2013年12月27日

映画:「プレーンズ」♪。

平成25年12月27日(金)晴れ

映画:「プレーンズ」


監  督:クレイ・ホール
脚  本:ジェフリー・M・ハワード
作  曲:マーク・マンシーナ
キャラクター:
ダスティー・クロップホッパー(瑛太)
スキッパー・レイリー(石田太郎)
エル・チュパカブラ(井上芳雄)
ブラボー(山口智充)
イシャーニ(小林沙苗)
チャグ(天田益男 )
ドッティー ・リードボトム・ロシェル・ブルドッグ
リップスリンジャー・ネッド/ゼッド
エコー・ローパー
ストーリー:
プロップウォッシュ・ジャンクションという田舎町の農場で働く農薬散布機のダスティは、世界一周レースに出場しチャンピオンになることを目指していた。
だが、レース仕様ではないただの農薬散布機であるダスティの夢を真剣に取り合ってくれたのは、親友の燃料トラック:チャグと、フォークリフトのドッティだけだった。
ダスティは、かつての海軍飛行隊ジョー・レンチの英雄で教官としても名高い戦闘機スキッパーにコーチになってほしいと打診するが、今や飛ぶことを止めているスキッパーは取り合わない。農薬散布機にレースは無理だと決めつけるスキッパーに、自分の切実な思いと覚悟をぶつけるダスティ。スキッパーは彼の熱意に押され、コーチを引き受ける。スキッパーの猛特訓を受けて苦手を克服していくダスティだが、高所恐怖症という致命的な欠点はどうすることもできなかった。そこで、彼の長所を活かした低空弾丸飛行作戦に乗り出すことにする。
彼らとともに訓練を積んで迎えた世界一周レースの予選で、小回りの効く高速飛行が功を奏し6位に。
上位レーサーがドーピング検査で失格となったことから、ダスティは本選への出場権を獲得する。
いよいよ迎えた世界一周レース本戦。
本戦には、3連覇中の世界チャンピオンのリップスリンガー、イギリス代表の頭脳派ブルドッグ、メキシコ代表の陽気なエル・チュパカブラ、日本代表のサクラ、インド代表の最新鋭機イシャーニら、世界各国を代表するスター・レーサーたちが集結。
いよいよ超長距離の過酷なレースが開始。
ダスティはスキッパー仕込みのアクロバット飛行で追い上げていく。
ある日、難所である世界最高峰ヒマラヤを前に高所恐怖症の尻ごみをするダスティに、イシャーニは線路をたどって飛ぶというアドバイスをする。
このアドバイスにだまされたダスティは、低空飛行中に突如現れたトンネルに突っ込み、あわや列車との衝突しそうになるも、アクロバット飛行で身をひるがえして危機を回避。トンネルを通ってヒマラヤ山脈を突破するという前代未聞のことをやってのける。
このステージで一躍トップに躍り出たダスティは、瞬く間に世界的なヒーローになる。
過酷なレースを通じてライバルたちとも仲間意識が生まれていくが、リップスリンガーはチャンピオンの座を脅かす存在であるダスティを疎ましく思っていた。リップスリンガー・チームの差し金でダスティはコースを外れてあわや墜落という危機に陥る。
そんなダスティを飛行隊ジョリー・レンチ所属の戦闘機ブラボーとエコーが発見し救出。
だが、その事で、スキッパーの秘密を知ってしまうダスティ。
スキッパーと仲違いをしたダスティに、さらなる危機が襲いかかり…。


車及び各種レースや航空ショー大好きなわたくし。
かっこよくて楽しいカーズの世界が大空へ、という事で、劇場へ。
先着特典〜。
guraida-.jpg お正月に飛ばす気満々♪。凧あげも紙飛行機も大好き☆。

アクロバティックな飛行技術に、世界各地の景勝地、自然の驚異に、空母艦…。
嫉妬に意地悪に好意に恋に後悔に復活に克服…。
視覚も感情も、大満喫わーい(嬉しい顔)
続編も決定との事で、次作も、期待大な作品。

ニューヨーク・アイスランド・インド・ネパール・メキシコ・再びニューヨークへの道程。
雪景色、タージ・マハル、ヒマラヤ山脈、太平洋etc.、様々な景色を愛でながら、飛行技術も堪能。
インド代表の美女飛行機:イシャーニとタージ・マハル上空でのデート場面は、とってもロマンチック☆。
動く滑走路空母艦への着陸場面は、緊張でドッキドキ。
停まれなくて網キャッチになるの〜〜!?と思いきや、ギリギリでナイスストップ。
やんややんやの喝采に、見ているこちらも、拍手。

当初、低空飛行のビリだったダスティなるも、オイルで覆われ前が見えなくなった選手を滑走路へ誘導したり、他の選手を好きになった選手の恋を応援したり…。
さらには、迷い込んだ危険な場所も見事にクリアーし、徐々に順位を上げていく。
そんなダスティに、他のレース出場者達は好意を持つようになり…。
意地悪されて機体損傷、レース断念を覚悟したダスティへ、多くの選手から部品のプレゼント。
みんなが、ダスティに、「もっと一緒に飛ぼうよ」と声を掛けてくる場面にうるうる。。。

最近流行り?のメキシコの情熱と情感たっぷりのLOVE。
闘牛もどきに、フラメンコと、心が熱く燃え萌え〜(笑)。
エル・チュパカブラが、ギターとマラカスとコーラス従えて歌うラブソング。
求愛を受けた日本代表サクラの詠んだ歌は、百人一首。
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は 物や思ふと 人の問ふまで (平兼盛)
(歌意は「隠せば隠すほど表情に表れてしまう悩ましい恋心」。私の恋心は、誰にも知られまいと心に決め、耐え忍んできたが、とうとうこらえきれず顔に出てしまったのか。何か物思いがあるのですかと人が尋ねてくるほどに。)
この歌が、サクラのエルへの気持ちの変化に適合しているのかは謎なのだけれど、ま、それも、ご愛敬。
ラブラブカップルの誕生〜!めでたいっ!!。
個人的には、こちらだと思うの。。。
「みちのくの しのぶもぢずり たれ故に 乱れそめにし われならなくに」(河原左大臣)
(私の心は忍ぶ思いに乱れはじめてしまいました。私のせいではありません。ほかならぬあなたのせいですよ。)

