2015年10月15日

映画:「キングスマン」♪。

平成27年10月15日(木)

監  督:マシュー・ボーン
脚  本:マシュー・ボーン、ジェーン・ゴールドマン
原  作:マーク・ミラー
音  楽:ヘンリー・ジャックマン 、 マシュー・マージソン
キャスト:
ハリー・ハート:コリン・ファース
アーサー:マイケル・ケイン
ヴァレンタイン:サミュエル・L・ジャクソン
エグジー:タロン・エガートン
マーリン:マーク・ストロング
ガゼル:ソフィア・ブテラ
ロキシー:ソフィー・クックソン
ストーリー:
ロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店“キングスマン”の実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関。
“キングスマン”のエリートスパイ、ハリー(コリン・ファース)は、ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなし、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)のもとで日々秘密裏の活動を行っている。
ある日、チームの一員が何者かに惨殺され、新人をスカウトすることになったハリーは、街のチンピラ、エグジー(タロン・エガートン)に可能性を見出し候補生として抜擢するが、エグジーの父親もまた機密活動中に命を落とした“キングスマン”のスパイであった。
そんな中、巷では科学者の失踪事件が頻発。その首謀者ヴァレンタイン(サミュエル・L・ジャクソン)は、前代未聞の人類抹殺計画を進めていた。

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観るのを、楽しみにしていた作品。

上映開始直後…。
爆破された建物の飛び散る壁が、オープニングロールの文字になっていくリズミカルな動き。
最初から愉しませてくれる演出に、期待値上昇。

キングスマンのアジトは、ロンドンの高級テーラー。
調度品や衣装のゴージャスさに、うっとり。。。

・ハリーが、釈放されたエグジーと一緒にパブで飲んでいるのは、
イギリスのビール「ギネス・スタウト」。

・殉職者への献杯に使っているのは、
ブランデー「ナポレオン 1815年」。
(真っ二つさん、縫い合わされて写真撮影とか、こわ…)

・スッパリ半分こになってしまったキングスマンが飲もうとしていたのは、
超超高級なスコッチ・ウィスキー「ダルモア62」。

・ハリーとヴァレンタイン二人きりの晩餐、
ビッグマック&ポテトと共に飲んでいたのは、
ボルドーワインの最高級ブランド「シャトー・ラフィット・ロートシルト 1945年」。
正直、晩餐に、マクドナルド商品一式の登場には、びっくり。
ヴァレンタインの持ってる雰囲気がアメリカっぽいからかな?。
ハリーの去り際の台詞の「Thank you for なんちゃら Happy meal.」←ここだけ聞き取れた:爆。
マックのハッピー・セットと掛けてるんだろうなぁ…と、くすっ

七三分けに黒縁メガネ、仕立ての良いスーツ、ピカピカの靴、キラキラのライター、傘、指輪、ペン。
紳士っぷりを彩る小物達全てが武器なのも楽しい。
スーツは防弾、靴には毒塗りのナイフ(「007 ロシアより愛をこめて」でローザが使ってた)、手榴弾ライター、防弾傘、感電リングに、毒薬発効ペン。
完全紳士=完全装備なハリー♪。
往年のスパイ映画っぽくて好き。
冒頭はディーンの子分をハリーが、終盤はディーンをエグジーが、
スパイの七つ道具?な傘で引っ掛けてグラスを額の真ん中へストライク!!な演出も好き。
(グラスを手で投げたり直接殴ったりじゃないところが、イイ!)。

誘拐された被害者さん達も、ヴァレンタインに賛同した人達も、右斜め45度上を向いてる(気取っている)。
ほぼ全体がイギリスっぽい中で、一人異質な雰囲気なのがヴァレンタイン。
ノリノリアメリカンな彼を、最後はイギリスな剣で串刺し…インパクトありました。

ガゼルが小学校の同級生に似ていて、学校帰り一緒にマックに寄り道して食べていたのを思い出し、懐かしかった…。

わんこは…、あのつぶらな瞳で見つめられたら…見つめられなくても、撃てませんです、はい。
昔、パグが大きくなったらブルドッグになると思ってましたよ…。

キングスマンの鬼教官かつ心強いサポートに大活躍のマーリン役、マーク・ストロング。
無表情な彼に、だんだん感情が表れて、エドガーと王女のちょめちょめに、見てられないとおでこをポンした彼、可愛かった〜。

エグジー役のタロン君、ファンタスティック・フォーのジェイミー・ベルに続いて、
とっても好みのタイプ(しかも脱いでもいい身体)
「生まれじゃない、行動が人を作る」

高級紳士服の仕立て屋ハリーは、
下層階級で燻っていたエグジーの事も
立派な紳士スパイに育て上げたんだよね☆。
エグジーのパパも天国で喜んでいるはず。

アクションも、車をバックで爆走に水浸し(お手洗いから酸素が手に入る←メモ)等、ドキドキもの。

凄惨な殺戮を彩る、音楽達

Bonkers
Dizzee Rascal & Armand Van Helden

エグジーとディーンの子分達とのわちゃわちゃ場面
下町出身のラッパーさんの曲。

Free Bird
Lynyrd Skynyrd

ハリーが千本斬り!を繰り広げる1対全部狂った人達。
キル・ビルの雪景色の大立ち回り的な血や肉が痛そうな場面。
たてノリよこノリ軽〜くヘドバンな音楽にきょと〜ん……。
普段なら目をつむってる場面も、ちゃんと見ることができました。

Pomp & Circumstance
Edward Elgar

ココ!。
前半で教授の脳がボーンが、うぇぇだったので、ひぇぇぇ…と覚悟していたら…。
ま、まさかの「威風堂々」…。
メロディーに合わせて、ボン、ボンッ、ボーーンっ!。
ポップな色合いで脳が飛ぶ、飛ぶ、吹っ飛ぶ。
うぁぁぁ…と、なりつつ、笑っちゃいました…。
(ラスト、確認したら、ちゃんと皆さん、首、無かったです)
英国の作曲家エルガーさん、何を思うでしょうね…爆。

Give It Up
KC & The Sunshine Band

ここは、アメリカのバンドさんの曲。
ヴァレンタインのマシン起動。世界中で殺し合いな場面。
開催中のパーティーと殺戮パーティ、両方を表すパーティーソング。
リズムにノって大殺戮を見るって、新鮮♪。

Slave To Love
Bryan Ferry

エグジーと王女のらぶらぶ場面。
苦労しながら成功を手にしたブライアン・フェリー自身の生い立ちとも掛けての選曲なのでしょうか(^^)。

凄惨な場面も、壮大だったりノリノリの音が耳から入ってくると大丈夫。
普段凝視できないような出来事を普通に見られます体験をした作品。
喜怒哀楽を感じる五感は、これまでの経験と繋がっているから、
楽しい場面に、恐怖を感じるパターンの感覚が入ってくると怖くなったり、
悲しい場面に、楽しさを感じるパターンの感覚が入ってくると明るい気持ちになったりするのかな?
多くの経験を積んでいる程、アハ体験率高いのかな?と思った。

全てが楽しめた作品
posted by みぃみ at 11:20| Comment(10) | TrackBack(23) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月07日

映画:「バクマン。」♪。

平成27年10月7日(水)☀。

監  督・脚本:大根仁
原  作:大場つぐみ・小畑健
キャスト:
真城最高:佐藤健・高木秋人:神木隆之介
亜豆美保:小松菜奈・福田真太:桐谷健太
平丸一也:新井浩文・中井巧朗:皆川猿時
新妻エイジ:染谷将太・川口たろう:宮藤官九郎
服部哲:山田孝之・佐々木編集長:リリー・フランキー
ストーリー:
“俺たち2人で漫画家になって、ジャンプで一番目指そうぜ!”2人の高校生が抱いた壮大な夢。
優れた絵の才能を持つ“サイコー”こと真城最高(佐藤健)と、巧みな物語を書く“シュージン”こと高木秋人(神木隆之介)。
秋人から一緒に漫画家になろうと誘われ、声優志望のクラスメート亜豆美保への恋心をきっかけに、最高はプロの漫画家になることを決意。
コンビを組んだ最高と秋人は週刊少年ジャンプ連載を目標に日々奮闘を始める…。


漫画も実写映画も満足だった「DEATH NOTE」。
ドラマから入って映画も面白かった「モテキ」。
大場つぐみ・小畑健・大根仁 各氏がタッグを組んで、出演者さんも安心感たっぷり。
大人計画の役者さん達も参加なさってる、となれば、と、うきうきしながら鑑賞🎵。

好きな女の子の姿を描いてる最高の絵、巧っ!。
ふわわ〜んと不思議な雰囲気を持つ亜豆ちゃんが
「ハチミツとクローバー」の花本はぐみちゃんっぽいのもE〜。

神木君は、いわずもがな(^^)。

ヤンキー漫画を描いてる福田真太を演じる桐谷健太君は、焼き鳥。
(ちょっと荒ぶってる熱い人)
ラッコが主人公のギャグ漫画を描いてる平丸一也な新井浩文さんは、ハッカ飴。
(地道な作業は極力減らして結果(=お金)を出すのが好き、目指すは高級車に芸能人との合コン。インテリアはふわふわクラゲ)
美少女グルメ漫画を描いてる中井巧朗さん皆川猿時さんは、チャーハン。
(何年もアシスタントをやってきてのデビュー。背景の腕はダントツで自分だけの技を持つ)
ヒーロー伝説をヒットさせるも打ち切りの時期に他界する川口たろうな宮藤官九郎さんは、福神漬。
(少量でも、重要な役回り&大インパクト)

各々個性的で面白そうな漫画達+役者さん達に、食欲(鑑賞欲)をそそってもらい…。

ちょっと変わり種のピータン新妻エイジな染谷将太君に、チャレンジ。
(真っ暗な中シュッシュッという音と共に生まれる超絶上手な絵が、不気味な天才感、満載)。

デザートに、服部哲を演じる山田孝之君。
(漫画に真面目に取り組んでる編集者。爽やかな山田君、久しぶりに見た)

締め括りは、ジャンプ編集部佐々木編集長なリリー・フランキーさん、珈琲。
(全部食べたら、いよいよファイナル。有無は言わせぬ強さ)

美男子・殺陣上手・個性派…。美味しい役者さん達を愛でて、幸せ

満腹+満足な作品でした〜

冒頭の、ジャンプ作品のパラパラ漫画状態でてんこ盛りに、大喜び
(Dr.スランプ、北斗の拳、聖闘士星矢、銀魂…)

VFXを使い、漫画を描く事によるエイジVSシュージン&サイコーの戦いを、
巨大なペンと紙を背景に漫画の完成への過程+アクションで、併せ見せてくれるのも楽しい。
(個人的には、剣心と宗次郎がタッグを組んで、志々雄クラスの相手と戦ってるようで、上がってた

神木君シュージンの染谷君エイジへの、
「あなたがいてくれたからここまでこれた。でもこれからは、倒しに行きます」は、
これからジャンプがますます充実していくぞ〜な高まりを感じさせてくれ…。
へばってきたサイコーの所にやって来て、
キャラクターの手直しをして刺激(鼓舞?)したエイジの「ジャンプで待ってますから」は、
シュージンとサイコーを手伝いにやってきた福田・平丸・中井、+アルファで
「努力・友情・勝利」というコンセプトを強く感じられて、
「最終的には漫画家の側につくのが真の編集者だ」という台詞と相まって、なんか感動…。
二人の作品を他の漫画家達が手伝って完成してること、口には出さないものの、
ちゃんと気づいてる編集長もデキる大人って感じでステキ。
巻頭カラーからの一位GETは、努力・友情・勝利の賜物ね( 〃▽〃)。

手塚治虫氏をはじめ、漫画家さん達が切磋琢磨したトキワ荘っぽい雰囲気もステキ。
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「先に行ってるね」と歩き始めた亜豆の台詞が、最後「ずっと待ってる」になってたのも、ほっこり。

「Wアース」「この世は金と知恵」「疑探偵TRAP」「走れ!大発タント」「PCP-完全犯罪党-」「REVERSEリバーシ」どれも、読んでみたい…。

「漫画のできるまで」のプロセスや、発行の度に頁数や掲載順の変わったり、各作品数頁づつで続きは次巻になる理由などもわかりやすかった。
コミックス化になるのを待って、一気に読んでいたため、
なんで一気に書かないんだろう?と不満に思っていた事を、反省。
熾烈な競争と苛酷な締切との中で、漫画家さん達、戦ってらしたのですね…。

エンドロール…。
衣装の拳(北斗の拳)
るろうに装飾(るろうに剣心)
キャスティング翼(キャプテン翼)
ハイスクール図面組(ハイスクール奇面組)
編集王(遊戯王)
監☆督☆助手(幽☆々☆白書)
聖闘士美術(聖闘士星矢)
録音(銀魂)
一生懸命見て、確認しました。大好きな漫画達。

エンドロール最後の、コミックスが「バクマン。20巻」だったのも、好き

明るくて前向きになれる作品。

公開前に読もうと20巻+別冊3冊大人買いしたまま積んである原作本。
これから、読みます〜〜。

posted by みぃみ at 12:37| Comment(8) | TrackBack(24) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月29日

映画:「アントマン」。

平成27年9月29日(火)☀。

映画:「アントマン」。

監  督:ペイトン・リード
脚  本:エドガー・ライト 、 ジョー・コーニッシュ 、 アダム・マッケイ 、 ポール・ラッド
ストーリー:エドガー・ライト 、 ジョー・コーニッシュ
視覚効果監修:ジェイク・モリソン
キャスト:
スコット・ラング/アントマン:ポール・ラッド
ホープ・ヴァン・ダイン:エヴァンジェリン・リリー
ダレン・クロス:コリー・ストール
パクストン:ボビー・カナヴェイル
ルイス:マイケル・ペーニャ
デイヴ:ティップ・“T.I.”・ハリス
ゲイル:ウッド・ハリス
マギー:ジュディー・グリア
カート:デイヴィッド・ダストマルチャン
ハンク・ピム:マイケル・ダグラス
ストーリー:
スコット・ラング(ポール・ラッド)は、仕事も家庭も失って絶体絶命。別れた妻と暮らす最愛の娘の養育費すら払えなくなった彼に、唯一の仕事のオファーが舞い込む。それは、身長わずか1.5cmに変身できる特殊なスーツを着用し、驚異的な能力を持つ“アントマン”になることだった。スーツを着用したスコットは、アントマンのパワーを使いこなすため、満身創痍でトレーニングに奮闘する。だが、思い描いていたカッコいいヒーローになるには、あまりにも長く険しい道のり…。
最愛の娘のために猛特訓を開始した彼は、本当のヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか?


