2014年07月08日

SPOT:「竹田城跡」♪。

平成26年7月8日(火)晴れ

SPOT:「竹田城跡」。
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所在地: 兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169番地
竹田城跡は、山城遺跡として完存する遺構であり、
天守台は標高353.7メートルの山頂に築かれています。
現存の遺構は、豊臣秀吉が但馬攻め(天正5年)の後、
近世の城郭に普請するように命じたものとみられており、国の史跡に指定されています。
天守台を中央に、南千畳、北千畳、花屋敷が放射状に配され、
虎が臥せているように見えることから、
「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも呼ばれています。
雲海に包まれた姿や竹田城から見下ろす風景は、まさに天空に浮かぶ城を思わせ、
「天空の城」・「日本のマチュピチュ」とも呼ばれるようになりました。

【コース】
◎ラベンダーパーク多可(西日本最大級のラベンダー園)<40分>
○山城の郷<30分><マイクロバスに乗り換え>
◎竹田城跡(「東洋のマチュピチュ」といわれる天空の城へ)<120分>☆海鮮せんべい
但馬<30分>★ささやま玉水(4つのぜいたく味覚のご夕食とフルーツ食べ放題(30分をお楽しみ)<70分>【バス走行距離:約510km】
夕食は4つの贅沢味覚
1.丹波黒毛和牛 2.フォアグラ 3.あわびステーキ 4.天然車海老
5.フルーツ5種類食べ放題!!(30分)
◆メロン
◆佐藤錦(さくらんぼ)
◆アップルマンゴー
◆パイナップル
◆すいか
※5種類のフルーツは夕食時同時の提供となります。


ぜひとも行ってみたいと思っていた竹田城跡。
ツアー参加が効率良いと思い、上記に参加しました。

ゆったりした作り座席に快適な温度、乗っている事を忘れる位安定した運転のバス。
しっかりした添乗員さん。
阪急交通さんに感謝☆です。

高速道路の休憩は、「津田の松原」・「淡路インター」。
普段の高速バスでは停車しない場所なので、観光客気分を満喫。
ドリンクサービスをいただいたり、お土産をさがしたり、道路地図をもらったり。
津田の松原インターチェンジのセルフうどんは、GLAYを含め、多くのアーティストさんがさぬきうどんを食した場所。
一度行ってみたかったので、おそらく歩いたであろうセルフカウンターの周辺を歩いてみましたるんるん

最初に訪れたフラワーパーク多可。
3万本のラベンダーが満開でした。
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良い香りに、ほっこりわーい(嬉しい顔)
山沿いを歩くとラベンダー、道路沿いを歩くと焼き鳥、という倍美味しい香りでした:笑。
ボランティアの皆さんが植え、手入れをおこなってくれているそうです。

続いて、海鮮せんべいのお店。
竹田城と雲海の写真付きのおせんべい、お買い上げキスマーク
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おせんべいを作っている工程を見る事もでき、コーヒーのサービスもあるとても綺麗で広いお店です。

バスの中で、お弁当。
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但馬牛がたっぷり〜〜。
お肉が柔らかく適度に脂身もあり、とっても美味しかったです。
付け合わせの黒豆も粒が大きくふっくら、優しい甘さ、こちらも美味。

満腹になったら、竹田城跡に向かいます。

マイクロバスに乗り換えて、登り口へ。
ここから700m程の上り坂を歩きます。
舗装してある道路なので、安心して歩けます。
100m毎に、竹田城跡入口までの距離及びマイクロバス駐車場までの距離を書いた看板があるので、行きの坂道を上る辛さ、帰りの駐車場に無事に辿り着けるかの不安、を、払拭してくれます。
行きのふんばり所は、城跡まであと200mの200m。
ここを乗り越えれば、土の道。竹田城跡に到着です。
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山のてっぺんのひろーい城跡。町全体を見る事ができます。
とっても涼しくて、黄を帯びた土、生えている樹木等々の自然の息吹を感じ、とても気持ち良かったです。
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味方も敵もお城までの道程は大変だっただろうな〜と思いました。
ゆえに、「お城」なのでしょうけれど:爆。
わたくし、鎧甲をつけて、いや着けなくても、ちょっと買い物に行ってくれと言われたら泣いちゃいます。
ぜぇぜぇ言っちゃうと思います。

