現れたのは、相馬っ!!!。
自分を追っかけてくる相馬を幽霊だと思い、猛ダッシュする若武者。
相馬の幽霊の方が怖かったのね…:爆。
生きてるのに幽霊だと思ってるみんなの「出た〜〜

かたや、「待ってくれ〜〜


西村さんだからこそゲットできる笑い!だと思った。
「悪霊退散!」とか言われて、斬られてるし:爆(←勿論、木刀なので痛がるのみ)。
責任感じて切腹しようとしても、木の刀なのは、切なかった…。
殿がケガしてた事言わずに歩いてたのも、ちゃんと気付いて馬を調達する相馬、優しいね〜。
期限に間に合わなくなる絶対絶命の時、浮かんだ策は、可愛い僕ちゃんの御開帳:爆。
おじさん達と若い僕のきゅーとなお尻を拝ませてもらった

(お尻見せ、流行ってるのかな?。のぼうで山田孝之君、テルマエで市村さん北村さん阿部ちゃん、モンスターズで竜也君。竜也君は、最近男がお尻を出した作品はヒットするんだと監督さんに言われて出したらしい。)
の〜んびりしているようで、めっぽう強い藩士達。
武器が木や竹の時は、腕っ節で対抗、武器を持ったらますます強い。
殿の隠密に囲まれての、瞬殺居合斬りも、かっこよかった〜〜。
ここでの台詞もね、ン十年前の時代劇大好きゆえ、ぐっときた。
「隠密は切り捨て御免。死して屍、拾う者無し」
くぅぅぅ。いいわ〜〜〜。
なによりの胸きゅんポイントは、伊原さん演じる雲隠段蔵。
「最初の登場場面」〜「ピンチ救出コスプレ場面」〜「クライマックスの多勢VS1人」。
ラスボス夜叉丸への勝因が、政醇の渡した家宝の刀なのも、いいっ!。
段蔵からのバトンを受けた石橋蓮司さん演じる松平輝貞もいぶし銀。
お咲の無礼な振る舞いも、言ってる事は一理あると受け止める大人な対応。
信祝と政醇へのきちんとした善悪判断もステキ。
花のおとうとおじいやは、映画の中でも大活躍〜〜。
ふらふら自由なおとうと、どっしり腰のすわったおじいやな所も、同じ:笑。
悪を懲らしめる、いい感じのコンビネーションだった。
殿が腹話術使ったり、行列が迂回して戻って倍になったり、(鉄の手を持つ)お猿の菊千代の真剣白刃取り、も楽しかった。
籠って、酔うのね…。
できる殿にできる家臣。真摯に作物と向き合うお百姓さん達。
肥えた土地で大切に育った作物は美味しくて、そういう物の作り方をできるのは、まっとうに取り組むから。
効率やもうけ主義では、生まれない製品。
お咲ちゃんの「みんな、同じ人間だ!」の啖呵も、きまってた。
拝金主義並びに自分の為に誰かに強いる事への、優しく諭す戒めメッセージ…もあるのかな。
えっさこらさ、えっらこらさ、と鑑賞して良かったと思った作品

【ぼそっ】
スーパー歌舞伎II(セカンド)空ヲ刻ム者―若き仏師の物語―の一馬(蔵之介さん)、十和(猿之助さん)の想いが届いて、良い殿様になったね〜〜。
猿之助さん吉宗様と蔵之介さん政醇、ラブラブっぷりに(^^)