今朝のテレビにて、こちらにも「アントマン」?発見👀。
【パルクール動画。出演は、プロのフリーランナー、ジェイソン・ポール氏】


冴えない男が最小のヒーローに!。
元気をもらえるかな〜?と思い、9月20日に、観てきました。
こちらの

冒頭の「マイケル・ダグラス」・「マイケル・ダグラスのパンチ✊」・「(勤務先は)S.H.I.E.L.D」。
この三つ巴に、大喜び。

アベンジャーズスピンオフのエージェント・オブ・シールドS1及びS2、すんごい事になってます✨。

泥棒さんスコットの冴え無さ具合の紹介部分は、ちょこっと退屈なるも、
怪しげなマンション(住処)に揃う奇妙な雰囲気の4人衆が、一攫千金を狙って泥棒開始!から、楽しくなる。

大きな金庫をやっとの思いで開けるも(凍らせるという手もあるのね♪)、中には、ライダースーツっぽいもののみ。
とりあえずスーツをゲットするスコットに、くすっとなり、
とりあえず、スーツを着てみると、安全な筈のお家が一転、危険がいっぱい!大騒ぎ!。
ちょっとした隙間も通常の水流も、ミニサイズになると、アドベンチャーワールドになるのね🎵。
盗んだスーツを返しに行く律儀さも、スコットの心根の良さを感じられ、好感度アップ↑↑。

スコットがスーツを盗むように誘導した張本人がハンクなのも、
演じ手がマイケル・ダグラスゆえ、ヤバそうな匂いと大人の雰囲気が、画面に漂う。
(ここの回想シーンのちょっと黄味がかった映像、好き)

アントマンになる仕事を引き受けてからの訓練。
まずは、アリさんの絨毯突破!。
一面に広がる黒いアリに「黒い絨毯」を思い出し、背中にアリさんはってそうで、妙な汗をかいちゃった。
ドアに何度もぶつかったり、ダインにボコられたり…。
スコットの段々成長していく様子は、「ALL YOU NEED IS KILL」のよう。

アリさんって、種類によって、得意な事があるのね〜と奥の深さを知り、お砂糖を運ぶアリさんを見ながら、食べたくなったりしないのかな?、真面目にお仕事するのね、と感心したり…。

ダレン・クロスがハンクの技術を使ったイエロージャケット完成の為の実験に、連れて来たのはヤギちゃん。
なにゆえモルモットじゃなくてヤギ?と思っていたら、そうです、小さくなる実験なのでした。
気化しちゃった人間さんやヤギさんは可哀想なるも、手のひらサイズになったヤギちゃん、可愛い。

アクションも小になり大になり(←日本語、変)、面白かった。
アベンジャーズ本社で警備を勤めていたファルコンちゃん、ミニ→通常に自在に変わり、小さくても強いアントマンに振り回され:笑。
イエロージャケット完成セレモニーの招待会場では、スコットのお友達の3バカさんも大活躍。
特に、ルイス君、美味しいとこ持ってきますね♪。
キーホルダーの戦車が大きくなって、高層ビルからジャンプして着地!。
おめめが点になっている警察さん達…。更に、警察さん達の、大きくなったアリさん登場及び、子供部屋から飛んできたおっきくなった機関車トーマス君にも、え??っていう感じ。
とっても、面白かった〜。
アタッシュケースの中、クローゼットの中、子供部屋のおもちゃ達の中、色んな場所で、
ミニサイズ目線と通常サイズ目線の緩急も、いい感じでした。
とっても可愛いお嬢ちゃんキャシーも、目の前で、パパが悪人をやっつけて、ヒーローになるんですもの。
嬉しかっただろうな〜。
元妻のマギーと結婚する警察官のパクストンも、いい人で、よかった(^^)。

CMに加えて、映画本編にもヤクルト登場、祝:マーベルデビュー。

バーテンダーに、スタン・リーきてました。

アベンジャーズ/エイジオブウルトロンにアントマンとワスプが登場しなかったのは、直前で今作の監督を降板してしまったエドガー・ライトのたっての希望だったらしく。。。
エンドロール後のお楽しみに登場した、キャプテン・アメリカと一緒にいるファルコンの言う心当たりのある人物、アントマンの事。
キャプテン・アメリカ新作に、アントマン来るかな♪、お母さんジャネット(ワスプ)を引き継いだダインが新ワスプとして来るかな♪。

スコットの相棒のアントニー(オオクロアリ)ちゃん、義羽で再登場して欲しいな☆。
アントニーは、アント(蟻)とニー(足?)?、アント(蟻)とトニー(アイアンマン)?。
アイアンマンは自力飛行…。
アントマンは羽蟻ちゃんと二人で一つだもんね♪(再び、日本語、変)。


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ダレン・クロス粒子入りのびんをもって逃走した、ヒドラは、何を仕掛けてくるかな?。

観ても、これからを想像しても、わくわくな鑑賞だった💠。

さらに…。
日本一小さい県のうどん県とアントマンのコラボレーションイベント。
各地の協力場所にあるアントマンを見つけた先着1名様にプレゼント&抽選。
見つけましたよ〜🎵。
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東京や大阪にも、アントマンを探せ!、あるようです。
詳しくは、こちら。
http://www.my-kagawa.jp/udon-antman/

posted by みぃみ at 16:23| Comment(12) | TrackBack(25) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月25日

映画:「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」♪。

平成27年9月25日(金)☀。

映画:「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」。

監督:樋口真嗣
特撮監督/特技監督:尾上克郎
脚本:渡辺雄・町山智浩
原作:諫山創
キャスト:
エレン 三浦春馬・シキシマ 長谷川博己
ミカサ 水原希子・アルミン 本郷奏多
ジャン 三浦貴大・サシャ 桜庭ななみ
サンナギ 松尾諭・フクシ 渡部秀
ヒアナ 水崎綾女・リル 武田梨奈
ハンジ 石原さとみ・ソウダ ピエール瀧
クバル 國村隼
ストーリー:
100年以上ぶりに現れた超大型巨人に多くの人間が捕食され、生き残ったエレン(三浦春馬)は調査兵団の一員として外壁修復作戦を決行。しかし巨人に襲われてしまい、アルミン(本郷奏多)をかばったエレンは巨人に飲み込まれてしまう。その直後、黒髪の巨人が出現し、ほかの巨人たちを攻撃するという謎の行動を見せる。


見届けましょう。最後まで♪。と言うことで、公開翌日に鑑賞。

前篇は、エレンがカラーの巨人さんと化して
モノクロの巨人さん達をやっつけ始め、巨人の中から助け出されて、続く…でした。

短めの上映時間ゆえ、初っぱなから怒濤の展開を期待していましたが…。
本編上映前のオススメ映画紹介が続いているのかしら?と錯覚する程、前作のあらすじ紹介が長かったです。
人間に戻った状態で尋問を受けるエレンの緊縛プレイ、長い…。
おたくら、カラーの巨人さんにモノクロ巨人さん達から助けてもらったんやから、
エレンが何者でも、どっちゃでもええやん…と思いました。
そして、シキシマ隊長のシャンパン片手に気取って喋り続ける場面も長い…。

エンド オブ ザ ワールド 且つ、大画面を使う映画なので、
ちっこい人間達がでっかい巨人さん達と死闘を繰り広げていただきたかった、
というのが本音です。

カラーの巨人さんである「シキシマ」と「エレン」と「クバル」の戦いは、迫力があり、楽しゅうございました。
が、巨人さんの内にいる生身の人間の苦悩はヱヴァンゲリオンを模したのでしょうか?。
もうちょっと頑張って作るか、もしくは、いらないと思いました。

シキシマはエレンのお兄さんで、二人の両親を含めた何かのプロジェクトにかかわっていたのがクバル(自分もカラーの巨人さんなら、エレンに、お前は人類の敵か味方か?と問う理由は何だったんでしょう?)。
自己中心的な人間が増えてきた世の中を、
耐えて忍ぶ社会にするために考えたお偉いさん達の策略が、モノクロ巨人さん達の作成で、
クバルは、お偉いさん達の作った堪えて忍ぶ世の中を打破しようとする者を駆逐する役目。

そして、モノクロ巨人さん達に怯えながら暮らす大勢の人達を、観察している一部の選ばれし者達。
「カイジ」の、でっかくなっちゃったー版なのかしら?なエンディングでした。

モノクロ巨人さん達は、緑の牧場をお散歩しているのではなく、
ちっこい人間達を襲って来て欲しかったと思いました。
カラーの巨人さん達の戦いは、迫力ありましたが、終わってみれば内輪揉めのレベルでしたもの。
食欲という原始的な欲を満たす為の強襲なら他の感情が入って無いからこそ、恐いですもの。
モノクロ巨人さん達の「食べる」という生きるための行為VS人類の「食べられない」「安全の確保」という生きる為の行為、の戦いが観たかったです。

作品自体、決して悪いわけでは無いので…。
比重の置き方が、もったいないなぁと思いました。
posted by みぃみ at 14:30| Comment(12) | TrackBack(14) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月09日

映画:「アンフェア the end」♪。

平成27年9月9日(水)☀。

映画:「アンフェア the end」。

監督・脚本:佐藤嗣麻子
原   作:泰建日子
キャスト:
雪平夏見:篠原涼子・津島直紀:永山絢斗
小久保祐二:阿部サダヲ・ 山路哲夫:寺島進
三上薫:加藤雅也・雪平美央:向井地美音
特捜部長:吉田鋼太郎・武部将臣:AKIRA
一条道孝:佐藤浩市・村上克明:山田孝之・村上成明:寺田農
ストーリー:
ネイルガン殺人事件から4年が経ち、元夫の命と引き換えに国家を裏で操る秘密組織の機密データを手に入れた雪平夏見(篠原涼子)は、最も効果的な反撃の方法を探していた。
そんななか、転落死体が発見される。現場で雪平が見つけたのは、10年前の推理小説事件から始まる一連の事件で使用されたものと同一の1枚の栞だった。そこには、“アンフェアなのは誰か?”と書かれていた。そして、転落死体はネイルガン殺人事件の黒幕・村上克明検事(山田孝之)だった。
一方、克明の父親の元検事総長村上成明も自宅で殺されていた。
更に、推理小説事件の犯人たちを結び付けたサイトが復活していることが判明。
そして、村上殺しの容疑者として警察に拘束されている津島は、「権力組織の闇を暴くために、協力してほしい」と雪平に懇願する。
時を同じくして、最高検察庁観察指導部検事の武部(AKIRA)も雪平に接触してくる。
国家の闇を暴き、父の死の真相にたどり着こうとする雪平の運命は…。


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ドラマからの長〜〜い年月を経て、待ってましたの完結編。
自分の目で確認&集中して見たくて、7日:月曜日、超前方席にて鑑賞。

美人さんで強くて無鉄砲だけど優しくて儚い雪平を、次々襲う危機に、ハラハラドキドキ。
雪平の回りの男性陣、味方になったり敵になったり、大忙し!。
病院からの逃走も、組織に捕まっちゃった所も、亡命の為の高層ビル内も、スリリングだった。

冒頭、かおるちゃんが、あっさり組織側な事が明白になった時は、かなりショックだったけれど、
三上の最期の「俺は最初から雪平の側だ、雪平の為にお前等の側に加わったんだ」に、
かおるちゃん、いい人だったのね〜〜と、うるうる(T_T)。
(一条に撃ち殺された場面の後、捜査本部で、「三上の姿が見えない」って話してたけど、いたぶって殺すように命じた武部に背き、三上の頭を一発で撃ち抜いた一条。津島が取調室から逃亡した時の雪平の仕掛けのように、何かの細工が弾にしてあって、実はかおるちゃん生きてます♪だといいなぁ…と思った。個人的には、かおるちゃんのスピンオフドラマが見たい…。)

一条とかおるちゃんが、組織のトップが変わった事について、「命ぜられれば誰だって殺す。お前もだろう?」と、お互いの事じーっと見ながら話している場面、二人共、かっこよかった♪。
覚悟を決めた熟男二人の事をも、虜にしちゃう雪平って、ほんっと魅力的なんだな〜と思った。

なんやかんや言いながら、山路・小久保・安藤(瑛太)・瀬崎(西島秀俊)・結城(大森南朋)・斉木(江口洋介)他、イイ男達を、芋づる式に釣り上げる雪平、う、うらやま…。

自分の事撃った相手をきっちり認識して目には目をな感じで撃ち殺した山路さん、(過激だけど)男前だった。
もちろん、出世を投げうって(笑)、駆け付けた小久保さんも♪。
雪平最後の難関アクションに登場の警備課(?)警務課(?)の山本(山路に撃ち殺された人)が、丸山智己さんだった為、「SP」と繋がって堤さん出てきたりするのかしら(^^)なぁんて、あの緊張感の中、考えた。

吉田鋼太カさん出演なさってるのなら、黒幕の攻略超難関なラスボスにすえて欲しかった。

結末は、豊洲警察病院占拠事件時の警視総監、今作品では、元検事総長:村上成明(寺田農)=克明の父親 が、組織のトップで、一条に指示して雪平の父親を殺させた。
村上親子は、組織の中の誰かが殺したけれど、雪平の情報公開によりこれから一網打尽になる、で、いいのかな?。

ちょっとだけ不満。
これが映画制作におけるアンフェアな出来事なのかしら?と思う程、
一条と三上が武部のことを称した “なりあがりもの”という台詞そのままのAKIRAの抜擢と映りの長さ。
長かったお話の集大成の作品に、上手な人達の中に、こんな下手くそ入れないで欲しい。
そりゃ、こころおきなく、一条も三上も武部の事、裏切るよ。
津島の父親の事件設定、バスと白バイの捏造あり?な実際の事件をアレンジしているのだろうけれど、
安藤ネタを絡めてこないのなら、もうちょっとしっかり演技できる人を配して欲しい。
両名共、一条に撃ち殺されて、スッキリ!。

世の中にフェアなことなんて何もない
目には目を
復讐には復讐を
アンフェアにはアンフェアを


アクション、駆け引き、等々、とっても楽しめて、満足な「最後」だった💠。
エンドロールの懐かしい映像達も、嬉しかった〜🎵。
posted by みぃみ at 13:27| Comment(8) | TrackBack(11) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月07日

