
映画:「白鯨との闘い」。
監 督:ロン・ハワード
脚 本:チャールズ・リーヴィット
衣裳デザイン:ジュリアン・デイ
キャスト:
オーウェン・チェイス:クリス・ヘムズワース
ジョージ・ポラード:ベンジャミン・ウォーカー
マシュー・ジョイ:キリアン・マーフィー
ハーマン・メイヴィル:ベン・ウィショー
Old トム・ニカーソン:ブレンダン・グリーソン
Young トム・ニカーソン:トム・ホランド
ペギー: シャーロット・ライリー
ストーリー:
19世紀、クジラから取れる鯨油は生活になくてはならない油であり、捕鯨は一大産業であった。
1819年、捕鯨船エセックス号はアメリカのナンタケット港を出航し、太平洋を進んでいく。
しかし沖合4800kmの海域で誰も目にしたことがないほど巨大な白いマッコウクジラと遭遇。
一行は巨大クジラに立ち向かっていくものの、船を沈められてしまう。
わずかな食料と飲料水をかき集め3艘のボートに乗り込んだ船員たちは、どの辺りにいるのかもわからない太平洋上を、度々クジラに襲われながら漂流することになる。
イケメン祭り

トキメキつつ観ていました

一等航海士オーウェンを演じるクリヘム。
冒頭のセミヌード場面の胸板に、きゅん。
王族衣装に長ーいマント姿も、一般民衆服の開襟シャツにブーツ姿も、ス・テ・キ。
ハンマー投げても、モリを打ち込んでも、似合う〜〜。
そして、なにより…。
ふんわりくるくる7:3分けの髪形に、きゅん

こちらの髪形。。。
クリヘムはブロンド。
船長ジョージ役のベンジャミン・ウォーカーは、漆黒。
でもって、二等航海士マシュー役のキリアン・マーフィーは、茶系金髪根元ストレート毛先にカール。
クリヘム&ベンジャミン&キリアンの、三つ巴にて相談中な場面は、至福☆。
もちろん、Qちゃん小説も書くのね♪な、ハーマン・メイヴィル役ベン・ウィショー。
若かりしトム・ニカーソン役のトム・ホランド
年を重ねたトム・ニカーソン役のブレンダン・グリーソン も。
ジョージの従兄弟役フランク・ディレーンも。
そして、船内・船体・帆・海上の景色・波・空・嵐・等の映像も美しい。
鯨は、群れ・泳ぐ姿・潮吹く姿・苦しむ姿と血・大きな尾ビレ・怒れる姿、どれも壮大で崇高な雰囲気。
白鯨に攻撃されてるエセックス号や乗組員達を見ていると、「白鯨との闘い」というより、
「侵してはならない場所へふみこんだ者達への海からの制裁」のよう。
自然界を相手にするなら、畏怖と敬意が必要なのね☆。
極限状態になった人間の必要不可避な行動に、人間も動物なのね…と。
1956年製作の「白鯨」は、巨大な白鯨に足を食いちぎられたエイハブ船長が復讐実行しようとして起こる諸々を書いてある。
今回、休航先のエクアドルで、白鯨のいる鯨達の群れの存在を教えてくれたサンタマリア号の船員は、手を食いちぎられていたから、もし、続きがあるのなら、また、違った展開になるのかしら?。
ひとつ、わからないこと…。
途中、何かが頭にぶつかり大怪我をして、漂流中に立ち寄った島でどうにかなっちゃったのが、親友のマシューで合ってるのでしょうか?。
弱ってくると、背格好や髪色が似ていると、みんな同じに見えてきたんですもの…。
現場を知らない人間は、机上の空論をまことしやかに述べてごり押しするのは、
いつの世も同じなのね…。
極限状態なら、生き残った船員達の禁忌も当たり前の事と思うので、
ニカーソン氏の超絶な苦しみはわかるけれど、そんなに気にしなくてもいいと思う。
美男子や風景等美しい映像を愛で

とても見応えがありましたね♪
展開は白鯨とのバトルから、人間が生きるためにはどうするのか…がメインになっていて、
いろいろと考えさせられるところです。
とりあえず、日本版の予告編からは想像出来ないような展開になっていて、ちょっと驚いた次第です…。
そうですよね。
鯨との闘いはきっかけであって、
実際は人間の生きる為の闘いになっていました。
大きな海からしたら、人間や船なんてちっぽけなもの。
失敗したら待ち受ける闘い…。
真水も無いのよね…と思ったら、とってもこわかったです。
映像、ほんっとにすごかったです。
ざっぱーんって波とか押し寄せてきましたもん(^^)。
一ヶ月くらい前に昔の「白鯨」をタイミングよく録画鑑賞してたんで
この映画も最新映像で恐怖を煽るパニックアクションだけだと^^;
これ2章立てですよね。
白鯨の恐怖もすごいけど空腹の恐怖も
これまた怖かったです。
ちなみに『野火』でも言ってたけど
薄くスライスして干しておくと美味しいらしい(おい)
「白鯨」ご覧になってからの鑑賞でしたのですね。
こちらもなかなかシュールな内容で、
クジラカツ美味しい〜と食べてた幼稚園時代、
ごめんなさいでした。
白鯨との闘い、2章立てなのです?。
という事は、再びクリヘムは海へ向かうのでしょうか(わくわく)。
空腹の恐怖、恐ろしかったですね。
食べ物もですが、
海水はあーんなにたくさんあるのに真水が無い事もこわかったです。
え…?薄くスライス…。
という事は、ベーコン的な食べ方おすすめ?(えへっ)。
今回はハンマーじゃなくて銛でしたが...
クリヘムさんはこういうのがすこくハマりますね。
久々のキリアンも見られて嬉しかったのですが...途中で見失うという^^;
白鯨との闘いというタイトルは違うような...
クリヘム、合ってましたね〜(^^)。
今作の髪形も服装もめっちゃ好みで、
惚れ惚れしながら、見ていました。
yukarinさんもキリアン氏見失ったのですね。
島に残ったであろうというのはわかったのですが、
そのうちの誰だったのか…今も気になっています。
白鯨とは闘ってませんでしたよね。
戦ってたのは普通の鯨さん達とであり。
白鯨には、どっちかというと襲われてて…。
闘ってたのは「死」と、かなぁと思いました。
それと、捕鯨がオーウェンとかトマスとか、彼らのような荒くれ者たちに仕切られていて、実際には、米国には身近なイベントとはならなかったからではないでしょうかね。日本の鯨肉文化とは、漁場の距離もあって、違うと思います。
そうですよね!。
鯨の肉を食べるという習慣があれば、
禁断の行為を実行する事も、もしかしたら無かったのかも…。
そう考えると人間って残酷ですね。
象牙が欲しい為に、象を…。
鯨の頭の脂が欲しい為に、鯨を…。
「白鯨」は一見クジラが悪者なのだけど、実は人間こそがってお話で、世界各国が日本の捕鯨を反対するのも分からなくはないって気がしてしまいました。
とはいえ、なんですよね。難しい問題です。
人間同士のサバイバルではやはり地上の最強最悪は人間なのだと思うものでもありました。
けれど、人間の善の心も嘘ではない。これも難しい線引きですね。
銛が刺さって、だんだん力尽きていく様子、かわいそうでした。
生活の糧として生き物の命をいただく事は食物連鎖として必要なのでしょうけれど…。
人間以外の生物のように、
必要なだけを確保して確保したものは最大限活用するが理想なのでしょうが…。
そうもいかないのが現実…。
いただいた命に感謝しながら生活するのがせめてもの償い…かも。。。