映画:「トゥモローランド」。
監 督:ブラッド・バード
脚 本:デイモン・リンデロフ ・ブラッド・バード
キャスト:
フランク・ウォーカー:ジョージ・クルーニー
デイヴィッド・ニックス:ヒュー・ローリー
ケイシー・ニュートン:ブリット・ロバートソン
アテナ:ラフィー・キャシディ
若き日のフランク:トーマス・ロビンソン
エディ・ニュートン:ティム・マッグロウ
ウルスラ:キャスリン・ハーン
ヒューゴー:キーガン=マイケル・キー
ストーリー:
17歳のケイシー・ニュートン(ブリット・ロバートソン)は、ある日、自分の荷物の中に見慣れぬピンバッジを見つけるが、そのピンバッジに触れた途端、彼女はたちまち未知なる世界へ紛れ込んでしまう。そこはテクノロジーの発達した未来のようであったが、バッテリー切れと同時にケイシーは見慣れた現実世界へと引き戻されていた。
必死で夢の世界へと戻ろうとするケイシーの前に、ピンバッジを彼女の荷物に紛れ込ませたという謎の少女アテナ(ラフィー・キャシディ)が現れる。
すべてが可能になる場所“トゥモローランド”に再び訪れたいのならば、フランク・ウォーカー(ジョージ・クルーニー)という男を訪ねるようにとアテナは誘う。
実は、アテナが人類の未来を託した二人の人間こそ、ケイシーとフランクだったのだ。
ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」や「カリブの海賊」好きなので、予告を観た時から鑑賞決定。
Twitterにて鑑賞後の感想に、アクションも多いとの情報を得て、ドキドキしながら劇場へ。
お水の上を走る乗り物に乗ってスイスイヒュイーン、ドンッ!、楽しいアトラクションを満喫しました(^^)。
1964年のNY万博の発明大会に参加しようと自作のジェットパック(飛行装置)を持ってやって来た少年フランクが、デイヴィッドという男性と一緒にいた女の子アテナから秘密の場所に導いてくれるピンバッチをもらった所から始まるストーリー。
少年フランク君の辿り着いた世界「トゥモローランド」。

流線型を主軸にした機械的な造りの中に、水と緑もふんだんに。
車や人がひゅんひゅん飛び、宇宙旅行も海外旅行な扱いになっている世界。
空間を上下に移動しながら泳げるプールもあり、泳ぎたい〜〜と、ワクワクしました。
フランクのジェットパックを直してくれたロボットも、キュートでした♪。
場面は変わって、バイクに乗りドローンを操るケイシーは、警備システムをダウンさせて建物に侵入。
建物内の機械をショートさせて立ち去ります。
実は、その建物はNASAのロケット打ち上げ場で、解体されようとしている場所。
NASAの技術者の父親の職維持と、彼女自身のロケットに乗り他の星へ行きたいという願い実現の為、解体を妨害していたケイシーは、警察に掴まってしまいます。
釈放が決まり、自分の荷物を返してもらっている時、ケイシーは見知らぬバッジを発見。
そのバッジに触ると見た事の無い景色が目の前に広がります。
そこでみた、未来都市に辿り着こうとするケイシー。
家の中でバッジを触って活動した為、階段から落ちた場面は、気の毒ですが、笑っちゃいました。
外で触っていた時も、幸いバッジの充電切れの為助かりましたが、現実世界では思いっきり水の中にいた時は、危ない〜〜と思いました。
ケイシーが、バッジの秘密を探るため、ネットで見つけたお店を訪ねた辺りから、アクション開始!。
スターウォーズのR2−D2やストームトルーパーを置いてある店内。
ラッパーのような店主さんとビビークイーンンズのような女性店員さん。
いい人達なのかな?と思っていたら、超容赦ないロボットでした。
一発で壁をぶち抜く銃で狙われるケイシー、追い詰められ絶体絶命!な時に現れた少女アテナ。
アテナVS男女のロボット戦の凄まじいこと!。
店内の色々な物が壊れて倒れて大騒ぎっ。
刺さって壊れて首がもぎ取れて、最後はお店ごと大爆発!!。
これが平和な街中で実際に起こってるんですもの、おおごとです…。
ケイシーを連れて、駐めてあった誰かの車のガラスを割り、指を差し込んでエンジン起動、運転を始めるアテナ。
アテナがお店の男女と同じロボットと分かり、恐ろしくて逃げ出すケイシー。
彼女の乗った車を猛スピードで、たたたた走って追いかけてきて、車のガラスにがばってひっついてガラス割って車内に入ってくるアテナの様子は、ターミネーター2のT−1000型ロボットそのものでした。
(おぉ!ターミネーター〜!と喜びました)
都合が悪くなるとシャットダウンして動かなくなったり、目的地に着いたら車からケイシーをポイするアテナ、いかにもロボットな感じで、面白いかったです。