映画:「ジュラシック・ワールド」♪。

平成27年8月7日(金)☀。
映  画:「ジュラシック・ワールド」。

監  督:コリン・トレボロウ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ 、 トーマス・タル
衣裳デザイン:ダニエル・オルランディ
キャスト:
オーウェン:クリス・プラット
クレア:ブライス・ダラス・ハワード
グレイ:タイ・シンプキンズ
ザック:ニック・ロビンソン
ホスキンス:ヴィンセント・ドノフリオ
ロウリー:ジェイク・ジョンソン
バリー:オマール・シー
ドクター・ヘンリー・ウー:B・D・ウォン
カレン:ジュディー・グリア
マスラニ:イルファン・カーン
ストーリー:
コスタリカ沖の島に建設された“ジュラシック・ワールド”は、本物の恐竜を身近に体験できるテーマパーク。安全な環境の中で、訪れた家族連れが様々な恐竜たちの動き回る様子を見て楽しんでいた。その全てを監督するのは、出世に意欲的な野心家のクレア(ブライス・ダラス・ハワード)。そこへ、彼女の2人の甥、16歳のザック(ニック・ロビンソン)と11歳のグレイ(タイ・シンプキンス)がやって来る。相手をする時間のないクレアは、甥たちにフリーパスを渡して自由に見学させる。
恐竜たちを蘇らせたのは、遺伝学者ヘンリー・ウー博士(B・D・ウォン)。
ジュラシック・ワールドの後援者で億万長者のサイモン・マスラニ(イルファン・カーン)の下で研究を続けていたが、パークをビジネスとして成功させるためには、リピーターを増やさなければならない。それには、毎年新しい種を創り出す必要があった。
プレッシャーを感じたウー博士は、倫理上の一線を越えて遺伝子操作を行ってしまう。それは、史上初の遺伝子組み換え恐竜の誕生だった。
秘密裏に誕生した大型恐竜インドミナス・レックスの性質は謎に包まれており、遺伝子構造に関するデータも機密情報として扱われ、隔離状態で飼育されていた。
その生態と安全性を確認するため、クレアはメイン・パークから離れた研究施設に勤務する恐竜行動学のエキスパートで元軍人のオーウェン(クリス・プラット)を訪ねる。
そこへ、インドミナス・レックスが逃亡し、ジャングルの奥深くへ姿を消したとの連絡が。
それは、恐竜も人間も、パーク内の生き物すべてが危険に直面したことを意味した。
2人の甥の身を案じるクレア。
彼らは周囲360度が見渡せるアトラクション“ジャイロスフィア”に乗って恐竜の間を回っていたのだ。
パニック状態の中、2人を救出に向かうオーウェンとクレア。
他の恐竜たちも逃げ出し、安全な場所が失われたパークに残された人々の運命は……。


2Dで見ても、恐竜さん達の迫力は、満点!。
大きな身体で、どんどこ走ってくる時は、場内、揺れてるんじゃないかと思う程。

動物園ならぬ恐竜園。

水中から空中へ大ジャンプ。ホオジロザメをパクッと一口丸呑みモササウルス。
ざっぱーんとお水が観客達にかかる映像は、USJのジュラシックパークを思い出し。
(↑気に入って、真冬にもかかわらず3度程おかわりした)。
翼竜が捕まえたクレアの部下の女性…。
翼竜にお水の中へポッチャン&キャッチ、遂に食べられちゃうのかしら?な瞬間、サーッと近づいてきて、翼竜共々、モササウルスちゃんが、パックン。
恐っ。。。

1作目の「ジュラシックパーク」から22年後の同じ島ゆえ、「ジュラシックパーク」への入口のドアや自動車(ジープ?)、翼竜達の展示してあったガラスの建物、インドミナス・レックスちゃんが人間の隠れている車にスリスリ&クンクン、立ち去ったかと思いきや、車をはね飛ばして、捕まえてやる〜〜と追っかけてくる場面等、懐かしくて、きゅんきゅん💓した。

ジャイロスフィアに乗って恐竜たちのそばをお散歩、やってみたい〜。
クレア、あのピンヒールで猛ダッシュできるの、尊敬!。

あれだけ多くの恐竜たちの世話をするには経費もかかるだろうから、動員数を上げて利益も増やさなきゃ!な行動も理解できる。
そのための、より過激な新種恐竜の開発。
その方法は、遺伝子操作。
(今も、通常より大きなサイズの食用魚、全身トロなマグロや、鰻味のナマズなんかを遺伝子操作で造っているけれど、世の中に存在しなかった遺伝子組換は、食べる側の健康への影響や、組替された種のこれから先の生態にも影響するんじゃないかな〜?とも思った。)
新種のインドミナス・レックスは…。
擬態能力は、イカの遺伝子。
体温変化能力は、カエルの遺伝子。
賢さは、ラプトルの遺伝子・ラプトルと会話もできる。

ラプトルちゃんインドミナス・レックス側についちゃうの〜😖と思っていたら、真打ちティラノサウルス・レックスちゃんの登場。
超迫力のインドミナスVSティラノサウルス戦。
ティラノちゃんピンチな時に手を差し伸べたのはラプトルちゃん〜。
ラプトルのブルーちゃん達、ほんっと良い子。

ハイブリットとはいえ、他の種や仲間達とすごす事で社会性が身に付くわけで、閉鎖空間に一人ぼっちだと恐竜ちゃんも超利己的になるのね…。。。

遺伝子操作で身体の構造は進化したとしても、肉食恐竜にとって人間はパートナーというより、美味しいお食事且つ自由を妨げる存在。

恐竜さん達、絶滅していてくれてありがとう。。。

擬態能力としてのイカ、及び、博士の「私達はイカれた研究者なので」の「イカ」の文字が印象的で、無性にイカが食べたくなった鑑賞後。

DNAや研究素材を持って去っていった博士が健在ということは、次もありそう。

暑い夏を熱くすごすのに最適なアトラクションな映画、満喫💠。

弟君の名前がグレイで、お顔も可愛らしくて、別の意味でも喜んだのは、内緒🎵。
タイ君、アイアンマンにも出演してたのね(^^)。
posted by みぃみ at 15:20| Comment(14) | TrackBack(25) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月03日

映画:「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」(1)。♪

平成27年8月3日(月)☀。

映画:「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」(1)。
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監  督:樋口真嗣
特撮監督/特技監督:尾上克郎
脚  本:渡部雄介・町山智浩
原  作:諫山創
キャスト:
エレン:三浦春馬・シキシマ:長谷川博己・ミカサ:水原希子
アルミン:本郷奏多・ジャン:三浦貴大・サシャ:桜庭ななみ
サンナギ:松尾諭・フクシ:渡部秀・ヒアナ:水崎綾女
リル:武田梨奈・ハンジ:石原さとみ・ソウダ:ピエール瀧
クバル:國村隼
ストーリー:
突如出現した巨人たちに人類の大半が捕食され、文明は崩壊。
生き残った者たちは巨人たちに侵攻されないよう巨大な壁を三重に築き、その内側で暮らしはじめた。
それから100年以上経ち、惨劇の記憶が薄れていく中、壁の外の世界に憧れるエレン(三浦春馬)は、安穏と暮らす人々に苛立ちを募らせていた。
しかし、ある日突然想定外の超大型巨人により壁が崩され、侵攻してきた巨人たちに人々は次々に食べられていく。
2年後、人類はより内部への撤退を余儀なくされていた。
対巨人兵器、立体機動装置によって武装した調査団が結成され、エレンらは外壁を修復する決死の作戦に赴く。
その途中、巨人の襲撃にあい、仲間のアルミン(本郷奏多)をかばったエレンは、巨人に飲み込まれてしまうが…。


漫画が話題になっていて、スマホのゲーム「黒猫ウィズ」のイベントにも登場してたので、巨人に攻めこまれた人間達が切羽詰まって討ってでるお話らしい、との認識。
漫画の絵は嗜好外なものの、今回の実写版に、本郷奏多君がナレーションも担当との事(←ということは、長時間彼を愛でる事ができる)と、桜庭ななみちゃんの出演、火曜日サプライズの時、サクサク男前な言動の水原希子ちゃんに好感を持ったので、映画の日に鑑賞。

チケット確保後、公開前日、Twitterで、監督が喚いてた為、
心配しつつ、鑑賞当日劇場も空いていたので、更に不安になりつつも、
ゆったり観られる喜びを感じながら、鑑賞。

漫然としていて、退屈な箇所(冒頭のエレンの不満の羅列、エレンとミカサが生き別れになる場面、妙にラブラブな恋人二人を含め恋愛要素全般)はあるものの、全てにおいて初めての私にとっては、面白かった😃。

某映画館の館員さんが公開前に呟いてらしたとおり、巨人による人間の捕食の描写は、強烈で、
食べられていく人間を観ながら、
現実世界において、動植物等にとっては、私達人間の事が、
突如、自分達の生活圏に侵入して捕まえて貪り食べるこの巨人達のように見えるんだろうな〜と思った。

クバルがアルミンに、「技術が進化しすぎた為、争いが起こり、今現在、巨人に怯えながら生活する事に人間はなった」と話していたのだけれど…。
生態系維持の為の食物連鎖の一貫として、巨人と人間が組み込まれたのだとすれば、人間の増えすぎ&進歩しすぎを防ぐ為、巨人は必要な存在になるのかしら?なぁんて思った。

残酷で悲劇的な描写が多いのだけれど、巨人の目的はお腹を満たすこと=生きるため、なので、特に嫌な感じはしなかった。
(四肢を別方向に引っ張ってぶっちんは、バイクにくくりつけて同じことしてるの昔のドラマか映画で見た、いたぶるための暴力手段としてだったから、同じ行為でもこちらは嫌だった。)
巨人のビジュアルと行動の気持ち悪さが、巨人と戦う事の大変さを、理解させてくれる。
画面全体に血飛沫沫がブシャッとかかった時は、ちょこっとうえっ⤵。
(でも、ステーキとかお刺身、私も、たまに血したたらせながら食べてる…(^_^;)。)

腕が食いちぎられて、食道から胃に落ちて、酸に消化されようとしていたエレンが、
自分を食べた巨人の中から巨人化して、突然、巨人達と戦い始めたのには驚いたけれど、
迫力満点の映像だったので、OK!。
首の後ろを斬るグロテスクなやっつけかたが効果的な理由のわかった感じの所で、後半へ続く…。
エレンが巨人に憑依?した理由、後編でわかるといいな✨。

人生あるあるな各人の抱えてる事、バラバラだった気持ちが一つになってく所。
なかなかいい感じで盛り込んであると思った。

装置のワイヤー、絡まらないのが、不思議。

巨人さん達…、どこかで見た事のある方と似てるような…。

「SP」の神尾さんと松尾さん発見。
マッサンの出資者でもある神尾さん、あっという間に巨人に食べられちゃったよ。。。
松尾さんは、健在。

ジャガイモの食事が美味しそうだった。

本郷君アルミン、可愛い💓。

迫力のある映像は楽しめるし、圧倒的に強い巨人相手に、人間がどのように立ち向かい、結末も気になるので、後編も観る🎵。
posted by みぃみ at 10:51| Comment(8) | TrackBack(20) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月13日

映画:「ターミネーター:新起動/ジェニシス」♪。

平成27年7月13日(月)☀。
映画:「ターミネーター:新起動/ジェニシス」。

監督: アラン・テイラー
脚本: レータ・カログリディス / パトリック・ルシエ
製作: デヴィッド・エリソン / デイナ・ゴールドバーグ
キャスト:
T-800:アーノルド・シュワルツェネッガー
サラ・コナー:エミリア・クラーク
ジョン・コナー:ジェイソン・クラーク
カイル・リース:ジェイ・コートニー
T-1000:イ・ビョンホン
O'Brien:J・K・シモンズ
Alex:マット・スミス
Miles Dyson:コートニー・B・ヴァンス
Lt. Matias:マイケル・グラディス
Detective Cheung:サンドリーヌ・ホルト
Detective Timmons:オットー・サンチェス
ストーリー:
2029年、ロサンゼルス。人類抵抗軍は敵である機械軍の中枢にとどめを刺そうとしていた。
1997年の“審判の日”に機械軍が放った核ミサイルで30億人もの命が失われて以来、長く苦しかった反撃が遂に終わる。すべては“預言者”と呼ばれる抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー(ジェイソン・クラーク)の指導の成果だった。
ところがその直前、ジョンを出産する前の母サラ・コナーを抹殺するため、機械軍はターミネーターを1984年に時間転送装置で送り込んでいた。
サラ抹殺を阻止するため、ジョンの右腕カイル・リース(ジェイ・コートニー)が過去への旅を志願する。1984年に到着した途端、T-1000ターミネーター(イ・ビョンホン)の襲撃を受けるカイル。
その窮地を救ったのは、サラ・コナー(エミリア・クラーク)だった。
歴史は書き換えられ、“2029年から送り込まれたターミネーターは私たちが倒した”と告げるサラ。
彼女が“オジサン”と呼ぶ相棒は、外見は中年男ながら、“スカイネット”が殺人マシンとして量産したT-800ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)だった。
何者かに“サラを守れ”とプログラムされたT-800は、両親を殺された9歳のサラを救って以来、彼女を守りながら女戦士に育て上げたのだ。
T-800の使命は、サラ・コナーを守り抜き、“審判の日”を阻止する事。
そのためには、自我に目覚めて暴走する人工知能“ジェニシス”の起動を何としても止めなければならない。
人類滅亡までのカウントダウンが迫る中、2人の前に立ちはだかる人間でも機械でもない第3の存在。
最新最強のT-3000ターミネーターの正体は?そして、人類の救世主は一体誰なのか?