有名な石垣のお話を。。。
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こちらの石垣。。。
「石の声を聴き、石の心を知り、石の心を己が心として永久に居心地よく居座るよう一つ一つを大事にして据付ける」。
この言葉を核心とする「穴太(あのう)衆」という技術集団の石積み技法「穴太積み」で積んであります。
大きな地震にも耐える強さの秘密を持っています。
真っ直ぐな面と面を合わせ、表面でぴったり接するように加工した石よりも、隙間がいっぱい不安定に見えるこの積み方。。。
実は、接点は表面では無く、少し奥に入った場所でがっしりかみ合って(かぎつめを互いに合わせたように石同士がかみ合って)いるのだそうです。
隙間なく積まれた江戸城の石垣よりも、隙間の多い竹田城の石垣の方が強度は高いそうです。
隙間が全くない石垣の作り方では、石垣の一番表面で上と下の石が接合している為、揺れると表面の接合部がすぐにずれて崩れてしまいます。
竹田城の「野面積み」は、石垣の表面から大体30cm以上奥で上下の石が接合しており、少々動ても影響はありません。
奥の方で接している為、石の接点から表面までは距離があるため、その距離分石は動く余裕があります。
なので、多少揺れがあっても、重ねた石は崩れません。

又、「野面積み」は、置いた石の隙間に小さな石を詰めたりもします。
登ってきた敵がこの石を持ったら小さな石はコロンと外れ……つまり、防御の役割なのです。
「野面積み」は、強度と防御両方兼ね備えているのです。

一方、南米ペルーの世界遺産マチュピチュ。
500年に渡り、姿を保ち続ける石積マチュピチュ。
標高2400mの山に築かれたインカ帝国の天空遺跡の石積みが現存している理由はなんでしょう?。
その石は、一見江戸城のそれと同じに見えるも、奥の方で上下左右の石同士の接合部分が完璧にかみ合うよう石を削り、一枚岩のように一体化させてあるそうです。
石同士を一体化させて地震の揺れに耐える構造なのだそうです。

インカ帝国の「とにかく揺れに耐える」を目的にする耐震。
竹田城の「揺れを吸収する制震」を目的にする耐震。
両方共、素晴らしい耐震構造なんだそうです。
ちなみに、長い年月を要して完成したマチュピチュに対し、素早い築城を目指した竹田城。

石の意思を聴き、適材適所に配置する。
先人達の技術に、感動☆です。
仕事に材料達に土地に愛があったからこそ、なのかな〜と思います。

大切に大切に守っていきたい遺跡です。
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夕ご飯。
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フォアグラと車エビとあわびと丹波牛を焼きます。
香ばしい香り〜。
フォアグラとお蕎麦がお気に入り。
フルーツは、佐藤錦とマンゴーとメロンを。
幸せキスマーク
美味しかった珍味も(めっちゃ上げ底:笑)。
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楽しい旅行でした〜ぴかぴか(新しい)




posted by みぃみ at 11:18| Comment(4) | TrackBack(4) | SPOT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは

竹田城跡登っているときはしんどいですが
到着して城跡から周囲の
景色を眺めると
爽快な気分になりますね。

ツアーで行かれたんですね。
ツアーは楽ちんでいいですね。
夕食も豪華ですね。
Posted by kazu at 2014年07月10日 19:50
kazuさん>こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

はい。
頂上に着くと、途中の大変さも払拭してくれる気持ちの良さです。
設計して、山を切り開いて、石を運んで…と
すごいなぁ…と思います。

時間配分の関係でツアーを選びました。
こちらも大正解☆で、良い思い出になりました♪。
Posted by みぃみ at 2014年07月11日 15:39
こんばんは〜〜♪
石の積み方ひとつにしても、奥が深いんだね〜。
揺れの備えにもいろんな方法があるのですね・・・
日本にも素敵な場所がたくさんあるんだ。私、この竹田城知らなかった・・・←恥

今は、お得なツアーがたくさんあるから
こうやって行きたい場所をツアーで巡るのもいいね。
自分ではなかなかここまで企画できないし・・・

佐藤錦食べ放題も素敵!←そこ!?
Posted by マリー at 2014年07月13日 20:41
マリーさん>こんにちは♪。コメント、ありがとうございます。

他のグループの解説なさってるガイドさんの側で
こっそり(笑)、いただきました〜〜♪。
ほぼ人力で作った石垣や城が

竹田城跡、私も知らなくて…
たまたま付けた番組で半年位前に初めて知りました。
マリーさんがみせてくれた東尋坊も
名前だけは知っていましたが、場所は知りませんでした。
知る事って楽しいから、大好き☆。

あは♪。
佐藤錦、ツボをついていただき、ありがとうございます。
フルーツ食べ放題。。。
メロンとマンゴーを6,7きれ食べてからは…。
さくらんぼオンリーでした。
たぶん30個位食べたと思います。
甘くて美味しかったです。
満足☆、満足☆。
Posted by みぃみ at 2014年07月14日 14:28
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