自身の高所恐怖症を克服し可能性への道を開いたダスティ。
ダスティの頑張る姿が、レース観戦者達に勇気と活力をもたらし、飛ぶことをやめてしまっていたスキッパーの固く閉じていた扉をも開いた様子に、感涙。。。

オススメな作品ぴかぴか(新しい)
posted by みぃみ at 10:35| Comment(14) | TrackBack(12) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月03日

映画:「REDリターンズ」♪。

平成25年12月3日(火)晴れ

映画:「REDリターンズ」
監  督:ディーン・パリソット
脚  本:ジョン・ホーバー 、 エリック・ホーバー
美  術:ジム・クレイ
音  楽:アラン・シルヴェストリ
キャスト:
フランク:ブルース・ウィリス
マーヴィン:ジョン・マルコヴィッチ
サラ:メアリー=ルイーズ・パーカー
ベイリー:アンソニー・ホプキンス
ヴィクトリア:ヘレン・ミレン
カーチャ:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ハン・ジョベ:イ・ビョンホン
イヴァン・シモノフ:ブライアン・コックス
ジャック・ゴートン:ニール・マクドノー
カエル:デビッド・シューリス
コッブ:スティーヴン・バーコフ
フィリップス長官:ティム・ピゴット=スミス
デイヴィス:ギャリック・ヘイゴン
ストーリー:
超極秘任務を担ってきた元CIAエージェントのフランク・モーゼズ(ブルース・ウィリス)は、引退後、恋人のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と、普通の生活を楽しんでいた。
ある日、元相棒のマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が現れ、新たなミッションに誘ってきたが、全く乗り気ではないフランクは、誘いを断る。
その矢先、マーヴィンの車が爆発、マーヴィンは死亡し、葬儀がいとなまれる。
葬儀の帰り道、突如FBI捜査官に連行されたフランクは、ナイトシェードという計画について問いただされるが、何の事かわからない。
FBIからの脱出を試みたフランクは、ゴードン(ニール・マクドノー)ら特殊部隊に襲われ、あわやというところを死んだはずのマーヴィンとサラに助けられた。
米ソ冷戦時代に核爆弾の部品を密輸し現地モスクワで完成させるという計画・ナイトシェードについての機密文書が機密情報公開サイト、ウィキリークスにアップされたらしい。フランクとマーヴィンは当時ナイトシェード計画の責任者である物理学者エドワード・ベイリー博士(アンソニー・ホプキンス)の護衛にあたっていたが、博士は暗殺されたはずだった。
いつの間にか行方不明の核爆弾を奪った容疑者として国際手配されたフランクとマーヴィンは、、各国の諜報機関から狙われはじめ、英国諜報局MI6からも、韓国人の殺し屋ハン・チョパイ(イ・ビョンホン)と、2人のことをよく知るスナイパーのヴィクトリア(ヘレン・ミレン)に2人の抹殺の命令が下る。
フランクは、かつて深い関係にあったロシア諜報機関のカーチャ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の協力を受け、MI6によるナイトシェード計画の報告書を入手。それによると、ベイリー博士は死んでおらず、32年にもわたり幽閉されているとのことだった。
ロンドンに到着した一行は、彼らの無実を信じるヴィクトリアを仲間に加え、ベイリー博士を救出。しかし、博士は、精神を患っている様子だった。
果たして、今もどこかへ隠されているという核爆弾は、どこに…?。


「RED」が、帰ってきた〜〜。
という事で、公開日朝一に鑑賞!。

うほ〜〜な場面満載で、お口が縦に開きっぱなし。気分は、↑↑〜

ジジババ、最強!。むっき〜なアジアンもス・テ・キ!。
完璧な強さを誇るジジババと、キレッキレの若者による「接近戦」。
撃ちまくって薬莢てんこ盛り、及び、狙いを定め一発一発正確に、の「銃撃戦」。
飴と鞭な「拷問」。
恋人同士の「ヤキモチ」。等、楽しみ所が、随所に。
そして、美しい車達による華麗な(愉快な)走行に、きゅん揺れるハート

とっても楽しく鑑賞できたるんるん

〜〜〜〜〜〜〜〜お気に入り箇所達〜〜〜〜〜〜〜〜

・ハンに銃撃され、避けてる時の「フランク ONマーヴィン」の「ハゲ On ハゲ」。

・女王様コスプレのヴィクトリア(の)女王。(ヘレンのエリザベス女王演じ繋がり?)
地面に伏せて狙い撃ちしてるつま先の動きも色っぽい女王様は、靴の臭いもかぐわしい?
「伝説の女」(←まだそこまで年取ってない:笑)は、「鉄の女」。
彼女には狙われたくない〜、と心から思った。だって、冷蔵庫保管なんてイヤ〜〜。
アイボリー色のふわっふわ毛皮を着、両手開いて二刀流撃ちする姿は男前で、黒の毛皮姿は艶っぽい〜。

・見目麗しいスカイブルーのロータス エキシージS(Lotus Exige S)。
こちらの車。
Lotus Exige S.jpg
運転手にはイ・ビョンホン、助手席には戦う女王様。
三倍増しのかっこよさに、鳥肌が立った。

・ビョン様、脱いでますと聞いてたものの、お尻の割れ目まで大サービス?。
はおったガウン?からチラ見えするおみあしも、ごちそうさまです〜〜。
(前に座ってた年配の女性が、身を乗り出して見てたよ(笑))
ハン、ずっと冷蔵庫の蓋持って戦うから、よほど気に入ったのかしらと思っていたら、手錠で冷蔵庫と繋がってたのね。
ラスト、「飛行機30億円、報酬20億円どうしてくれるんだ」って言ってたけ、ど車ちゃんの分はいいの?と。

・サラを演じるメアリー=ルイーズ・パーカー、可愛い〜。
めんどくさくなったら、ちゅ〜しとけばのりきれる彼女も、才能あり?。
彼女が他の男としょっちゅうは、フランクにはショックΣ(|||▽|||)だよねん。
サラに、べしべしはたかれるブルース・ウィリス。。。
REDな凄腕も元カノに会いに行って、ふにゃふにゃ帰宅では、はたかれるよね(笑)。