とりあえず、時系列の整理。。。

1997年に始まった機械と人間の戦い。
機械軍に追われていた少年カイル・リースは、人類反乱軍のリーダーのジョン・コナーに命を救われる。
大人になったカイルはジョンの右腕となり戦い、2029年スカイネットの本丸へ潜入し壊滅させる。
だが、その少し前、スカイネットは、ジョンの母サラ抹殺のため、1984年のロサンゼルスへT−800を転送していた。
サラを救う任務を受けたカイルは、1984年に向かうも、T−1000に襲われる。
カイルの窮地を救ったのは、サラ。彼女は、T−800に守られながら立派な戦士に成長していた。
1997年に戻ろうとするサラとT−800を説得し、2017年に向かうサラとカイル。
2017年に着いたサラとカイルは、警察に拘束されている時、全ての電子機器と繋がる「ジェニシス」が、まもなく起動する事を知る。
「ジェニシス」こそが「スカイネット」だと理解した二人は、1984年T―1000に襲われた際に生き残ったオブライエン刑事の協力と、突然現れたジョンの助けを得て、警察を脱出。
だが、再び合流したT−800は、ジョンに襲いかかる。
驚いたサラとカイルはT−800を疑うが、2029年にジョンはT−3000に取り憑かれ、アンドロイド化している事が判明。
ジョンは、ジェニシスの開発者サイバーダイン社の協力者になっていた。
磁力を使い、ジョンとサイバーダイン社のシステムを破壊し、未来を手に入れたサラとカイルとT−800。
だが、ジェニシスの中核は無事だった…。

こんな感じのストーリーの中、救出のため車で突っ込んだり、逃げる車VS奪ったバイク(旧作とは、敵味方逆になってた)のどっかんどっかん対決、やばげなお兄さん達から洋服を奪おうとする若いシュワちゃんターミネーターを熟年になったシュワちゃんターミネーターが「お前に服はいらない」と、破壊したり。
液体のT−1000ビョン様は、警察で、身体の一部を追跡対象にひっつけて居場所を突き止めたり、と、懐かしい映像と、それらへの新しい加筆がしてあるのが、なんとも楽しい。

カイル君の少年時代役の子がハンサムなのに、成長したら微妙になったのと、ジョンも四角くなっていたのが残念で、ショックを受けた為、「あっ!。カイルってジョンのお父さん、サラの旦那様だわっ。」と、気付くのが、ちょっと遅れちゃった…。
サラとカイルが、恋におちそうな雰囲気になったので、4DXで観ていた私は、「ど、どーなるの?」と、ちょっと焦ったけれど…。

「設定された未来の為の拘束された人生からの解放」「自由な未来の獲得」がテーマだったので、ホッとした。

人類の救世主のジョンがああなっちゃったって事は、カイルとサラは別の関係になるのかな?、破壊した筈のジェニシスが健在という事は次に続くのかな?…。
37歳で始まったシュワちゃんターミネーターが、67歳にして復活した新シュワちゃんターミネーター。
次もあったらいいな☆と思った。
未来を知っているオブライエン刑事とのやりとりも、また観てみたい☆。

今回、「シネマサンシャインエミフルMASAKI」にて、7月4日稼働となった四国初体感型上映システム「4DXシアター」にて鑑賞。
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映画の場面に連動して座席が前後左右や上下に動いたり、水しぶきや風等、計11種類の演出があるとの事で、ちょうど愛媛への上陸予定があった為、予約開始日には、真夜中迄起きていて、予約。
当日、わくわくしながら、劇場へ。
荷物はロッカーへ預け、コールドドリンクとポップコーンのみ持込可。
4DXとはどういうものなのかを説明する映像の時点で、椅子がグラグラ動き、風が吹いて、水しぶきが飛んできて、劇場内のお客さんみんなで大興奮。一体感が生まれた劇場内。
ジュラシック・ワールドの予告時も、色々な事が起きて、上映開始前のウォーミングアップは万全。

3D映像で視覚を満たし、車が走ればドッドッ、ぶつかればドンッ、弾や剣が飛んでくれば風が耳の横をヒュッと通り抜け、雨が降れば水滴がポタポタ、血飛沫が飛べばミストが顔面へブシャ、殴られたり何かにぶつかれば背中をボコポコ突かれ、椅子に衝撃が走り、2時間半、静かに話している場面以外は、映画の中に参加してた。
敵も味方も関係無く、映像に連動しての演出。
ヘリコプターがくるくる回って落ちる場面は、後頭部に椅子を何度もぶつけ(笑)、こねこねぐるぐるぴちゃぶしゅーな映画の世界。
2時間超のアトラクションが3200円で楽しめるのは、お得だと思った。
頑張って、座席をゲットして良かった〜〜。

吹替は…。
T−800を玄田哲章さん、ジョン・コナー/T−3000を「24」のジャック・バウワー小山力也さん、サラ・コナーを藤村歩さん(終盤になるにつれ、力強くなっていく声が、リンダ・ハミルトン演じる強〜いお母さんを思いおこさせてくれて、気持ちが上がった。そういえば、ジェームズ・キャメロン監督、T−1000の化けたサラと本物のサラ二人登場場面は、双子のお姉さんレスリー・ハミルトンさん起用なさったんだよね。懐かしい〜)、カイル・リースを細谷佳正さん、T−1000を阪口周平さん、オブライエン刑事を立川三貴さん、と、安定感抜群。
吹替ですが、「I'll be back」は「アイル・ビー・バック」だった♪。
posted by みぃみ at 16:51| Comment(18) | TrackBack(30) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月23日

映画:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」♪。

平成27年6月22日(火)☀。

映画:「マッドマックス 怒りのデス・ロード」

監  督:ジョージ・ミラー
脚  本:ジョージ・ミラー 、 ブレンダン・マッカーシー 、 ニック・ラソウリス
撮  影:ジョン・シール
音  楽:ジャンキー・エックスエル
編  集:ジェイソン・バランタイン 、 マーガレット・シクセル
衣裳デザイン:ジェニー・ビーヴァン
キャスト:
ロカタンスキー:トム・ハーディ
フュリオサ:シャーリーズ・セロン
ニュークス:ニコラス・ホルト
スプレンディド:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー
トースト: ゾーイ・クラヴィッツ
ケイパブル:ライリー・キーオ
ドゥーフ・ウォリアー(ギタリスト):iOTA
リクトス:ネイサン・ジョーンズ
イモータン・ジョー:ヒュー・キース・バーン
ストーリー:
石油も水も尽きかけた世界。
元警官のマックス(トム・ハーディ)は、愛する者を奪われ、本能だけで生き長らえていた。
資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するジョーの軍団に捕えられた彼は、ジョーに囚われた女たち“ワイブズ”を率いて反逆を企てるフュリオサ(シャーリーズ・セロン)、全身白塗りの男ニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、自由への逃走を開始する。
凄まじい追跡、炸裂するバトル…。
絶体絶命のピンチを迎えた時、マックスと仲間たちの決死の反撃が始まる!


指を組んだ時も腕を組んだ時も左親指と左腕が上にくる「うう脳:右右脳」。
直感とひらめき重視の感覚人間な私には、この作品、至福の時間の作品☆だった。
隣の座席においた鞄の事はもちろん、自分が映画館の椅子に座って映画を観ている事も忘れ、一緒に走ったり戦ったりしていたらしく、鑑賞後、とっても喉が渇いて、500ミリペットボトル2本空け、口の中に口内炎もできちゃった:爆。

塩の海状態の平坦な砂漠とねっとりした湿地帯、時々岩が沢山の、
ほぼワンシチュエーションの中、車やバイクで追っかけっこと戦いの繰り返し。
なのに、伝わってくる。。。
登場人物達全員、戦うのも逃げるのも追いかけるのも、生きる事と種の保存の為。
武器や生産ルート等少々の人間の知恵が加わっているだけで、
動物達の生存競争というか、生命体の生きる根底の欲求が描いてあった。
人間世界の話という事で、最終目的は、強圧的権力者からの解放。

「怒りのデス・ロード」。。。
資源枯渇の中、贅沢な生活を提供してきた自分の妻達を逃がしたフュリオサに怒るジョー。
自分達の為に周りの人間を道具のように扱うジョーへの怒りから反逆したフュリオサとジョーの妻達。
当初自分達だけ緑の地に行こうとしていたフュリオサと妻達なるも、ジョーの手から逃れる過程で自分達以外の者達の圧政からの解放をも満たしたラストは、苦しむ民衆の怒りがフュリオサ達に憑依していたのかしら?。

暑々な風景の中の熱々な戦いを満喫した作品。
理屈っぽさ皆無、登場人物達の本能からの行動で、全てが伝わってくる。
最強、面白かった〜✨。

北斗の拳はマッドマックスからきているらしいも、前作よりも先に小学生の時「北斗の拳」を見てはまったので、一人ぼっちを集団で襲ってかっさらい奴隷にして、弱きをくじき強気を崇める悪党達が、欲しいもの目指して、荒野をバイクや車でわらわら走って略奪と殺戮を繰り返す場面も懐かしかった。
今回は、ケンシロウ・レイ・トキ等の登場は無く、マミヤ・ユリア・リン・バット達がアインの助けを得て、ボルゲ・ジャギ・アミバと戦っているとシャチが味方になってくれる感じ。
マックス達がピンチになるかどうかは、ウォー・ボーイズのニュークス次第かな?と思っていたら、途中寝返ってくれて(^^)。エルヴィス・プレスリーのお孫ケイパブル(ライリー・キーオ)ちゃんの魅力のお・か・げ♪。車のプロが味方になると心強いね。
そして、レニー・クラヴィッツのお嬢さんのゾーイ・クラヴィッツも出演なさっているのよね♪。

戦闘員達の士気を高めたり情報伝達の為に、戦争に軍楽隊を伴った事もあるようだけれども、もしかして、「ドゥーフ・ワゴン」に吊られて、ダブルネックの火炎放射ギターを弾くドゥーフ・ウォーリアーや、太鼓隊が戦闘場面にいるのは、そちら繋がり?(攻撃されて宙吊りになるなどのどんな状況になっても演奏し続けるのは、面白かった)。
音響と視覚の調和もいい感じで、太鼓とギターの音が入ってくると、さらにテンションが上がった…。

ちなみに、2001年のドームツアーにてHISASHI君ソロで、ギター火炎放射していて、がっつり生で火を噴くギター見ている私。
演奏曲目は、ヴェルディのレクイエム/怒りの日。
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近いと熱いです、煙いです。でも、好きな人の火花なので、浴びても嬉しい🎵

2メートル超の元プロレスラーのネイサン・ジョーンズは迫力あるし、しなるポールを使ってぼよよんぼよよん車内に入ってきたり、大槍持ったまま上から降ってくる縦横無尽なジョー軍団。
最初は、私何もできません状態だった妻達(みなさん美しくて目の保養にもなった)が、女の魅力も使いながらマックスとフュリオサの援護をする姿。
冒頭の、すんごい砂嵐の中、全員が、砂嵐とも戦い、相手とも戦ってるインパクト大な場面。
ゴーグル無しのマックスは、車後部ガラスがゴーグル代わりなの、面白かった。
そして、車のフロント部分に括りつけられて戦地へって、大変だったね、マックス君。
(命の源の輸血袋なら傍らに置いとくよ、私なら:爆)
ぬかるみにはまって、どうしましょ…な箇所。等…。
見所いっぱい♪。

冒頭の「輸血袋マックス」が、終盤にフュリオサ用に活躍するのも、上手かった。

当初撮影予定だったオーストラリアの地がお花畑になっても、諦めず、別の場所で撮影してくれて、映画を作ってくれた制作者の皆様、ありがとう。

大満足の作品💠。
posted by みぃみ at 13:52| Comment(20) | TrackBack(30) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月11日

映画:「トゥモローランド」♪。

平成27年6月11日(木)☔/☁。

映画:「トゥモローランド」

監  督:ブラッド・バード
脚  本:デイモン・リンデロフ ・ブラッド・バード
キャスト:
フランク・ウォーカー:ジョージ・クルーニー
デイヴィッド・ニックス:ヒュー・ローリー
ケイシー・ニュートン:ブリット・ロバートソン
アテナ:ラフィー・キャシディ
若き日のフランク:トーマス・ロビンソン
エディ・ニュートン:ティム・マッグロウ
ウルスラ:キャスリン・ハーン
ヒューゴー:キーガン=マイケル・キー
ストーリー:
17歳のケイシー・ニュートン(ブリット・ロバートソン)は、ある日、自分の荷物の中に見慣れぬピンバッジを見つけるが、そのピンバッジに触れた途端、彼女はたちまち未知なる世界へ紛れ込んでしまう。そこはテクノロジーの発達した未来のようであったが、バッテリー切れと同時にケイシーは見慣れた現実世界へと引き戻されていた。
必死で夢の世界へと戻ろうとするケイシーの前に、ピンバッジを彼女の荷物に紛れ込ませたという謎の少女アテナ(ラフィー・キャシディ)が現れる。
すべてが可能になる場所“トゥモローランド”に再び訪れたいのならば、フランク・ウォーカー(ジョージ・クルーニー)という男を訪ねるようにとアテナは誘う。
実は、アテナが人類の未来を託した二人の人間こそ、ケイシーとフランクだったのだ。


ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」や「カリブの海賊」好きなので、予告を観た時から鑑賞決定。
Twitterにて鑑賞後の感想に、アクションも多いとの情報を得て、ドキドキしながら劇場へ。
お水の上を走る乗り物に乗ってスイスイヒュイーン、ドンッ!、楽しいアトラクションを満喫しました(^^)。

1964年のNY万博の発明大会に参加しようと自作のジェットパック(飛行装置)を持ってやって来た少年フランクが、デイヴィッドという男性と一緒にいた女の子アテナから秘密の場所に導いてくれるピンバッチをもらった所から始まるストーリー。
少年フランク君の辿り着いた世界「トゥモローランド」。
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流線型を主軸にした機械的な造りの中に、水と緑もふんだんに。
車や人がひゅんひゅん飛び、宇宙旅行も海外旅行な扱いになっている世界。
空間を上下に移動しながら泳げるプールもあり、泳ぎたい〜〜と、ワクワクしました。
フランクのジェットパックを直してくれたロボットも、キュートでした♪。

場面は変わって、バイクに乗りドローンを操るケイシーは、警備システムをダウンさせて建物に侵入。
建物内の機械をショートさせて立ち去ります。
実は、その建物はNASAのロケット打ち上げ場で、解体されようとしている場所。
NASAの技術者の父親の職維持と、彼女自身のロケットに乗り他の星へ行きたいという願い実現の為、解体を妨害していたケイシーは、警察に掴まってしまいます。
釈放が決まり、自分の荷物を返してもらっている時、ケイシーは見知らぬバッジを発見。
そのバッジに触ると見た事の無い景色が目の前に広がります。
そこでみた、未来都市に辿り着こうとするケイシー。
家の中でバッジを触って活動した為、階段から落ちた場面は、気の毒ですが、笑っちゃいました。
外で触っていた時も、幸いバッジの充電切れの為助かりましたが、現実世界では思いっきり水の中にいた時は、危ない〜〜と思いました。

ケイシーが、バッジの秘密を探るため、ネットで見つけたお店を訪ねた辺りから、アクション開始!。
スターウォーズのR2−D2やストームトルーパーを置いてある店内。
ラッパーのような店主さんとビビークイーンンズのような女性店員さん。
いい人達なのかな?と思っていたら、超容赦ないロボットでした。
一発で壁をぶち抜く銃で狙われるケイシー、追い詰められ絶体絶命!な時に現れた少女アテナ。
アテナVS男女のロボット戦の凄まじいこと!。
店内の色々な物が壊れて倒れて大騒ぎっ。
刺さって壊れて首がもぎ取れて、最後はお店ごと大爆発!!。
これが平和な街中で実際に起こってるんですもの、おおごとです…。

ケイシーを連れて、駐めてあった誰かの車のガラスを割り、指を差し込んでエンジン起動、運転を始めるアテナ。
アテナがお店の男女と同じロボットと分かり、恐ろしくて逃げ出すケイシー。
彼女の乗った車を猛スピードで、たたたた走って追いかけてきて、車のガラスにがばってひっついてガラス割って車内に入ってくるアテナの様子は、ターミネーター2のT−1000型ロボットそのものでした。
(おぉ!ターミネーター〜!と喜びました)
都合が悪くなるとシャットダウンして動かなくなったり、目的地に着いたら車からケイシーをポイするアテナ、いかにもロボットな感じで、面白いかったです。

