
監 督:マシュー・ボーン
脚 本:マシュー・ボーン、ジェーン・ゴールドマン
原 作:マーク・ミラー
音 楽:ヘンリー・ジャックマン 、 マシュー・マージソン
キャスト:
ハリー・ハート:コリン・ファース
アーサー:マイケル・ケイン
ヴァレンタイン:サミュエル・L・ジャクソン
エグジー:タロン・エガートン
マーリン:マーク・ストロング
ガゼル:ソフィア・ブテラ
ロキシー:ソフィー・クックソン
ストーリー:
ロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店“キングスマン”の実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関。
“キングスマン”のエリートスパイ、ハリー(コリン・ファース)は、ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなし、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)のもとで日々秘密裏の活動を行っている。
ある日、チームの一員が何者かに惨殺され、新人をスカウトすることになったハリーは、街のチンピラ、エグジー(タロン・エガートン)に可能性を見出し候補生として抜擢するが、エグジーの父親もまた機密活動中に命を落とした“キングスマン”のスパイであった。
そんな中、巷では科学者の失踪事件が頻発。その首謀者ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)は、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた。

観るのを、楽しみにしていた作品。
上映開始直後…。
爆破された建物の飛び散る壁が、オープニングロールの文字になっていくリズミカルな動き。
最初から愉しませてくれる演出に、期待値上昇。
キングスマンのアジトは、ロンドンの高級テーラー。
調度品や衣装のゴージャスさに、うっとり。。。
・ハリーが、釈放されたエグジーと一緒にパブで飲んでいるのは、
イギリスのビール「ギネス・スタウト」。
・殉職者への献杯に使っているのは、
ブランデー「ナポレオン 1815年」。
(真っ二つさん、縫い合わされて写真撮影とか、こわ…)
・スッパリ半分こになってしまったキングスマンが飲もうとしていたのは、
超超高級なスコッチ・ウィスキー「ダルモア62」。
・ハリーとヴァレンタイン二人きりの晩餐、
ビッグマック&ポテトと共に飲んでいたのは、
ボルドーワインの最高級ブランド「シャトー・ラフィット・ロートシルト 1945年」。
正直、晩餐に、マクドナルド商品一式の登場には、びっくり。
ヴァレンタインの持ってる雰囲気がアメリカっぽいからかな?。
ハリーの去り際の台詞の「Thank you for なんちゃら Happy meal.」←ここだけ聞き取れた:爆。
マックのハッピー・セット


七三分けに黒縁メガネ、仕立ての良いスーツ、ピカピカの靴、キラキラのライター、傘、指輪、ペン。
紳士っぷりを彩る小物達全てが武器なのも楽しい。
スーツは防弾、靴には毒塗りのナイフ(「007 ロシアより愛をこめて」でローザが使ってた)、手榴弾ライター、防弾傘、感電リングに、毒薬発効ペン。
完全紳士=完全装備なハリー♪。
往年のスパイ映画っぽくて好き。
冒頭はディーンの子分をハリーが、終盤はディーンをエグジーが、
スパイの七つ道具?な傘で引っ掛けてグラスを額の真ん中へストライク!!な演出も好き。
(グラスを手で投げたり直接殴ったりじゃないところが、イイ!)。
誘拐された被害者さん達も、ヴァレンタインに賛同した人達も、右斜め45度上を向いてる(気取っている)。
ほぼ全体がイギリスっぽい中で、一人異質な雰囲気なのがヴァレンタイン。
ノリノリアメリカンな彼を、最後はイギリスな剣で串刺し…インパクトありました。
ガゼルが小学校の同級生に似ていて、学校帰り一緒にマックに寄り道して食べていたのを思い出し、懐かしかった…。
わんこは…、あのつぶらな瞳で見つめられたら…見つめられなくても、撃てませんです、はい。
昔、パグが大きくなったらブルドッグになると思ってましたよ…。
キングスマンの鬼教官かつ心強いサポートに大活躍のマーリン役、マーク・ストロング。
無表情な彼に、だんだん感情が表れて、エドガーと王女のちょめちょめに、見てられないとおでこをポンした彼、可愛かった〜。
エグジー役のタロン君、ファンタスティック・フォーのジェイミー・ベルに続いて、
とっても好みのタイプ(しかも脱いでもいい身体)

「生まれじゃない、行動が人を作る」
高級紳士服の仕立て屋ハリーは、
下層階級で燻っていたエグジーの事も
立派な紳士スパイに育て上げたんだよね☆。
エグジーのパパも天国で喜んでいるはず。
アクションも、車をバックで爆走に水浸し(お手洗いから酸素が手に入る←メモ)等、ドキドキもの。
凄惨な殺戮を彩る、音楽達