・捕まえる事と対比の両方が楽しめたカーチェイス
逃げる相手を追い掛ける二つの車。
小さな車「シトロエン2CV」には、サラが乗車。
シトロエン2CV.jpg

大きな車「ポルシェ911」には、カーチャが乗車。
ポルシェ911.jpg

それぞれの車の追跡方法が、二人の女性を、各々象徴していて、楽しい。
ダイナミックセクシーなカーチャと小回り得意キュートなサラ。

どちらに乗るか二択なら、わたくし、ポルシェを選びます…。
ちっこいのに頑張る(負けん気が強いともいう?)サラの横で、マーヴィンが、ムンクの叫び状態になるのわかるわ〜。とりあえず、壁に挟まって、停まってよかったね。
頑張るサラの事を、ちょっとずつ認めていくジジババ達の大人な愛もE〜。

・アンソニー・ホプキンスは、愉快なおじいちゃんから冷徹な研究者へ変貌。
さらっと超残酷な事をしそうで、彼の一挙手一投足に緊張した。
最後の詰めの甘さは、何十年も人と交流してなかったのが要因?。

お気に入りかわいい
posted by みぃみ at 15:59| Comment(14) | TrackBack(25) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月21日

映画:「清須会議」♪。

平成25年11月21日(木)晴れ

映画:「清須会議」

監督・脚本・原作:三谷幸喜
製  作:石原隆・市川南
撮  影:山本英夫
美  術:種田陽平・黒瀧きみえ
装  飾:佐藤孝之
音  楽:荻野清子
キャスト:
柴田勝家:役所広司・羽柴秀吉:大泉洋・丹波長秀:小日向文世
池田恒興:佐藤浩市・織田信雄:妻夫木聡・前田利家:浅野忠信
黒田官兵衛:寺島進・前田玄以:でんでん・堀秀政:松山ケンイチ
織田三十郎信包:伊勢谷友介・お市様:鈴木京香・寧:中谷美紀
松姫:剛力彩芽・織田信孝:坂東巳之助・滝川一益:阿南健治
佐々成政:市川しんぺー・森蘭丸:染谷将太・織田信長:篠井英介
なか:戸田恵子・小一郎:梶原善・小袖:瀬戸カトリーヌ
義兵衛:近藤芳正・明智光秀:浅野和之・織田信忠:中村勘九郎
枝毛:天海祐希・更科六兵衛:西田敏行
ストーリー:
天正10年(1582年)。本能寺の変で、織田信長(篠井英介)が明智光秀(浅野和之)に討たれた。
跡を継ぐのは誰か…。
後見に名乗りをあげたのは、筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)であった。
勝家は、武勇に秀で聡明で勇敢な信長の三男・信孝(坂東巳之助)を、秀吉は、信長の次男で大うつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を、それぞれ信長の後継者として推す。
勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、最愛の息子を死なせた秀吉への恨みから勝家に肩入れ。一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方に付け、秀吉の妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり、周囲の人々の心を掴んでいく。
織田家の跡継ぎを決める為開かれた「清須会議」。
会議出席者は、勝家、秀吉、勝家の盟友で参謀的存在の丹波長秀(小日向文世)、立場を曖昧にして強い方に付こうと画策する池田恒興(佐藤浩市)の4人。
会議開催までの様々な駆け引きが導いた結論は?…。


織田は「涼しげな目元と鼻」、豊臣は「まんまるお目々と耳」、光秀(明智)は「おでこ」なのね。

でんでんさんが、でんでん歩いて、幕が開いた。
巻物がくるくるくるっと開く演出に、うきうき♪。
登場人物の特徴が、衣装、各々の部屋の調度品・襖絵・障壁画によって、解りやすい。
武将達のフルネームや人物像や相関関係が、スッと頭に入ってきた。

セットの萌えポイントは、勝家の部屋の虎さん…。
当時、生きた虎を目にする事は難しくて、猫ちゃんを見ながら想像したり、虎の骨に皮を被せて描いていた時代背景をしっかり反映してあって、きゅ〜とな虎さんなんですもの♪。

会議開催の場所も、ザ・木造建築!の広〜い板の間に、金箔に絵を描いた障壁画を背に、鎧甲が鎮座しているのもよかった。

武将さん達に加え、裏方さん達にもスポットあててたのも、楽しかった。
気合い入れて準備したのに、延期になったら、え〜〜っ…って、思うよね。
せっかく拭いた廊下を汚されたら、がび〜ん、だよね。(笑)

小日向文世さんは、本当に上手い!。喋らなくても長秀がどういう気持ちなのか伝わってくる。
役所さんの愉快豪快昔ながらの単純心根良しなおっちゃんは、はまり役!。
勘九郎君と浅野和之さん…瞬殺で寂しい(ノ_・。)と思っていたら、しばらくして、勘九郎君のどアップ、及び、秀吉洋ちゃんと隣り合う光秀浅野さんを再び見られて、嬉しかった。「ベッジ・パードン」再び♪

京香さんお市や剛力ちゃん松姫の、女の戦は、怖かった。
浅はかっちゃ浅はかだけど、この時代の女達なりに一生懸命なんだな〜と。
中谷美紀さんのキレッキレの動きに、みとれた。
(当時の美人をそのまま再現…なんだよね。。。私は現代の京香さんのが好み)

ビジュアル的には、黒田官兵衛の寺島さん、マフラー巻いた利家浅野忠信さん、カラフルな三十郎伊勢谷君が、好き。
吹き矢を吹き嘘も平気な真っ黒な官兵衛と、実直真面目一本気な前田利家の対比に、くすっ(^^)。
(ま、利家は、後々秀吉にとりこまれちゃうんだけど:笑)

滝川氏の周りの忍者さんって意外と天然なのかしら…。
確かに、一益は周りから孤立して、会議に辿り着くまで、大変な道程ではあったらしい。
(三谷さんは、甲賀出身の一益は忍者な設定なのね〜と)

笑いのツボは、佐藤さん演じる池田恒興。
不倫してる旦那様のようだった。
ご飯、両方で食べてたし。
(恋人と食べて、帰宅したら奥さんの手料理も食べるから、不倫していると太るって聞いた事ある)
甘い言葉で誘われて、あっちへふらふらこっちへふらふら。