ちなみに、オオカミとして登場したわんこちゃん。
オオカミ犬のリープちゃん、というお名前で、西村さんのなでなでいやがったらしく、西村さんはドッグフードを手につけての撮影だったそうです。
ツイッターにて、リープちゃんの御主人様に教えていただきました(^^)。
ありがとうございます〜♪。b
特に西村さん演じる相馬にはいろいろと笑わせてもらいましたよ。
武芸に秀でてはいないけど、狼を手懐けることが出来るって…(苦笑)
どうなるの???
と、かなりハラハラドキドキした展開で、
最後の弓矢で鐘を鳴らすのは全く予想出来ず。
終わってみれば、勧善懲悪で、
かなり爽快感のある作品に仕上がっていたと思います。
はい♪。出演者さんみなさん、さすが!でした〜。
相馬西村さん、ほんっと楽しかったですね。
BROOKさんと同じく、西村さんならでは!の笑い、たくさんいただきました(^^)。
狼、手懐けるのって、そうとうスゴイと思います:笑。
智恵を求められる相馬…。
一生懸命考えてもちっとも私は思い浮かばなくて
ハ○そうになりました。
ちゃんと、思い浮かぶ相馬、素晴らしいです〜。
カーンっ!は、良かったですね。
隠れても無駄だ、な場面、伏線だったのでしょうか。
8回鳴ったのですね(^^)。
ね☆。とっても気持ちの良い、作品でした
楽しい映画でしたね。
相馬さんの落ち武者ネタはもう大笑いでした。
知念くんも何故メンバーにと思ってたら、最後にナイスな活躍してくれましたね。8回鳴ったんですね。数えてなかった(^^;
相棒コンビや花子のおとうとおじいにもニヤついてました。(^^)
はい〜♪。とっても楽しい映画でした。
面白かったですよね、相馬の落ち武者。
井戸から出てきた辺りで予想はついてても、笑える。
最高!でした。
ね☆。きゅっと曲がってカーンと鳴らす。
お尻に加えて、前もちょこっと(爆)な大サービス(?)も(^^)。
わ〜、はるみんさんも花子とアン、ご覧になってらっしゃるのですね。
おとうとおじい、イケてましたね。
相棒コンビ!!そうでした、そうでした〜。
寺脇兄と六角さんも〜。
予想通り、笑いあり涙あり(^^;)の時代活劇で
愉しめました〜〜♪
子ザルの真剣白刃取りには若い方が多かったのもあって
明るい笑い声に包まれました(^_−)v
あの吊り橋のシーンも皆さん遠慮なくの大爆笑で、
久々に劇場が一体となっての大爆笑で気持ち良かったです!
そうそう、上地君にはびっくりでした〜。涙を返してくれと言いたい(笑)
今週末にまた別の友人と観に行きます♪
はい♪。た〜っぷり満喫☆な映画でした(^^)。
お猿さんの白刃取り、楽しかっこよかったですね。
(一応?:笑)王道の時代劇仕様の展開、
若い方達にも楽しく笑ってもらえたようで、
なんだかとっても嬉しいです。
あの場面、おっ!必殺(仕事人)っ!!と密かにテンション上がりました:笑。
あはは。
私も、しんみりとなっていたので、ぱっと映った時は、お〜いっ…となりました。
包帯巻いてる場所変ですし:爆。
kiraさん、もう一度観に行かれるのですね。
ご友人と楽しい時間、おすごしくださいませ☆。
TB&コメント、ありがとうございましたm(__)m
ま、主役は蔵之介さんでしょうが、
こういうコミカルな映画には
西村雅彦さんがマストマッチでしたね(笑)?
良くも悪くも、こういう映画が増えると、
老齢人口が増える中、観る人をより楽しませてくれると思うのですが。
それが娯楽であり、エンタテインメントだと思います!
こちらこそ、トラックバック&コメント、ありがとうございます。
はい!。西村雅彦さん、最強でした。
古畑の時もハマり役でしたので、
ぜひ、湯長谷藩の家老様として、
これからも活躍していただきたいです。
ところで、陣内さん。
イケメンからコメディキャラ、今は悪役キャラがお似合いですね。
蔵之介殿様へのリベンジ作戦決行して欲しいな〜と思います。
↑暗に、続編を希望している:笑。
観てよかったな〜☆と思える人間味のある作品、
これからも増えるといいですね(^^)。
まだレビュー書いてないんだ…私…
でも本当に面白かった!!
老若男女安心の作品だよね〜
あのオオカミワンコにそんなエピソードが?ビックリ!!
西村さんの落武者ぶりに一番笑ったかも
吊り橋シーン思い出すと可笑しい。
死して屍ひろう者なし
名言だよね〜
マリーさんレビュー、待ってます〜☆。
先に、来て頂いて、ありがとうございます(嬉)。
面白かったですね〜。
久しぶりに、あっちこっちに「イイ!」とオススメしてます。
鑑賞中含め、
見終わってからも楽しい気持ちになる作品に出会えると、
とっても嬉しくなります。
ワンコエピ、呟いてらしたので、
話しかけさせて頂いたら、丁寧なお返事いただきました♪。
嬉しい事が、増えましたよ(^^)。
西村さん、愉快でしたね!。
マリーさんの一番笑ったポイントも吊り橋???。
何かの時代劇のキメ台詞でしたよね。
斜に構えて言う姿がかっこよくって、きゅんした記憶が。。。
(金さんとか仕事人とか大岡越前とか暴れん坊将軍とか大好きなのです)
コメント&TBをありがとうございました!
楽しい作品でしたね〜
豪華俳優陣と面白い脚本に魅せられました。
こういう楽しくて心が優しくなるような日本映画って素敵です。
まだまだヒットして欲しいですね☆
こちらこそ、ありがとうございます(^^)。
はい、とっても楽しかったです♪。
久しぶりの二度見鑑賞いたしました。
緩急哀楽楽しめて、後味の良い作品は、ほんっといいですね♪。
私もこの作品、将来も、名作!として語り継がれてくれたらいいな☆と思います。
続編、できたらいいのにな〜。
西村さんの家老さん、いい味出していましたよね〜。
ざんばら髪のあの姿、ベタではありますが、笑ってしまいました。
あと佐々木蔵之介さんのお殿様もよかったですよね。
居合い切りのところはカッコよかった!
僕も昔の時代劇を見て育ったので、「死して屍・・・」のセリフは懐かしい!と思いました。
むふふ。井戸に落ちて上がってきた見た目。。。
予想してるのに…、やっぱり面白い〜〜!!でした。
西村さん、最高楽しいっ!!!。
とってもスッキリした出で立ちのちょんまげ、
ほどいたらあーんな事になる事、
幼稚園の時初めて見て、泣きました…。
恐いですよね、幽霊みたい。。。
あ、だから落武者。。。爆。
蔵之介さん、かっこよかったですね。
上に立つ人が鍛錬してるから下の者も続くのね。
で、上がいばらなければ下もいばらないから
穏やかな関係が築かれるのね、と思いました。
はらやんさんも懐かしいっておっしゃっていただいて、嬉しいです☆。
昔の時代劇、それぞれ個性的で楽しかったですよね♪。
>「隠密は切り捨て御免。死して屍、拾う者無し」
これ私も大好きだったわ♪
面白かった!わらいあり涙ありでほっこりしました。
「忍び」の皆さんの「命懸けてます」が感じられていい台詞だと思いました。
強者さん達に対峙するめっぽう強い蔵之介殿様。
トイレのドア開けてるのとのギャップもよかったです♪。
楽しい作品でしたね(^^)。