アテナからバッジの世界に行くならと、フランクの家の前で放り投げ出された(笑)ケイシー…。
バッジを見せてもフランクに追い払われます。
で、庭の置物に火を点けて、フランクの家の中に入り逆にフランクを閉め出すケイシー。
この時のフランクは年配のおじさん(ジョージ・クルーニー)になっていて、あぁ、それで子供フランクのおめめがパッチリクッキリ栗色なのね、と、納得。
玄関先から強風でぽんっとふっとばされて背中から地面に落ちると、相当ダメージを受けるのという事を学び…、なんやかんやしていると、トゥモローランド産の容赦ないロボット達がフランクの家にわらわらと乱入。
フランク作の家の仕掛けVS近未来ロボットVSフランク&ケイシー、再び、大騒ぎ。
家を脱出する最終システムが風呂桶で、ジョジクルとブリットちゃんがきゅーきゅーで詰まってる図も面白かったです。

ホログラムの番犬わんこや電波転送によるワープ(25年前のコーラを2本も飲んで大丈夫なのかしら?)からの、エッフェル塔の中に隠してあったロケットに乗り、宇宙を超え、時空を超えて秘密基地トゥモローランドへ行くという壮大な(?)展開…。

そして、地球の滅亡は脳への刷り込みに因るものなので、
トゥモローランドにあるモニターを停止すれば、滅亡は止められるという、
とっても簡単な地球救出作戦実行の為
に(笑)、繰り広げられるニックスVSフランク&ケイシー&アテナの戦いは。。。
殴り合ってるニックスとフランクが地球上の無人島に置き去りにされた瞬間、ポカーーんとなり、
置き去り状態から助かるかも?と分かった瞬間、殴り合いはどこへやら…、徒競走状態になったり。
超強力な爆弾をスイッチ押したもののモニターには届かなくて、これどうしましょ状態になったので、
慌てて走ってくるニックスとフランクのいた無人島に向かって放り投げたり。
子供時代恋心を抱き始めていたものの仲違いが生じたまま別離、
再会して互いの想いを伝え合うアテナとフランクの切ないラブストーリーだったり。
と、色々。。。
アテナとフランク、仲直りできて良かったね♪と、ほっこり。
彼女と出会うきっかけになり、彼女と別れる時に使ったジェットパックがキーなのね。

身をていして地球滅亡を救ったアテナは、都市の女神だったのね。

アテナ役のラフィーちゃんの言うように今作は、「壮大なアドベンチャーのなかに、ダークな部分と明るい未来があるということも描かれているの。未来はただ待っているだけではなく、自分たちで作りあげるもの。自分たちが思い描くことでどうにでもなるということにも注目して」だと思いました。

劇中のケイシーのお父さんの台詞。
「二匹の狼がいます。一匹は暗さと絶望。一匹は明るさと希望。どちらが生き残る?」
「私が餌を与えた方だ。」
−どんなことも、行動する事で、結果は変わってくる−。

思い出した事…。
大きな力に潰されそうになる危機真っ只中のGLAYのツアーにて、TERUと一緒に会場全体で言った言葉。

     【右手には夢 左手には希望】

実際に無事に乗り越えて今も活躍している彼等を見ていると、「あきらめないこと」「希望を持って活動すること」を伝えているこの作品のメッセージ、わかるような気がします。

そして、既視感やアクションや映像など、楽しみました💓
−−−−−ぼそっ−−−−−
フランクの万博での台詞「とぶのは…」
ジェットパックを試作している子供フランク…。
いろんなものにぶつかったから、飛ぶのは空ではなく、意識かとおもっていたら、「とぶのは…」に続いた台詞は「難しい」だった。

地球に起こってる現象を、エンタメとして楽しんではないよ。本当にヤバイと思ってると思うの。

伝送される時のぶるぶるぶるとなる所、ハイテクなのにアナログで、好き。

ケイシーの弟役の男の子は、『LOOPER/ルーパー』でシド(レインメーカー)を演じた子役のピアース・ガニォン。スティーヴン・スピルバーグ監督の新テレビドラマ「エクスタント(原題) / Extant」でロボット役を演じていて、わ!こちらでは人間なのね♪と。
あの豊かな表情、印象的。

「19世紀から20世紀に活躍した世界の名だたる天才たちが作った「すべてが可能になる世界」として登場するトゥモローランド。
トーマス・エジソン(発明家・起業家)、ニコラ・テスラ(発明家)、ジュール・ヴェルヌ(SF作家)、ギュスターヴ・エッフェル(建築家)などが中心となって結成した「プルス・ウルトラ」という組織。
「プルス・ウルトラ」とは、ラテン語で「もっと先へ」という意味で、スペインの国のモットーとしても知られているらしく…。
「イッツ・ア・スモールワールド」で扉が開く事があるという話を20年以上前に聞いたことがあって、そこへ行きたくて何度も乗ったアトラクション。
この話は、上記の事だったのかな?。

posted by みぃみ at 16:50| Comment(12) | TrackBack(21) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月29日

映画:「王妃の館」♪。

平成27年5月29日(金)晴れ

映画:「王妃の館」。

監督 橋本一
脚本 谷口純一郎 、 国井桂
原作 浅田次郎
キャスト:
北白川右京:水谷豊(作家)・朝霞玲子:田中麗奈(旅行会社社長)
桜井香:吹石一恵(傷心OL)・戸川光男:尾上寛之(旅行会社添乗員)
近藤誠:青木崇高(警察官)・クレヨン:中村倫也(新宿2丁目ショーパブのスター)
ミチル:安達祐実(ホステス)・香取良夫:山中崇史(編集者)
早見リツ子:野口かおる(編集者)・金沢貫一:緒形直人(実業家)
丹野:石橋蓮司(詐欺師)・ディアナ:安田成美(ルイ14世の寵姫「愛人」)
ルイ14世:石丸幹二・プティ・ルイ:山田瑛瑠(ルイ14世の息子)
ストーリー:
パリ・ヴォージュ広場でおよそ300年の伝統とパリ随一の格式を誇るホテル“シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ”、別名「王妃の館」は、世界中の観光客が憧れる最高級ホテル。
そのホテルの知名度を利用して、倒産寸前の旅行会社が起死回生策として「王妃の館」のスイートルームを利用できるツアーを企画する。
だがそれは、パリ10日間−200万円の超豪華“ポジツアー”−と、−29万8000円の格安“ネガツアー”−を同時に催行、昼と夜でダブルブッキングするというものだった。
完璧に見えたその計画であったが、それぞれのツアーの参加者は、いずれも一癖も二癖もある曲者揃い。
スランプの天才小説家・北白川右京(水谷豊)、旅行会社社長・朝霞玲子(田中麗奈)と添乗員・戸川光男(尾上寛之)、傷心の美人OL・桜井香(吹石一恵)、成金実業家・金沢貫一(緒形直人)、クラブホステス・ミチル(安達祐実)、カタブツの熱血警察官・近藤誠(青木崇高)、ショーパブの女装スター・クレヨン(中村倫也)、文芸編集者の香取良男(山中崇史)と早見リツ子(野口かおる)、そして元詐欺師・丹野二八(石橋蓮司)。
彼らは様々な問題を抱えながらこのツアーに参加していた。
そして、新作の取材にきた右京のマイペースな人柄と、彼に“降りてくる物語”は、ツアー参加者達を幸せへと導いていく。


石丸幹二さんのルイ14世、見事なはまりっぷり。
かぼちゃのスープ、美味しそうだった。
プティ・ルイ君がお城に入るのを大勢の民衆仲間がひきとめる時の歌は、レミゼの民衆の歌っぽくて、うるうるした。オーギュスト役の子の歌、上手い。
プティ・ルイ君、広場の皆を守れるように強くなれば、国も守れるようになるよ(^^)。

妻との思い出をたどりながら、自分達の若い頃のようなカップルにステキな指南もしてあげる石橋蓮司さんの二八も良かった。

中村倫也君のクレヨンさん、二丁目No.1?。
歌上手いし女なのか男なのかわからない男の役を上手く演じてた。
さすが。蜷川作品常連さん♪。

懺悔部屋が日本語な事にあとから気付いたりと、戸川光男さん演じる一生懸命頑張るネガツアー添乗員さんの事、わかる、わかるよ、と、応援してた。

水谷さん、青木さんにお姫様抱っこされてた(^m^)。

〜心に響いた名言達〜
「女は思い出に化粧をして美しくなり、男は傷を負いながら強くなる」
「苦労は人それぞれ。
     苦労しましょう、生かされるのではなく生きましょう」
「世の中ってね、幸せのかたちはみな似たりよったりだけれど、不幸のかたちはどれも別々なの。
みんな特別の苦労を背負っている。貧乏な人も、お金持ちの人も。
だからあなたは別に、特別な人じゃないのよ。
もしあなたが特別の苦労をしているとしたらそれは---そう思い込んでるあなた自身の姿が、不幸なのよ」


美しい建造物や景色、中村倫也君を、満喫キスマーク
posted by みぃみ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画:「エイプリルフールズ」♪。

平成27年5月29日(金)晴れ

映画:「エイプリルフールズ」。


ロイヤル夫妻の富司純子さんと里見浩太朗さん、彼等を観光案内するお人好しの運転手の滝藤賢一さん。
彼の義理の小学生の娘(浜辺美波)が、不器用な誘拐犯(実はその娘の本当の父親)寺島進さんに誘拐されて、誘拐されたその小学生は、ラーメン屋さんで、対人恐怖症の妊婦新田あゆみ(戸田恵梨香)の持っていたリュックを自分のリュックとすり替える。
あゆみは、松坂桃李演じる、あゆみを妊娠させたSEX依存症の天才外科医牧野亘が、魔性のキャビンアテンダント菜々緒と食事をしているレストランに押しかける予定だった。
レストランに着き、亘との思い出の品をリュックから取り出したあゆみが手にしたのは、拳銃だった。
あゆみは、亘を含めレストランの客達を人質に籠城。そんなあゆみを止めようとした謎の髭の紳士大和田伸也を撃ってしまう。
時間が経ち、産気づいたあゆみは、人質にしていた人達の協力でレストラン内で出産する事に…。
一方、所属する組から、強面暴力団幹部千葉真一暗殺を命じられた不器用な誘拐犯は、娘と人生最後かもしれない楽しい時間を過ごしたあと、標的のいるゴルフ場へ向かい、リュックから拳銃を取り出したはずが、手にしていたのは「いもけんぴ」だった。
怪訝な顔をする標的に、「差し入れです」といもけんぴを渡し、和やかな雰囲気になるゴルフ場。
レストランでは、あゆみも無事に可愛い赤ちゃんを産んでいた。
小学生の女の子がすり替えたリュックには、あゆみは亘との思い出の品のいもけんぴを、誘拐犯は鉄砲をいれれていたのだった。
危機を回避した形になった誘拐犯は、まっとうに生きる事に決め、あゆみも亘と良い雰囲気になる。
だが、あゆみは、人を撃っていた…。
しかし…、あゆみが撃った人物は、過去に囚われた刑事高嶋政伸が、ずっと追っていた殺人犯だったと判明。
あゆみは、正当防衛が認められる。

4月1日エイプリルフールに、人々に起こった色々な出来事が繋がって、まぁるく治まるお話。

うさんくさい占い老婆りりィの言う通り、幸せを運ぶ「いもけんぴ」(^^)。
里見さんと富司さんのステキな歌声に、ほっこり。

嘘のおかげで結ばれたゲイカップル。
窪田君の可愛いお顔と逞しい身体にきゅん。

寺島さん演じる、不器用なお父ちゃんの愛する娘への行動に、感涙。

春の始まりを感じるお話だったかわいい
posted by みぃみ at 10:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月26日

映画:「イニシエーション・ラブ」♪。

平成27年5月26日(火)☀。

映画:「イニシエーション・ラブ」


監  督:堤幸彦
脚  本:井上テテ
原  作:乾くるみ
キャスト:
鈴木:松田翔太
成岡繭子:前田敦子
石丸美弥子:木村文乃
柔島課長:山西惇
ストーリー:
バブル最盛期を迎えた1980年代後半の静岡。
奥手な大学生・鈴木は、友人に誘われ合コンに参加することになり、そこで歯科助手のマユ(前田敦子)と出会う。
鈴木は、彼女に釣り合う男性になろうとヘアスタイルやファッションを変え、彼女と付き合う事になる。
就職した鈴木は仕事の都合で上京することになり、静岡に残ったマユとは、遠距離恋愛に。
鈴木は週末に東京と静岡を往復していたが、洗練された同僚の美弥子(木村文乃)の出現により鈴木の心は揺らいでいく。


当時、中学生だった私。
おにーさま・おねーさま達のワンレンボディコン、ソバージュ、マハラジャ等、バブル真っ只中の様子を羨ましく見てた。
杉山清貴さん繋がりで、オメガトライブのCDを聴いたりもしていたので、映画冒頭にかかった「君は1000%(OMEGA TRIBE)」にテンションが上がり、続く「愛のメモリー(松崎しげる)」や「SHOW ME
(森川由加里)」・「Lucky Chanceをもう一度(C-C-B)」に、ラジオは、AMでは無くFM放送を選ぶことで、ちょっぴり大人になったように思っていたあの頃を思い出し、甘酸っぱい気持ちになった。

作品は、音楽含め、ハイレグ水着・ポニーテール・カラフルスーツ・DCブランドに男性のセカンドバッグ・緑の公衆電話とテレホンカード(公衆電話がダイヤル式の赤電話から移行してカードを入れて話すのが最新トレンドだった)、そして、最近減ってきている海の家等、映像も懐かしさ満載。

当初ラジカセは、1本を聴くのに、A面再生が終わったら取り出してB面を上にして再生という操作を行っていて、今作もカセットテープのA面とB面のような作り。

カセットテープを操作している同一人物のA面の恋とB面の恋。
カセットテープと同じように同時進行。
A面とB面は決して交わらないけれど、片方が進むと片方が戻る。
決して交わらないはずのAとBが交わるラスト数分間で、この作品の秘密を「そうだったんだ〜!」と、知る事に。

ぽっちゃり純朴学生の鈴木夕樹が、合コンで出会った繭子を好きになり、彼女と付き合っていく過程の…。
・繭子は、彼を、たっくんと呼ぶ事にした事
・繭子に、本を貸してあげた事
・ある日、繭子がデートを突然キャンセルした事
・クリスマスイブ直前にもかかわらずホテルが予約できた事
・繭子が夕樹を選んだのは、かっこいい人は大勢女の人を泣かしているはずで、自分はまっすぐに自分だけ見てくれる人が好きという理由だった事 etc….