でも。。。
恒興を見ていたら、分りやすかった。
勝家が提示したお米や蟹は、地域のお付き合いなら嬉しいけれど、天下人を定めて全国統一が行われようとしている状況では、秀吉提示の領地の方が魅力的な事は明白。
時流に乗り遅れた人と、未来を見据えてる人なら、後者を選ぶよね。
恒興曰く「我々は、天下人になる器は無いけど天下人を見つける目はあった」って。
ふらふらしているようでも、結果として、1番得策な方を選ぶ恒興は、世渡り上手生き残り上手さん。
板挟みになってそれぞれにどう答えていいか迷った時は…「しごくまっとうな話」。
これ使おっと!。

長秀、恒興、三十郎、利家。。。
頭の良い人には、これからどうするべきか見えるんだな〜と。
ま、義理や人情恩義で命をなげうった人も多かったんだろうけれど。

跡継ぎ決定までの諸々を観ながら思ったのは、宮仕えするって、大変だ〜、という事。
家臣達は、当主をもり立てて国を治めて、自分の家を守って生きていかなくちゃだもん。
ダメな当主でも、血統が良かったら立てるしかしゃ〜ないもんね。
苦労したのね〜と。

物事を成し遂げるには、華と魅力のある一本柱(集客と話題性担当)と、柱の未熟な所を補完する実力者(安定と潤滑な進行担当)の両方があって初めて多くの信頼を得られる(華だけだとおままごと、上手いだけだと退屈)のは、現代社会の日々の暮らしと同じなんだよね。

日本史、よく解ったので、秀吉の天下統一から徳川幕府誕生迄も、三谷さ〜ん、作って☆。

(ちなみに、三谷幸喜さん作・演出の洋ちゃんと萬斎さん浅野和之さんに深津さんの舞台「ベッジ・パードン」は、WOWOWにて12/17 21:00〜放送。
浅野さんの17、8変化、悪徳洋ちゃん、深津さんの歌声等が楽しめます。
同じく三谷幸喜さん作・演出の舞台:「国民の映画」が再演。
熱い情熱と冷徹さが迫力の小日向さん、シルビアさんと新妻さんの美しい歌声等が楽しめます。)
posted by みぃみ at 15:56| Comment(25) | TrackBack(30) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月06日

映画:「劇場版 SPEC〜結(クローズ)〜 漸(ゼン)ノ篇」♪。

平成25年11月6日(水)晴れ

映画:「劇場版 SPEC〜結(クローズ)〜 漸(ゼン)ノ篇」

監  督:堤幸彦
音  楽:渋谷慶一郎・ガブリエル・ロベルト
脚  本:西荻弓絵
キャスト:
戸田恵梨香 (当麻紗綾)・加瀬亮 (瀬文焚流)
向井理(セカイ)・ 大島優子(謎の白い女)
竜雷太 (野々村光太郎)・ 有村架純(正汽雅)
北村一輝 (吉川州)・ 栗山千明(青池里子)
香椎由宇 (城旭斎浄海)・ KENCHI(福田健太郎)
遠藤憲一(秀樹.T)・浅野ゆう子(マダム陽・マダム陰)
神木隆之介(一十一)・ 福田沙紀(志村美鈴)
城田優 (地居聖)・田中哲司 (冷泉俊明)
安田顕 (海野亮太)・真野恵里菜 (サトリ)
三浦貴大 (宮野珠紀)
ストーリー:
時を止める能力を持つ最強のSPECホルダーであり弟でもあるニノマエ(神木隆之介)との戦いを、瀬文焚流(加瀬亮)と共に終えた当麻紗綾(戸田恵梨香)。
しかし、SPECホルダーたちは国家を揺るがすほどの存在となり、人類の中枢を担う権力者たちは、SPECホルダーを殲滅する為“シンプルプラン”を実行に移そうとし、それに対し、死んだはずのニノマエによって組織化されたSPECホルダーたちは人類との覇権争いに乗り出した。
“ファティマ第3の予言”が示唆するように「SPECを持つ者」と「持たざる者」=「人間の可能性を信じる者」と「閉ざそうとする者」の人種間戦争が始まったのだ。
戦いによって仲間たちが傷ついていく中、当麻は、SPECホルダーと人類との間で苦悩し暴走する、自らのSPECに蝕まれていた。
それでも刑事としてのあるべき姿に向かって瀬文と共に突き進もうとする当麻。
ニノマエが人工的に創られたクローンだったとわかり、世界はある人物によって破滅へと向かっていた…。
SPECホルダーと人類の間で始まる人種間戦争。その運命は…。


仲良くケンカしている当麻と瀬文。
病院内、おっきな骨付き肉を網焼きしている当麻が、瀬文にちょっかいを…。
ギブスを外そうとする瀬文に、お医者様から「骨でちゃうから:焦」。
って、でたよ、ほんとに、骨…。
骨付き肉を脛骨と掛けてんのかいっ!?、と、ちょいグロ。
でもって、バイオハザードの教会の中の一場面みたいな、失敗したニノマエ残骸置き場にて、
プロフェッサーJ VS 軍隊のグログロ戦闘。

おぉ〜!SPECの世界だ〜〜、と、高揚感グッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
(瀬文氏、退院後、しっかり「立挙」と「脛当」着用してたので、一安心♪。)

そして、面白ネタ達。。。
餃子、及び、がっつり食いねぇ!は、名古屋推し。
CBC(TBS系列)の文字があちらこちらに、には笑った。
なにゆえ、醤油ラーメンは無いのだろふ(味噌推し?)。。。謎。

祝☆。北村一輝さんの「よしかわ」じゃなくて「きっかわ」な、吉川と愉快な仲間達復活ぴかぴか(新しい)
人肌のお湯をかけながら揉み揉みして、復活した吉川。
(椎茸や切り干し大根みたいな感じなのね:笑)
ミイラから戻す方法、マダム陽が教えてくれたらしい…。

香椎由宇ちゃん、睫毛ばっさの水芸おねえ。
ま、お水は鉄砲になるよね。熱さに弱くて、あちっ×2な仕草も楽しかった。
お水の鉄砲と機関銃、なかなかお強ぅございました。
役名の 「城旭斎浄海」は、「松旭斎天勝」のもじり???。