アテナからバッジの世界に行くならと、フランクの家の前で放り投げ出された(笑)ケイシー…。
バッジを見せてもフランクに追い払われます。
で、庭の置物に火を点けて、フランクの家の中に入り逆にフランクを閉め出すケイシー。
この時のフランクは年配のおじさん(ジョージ・クルーニー)になっていて、あぁ、それで子供フランクのおめめがパッチリクッキリ栗色なのね、と、納得。
玄関先から強風でぽんっとふっとばされて背中から地面に落ちると、相当ダメージを受けるのという事を学び…、なんやかんやしていると、トゥモローランド産の容赦ないロボット達がフランクの家にわらわらと乱入。
フランク作の家の仕掛けVS近未来ロボットVSフランク&ケイシー、再び、大騒ぎ。
家を脱出する最終システムが風呂桶で、ジョジクルとブリットちゃんがきゅーきゅーで詰まってる図も面白かったです。
ホログラムの番犬わんこや電波転送によるワープ(25年前のコーラを2本も飲んで大丈夫なのかしら?)からの、エッフェル塔の中に隠してあったロケットに乗り、宇宙を超え、時空を超えて秘密基地トゥモローランドへ行くという壮大な(?)展開…。
そして、地球の滅亡は脳への刷り込みに因るものなので、
トゥモローランドにあるモニターを停止すれば、滅亡は止められるという、
とっても簡単な地球救出作戦実行の為に(笑)、繰り広げられるニックスVSフランク&ケイシー&アテナの戦いは。。。
殴り合ってるニックスとフランクが地球上の無人島に置き去りにされた瞬間、ポカーーんとなり、
置き去り状態から助かるかも?と分かった瞬間、殴り合いはどこへやら…、徒競走状態になったり。
超強力な爆弾をスイッチ押したもののモニターには届かなくて、これどうしましょ状態になったので、
慌てて走ってくるニックスとフランクのいた無人島に向かって放り投げたり。
子供時代恋心を抱き始めていたものの仲違いが生じたまま別離、
再会して互いの想いを伝え合うアテナとフランクの切ないラブストーリーだったり。
と、色々。。。
アテナとフランク、仲直りできて良かったね♪と、ほっこり。
彼女と出会うきっかけになり、彼女と別れる時に使ったジェットパックがキーなのね。
身をていして地球滅亡を救ったアテナは、都市の女神だったのね。
アテナ役のラフィーちゃんの言うように今作は、「壮大なアドベンチャーのなかに、ダークな部分と明るい未来があるということも描かれているの。未来はただ待っているだけではなく、自分たちで作りあげるもの。自分たちが思い描くことでどうにでもなるということにも注目して」だと思いました。
劇中のケイシーのお父さんの台詞。
「二匹の狼がいます。一匹は暗さと絶望。一匹は明るさと希望。どちらが生き残る?」
「私が餌を与えた方だ。」
−どんなことも、行動する事で、結果は変わってくる−。
思い出した事…。
大きな力に潰されそうになる危機真っ只中のGLAYのツアーにて、TERUと一緒に会場全体で言った言葉。
【右手には夢 左手には希望】
実際に無事に乗り越えて今も活躍している彼等を見ていると、「あきらめないこと」「希望を持って活動すること」を伝えているこの作品のメッセージ、わかるような気がします。
そして、既視感やアクションや映像など、楽しみました💓
−−−−−ぼそっ−−−−−
フランクの万博での台詞「とぶのは…」
ジェットパックを試作している子供フランク…。
いろんなものにぶつかったから、飛ぶのは空ではなく、意識かとおもっていたら、「とぶのは…」に続いた台詞は「難しい」だった。
地球に起こってる現象を、エンタメとして楽しんではないよ。本当にヤバイと思ってると思うの。
伝送される時のぶるぶるぶるとなる所、ハイテクなのにアナログで、好き。
ケイシーの弟役の男の子は、『LOOPER/ルーパー』でシド(レインメーカー)を演じた子役のピアース・ガニォン。スティーヴン・スピルバーグ監督の新テレビドラマ「エクスタント(原題) / Extant」でロボット役を演じていて、わ!こちらでは人間なのね♪と。
あの豊かな表情、印象的。
「19世紀から20世紀に活躍した世界の名だたる天才たちが作った「すべてが可能になる世界」として登場するトゥモローランド。
トーマス・エジソン(発明家・起業家)、ニコラ・テスラ(発明家)、ジュール・ヴェルヌ(SF作家)、ギュスターヴ・エッフェル(建築家)などが中心となって結成した「プルス・ウルトラ」という組織。
「プルス・ウルトラ」とは、ラテン語で「もっと先へ」という意味で、スペインの国のモットーとしても知られているらしく…。
「イッツ・ア・スモールワールド」で扉が開く事があるという話を20年以上前に聞いたことがあって、そこへ行きたくて何度も乗ったアトラクション。