全ては、繭子が先に付き合っていた遠距離恋愛中のイケメン社会人鈴木辰也との恋愛模様とリンクする。
・繭子は、辰也をたっくんと呼んでいた
・辰也は、自分が繭子と会うために節約しているのに、繭子は高そうな本を持っている事に激高する
・繭子は、辰也との間にできた子供を堕ろす為入院していた
・繭子と別れた辰也がホテルをキャンセルしたそのすぐ後、夕樹がホテルに予約の問合せをしていた
・辰也は、子供まで堕ろしたのに別の女性と関係を持ち、気に入らないとすぐに怒った

まぁ、繭子も、両方を「たっくん」と呼んだり、辰也が買ってくれた指輪を自分で買ったと言い、別れた時その指輪を辰也に返したにも関わらず、無くしてしまったと夕樹に言い、同じルビーの指輪をねだったりしているので、辰也との関係では、どちらもどっちだと思う。
夕樹が「ホテルが取れた」と報告した際、「誰か別れたカップルがいるんだね」と答えた繭子は恐かった…。
クリスマスイブをすごすホテルの部屋、男性は辰也から夕樹に変わるも女性は繭子のまんま、って…。

ところで…。
寺尾聰さんの「ルビーの指輪」の背景は、切ない男心なの???。

個人的に、この歌、大好き💓。

純愛がミステリーには変わらなかったけれど、したたかな女性には、気をつけましょう。
posted by みぃみ at 15:27| Comment(4) | TrackBack(5) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月18日

映画:「ワイルド・スピード SKY MISSION」♪。

平成27年4月18日(土)晴れ

映画:「ワイルド・スピード SKY MISSION」。
監  督:ジェームズ・ワン
脚  本:クリス・モーガン
音  楽:ブライアン・タイラー
キャスト:
ドミニク:ヴィン・ディーゼル
ブライアン:ポール・ウォーカー
ホブス:ドゥエイン・ジョンソン
レティ:ミシェル・ロドリゲス
ミア:ジョーダナ・ブリュースター
ローマン:タイリース・ギブソン
テズ:リュダクリス
ミスター・ノーバディ:カート・ラッセル
デッカード・ショウ:ジェイソン・ステイサム
ジャカンデ:ジャイモン・フンスー
カーラ:ロンダ・ラウジー
ラムジー:ハッカー ナタリー・エマニュエル
ストーリー:
オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)率いる国際犯罪組織を壊滅させたドミニク(ヴィン・ディーゼル)らのもとに、オーウェンの兄デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)から電話がかかってくる。それは、ハンを殺したことを告げるものだった。
復讐心をたぎらせる最強の敵デッカードと、怒りに燃え家族を守るため立ち上がったドミニクらの戦いが始まる。



公開日に観る!と決めていたので、仕事帰り(法定速度&安全運転で)劇場へ。
予想通り、ギリギリ間に合い、集中できそうな席をゲット。
準備万端にて鑑賞〜。

巨大金庫を引っ張り、飛行機を引きずり降ろした、後の本作は、さらにパワーアップ。

冒頭、弟の為に、病院をほぼ壊滅状態にしたステイサム演じるデッカードの登場!。
たった一人であれだけの人数を、は、通常あり得ないんだけれど、(各種作品達から、パブロフの犬のようにすりこまれた記憶により)ステイサムならあり得ると思い、イギリスの特殊部隊の必要悪で、彼を抹殺しようとした精鋭部隊も一人で打ち破るというデッカードの人物設定もすんなり受け入れることができた。

ステイサムが万能な運び屋又は殺し屋な記憶は強力で、ドム達は、デッカードをどうやって倒すんだろう?と、ドキドキ度が上がる。

なので、序盤の、デッカードに初対面の際のホブスののんびり具合に、ハラハラした。
ハラハラは。。。

・飛行機から車で地上へダイブ!
(ふわふわしてる所から、地面に降りるためにパラシュートをパチッと切り離して綺麗に着地する場面、かっこよかった)

・ジャカンデにさらわれたラムジー救出。
(空からダイブ用に速さより重さ重視の仕様の為、車同士押し合って≪←追突して≫走行速度を速めたり、防弾使用の車を先頭に縦一列走行する等、車の事を熟知してる人達の抜群のチームワークにうっとり。銃弾飛んできまくっている中、走る車のボンネットをスケボー使いして装甲車に跳び移ったり等、既にてんやわんやの所にやってきたデッカードに、もう、何が何だか、大騒ぎ。ドミニクVSデッカードの車対決が始まり、車のボンネットに乗ったまま振り回されてるラムジー女史に、よく掴まっていられるな〜、すごいな〜と。ドミニクに「なにやってんのよ!」とラムジー。答えるドミニクの「守ってる」。そりゃそうだけど、急斜面激走に崖道押し合い、銃弾雨霰、おおごとだ。)
(神の目を作り組織にさらわれたハッカーが、魅力的な女性だとは私も全く思ってなくて、ローマンと同意見:笑。ローマンの「戦車と飛行機の次は宇宙船かよ」に、テズが「無人機だ」と答えるやりとり、面白かった〜)
(ぼそっ:ムエタイのトニー・ジャーと岡田准一君の対決も観てみたい…)

・女性2人の戦い!
(ミシェル・ロドリゲスVSロンダ・ラウジー。ドレスアップした姿で男前な戦いの二人。勝敗に予想がつかず、女の人ってやっぱり恐い〜と思いながら見てたら、劇中も勝負はついてなかった:笑。記憶、思い出せて良かった。ドミニク、助かって良かった。)

・高層ビルの最上階から車で脱出!
(うん。車は、飛べない…、なので、跳んでた。高層ビル3つ使った2段跳び。)
(ライカン・ハイパースポーツは、防弾仕様だから硝子も突き破るのか〜、さすがに落ちたら大破するのか〜と)

↑カーアクションの中で、最もテンション上がった場面。

こんな感じで、てんこもり。。。

デッカードがめちゃめちゃしつこくて、他の役者さんなら、うっとおしいんだろうけれど、ステイサムだから大丈夫だったんだと思う。
隠れ家で食事中に踏み込まれた時は、ナイフ投げちゃうかと思った(←投げて欲しかった)
「敵の敵は味方だ」なはずが、「奴は仲間じゃない」と見捨てたら、デッカードの愛用品の爆弾でぼんっとサヨナラになったジャカンデ。セリフと結末が繋がってるのね…。

ホブスたん、一人で騎兵隊何人分?。
お嬢さん、可愛い。
こちらは、ドミニク達の家族だもん♪。ドミニクの仕掛けたヘリコプターへの爆弾に着火したのはホブス。
ナイス連携〜!。

ホブスVSデッカードに始まり、ドミニクVSジャカンデ。
ハゲ対決に始まり、ハゲ対決に締め括るのね(^^)。
(あ!、冒頭2ハゲは、ラストシーンにも、やる気満々お互い宣戦布告してた)

カート・ラッセルが、ドミニク達に神の目を渡すかどうかの場面の緊張感にドキドキ。
サングラスかけた途端、どんだけーー!な早撃ちに覚醒したり、洋服の下、防弾チョッキというよりうろこ状の鎧着てたのは、キュートだった。

砂漠の中の直線道路を、ドミニク達の車が並んで走る場面や、パーティー会場の駐車場に駐める場面は、麗しかった〜。

そして。。。
ブライアンが、自らの居場所をみつけた事を確認し、去っていくドミニクの車の隣にやって来た車には、ブライアン。
ドミニクに向かって「さよならも言わずに行くのかい?」と。
「俺たちはずっと兄弟だ」の台詞と共に、並んで走る2台。
ブライアンの車、青色から白色になってた…。
このまま並走かな?と思ってたら、ブライアンの車がハンドルをきって別路線に。
そして、これまでの作品の映像が次々。

道は別れてしまったけれど、どこかで、きっとまた繋がる。また会える。
「家族」だもん。。。

そういう気持ちにさせてくれた最後だった。

作品中、「アイラブユー」という言葉が何度もでてくるんだけど、観ているこちらも「あいらぶゆー」な気持ちになる。あれだけ凄い神業?力業?なアクション満載なのに、この心地よさ。
とっても刺激的かつ、愛に満ちている温かな作品だったかわいい

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posted by みぃみ at 14:40| Comment(16) | TrackBack(24) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月16日

映画:「バードマン」♪。

平成27年4月16日(木)晴れ

映画:「バードマン」。

原作があって、映像技術と音響効果を活かして、画面いっぱい大騒ぎ、スパイス的にイイ話と切ない話の加わったヒーロー作品や続編物が次々と公開!な現状に、抗おうとしてるのか、警鐘鳴らしてるのか、肯定せざるをえずないのか、その現状の中で生きていくことにするのか、主人公の気持ちはどう結論つけたのかな?と思った作品。

主人公の気持ちが分からないままなのは、たいした事では無いのだけれど。。。

座席が動いたり、映像が特別だったり、匂いや風がでてきたり、そういう風に映画館が整備されてるのは、作品がそういう作りで、そういう作りの作品が増えたから映画館がアトラクション的な作りになってきたわけで…。
そいういうアトラクション的な作品にしかお客さんが集まらないから、そういう作品になるんだ、本当はもっと他に作りたい作品があるんだ、という主張をしたいのなら、腑に落ちない。
出演者さん達は、ど派手なアクション・ヒットする(お客さんが入る事)事うけあいの作品に出演し、巨額の報酬を得て、裕福な暮らしをしているんだよね。

アトラクションを望むお客さんと高い出演料を手に入れる出演者、需要と供給がマッチしてるんだよね。

で、爆発的ヒットした作品もそのうち飽きられて、うまくシフトチェンジできなかった役者さんは落ち目になる。
という事は、その作品も役者さんも、記憶には残るけど、心には残らなかった、って事でしょ。

で、落ち目になってから、本当は、心に残る作品が作りたいんだ!!って、主張されても…ね。
記憶に残る方で、いい思いを過去にしてきたのなら、プラマイゼロな人生なんじゃないのかな…。

事実、心に残る作品は、上映劇場増えていくし、パッケージ化されても人気は何年も続く。
かなりの年数が経っても、「あぁ、こうこうこういう話だったよね」って、ちゃんと思い出せる。

空調も音響も映像も素晴らしい映画館で、
社会にちゃんと伝えなくちゃいけないことだからと、
人や動物が爆風や攻撃で
血飛沫あげながらバラバラになっていく様子を
上映されても、観に行こうと思えない。
映像は、進化しないんだもん。
ロングランしたとしても、何ヶ月間も作られた時のままの繰り返し再生。
そこに熱量は無い。
観た人は、あぁ、大変なのね、怖いわね、改善しなきゃね、とは思うだろうけれど、たぶん時の経過で忘れる。
何ヶ月か毎に今はこうです、と、映像が更新され続け、公開され続けるなら別だと思うけれど。

舞台用の長台詞を映像化するのも、そう。
劇中、バードマンの、観客は、長台詞なんか望んでない、は、分かる。

快適な環境で、シェイクスピアみたいな回りくどい表現がつづいたら寝るって。。。

生身の人間が目の前で喋るから、長〜〜〜い台詞も観ている人に伝わるの。

同じ内容でも、回を追う毎に進化するから、変化するから、伝わるの。
延々と撮った時のままのものが繰り返されても、もし、話題になったとしても、数年で忘れ去られるよ、きっと。

「上映期間中に映画館に行かないと観られない!」という時代から「ほんの数ヶ月で安価で自宅で鑑賞できるパッケージ化」な時代になっちゃった今。

興行収入多い作品は、派手な作りなものになっちゃった…。

これから先。。。
映画として作る事で、観た方も作った方も満足できるもの、って、何なんだろう…。

posted by みぃみ at 11:37| Comment(0) | TrackBack(14) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月30日

映画:「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」♪。

平成27年3月30日(月)晴れ

映画:「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密」。

監  督:ショーン・レヴィ
脚  本:デビッド・ギヨン 、 マイケル・ハンデルマン
キャスト:
ラリー/ラー:ベン・スティラー
"テディ"・ルーズベルト/ガルーダ:ロビン・ウィリアムズ
ジェデダイア:オーウェン・ウィルソン
サー・ランスロット:ダン・スティーヴンス
マレンカレ:ベン・キングズレー
マックフィー博士:リッキー・ジャーヴェイス
オクタヴィウス:スティーヴ・クーガン
ティリー:レベル・ウィルソン
ニック・デーリー:スカイラー・ギソンド
アッティラ・ザ・フン:パトリック・ギャラガー
サカジャウィア:ミズオ・ペック
ストーリー:
1938年、エジプト。
遺跡の発掘現場で、考古学者の息子が地下墓地に転落。そこで光輝くファラオの石版〈タブレット〉が発見される。
現代のニューヨーク。
アメリカ自然史博物館の夜警・ラリー(ベン・スティラー)は、新設されたプラネタリウムの祝賀パーティの準備で大忙し。晩餐会では満天の星座を見せながら“テディ”ことセオドア・ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)が心を動かすスピーチを行い、大成功……のはずだった。
ところが、テディがいきなり乱心、展示物の仲間たちまで乱入して大混乱となる。しかもパーティの後、仲間たちは何も覚えておらず、アクメンラー(ラミ・マレック)が倒れこんでしまった。
どうやら展示物たちを動かしている魔法の石板に異変が起こったらしく、もし石版が滅びれば仲間たちは動けなくなってしまう。
ラリーは前任の老警備員3人組を訪ね、その秘密を解く鍵が大英博物館にあると知る。
高校生の息子ニッキー(スカイラー・ギソンド)と仲間たちを連れてロンドンへ向かったラリーは、女性警備員のティリー(レベル・ウィルソン)を騙し、なんとか大英博物館へ潜入するが、突如巨大なトリケラトプスの骨格標本に襲われる。
そこに現れ彼らを助け出したのは、アーサー王伝説の騎士・ランスロット(ダン・スティーヴンス)だった。
だがホッとしたのもつかの間、今度はオクタヴィウス(スティーヴ・クーガン)とジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)のミニチュア2人組が排気口に吸い込まれ、危険なジオラマへと迷い込む。
一方、ソウリュウの攻撃から辛くも逃げ出したラリーたちは、アクメンラーの父ファラオ(ベン・キングズレー)から石版の魔法の秘密を聞き出す。
だがその時、ランスロットがニッキーを人質に取り、石版を奪ってロンドンの街へ逃走。それを追うラリーたちにはさらなる危機が待ち受けていた。


一番最初の作品「ナイトミュージアム」のラスト、テディがシャキーンと刀を掲げて日の出と共に蝋人形になった時、お話が(作品が)終わっちゃうのが寂しくて(正確には、博物館の仲間達に会えなくなっちゃうのが寂しくて)、ポロポロ泣いちゃったので、「2」ができた時、あの時ものすごく切ない思いで決別したのに…と、納得できなくて、「2」は観ないまま。
『「3」(今作)できたよ〜』のお知らせもスルーするつもりでしたが、「1」でダダ泣きさせてくれたテディ(ロビン・ウィリアムズさん)と、ちゃんとお別れしようと、今作品、観てきました。

アクメンラー、彼よりもさらに昔の父王マレンカレと、現代の最新機器スマホが共演(?)したり、通せんぼするガルーダ像等、大英博物館の展示品達とのなんやかんや、一つの場所で各地のアドベンチャー、今回も楽しかったです。