日本語おかしい青池、「あなた達」を「あなご達」って…(^^;)。
彼女はセカイと一緒にいるシャックリ娘(潤ちゃんと同一人物?)を産んだのね。

青池が拘束されている場所にも、セカイとシャックリ娘がいる場所にも、烏、烏、烏。
カラスがキーワードなのかしら?。
セカイとシャックリ娘のいる砂漠とモニュメントを見ていたら、猿の惑星を思い出した。
「人間から取り戻すだけ」とか言ってたし…。
まさか、鳥の惑星?な筈は無いっ:爆。

iPS細胞でノーベル賞ネタは、タイムリーだった。

今回の主役は、野々村係長。。。
勝てるかどうかは問題じゃない。
負けるとわかっていても心臓が息の根を止めるまで、真実に向かってひた走る。
それが刑事だ!。

身体を張り命懸けで部下を護り、刑事魂をみせながら他界した係長。
係長が弾を被弾してる姿を見ながら、涙が溢れた。
いざさらば。。。

野々村係長含め、祖母や父親の友人等、当麻の大切な人達が亡くなったりケガした前編…。
後編は、当麻の刑事として、また人間としての心の戦いでもあるのかも…。
続きの公開、楽しみるんるん

〜気になった事〜
・後編では、大勢のSPECホルダーさん、登場するのかな。
・年配者向け?の青いカキピーは何だろう。
・野々村係長に憑依した透明人間さんも発してた「Walking」。
  Deadやwith ダイナソー等、最近は、Walkingほにゃらら流行りなのかしら。
・能面被った日本代表の『卑弥呼』(セカイ達の兄)、と野々村係長は繋がってるのかな?。野々村係長、電話で卑弥呼の事を御前と呼んでたし、雅ちゃんに「ちょっと遅れるかもしれないけど必ず行くから」って言ってたし、死なないのが野々村係長のスペックな気がするのでひょっこり現れそう。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ(Old soldiers never die; they just fade away.)」は、「引退はするけれど、私の心は今なお兵士のままだ」な解釈もあるらしいので…。
posted by みぃみ at 15:17| Comment(12) | TrackBack(15) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月28日

舞台:「ヴェニスの商人」♪。

平成25年10月28日(月)晴れ

舞台「ヴェニスの商人」。
ヴェニスの商人.jpg
作   :W.シェイクスピア
翻  訳:松岡 和子
演  出:蜷川 幸雄
キャスト:
市川 猿之助・中村 倫也・横田 栄司・大野 拓朗・間宮 啓行
石井 愃一・高橋 克実・青山 達三・手塚 秀彰・木村 靖司
大川 ヒロキ・岡田 正・清家 栄一・新川 將人・鈴木 豊
市川 段一郎・鈴木 彰紀・隼太・坂辺 一海
楽  師:丸茂 睦
ストーリー:
舞台は、貿易都市ヴェニス。
ある日、貿易商を営む裕福な紳士アントーニオ(高橋克実)のもとに、年下の親友バサーニオ(横田栄司)が借金の申込にやってくる。彼は才色兼備で大富豪の令嬢であるポーシャ(中村倫也)にプロポーズをしようとしており、そのための元手をアントーニオに頼ってきたのだ。全財産が海を渡る船の上にあったアントーニオは、自らを保証人として借金をするよう、バサーニオに勧める。ところがバサーニオが借金を申し込んだのは、よりによってアントーニオの天敵とも言うべき、高利貸のシャイロックであり、期日通り払えなかったらアントーニオの身体のシャイロックの望む箇所から肉1ポンドを切り取るというのが条件だった。持ち船が戻らず支払えなくなったアントーニオに対し、復讐を狙っていたシャイロックは「返済できねば肉1ポンドを切り取る」という証文を実行するよう裁判所で主張する。

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6年前のほぼ同じ頃、同じ劇場で観た「ヴェニスの商人」。
ヴェニス1.jpg
この時は、法廷において、シャイロック(市村正親)を、こてんぱんにするポーシャ(寺島しのぶ)を筆頭に、お金貸して貰った立場でなんて偉そうなのアントーニオ(西岡徳馬)、目的を達成させてもらった相手への態度じゃないでしょうバサーニオ(藤原竜也)と、なんとも不快な気持ちに…。
相手を苦しめて何が面白いのだろう、そんなにキリスト教って偉いの?、感謝こそすれ蔑むなんてひどすぎ…。
見事な王子様な竜也君バサーニオの、黒塗りモロッコ公や杖つきよぼよぼお爺さんへの変装演技が、コミカルだった分、やりきれなさで心がいっぱいに…。
ちなみに、演出家さんは、英国の方。

今回は、蜷川さん演出。
市川亀治郎時代のキャタリーナ「じゃじゃ馬馴らし」が、3時間超絶楽しくて。。。
ホーテンショー(横田栄司)がバサーニオで、シレ×ラギ:ゴダイ様の高橋克実さんの蜷川さん演出作品も観てみたくて、ドキドキワクワク。今秋の一大イベントとして、期待大でチケットを確保。
観てまいりました〜。
「ヴェニスの商人」は、勧善懲悪スッキリ爽快作品、又は、大勢で一人をこてんぱんにする意地悪作品のどちらにもなりうるので、じゃじゃ馬気分は、自制しつつの鑑賞。

〜開幕〜
目の前に、毛のある高橋克実さんがっ!!!。
(しばし、毛のあるバージョンを観察するも、途中から気にならなく:笑)
美男子横田さん演じるバサーニオもイタリア〜ンなモテ男度全開。ステキ。
ポーシャ演じる中村倫也君が、いいっ!!!。
自分に求婚してくる男達を皮肉りまくってるのに、バサーニオが来るかも??になった途端、乙女〜〜!。
きゃ〜きゃ〜そわそわ、うきうきドキドキしている様子が可愛くって♪。
男装してる女性役を演じる男性俳優っていう、ややこし〜い役も、お見事!。
シャイロックを糾弾する厳しい言葉の数々も、理知的な男性の落ち着いた声ゆえに、
厳しいけど受け入れるのが一番の得策かもよ、シャイロック、と、思った。

ユダヤ人である事を理由に、シャイロックを散々辱めて逆にやり込められようとしていたアントーニオも、裁判後は、癖が無くなり、真っ当な判断。
にっちもさっちもいかなくなったシャイロックを、アントーニオとバサーニオとポーシャは笑わなかった演出も好きだな。
その分、嘲笑ってた他の人達にすごく嫌悪感を感じたのは事実。