Bonkers
Dizzee Rascal & Armand Van Helden
エグジーとディーンの子分達とのわちゃわちゃ場面
下町出身のラッパーさんの曲。
Free Bird
Lynyrd Skynyrd
ハリーが千本斬り!を繰り広げる1対全部狂った人達。
キル・ビルの雪景色の大立ち回り的な血や肉が痛そうな場面。
たてノリよこノリ軽〜くヘドバンな音楽にきょと〜ん……。
普段なら目をつむってる場面も、ちゃんと見ることができました。
Pomp & Circumstance
Edward Elgar
ココ!。
前半で教授の脳がボーンが、うぇぇ

ま、まさかの「威風堂々」…。
メロディーに合わせて、ボン、ボンッ、ボーーンっ!。
ポップな色合いで脳が飛ぶ、飛ぶ、吹っ飛ぶ。
うぁぁぁ…と、なりつつ、笑っちゃいました…。
(ラスト、確認したら、ちゃんと皆さん、首、無かったです)
英国の作曲家エルガーさん、何を思うでしょうね…爆。
Give It Up
KC & The Sunshine Band
ここは、アメリカのバンドさんの曲。
ヴァレンタインのマシン起動。世界中で殺し合いな場面。
開催中のパーティーと殺戮パーティ、両方を表すパーティーソング。
リズムにノって大殺戮を見るって、新鮮♪。
Slave To Love
Bryan Ferry
エグジーと王女のらぶらぶ場面。
苦労しながら成功を手にしたブライアン・フェリー自身の生い立ちとも掛けての選曲なのでしょうか(^^)。
凄惨な場面も、壮大だったりノリノリの音が耳から入ってくると大丈夫。
普段凝視できないような出来事を普通に見られます体験をした作品。
喜怒哀楽を感じる五感は、これまでの経験と繋がっているから、
楽しい場面に、恐怖を感じるパターンの感覚が入ってくると怖くなったり、
悲しい場面に、楽しさを感じるパターンの感覚が入ってくると明るい気持ちになったりするのかな?
多くの経験を積んでいる程、アハ体験率高いのかな?と思った。
全てが楽しめた作品

一気に惹き付けられますよね♪
そこからさらにテンポ良い展開で、
挟まれるアクションシーンはどれも見応え充分でした。
ユーモアもふんだんに織り込まれていたと思います。
既に続編製作も決定しているので、
続報を待ちたいところ。
コリン・ファースには是非とも続投して欲しいです。
はい〜。
オープニングからの+αに、テンション上がりました。
全部に一手間かけてるこちらの作品、ほんっと楽しめました。
アクションシーン、凄いことやってるのにクスッ
とさせてくれて、不思議な気持ちになりました。
続編あるんですね〜♪。
わー、嬉しい(^^)。
ということは、彼、生きてる?。
いろんないみで度肝を抜かれる愉快な映画でした♪
それにしても、英国なのに「威風堂々」のあんな使われ方といい、北欧のお姫様の雌化といい、チャレンジャーな作品ですよね。
ワタシは下戸なので、何が何だか(爆)
コリンが相手と戦うときに使う道具を見て
直接触れないことで、もしや潔癖症?でしたよ(笑)
でも、そこがかっこいいんですよね。
続編も是非コリンを希望したい(笑)
はい。笑っちゃってました(^^)。
エグくて、めっちゃ面白い!との評判に、
おそるおそる(痛いの無理…)観ましたが、
こんなにもエググロが愉しいなんて♪。
北欧のお姫様…し○軽。なんて事は、無いですよね。(←おーこわっ。)
「威風堂々」こう使うの?と、びっくりでしたーー。
い、一応、国の繁栄の為のパーティ(儀式)と、捉えれば…(無いってば!)
んや…私も飲めません。。。
お酒もよくわかりません。
今作に出てくるお酒達が色っぽかったので…(^^)。
あーー!ほんとだ。
相手に触ってませんね。
itukaさん、ちゃんと見てらっしゃるじゃないですか〜。
品の良さ感も、動きもキレッキレな
コリンさん演じるハリー、きっと生きてますよね☆。
なんかイギリスっぽくてとっても好きでした。
音楽の使い方とかとっても上手でしたよね〜
グロいけど面白い が、TLに連なっていて、
大丈夫かな?と思いながら見てみて、納得。
そうとうグロくてなかなか残酷なのに大丈夫!。
音楽とちょこっと斜に構えた高級感が緩和してくれていました。
続編、あるといいな☆と思います。
一歩間違えたらグロくなりそうな描写も、ユーモアを取り入れた事で緩和されていました。
教会のシーンが大のお気に入りで、華麗な動きに目を追うのがやっとで、何度も繰り返し観ちゃいました。
観終わった後に2時間以上もあることに気付き、そんなに長く感じなかったのはそれだけ内容に没頭していたからかもしれませんねぇ。
ですよね〜。
強烈なグロも演出の方法で楽しめるのね〜♪と思いました。
教会の場面リピ、わかります。
華麗な舞ですよね。音楽とも合ってる!。
時間が経つのあっという間でしたね。