泥棒三人組の再登場や「キモサベ(←相棒)」(←開拓している人のゴーグルが某作品のアイマスクに既に見えていたので、そこからの「キモサベ」に、喜びました)。

命を救う電気ショックAEDを、逆転の発想使いして複数頭の大蛇・ソウリュウ退治に使ったり。
ミニチュアジェデダイアとオクタヴィウス…、YouTube書き込みに立派な機械導入してキーボードを打ったり。
この冒頭の、YouTube「にゃんこは、光を追っかけるのが大好き」な作品。。。
後半、ロンドンのネルソン石柱のまわりに置いてある巨大なライオンの銅像数頭が動き出した時の対処法に繋がっているんですね♪。
あー!三越のライオンがおっきくなってる〜〜とテンション上がった私ですが、三越のライオンの銅像は、このトラファルガー広場のライオンからきたものなのだそうです。

デクスターによる消火(小か?←きちゃなくて、すみません)場面。
予告で映って、何をどうするのか気になっていましたが、こういう事だったのですね。
噴火したベスビオ火山のマグマ消火だったとはっ!!。
面白かったのは、この場面の「ポンペイ」
「イペンポ」と、言い続けるミニチュアペアに「ポンペイ」「ポンペイ」言い続ける胸像。
硝子ケースの中から言うものだから、音がこもって、もごもご。
そのもどかしさに、くすっ(^^)でした。

エッシャーのだまし絵の中での攻防も楽しかったです。
下に落ちてったテディ、きっと上からくるんだろうな〜と思ったら、ビンゴ!。
上からやってきました〜〜〜。

とってもイケメンで強くてかっこいいランスロット卿…。
残念なイケメン認定はぎりぎり回避。
デクスターのぎゅっと握った指先が力尽きそうになった時、泣きそうになりました。
ランスロットがキャメロット城だと思い込んで入った劇場内。
そこには、アーサー王とグィネヴィア王妃。
ランスロットは(自身が横恋慕した:w)愛しのグィネヴィア王妃を目指して、アーサー王にむかっていきます。
突然の事に驚くアーサー王の演じ手は…。
ヒュー様でしたっ!!。
ヒュー様、ご出演、知らなかったので、大喜び揺れるハート

「アイアムヒュージャックマン」と話すヒュー様を「ヒュージ・アックマン」って…:笑。
ヒュー・ジャックマンだってば〜!を頑なに「ヒュージ アックマン」と言い張るランスロット卿に、ウルヴァリンの役をやってみせるヒュー様(なんとお得な作品でしょ、ヒュー様の歌声も聞けたし)。

アクメンラーが大英博物館に残っていいのかどうかは謎ですが…。
「親子や仲間等の間の絆や命」が「宝物」よりも大切!というテーマは、良いと思いました。

ロビン演じるテディの「夜が明けるぞ」と言いながら、馬にまたがって敬礼には、泣けました。

でも、作品がもたらしてくれた魔法は、永遠だと思います。

心穏やかになるステキな作品でしたキスマーク
posted by みぃみ at 11:50| Comment(14) | TrackBack(15) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月18日

映画:「イントゥ・ザ・ウッズ」♪。

平成27年3月18日(水)霧雨

映画:「イントゥ・ザ・ウッズ」。

監  督:ロブ・マーシャル
脚  本:ジェームズ・ラパイン
作  詞:スティーブン・サンドハイム
作  曲:スティーブン・サンドハイム
キャスト:
魔女:メリル・ストリープ
パン屋の妻:エミリー・ブラント
パン屋の主人:ジェームズ・コーデン
シンデレラ:アナ・ケンドリック
シンデレラの王子:クリス・パイン
ジャックの母親:トレイシー・ウルマン
シンデレラの継母:クリスティン・バランスキー
オオカミ:ジョニー・デップ
ジャック:ダニエル・ハトルストーン
ラプンツェル:マッケンジー・マウジー
赤ずきん:リラ・クロフォード
ラプンツェルの王子:ビリー・マグヌッセン
ストーリー:
長年子どもを授からないことに悩んでいたパン屋の夫婦(ジェームズ・コーデン、エミリー・ブラント)は、その原因が魔女の呪いにあったことを知り、魔女(メリル・ストリープ)から「呪いを解くためには、森に入って〈白い牛、赤い頭巾、黄色い毛、金色の靴〉を集めるように」と求められた二人は、子どもを授かるという“願い(wish)”を叶えたい一心で森の奥へと出かけていく。
時を同じくして、おとぎ話の主人公たちも、それぞれの“願い(wish)”を持って森へと入っていく。
赤ずきん(リラ・クロフォード)は、オオカミ(ジョニー・デップ)に狙われていることにも気付かずに、楽しいことを探しながら森に住むおばあさんのお見舞いへ。
ジャック(ダニエル・ハットルストーン)牛を売りに。
シンデレラ(アナ・ケンドリク)は母の眠る森のお墓の前で舞踏会に行きたいと祈り。
ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)は魔女によって森の中の塔に閉じ込められながらも、いつか自由の身になることを願っていた。
そんな彼らとパン屋の夫婦が森の中で出会い、それぞれの運命が少しずつ変わっていく……。


IMG_20150318_044820.JPG

ディズニーのミュージカル。
字幕なので、作品本来の生歌が聴け、嬉しかった。
表題のとおり「森の中で」子供の欲しいパン屋の夫婦(ラプンツェルの家族)の願いを中心に、赤ずきん、シンデレラ、ジャックと豆の木、ラプンツェルの4つの物語が繋がり、展開していくのは、考えてあるな〜と思った。
赤ずきんのパン屋さんでの行動から、ブラックな匂いはしていたものの、各物語のヒロイン・ヒーロー達は、黒い(←人間臭いの意)。
通常物語で悪役として書かれてあるオオカミや悪い魔女の方が(必要に迫られての悪行実行なので)良心的に見える。
本当はこわいおとぎ話な感じ。
物語の主人公達の「願い事」が叶う事で、他の誰かの不幸が生まれる。
不幸の連鎖の結果、残ったわずかの者達が一緒に住む事になったエンディング。
一人ぼっちで叶えようとした願いが生んだのは「不幸」だった。
だとすれば、これから先周りに誰かがいてくれる中で叶えようとする願いは「幸福」であって欲しいと思う。

・誰かの幸せは誰かの不幸かも。「願い事」は、慎重に。

・子供は大人の事を見ている、聞いている。だから言動には気をつけて。
童話やおとぎ話が、道徳や教訓を示したものであったとしても、世の中を生きていく手段として取り扱うのは、寂しいな…、ロマンチックな夢物語であって欲しいな…と思った。
せちがらい世の中になっちゃったのかな??

ジョニデの一瞬の足ドンに、きゅん。
歌う声がとってもハンサムで魅力的な事に、きゅん。
(食べられちゃいたい☆)

メリル・ストリープ様、大画面で観る価値大!!。
3Dな圧(←存在感)で、作品内を闊歩!!。
シワシワでもツルツルでも、どちらも華やか!!。
綺麗な年齢の重ね方なさってるのね♪と。

兄がシンデレラ、弟がラプンツェル。
川辺で恋に悩み歌い踊るイケメン王子兄弟。
水もしたたるいい男ってこの事なのね♪とウキウキしてたら、だんだん、肉体(ガバッと開襟、腹筋披露)も精神もおぼっちゃまな水もしたたるおバカ王子兄弟と判明し、お腹がよじれた(^^)。

エミリー・ブラントの演じた役、生き返って欲しかったな。
↑今作品の中で、一番好きなキャラクター…。

出演者さん達の歌と美貌&変貌、物語はこういう見方もできるという気付きを愛でた作品キスマーク

posted by みぃみ at 11:53| Comment(8) | TrackBack(17) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月03日

映画:「マエストロ」♪。

平成27年2月3日(火)晴れ

映画:「マエストロ」

監  督:小林聖太郎
脚  本:奥寺佐渡子
原  作:さそうあきら
指揮指導:佐渡裕
キャスト:
香坂真一/松坂桃李
橘あまね/miwa
阿久津健太朗/古舘寛治
村上伊佐夫/大石吾朗
谷ゆきえ/濱田マリ
榊涼子/河井青葉
今泉徹/池田鉄洋
鈴木稔/モロ師岡
可部直人/村杉蝉之介
伊丹秀佳/小林且弥
丹下浩/中村倫也
一丁田薫/斉藤暁
島岡脩三/嶋田久作
相馬宏明/松重豊
ストーリー:
ヴァイオリニストでコンサートマスターの香坂(松坂桃李)のもとに、不況で解散した名門オーケストラ再結成の話が舞い込む。しかし練習場は廃工場、集まってきたのは再就職先も決まらない“負け組”楽団員たちと、アマチュアフルート奏者のあまね(miwa)だけだった。久しぶりに合わせた音はとてもプロとは言えず、不安が募る香坂。そこに謎の指揮者・天道(西田敏行)がやって来る。彼は再結成を企画した張本人だが経歴も素性も不明、下ネタを連発し、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。そんな自分勝手な進め方に楽団員たちは反発するが、次第に天道が導く音の深さに全員が引き込まれてしまう。やがて楽団員たちは、その破天荒な指揮に導かれ、それぞれが抱えていた心の傷と挫折から自信を取り戻していく。だが香坂だけは天道の隠された過去を知り、さらに反発を強めていくのだった。そして迎えた復活コンサート当日。意気揚々と演奏に臨むオーケストラのメンバーたちは、天道が仕掛けた本当の秘密を知ることになる……。


バラエティー番組モニタリングで、心の広さとプロ意識をみせてくれた桃李君。
時間調整もいい感じになるので、と、軽い気持ちで鑑賞。

真っ白な状態で劇場に入ったので、大人計画の村杉さん(クラリネット)や、ヴェニスの商人のポーシャ役&ロッキーホラーショー(ブラッド)でイイ感じだった中村倫也君、私の中では教祖様なイメージ強い(ブラッディ・マンディ)嶋田久作(ホルン)さん、女装も楽しい松重豊さん、池田鉄洋さん(コントラバス)と、ずらっと並ぶ手練な出演者さん達に喜び、オープニングにWOWOWの文字を見つけて、期待値上昇。

心揺さぶられて涙が頬をつたう事数回、終盤には立ち上がって拍手しそうになり、
上映終了後は余韻に浸っていたいというか、感動して動けませんでした。

苦悩やプライド等人間の持つ感情の闇、今一歩羽ばたけない音楽家達の技術的闇、
この両方に救いと光がやってくる道程の描き方も、とても温かいです。

音楽でも舞台でも、区切り区切りもしくはまだ音や動きのある間に拍手や歓声をあげられる状況というのは、
心の全部が感動で占められているわけではないと思います。
直ぐに動ける余白のある感動なのだと思います。
身体も心も100%、痺れた感動の直後は、動けません。
作品の中に「天籟」という言葉がありますが、1度経験しました。
降り注ぐ音達がキラキラしながら会場全体を包み込む中、身体中の細胞がざわめいて、
演奏が終わってからしばらくの間、拍手も声もあげられませんでした。
会場全体が、シーーーーンとなって。。。
暗闇の中、舞台の奏者が動き始めるのが見えて、パラッ、パラと拍手が起こり、
直後、歓声と拍手が地鳴りのように響き渡りました。
この映画は、その時と同じ感覚でした。

満員の客席の中。。。
・西田さん演じるマエストロの顔芸。
・マエストロの指揮についていこうとする演奏者達個々人の表情。
・劇場内に響く音楽。
この3点が、ぐるぐるめぐるのを見て聞いているうち、ホロホロ涙が溢れてきました。
生え抜きではないにしろ、音楽を愛する演奏者達と指揮者の全力投球の演奏と真摯な気持ちがダイレクトに伝わってきて心揺さぶられ、涙がとまらなくなりました。

一人の観客の為のレクイエム。
作者が、その音によって聴く者を昇天させる為に書いた音符。
その音を、人一人殺す気で弾け!とマエストロに言われた真一。
指示通りに弾いたら人一人旅立ってしまうという恐れに揺れ動きながらも、
覚悟を決めて弾ききった真一の姿にも泣けました。
真一が全力で送り出した彼女は、きっと幸せな旅立ちだったと思います。
ブラボーな演奏からの誰もがいつかは迎える死への最高のレクイエムでした。

上記2つのコンサートの間及び会場が明るくなるまで、8割強埋まっていた客席からは何の物音もしませんでした、立ち上がって帰って行く人もいませんでした。
なぜだか、その事にも感動して、再び泣いてしまいました。

劇中、「いい音楽を演奏する事も自分達への報酬だと思う」という台詞がありますが、
いい音楽は、弾く側も聴く側も幸せにしてくれると思います。
気持ちのこもった一生懸命なあらゆる事は、人の心を動かし、永遠にのこっていくと思いました。
感動が繋がる事で、芸術も命も、未来へ繋がっていくんだな〜と思いました。
良い作品を創っていただき、ありがとうございました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とっても胡散臭げな天道が「いい音楽」を作ろうとしている事に、集められた奏者さん達がちゃんと気付いて、認めて、ついてくのもいいな☆と思った。
道を極めようとしている者同士の心の通い合いっていいな☆と羨ましく思う。
楽譜通りに弾いたんじゃ、無味乾燥。膨らみをもたせてこその芸術。

ごぼうは、真剣正宗だったのね…。

運命は、1拍おいてからのジャジャジャジャーン。

ホルンの斉藤暁さん演じる顔面神経麻痺だった一丁田さん。
こわーいお兄さん達にボコられて治るのかと一瞬思った:笑。
楽器は、ちゃんとメンテナンスしてあげてねと金さんの金槌コンコン。
バイクの音も、同じ♪ね。
(温かな気持ちになった)
「顔のおっきい方」の嶋田さんにクスッ。

中村倫也君ティンパニー。
やっとメンバーになれたのに解散を言い渡す真一に一言「あんたは未来があるからいいよな」。
グサッときた、両者にとってキツイ言葉だと思った。
コンビニの商品で練習して、いいの?:笑。

オーボエ君とクラリネット君の意地の張り合い。
気取ってても、二人共楽器を愛してる♪。

上達の遅い奏者達にマエストロの言葉。
「これが最後やと思て弾いたことあるか?」
震災で、両親を目の前で亡くしたあまねが、心を込めてふくフルートの音色。
(とってもとーっても心に響く音で涙溢れてきた)
口蓋が高いといい音が出るのね♪。お漬物噛む音も参考になるのね♪。

大石吾朗さん演じるヴァイオリンの村上伊佐夫さん。
年配の為、指が素早く動かなくて一人さらし者状態からの解散決定。
自殺しようとしたのをすんでの所でとめたマエストロ。
村上さんが初めてオーディションに受かった時の曲を指揮棒でリード。
そしたら、ちゃんと指が動いたー。
(ボロボロ涙が溢れてきた)
「報酬はお金だけでしょうか?いい音楽を弾くことも報酬では?」
「オーケストラで弾こうとするなら、みんながいる、今できることが必要」
の台詞も印象的だった。