猿之助さんは、登場した瞬間から異端の者の雰囲気全開。
普通に生きようとするのに、虐げられて、歪んでいった人間の哀愁。
頑固さ、強さ、脆さ、を、本業の歌舞伎でユーモアを交えながら演じてる。
息を呑んで見つめたシャイロックの敗北した姿、悔しさを滲ませた姿。
迫力満点だった。。。
シャイロック後日談、作って欲しいな〜〜。

宗教の間には、日本人な私にはよくわからないけれど、根深いものがあるのね。

ん?、キリスト教は利息が付く金貸しは禁止だから、改宗させられたシャイロックは生きる術を奪われてる…((゚Д゚ll))。
どうするんだろう?
やっぱり後日談希望!。

そして。。。
男性諸君、奥様からもらった大切な品は、しっかり、身につけておきましょう〜(^^)。
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2013年10月22日

映画:「人類資金」♪。

平成25年10月22日(火)晴れ

映画「人類資金」

監  督:阪本順治
プロデューサー:椎井友紀子
原  作:福井晴敏
脚  本:阪本順治・福井晴敏
キャスト:
佐藤浩市:真舟雄一 ・香取慎吾:“M”
森山未來:石優樹・観月ありさ:高遠美由紀
岸部一徳:本庄一義・オダギリジョー:鵠沼英司
寺島進:酒田忠・三浦誠己:辻井
石橋蓮司:北村刑事・豊川悦司:ハリー遠藤
ユ・ジテ:遠藤治・ビンセント・ギャロ:ハロルド・マーカス
仲代達矢:笹倉暢彦
ストーリー:
1945年、敗戦を不服とする反乱兵たちが日本軍の秘密資金を持ちだしていた。
総量600トンにも及ぶ金塊を回収しに来た笹倉雅実大尉は、この先、資本という怪物を相手に戦うことになると見据え、金塊を軍に戻さず海へ沈める。
2014年、父と同じくM資金詐欺の道を進む真舟雄一(佐藤浩市)は、相棒の酒田(寺島進)といつものように交渉を進めようとしたところ、彼を追っている北村刑事(石橋蓮司)が現れる。逃げようとする真舟に石優樹(森山未來)と名乗る男が近づき、“財団”の人間が真舟を待っているので同行してほしいと告げる。日本国際文化振興会、前身は日本国際経済研究所というその“財団”の名は、何者かに謀殺された父が死の間際にためていたノートの中にあり、真舟自身も詐欺をするときに使っているものだった。M資金は実在するのか、実在するなら一体何なのか。真舟は石の言葉に導かれるように“財団”のビルへ向かう。
そこへ、防衛省の秘密組織に属する高遠美由紀(観月ありさ)とその部下・辻井(三浦誠己)らが現れ、真舟を阻止しようとする。逃げる真舟と石に向かい、このままでは消されると忠告する。
翌朝、真舟と石はあるビルへ向かい、そこで本庄一義(岸部一徳)と会う。本庄は、M資金を10兆円盗み出すことを真舟に依頼。報酬は50億用意するとのことだった。仮の名を“M”(香取慎吾)という真の依頼者も現れ、かつて日本復興のために使われたものの今や単なる投資ファンドになり下がっているM資金を盗み出しマネー経済の悪しきルールを変えたいと話す。
カネでカネを買うマネーゲームが世界を空洞化させており、そんな世界を救いたいという“M”に共感する真舟。破格の報酬とM資金の正体を知りたいという欲求が合わさり、真舟はこの話に乗ることにする。
現在M資金は投資顧問会社代表を務める笹倉暢彦(仲代達矢)が率いる“財団”によって管理されているが、その実権はニューヨークの投資銀行が掌握。M資金を盗み出すために、真舟らは世界規模のマネーゲームを企てる。
そんな彼らは、先物取引で失敗し、財務操作を重ねて損失隠しをしている財団の極東支部となっているロシア・極東ヘッジファンド代表の鵠沼(オダギリジョー)に目を付ける。計画が順調に進んでいるように見えたが、たった一つミスをおかしたことから事がうまく運ばなくなる。
そんな異常な動きをニューヨーク投資銀行のハロルド・マーカス(ヴィンセント・ギャロ)が察知し、すぐさま清算人(ユ・ジテ)と呼ばれる暗殺者を真舟や石のもとに送り込む。真舟や石は監視され、追い詰められていく。


「貨幣の価値」と「人間の欲」を、根深い所から描いた作品だった。

前日、ドラマLINKを見てたおかげなのか、なんとか内容についていけた。
資本主義社会では、最終的に強いのは資金のある者。
「お金があれば政治も牛耳れる!。利権の為なら手段は厭わない。」という真っ黒くろすけな(武田鉄矢さん演じる)民自党の幹事長・松岡。この狸なおっちゃんのモデルって誰なんだろ〜?。と、思いつつ…。
昨今の政治ニュースを思い浮かべる。
「景気が良くなってるから消費税上げても賃上げがあるはず」と述べる政府に、「賃上げなんてあるはず無い」な上辺だけの反論が巻き起こってる今、こっそり静かに進んでいる恐〜い法の成立。
一度だけサラっとNHKが取り上げただけのニュース。
政府は雇用の流動化を促す「特区」の設立について検討を進めている。
現在は、従業員を、妥当且つ正当な理由がなければ解雇できなかった企業側。
でも、この「特区」が認められると、労働者と雇い主間の契約が優先になる。
厳しい条件で契約し、守れないと、その事だけを理由にして解雇できる。
「従業員の賃上げさせるなら、会社には解雇の自由を与えろ〜っ」と、(お金を)持ってる経済界からの政界への圧力なのかな?って、ふと思った。

M資金という莫大な資金を、自分達の潤いのために使い、その使い方を改めようとする者や新たに台頭してきた者は、清算されていく、今回の話。

今、日本国内も貧富の差が大きくて、持ってる人は持ちつづけ持たざる者は持たないままなんだけど…。
同じ事が、地球全体で起こっている。
地球規模でみたら、日本という国は、持ってる国。
持たざる国が成長したら立場が危うくなるから成長させず、貧乏で非文化的な生活のままが続く事を暗に推奨している。

劇中、各国に、カペラ共和国代表の演説を聞かない様に、圧力をかけた米M資金管理団体代表。
これ、数年前、まんまアメリカがやった事。協力しないなら援助はしない…。
その戦略は失敗し、石の心に響く演説に感動しきりな人々に向かって、吐き捨てた米M資金管理団体代表の言葉は、「こんな感動、一週間経ったら、皆、忘れてるさ」。
その通りだったラストのおまけ。。。
そうだよね、って、背筋がゾッとした。