この話は、上記の事だったのかな?。
予告編でも登場していたこのシーンがやはりかなりワクワクしました♪
あんなバッヂがあったら、是非とも欲しいものです。
お話の展開は、後半になるにつれて、ちょっと分かりにくかったのが残念でもあり…。
ディズニー映画らしく大団円だったのは良かったです。
VFX映像も良く描き込まれていて、綺麗でした。
バッジ、とっても夢があっていいですよね(^^)。
前売り券に付いていたのを思い出して、
買っておけばよかったなぁ…と思いました。
夢の国に行くには、前向きさが必要。
頑張らなくては!!。
途中の天才の辺り、よくわからなかったです。
あと、地球を救う方法をケイシーが気付いた時もしばらくの間、何の事だろう?と。
とはいえ…。
おっしゃるように、映像は美しく、
ディズニーアニメの大騒ぎを実写でやってくれたり(飛行装置の試験の場面等)
楽しかったです。
希望の持てるラストは、いいですね☆。
ストーリーが難しくて途中で何度も睡魔に襲われましたよ^^;
これって、ワタシの理解力不足だと思うんですが
実際、この映画は専門家からすると、いたるところに伏線があって
実に面白い!ということらしいですが、ほんとかよ!でした(爆)
テスラちゃんが可愛かったのが唯一の収穫でした(笑)
ありゃ、睡魔に襲われましたか…。
ディズニーの構想がなんちゃらかんちゃら、
との話がきこえてくるのが、
専門家さんの伏線なのでしょうか?(謎)。
物理や化学等の天才さん達のなんやかや?。
わかんないです、私も(^^)。
ひたすらスターウォーズとターミネーターと
フランクのお家に喜んでました(←おこちゃまな人)。
やっぱり餌を与えたくなるのは夢と希望の方ですよね。
何気にディズニーランドへの誘導ムービーだなあと思ってしまったのは、汚い大人だけでしょうw
実際行きたくなったけど。
作品についての詳細知っちゃうと、
もろ誘導ムービーですね(^_-)☆。
とはいえ、子供の時は、
別の世界への入口がきっとあると信じてました。
いえ、あるのかも〜〜〜(^^)。
そうですね☆。
引き寄せの法則からも、+思考には、良い事がやってきますもん♪。
明るくて、前向きが一番(^^)。
最初は行ったり来たりでトロトロだったけれどバッチが出てきて雑貨屋さんへ行くあたりから加速しましたね。
吹替えでしか見られなかったのだけど、男性店員の吹き替えが、オビ=ワン役(EP1-3)の森川さんだったことで、SWネタがより楽しかったです。
「アテナ」って名前も意図的で良かったです。
「イッツ・ア・スモールワールド」次に乗った時、途中で下に落ちないかと期待したくなります(笑)
ディズニーの漫画の
ちょっと気の毒な位ハードな動き
(子供フランクの人間川に投げた弾みながら飛んでく石状態等)の実写化や、
戦い、綺麗な映像に喜んでました。
たいむさん、いいな〜〜。
スター・ウォーズいっぱいのあのお店の嬉しい演出、
より楽しまれたのですね(^^)。
たぶんWOWOW放送あるので、
その時、吹替チェックいたします♪ヽ(´▽`)/。
たいむさん、ありがとうございます。
イッツアって他に通じる扉が開くことがあるって、噂ありましたよね?。
扉開いたときは、教えてください。
ディズニーのアトラクション「トゥモローランド」を題材にしなたらも、新しさが感じられる物語になっていました。
ディズニーの時代の未来への楽観性みたいなものを、自分たち人間の知力をどれだけ信じられるかということにうまく再解釈していたのが新しいなと。
このところの未来観は悲観的なものが多いですからね・・・。
そうですね。
苦境に陥る人類や地球を描いたもの多いですね。
窮地を脱する為に少数のヒーローやヒロインが活躍する。
ちょっぴり食傷気味だったのも正直な所。。。
迫ってくるかもしれない危機の予測に対し、
能力と信念さえもっていれば
わけへだてなく誰でも未来構築に参加できる
という終わり方、いいな☆と思いました。
前向き☆が、一番ですよね(^^)。
アテナはほんとターミネーターでしたね(笑)
演じている子がとても可愛かったです。
冒険的な要素と美麗な映像が詰まっていて楽しかったのですが、ラストは少し堅苦しく終わったかなぁという個人的な印象は受けました。
アテナ、とっても強くなった時、びっくりしました−。
お店での大乱闘、敵も味方も、凄かったです。
ロボットだけど、人間らしい(女の子らしい)
最期には、うるうるしました。
まとめるのに苦慮した(?)な最後でしたね。
思い込みを解消したら大丈夫…ではないような(爆)。
夢と希望を持って頑張る子供達が希望の星☆な展開は良かったです。