マエストロが、1人で指揮棒ふって練習している所に1人増え2人増えてくのも泣けた。

演奏会、指揮棒が飛んでっても、みんなが指揮者の事見ながら、いい表情でいい音楽を奏でてる姿にも涙。

人はいつかかならず死ぬ、あっという間や。
音楽も消えてってしまう、でも皆で響き合えたら永遠になる。


今年の良い言葉認定〜!!。
posted by みぃみ at 14:27| Comment(6) | TrackBack(12) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月15日

映画:「ST 赤と白の捜査ファイル」♪。

平成27年1月15日(木)雨

映画:「ST 赤と白の捜査ファイル」

監  督: 佐藤東弥
脚  本: 渡辺雄介
原  作: 今野敏
キャスト:
赤城左門・藤原竜也/百合根友久・岡田将生
青山翔・志田未来/結城翠・芦名星
黒崎勇治・窪田正孝/山吹才蔵・三宅弘城
池田草介・林遣都/松戸紫織・瀬戸朝香
三枝俊郎・渡部篤郎/菊川吾郎・田中哲司
筒井桃子・柴本幸/牧村真司・水上剣星
堂島菜緒美・安達祐実/堂島椿・鈴木梨央
鏑木徹・ユースケ・サンタマリア
ストーリー:
天才ハッカーによる囚人脱獄事件が勃発するも、犯人の鏑木徹(ユースケ・サンタマリア)は焼死体として発見される。殺人の容疑者として逮捕されたのは、警視庁科学特捜班“ST”のリーダー、赤城左門(藤原竜也)。罪を認めた赤城は、その理由を“鏑木は許し難いことをした”と語った。“許し難いこと”とは、一体何なのか?その真意が分からないまま、リーダー不在でSTは解散する事に。だが、赤城は拘置所から脱走。
警察は追跡のために青山(志田未来)、結城(芦名星)、黒崎(窪田正孝)、山吹(三宅弘城)ら、STメンバーを招集する。皮肉にも、STは赤城を捕まえるために特別復活することとなったのだ。
最高のチームが最大の敵となり、赤城対STの追跡劇が始まる。
異動を2日後に控えたSTの責任者、百合根友久(岡田将生)も、赤城の無実を信じて捜査に参加、事件のカギを探り当てる。それは“フギン”という、感染したコンピューターから情報を抜き取るサイバー暴露ウィルスだった。事情を知る謎の女・堂島菜緒美(安達祐実)の元に向かうも、一足早く何者かが彼女を誘拐。彼女が誘拐された隣室で赤城と合流する百合根は、ホテルに取り残されていた菜緒美の娘・椿(鈴木梨央)と行動を共にする。
張り巡らされた警察の包囲網の中、事件を追うことになったバディ。
百合根は赤城の真実を知ることができるのか?


面白かったわーい(嬉しい顔)
笑い、うるうる、アクション、会話の妙、むちゃぶり…。
色々楽しくて、おもちゃ箱の中を冒険しているようだった。

時間がいったりきたり。
その度、観ている側の謎が解け、モヤが晴れていくように、心地良い。

警察にハッキングした鏑木に横領痕跡を握られた恨みから鏑木を殺したとして逮捕される赤城。
罪を認めた赤城の鏑木殺害の動機は、「鏑木は許し難い事をした」から。
収監された赤城の無実を信じて、同期を殴って隣の房に入ってくる百合根に目をまんまるにして「何してるんだ!」と身悶える赤城。
鏑木は生きていて、このような替え玉殺人を鏑木が起こした理由は情報収集ソフト「フギン」にある事を確認する二人。
自分で調べた上記を話す百合根への「釈迦に説法、赤城に説教だ!」の赤城の台詞、ツボる(笑)。
朝、起きると赤城は牢屋から脱走して、いなくなっていた。
(ここね、4人の警察官に囲まれてエレベーターに乗る赤城の姿が映った後は、エレベーターが開いて4人の警察官が倒れる中、赤城が立ち去る映像だけなの♪)

百合根は釈放され、事件の鍵を握る女の泊まるホテルに向うも、間に合わず、彼女は連れ去られていて。
かわりに、隣室に赤城を発見!。
なにしてるんですか?とくってかかる百合根。
すったもんだあって、女の娘:椿(10歳)と行動を共にする赤城と百合根。

ホテルから脱走するには、隣のビルへダイブ必須の場面。
赤城「俺の計算では、キャップも必ず飛べる。但し、1ミリでも疑うな、疑ったら死ぬ」
百合根「生かしたいんですか、死なせたいんですか」
椿「(百合根におんぶされて)信じてるから」
百合根ジャーンプ、すると、椿は、百合根をジャンプ板にして向こう側のビルに到達(女って恐い)。
百合根君、ギリギリ手でぶらさがる(ほっ)。

一方、赤城を捕まえる為のチームに志願するSTメンバー。
プロファイリングの青山ちゃん曰く「鬼ごっごの始まりだ。一度赤城さんと対決してみたかった」。
見つけるためのSNSの使い方が、超荒っぽくて。。。
クラスター爆弾投下=本名と顔写真って(←ヲイっ!)。
道行くネットユーザーに撮られて投稿される赤城と百合根。
(ユーザーの「二人共超イケメン」「○○タイプ」に、うんうん揺れるハートと納得)
初めて会った椿ちゃんに、話しかけたキャップ。
「作り笑顔がキモい!」と一蹴されちゃう(竜也君は気の毒な場所を蹴られる)んだけど、STメンバー、キャップの特徴をSNSに、「作り笑顔がキモい」と投稿してた(笑)。

SNSによる投稿データをまとめ、分析した青山ちゃんは、赤城と百合根の居場所を特定。
(SNSのアカウント名:黒崎さん「さすらい人」:笑)

向かった警察達を待ち受けていたのは、かぶりもの達だった〜〜。
やけに強いかぶりもの達と闘う警察達。。。
あれれ?中の人は、菊川さん達…。

一方、ネットには、オークション会場に集まったセレブ達が次々殺され、お金を要求する鏑木達の姿がアップ。
どんどん増えるその映像を見ている人数。。。

だが、実は、その映像はフェイク(演技)であり、そのURLをクリックした機械は「フギン」に感染。
重要なデータが抜き取られる仕掛けが鏑木によってなされていた。

フェイク映像に多くの機械が感染している中、鏑木達は、フギン対策ソフトである「ムニン」をオークションにかけていた。「ムニン」を握るものは世界を掌握すると…。
ムニン落札者が送金を済ませようとする直前、鏑木達のいる場所に辿り着くSTメンバー。

余裕で勝てる!はずが、赤城との鬼ごっこに夢中になりすぎてプロファイリング誤り。
大勢の鏑木の仲間達に取り囲まれ、STメンバー絶体絶命のピンチ。

STメンバーを、救ったのは。。。
(海辺で、赤城と黒崎に手錠で繋がれていた)最高のシューター、百合根君かわいい

という感じで、菌をばらまき、ワクチンを高値で売るというオーソドックスな悪人鏑木は無事に逮捕、事件解決。
オーディンの力をお金にしようとしたのね。。。

スッキリ!!!。

そして、そのスッキリ!!!が伏線達にも。

鏑木のした赤城にとって「許し難い事」は、「百合根が横領したように見せかけていた事」。
(翠ちゃんが、横領したのは赤城であるように書き換えた)

「鬼ごっこ」は、赤城以外のSTメンバーが事件解決の為の出番を得るには、赤城がいる場所を見つけられたら、というのが赤城からの条件だった。

赤城脱走の際、「エレベーター」に入る場面と出ている場面のみが映ったのは、4人のうちの1人が黒崎で、黒崎が他の3人を倒して、自分も倒されたように見せかけていた。
(赤城が、そこまで強いはずは無い:笑)

逃走してた赤城にくってかかった時 、発信器を赤城のポッケに忍ばせた百合根君。
事件解決時、遅いっ!と発信器取り出しながら、入れてた事なんてお見通しと赤城が言えば、たぶんそういうだろう言葉を既に発信器に貼りつけてあった百合根キャップ。
ほんっとうに仲良しさん八分音符

特殊な能力を使うことで、社会と繋がっていけるSTのメンバー達は、自分達の事を叱ったり心配してくれる百合根キャップの事が大好きで、キャップがSTを去る際に自分達ができる恩返しは、キャップのキャリアが綺麗なまま送り出す事。
(なので、同期を殴って収監された百合根を見て、赤城は、驚愕したのね)
百合根のお見送りには、親友にして最高のパートナー赤城が代表になり、「2年間の礼だ」と、大切にしていたガッキー君を百合根に。
とってもとーっても心温まる結末に、笑顔るんるん

2015年、初鑑賞の作品に選んで良かったと思った作品かわいい

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

岡田君、竜也君の超早口の夫婦漫才(o^^o)ふふっ♪。
松戸理事官の部屋から出て行こうとドアに向かった赤城の一瞬早く、外からドアを開けて理事官室に入ってくる百合根キャップ。中へ開くドアゆえ、おでこを打ち、床に倒れる赤城。
怒る赤城をほぼ無視して、理事官と話す百合根。
百合根と松戸理事官との会話が、(百合根の台詞についてのみ)横から自分への謝罪を百合根に求め続ける赤城の声と、会話が成り立っているのも楽しい。

竜也君の「31歳だ」の連呼。

へこんで廊下で座り込む百合根君、三枝さんに「捨てられた子犬の真似ですか?お上手ですよ」と言われる
(この台詞が入ると「可哀想」に、「あぁ似てる、わんこみたい、かわいいかも」、という感情が加わる)。

黒崎さんには、赤城と百合根二人がかりの一番強いシュミレーションでも勝てない。
幽体離脱して匂いを嗅いで、不倫を見つけて脅し、映像を手に入れる黒崎さん。
屋根をまぁるくうちぬいて床へ降臨、かっこいい〜。

山吹さん、黒崎さんから「師匠」と呼ばれる。
え?あ、そうだ、山吹さんは三宅弘城さん(身体能力高い、高い!)。
背中合わせてくるっと回転、某舞台で生で観た…と回路が繋がる。
二人並んでカメハメ波光線発するかと思った:笑。

進退を懸けて決断する松戸理事官、かっこよかった!!。

満足ぴかぴか(新しい)

posted by みぃみ at 16:30| Comment(6) | TrackBack(11) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月25日

映画:「ホビット 決戦のゆくえ」♪。

平成26年12月25日(木)晴れ

映画:「ホビット 決戦のゆくえ」

監  督:ピーター・ジャクソン
原  作:J・R・R・トールキン
音 楽:ハワード・ショア
キャスト:
ビルボ:バギンズ マーティン・フリーマン
ガンダルフ:イアン・マッケラン
レゴラス:オーランド・ブルーム
バルド:ルーク・エヴァンス
トーリン・オーケンシールド:リチャード・アーミテージ
タウリエル:エヴァンジェリン・リリー
キーリ:エイダン・ターナー
フィーリ:ディーン・オゴーマン
スランドゥイル:リー・ペイス
ガラドリエル:ケイト・ブランシェット
スマウグ/ネクロマンシー:ベネディクト・カンバーバッチ
ストーリー:
はなれ山にあるドワーフの故郷エレボール奪還を果たしたビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)たちだったが、一頭で一国を滅ぼすと伝えられる恐るべき邪竜スマウグ(声:ベネディクト・カンバーバッチ)を世に解き放ってしまう。怒り狂ったスマウグは、湖の町の無防備な人々、子供にまでその報復の炎を降りそそぐ。一方、ドワーフの長トーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)は、取り戻した財宝に執着し、友情と名誉を犠牲にして我が物にしようとするが、それを知ったビルボは彼に道理をわきまえさせようとする。だがビルボたちの行く手には強大な魔の手が迫っていた。復活を遂げた冥王サウロンが、オークの大軍勢を放ち、はなれ山に奇襲を仕掛けたのだ。滅亡へのカウントダウンが迫る中、対立が深まるドワーフ、エルフ、人間達は、結束するか滅ぼされるか、究極の決断を迫られる。


映画館の大画面で観て良かった、前から3列目で観て良かった、と、思った作品。

指輪のこと、わかっちゃいるけどそしらぬふり。長い時を経ての再会…及び、
レゴラスのアラルゴン探しの旅の始まりにより指輪物語へ、なエンディングも良かった。

次々打ち寄せる大波のような大迫力の戦闘の中に、
色々な形の(親子・恋人・友人・仲間・主君と家臣)「愛」が描かれていて、
戦闘でドキドキ、心のふれあいできゅんきゅん。
見終わった時には、温かな気持ちになった。

冒頭の、とっても恐〜いスマウグに立ち向かうバルド。
危険に一人立ち向かう美男子にハラハラドキドキ(かっこいい揺れるハート)。
バルドお父ちゃん危なーいっ!と助けに向かう息子君(←妹達の面倒もちゃんと見るしっかり者)。
ラストチャンス、お父ちゃんの射る矢の為に、体も張っちゃう。

敵味方入り乱れて大勢が殺し合う作品は好みではないので、
中盤の全部入り乱れ合戦が始まりそうになった時は、一瞬引いたものの。。。

わーわーやってる戦闘の中でも血が通っていたり(人間的な感情があるの意)、
絵面が美しかったり、と楽しめた。
ドワーフ軍の綺麗に並べて固めた上から華麗に飛び出していくエルフ軍の美しさに、うっとり。
(ツンってしている様子が苦手だった)スラ様(レゴラスパパ)のサラッサラ長ロングヘアーの美しさ、
スラ様の乗るヘラジカちゃんのおっきな角の戦闘能力の高さ(スラ様はいわずもがな強い)に、うっとり。
危険かも?と思った時に弟を安全な方に行かせるお兄ちゃんフィーリ。
やられちゃったお兄ちゃんの仇ーー!と向かってくキーリ。
キーリの応援に向かうタウリエル。
そのタウリエルのピンチを救おうと接近戦をも頑張るレゴラスに…。
愛の連鎖だわ…と、胸打たれた。

宝物に狂ったトーリン、自分のあげたどんぐりを大事に持ってるビルボに、にっこり。
誤解から壊れかける友情も、本物なら復活、堅固なものとして成立するのね☆と。
寂しい結果になっちゃったけれど、どんぐりが命を繋いでくれるよね♪。

〜ここからミーハー〜
1.jpg
バルド(ルークたん)とレゴラス(オーリー)のこの麗し場面。
美形×美形、顔ちっちゃ、と、見てるだけで幸せ〜。
「それが本当の愛だからだ」なスラ様にとろけました。
ミスリル纏ってるから大丈夫だった?と思っていた所、あの結末に涙。
友に見守ってもらい、心通い合って、ほんとに良かった。
1419280585793.jpg
上から見おろすSっぽいスラ様の目線、たまりませぬ(//∇//)。
バルドの矢にハートは、撃ち抜かれてます(人´∀`)♡。

平成26年を、この作品で締め括れて、満足かわいい
posted by みぃみ at 15:00| Comment(10) | TrackBack(14) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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