石のスピーチと関連して、興味深いのが「知の逆転」という本。
「銃・病原菌・鉄」を書いたジャレド・ダイアモンド氏の話。
(氏は、12カ国語に通じ、生理学・地理学・考古学・人類学等に精通)
ヨーロッパや中近東等、発展した国は、地理的条件に恵まれている。
肥沃な土地と良い気候条件により農業や畜産が発展し、食料と富の余剰がうまれ人口も増え、テクノロジーの発展や細菌への免疫力もついた。
一方、熱帯気候のアフリカは土地が不毛であり、病気も流行しやすく、なかなか発展し辛い。
発展したのは、その地域の人々の生来の能力が優れていたからではなく、地理的条件に恵まれていたから。
200年前に農業が始まった国が、1万年前に農業を始めた国と勝負するのは至難の技。
持つものはさらに持ち、持たざるはますます持たない資本主義社会が、成長の限界に達した現在、次は資源の枯渇が問題となり、やがて、資源をめぐる戦いが始まる。
数十年先の世界を安定させる為に、先進国が行うべき事は、消費量を少なくし、世界中の消費量がどこでもほぼ均一にする事。
消費量の低い国々は、消費量がムダに高い国へ敵意を持つ。
格差が広がると、各国は、自国の安定を保つため、不満を相手に伝える手段(例えば核兵器)を獲得するようになる可能性があり、これらを防ぐ為にも、消費の世界水準がほぼ均一に向かう必要がある。
消費量の多い先進国は、(プリウスなら50マイル走れるのにハンヴィーで12マイル走るのをやめ、無駄な魚や木々の大量輸入を止める等)浪費を減らしていく必要があるのだ。

確かに、喉が乾いたなら、お水を飲めばいいよね。
多くの物に囲まれて、贅沢して恵まれて浪費もしてるな〜と思った。
未開の地に生まれたゆえ眠っている才能達も、数多くあるだろう。

恵まれた環境の中、受動的に生きる人間と、苦境からはい上がり能動的に生きる人間の対比も興味深かった。
才能あるのに指示待ち人間な遠藤治を、情けない人だよと思いながらも、流れに竿さした石へのもて囃しは、そのうち埋もれて、長いものに巻かれる遠藤な生き方が生活していくには必要なのが現実と切なくもなり…。

「M」(資金)は、「マン」=「人」のために。
慎ましい平等のために。が、いいよねかわいい

佐藤さんもおっしゃっていた森山未來君の国連スピーチとアクションに惚れ惚れ揺れるハート
カペラ共和国代表としての、国連での森山未來君のスピーチ、本当にかっこよかった。
国連の演説場面は、エキストラ400人と国連の職員100人がボランティア参加での撮影。
肖像権放棄の書類サインなどの時間的関係で、撮影可能時間は2時間半。
なので、未來君、頭から全部喋るワンカットで、あの演説を行ったらしい。
想いを言葉に乗せながら、理路整然と行う演説は圧巻だった。
フィクションなものを見ているのに、ノンフィクションなものを見ているようだった。
現実的な問題としても充分、心に伝わってきた。
(PDA(携帯情報端末機)が世界を繋ぎ貧困を救う…は謎だけど、直ぐに新しい物達が生まれてくる刹那さの象徴なの…?。)

ユ・ジテとのアクションシーンも1分半の長回しで撮ったそうで、大柄で鍛えてあるユ・ジテとの戦いは、本当に死闘だったらしい。
未來君のしなやかな動きに、「100万回生きたねこ」のにゃんこな未來君を彷彿しちゃったるんるん
バックで高速走行のカーアクションも楽しかった。
イスラエルからの留学が満了したら、彼、もっと凄い俳優さんになっているんだろうなぁ…。

冒頭の、超カッコイイ、サングラスのお兄さんがトヨエツだった事。
仲代達矢さんVS岸部一徳さんの、静かなる丁々発止。
石橋蓮司さんの迫力と寺島進さんのコミカルさ。
佐藤さん演じる真船の座右の銘、「押してもダメなら…もうダメだ」。
(↑ガッツ石松さんの座右の銘だそう)
「英語喋れるのか?」の問いに、「ああ、留学してたから、…駅前」。
オダギリジョー君のロシア〜ンな帽子。
演じ上手なロシア人さん達。
証券業界、往復ビンタはパワハラではありません。
等、も面白かった。

「大切なものは世界中の人にとっても同じはず」
誰かの大切な人を自分の大切な人と同じ位慮れる世の中であるといいなキスマーク

【メイキング映像】

ロシア、タイ、日本、アメリカの4カ国で撮影が行われ、米映画以外では初となるニューヨークの国連本部での撮影も敢行された。
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2013年10月10日

舞台:「かもめ」(シス・カンパニー)♪。

平成25年10月10日(木)晴れ

舞台「かもめ」
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作:アントン・チェーホフ
上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
美術:島次郎 照明:小川幾雄 音響:水越佳一
衣裳デザイン:伊藤佐智子 ヘアメイク:新井健生
舞台監督:芳谷研 プロデューサー:北村明子
企画・製作=シス・カンパニー
キャスト:
トレープレフ:生田斗真・ニーナ:蒼井 優
トルゴーリン:野村萬斎・アルカージナ:大竹しのぶ
ソーリン:山崎一・ドールン:浅野和之
シャムラーエフ:小野武彦・ポリーナ:梅沢昌代
マーシャ:西尾まり・メドヴェジェンコ:中山祐一朗
ストーリー:
帝政ロシア時代のある湖畔の別荘地。
シャムラーエフ(小野武彦)とポリーナ(梅沢昌代)夫婦が仕える屋敷では、伯父ソーリン(山 一)と暮らす作家志望の青年トレープレフ(生田斗真)が、 演劇の革新を目指し、女優志望の娘ニーナ(蒼井優)を主役に自作の芝居を上演。
彼は日ごろから芸術の革新について考え、有名女優である母アルカージナ(大竹しのぶ)への鬱屈した思いも抱えていた。
上演会に、彼の母は、愛人で有名作家のトリゴーリン(野村萬斎)と共にやって来る。
トルゴーリンに魅力を感じるニーナ。
一方、シャムラーエフ夫婦の娘のマーシャ(西尾まり)は、トレープレフに恋をしていて、
そんなマーシャを愛するメドヴェンコ(中山祐一朗)。
各々の想いが交錯し…。


ロシアの劇作家チェーホフの四大戯曲。
「かもめ」「ワーニャ叔父さん」「三人姉妹」「櫻の園」。
5年前、演出:栗山民也さんの時に観た舞台:「かもめ」
その時のキャストは、
藤原竜也君(トレープレフ)・麻美れいさん(アルカージナ)
鹿賀丈史さん(トリゴーリン)・美波ちゃん(ニーナ)
小島聖ちゃん(マーシャ)。
この時は、陰気な雰囲気を漂わせてはいるものの聡明そうな聖ちゃんマーシャに愛してもらっているのに、牧場の田舎娘っぽい美波ちゃんニーナへの叶わぬ想いゆえ自殺しちゃうトレープレフの行動が、よくわからなくて…。
マーシャの愛を受け入れれば、トレープレフは幸せになれるのになぁ、と、腑に落ちなかった。
文学書そのままの世界を上手な方々が文学的に演じるので、高尚な何かを理解するにはもっと勉強を!とも思った。

今回のケラさん演出の舞台は、とっても理解しやすかった。
有名人の息子というだけで、取り柄もないのに才能ある人達の輪に入るも、自身のちっぽけさを恥、何か自分にもこれだ!というものを見つけようともがく青年トレープレフ。そんな彼が心の支えにしていたのが女優を志す女の子ニーナ。
母であるアルカジーナに自分を認めてらいたくて、ニーナを主役にした舞台鑑賞を催したトレープレフは、客という立場にも関わらず、一言発するだけで周りの注目を集める母に、嫉妬。自分の作品に対する母の言動に傷付き上演を中止してしまう。
一方で、意味不明のトレープレフの脚本を上手く演じた事に対し、観客から拍手をあびるニーナ。そして、彼女は、アルカジーナと一緒に来ていた才能ある作家トリゴーリンと言葉を交わし恋心を抱くようになる。
ニーナの想いに気付き、苦しむトレープレフに思いをよせるマーシャ。
心配するマーシャに、冷たく接するトレープレフ。
トレープレフへの叶わぬ恋から、喪服を着続けるマーシャを愛するメドヴェンコ。
そして、マーシャの母ポリーナは、医者であるドールンとあらぬ関係に。

叶わぬ想いがぐるぐる繋がって、愛する人には冷たくされて、愛してくれる人には冷たくするという何とも切ない恋模様達。
愛に嫉妬はつきもので、嫉妬によって、燃え上がったり現実逃避したり陰ながら想い続けたり、あげくの果てには死を選ぶ者もいて…。
本人達には、悲哀。。。
観ている側には、恋愛ごときで何をそんなに…と呆れたり愛おしくなる喜劇。。。
やっぱり名作だわ、「かもめ」って。。。

生田斗真君、声がよく通るようになっていた。
噛む事も無く、最初から最後までトレープレフ。
生真面目なトレープレフのまんま、真面目にトレープレフを演じてた。
大好きなお母さんも大好きな女の子も、両方が自分より才能のあるトルゴーリンに夢中になっちゃったら、確かに悲しいよね…。

ソーリン役の山崎一さんは、和みと笑い担当。
もっさ〜とした陽気なおじさんで、妻子も持てず、夢も叶わず、病気持ちなるも、そこそこ人生を楽しみながら生きている。
帽子を脱いだりかぶったり、身体固まってま〜すな奇妙な動き一つ一つが面白い。
心に鉛を持ってる人達が、彼のお世話をせっせとするのは、彼のゆったりした心にふれると安心するからなのかな〜と思った。

西尾まりさん演じるマーシャ。今回の設定はオバさん化まっしぐらな田舎娘だったのかな?。
梅沢昌代さん演じる母親のポーシャと持ってる雰囲気がほぼ同じで、マーシャおばちゃんにつれなくされる中山祐一朗さん演じるイケメンのメドヴェジェンコが、気の毒だった。
母と娘なのでそれでいいのかもしれないけれど、前回、田舎に生まれたけれどもお洒落な世界に憧れるお嬢さんな雰囲気の小島聖ちゃんなイメージの方が私は好きだな〜。
その方が、トレープレフの冷たい行動に傷付く気持ちもよく伝わってくるし、メドヴェジェンコがマーシャに執着する理由も、より伝わってくるのかな?なぁんて。。。

シャムラーエフ役の小野武彦とドールン役の浅野和之は、安定感抜群。
物知り顔の頑固な田舎親父と、若かりし頃ブイブイいわせ、今も渋メンモテ男を完璧に演じてらした。
場がきゅっと引き締まるので安心して観ていられた。

ニーナ役の蒼井 優ちゃん。
高音低音発声も、変な動きも、そつなくクリア。
きゅーとな田舎娘も、酸いも甘いも噛み分けたそこそこの年齢の女性も、両方しっかり演じてた。
ニコッと微笑むと本当に可愛らしく、眉をひそめると悲壮感たっぷり。
顔、とってもちっちゃい〜。

野村萬斎さんのトルゴーリンは、ひたすらカッコイイ!!!。
天から授かった才能をひけらかすこと無く思いのままに。すると、得られる高評価。
高評価が真実なのか逆に悩み、もっと良いものをと日々精進するからさらに多くの人に慕われる。
彼には彼なりの才能への悩みがあるようだけれど。。。
トルゴーリンとドールンが、この劇中では、一番の幸せ者だと思った。
才能豊かで謙虚さを併せ持つ男は、いつの時代も幸せ者なのね…。
細かい事は気にせずに、今を生きるソーリンとシャムラーエフも、たぶん幸せ者。

アルカージナ役の大竹しのぶさん、魔性!。
大女優な雰囲気をプンプン醸し出し、母の顔、女の顔、どれも上手い。
トレープレフとの親子喧嘩、トルゴーリンとの痴話喧嘩、どちらも迫力〜!。
彼女を敵には回しませぬ:笑。
そして、アルカージナも勝ち組。
才能と生きる力強さ相手を尊敬する心を持つ女も、成功を手にする。

ややこしやなチェーホフを、豪華な俳優さん達で楽しく観られた作品キスマーク
posted by みぃみ at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月25日

映画:「怪盗グルーのミニオン危機一発」♪。

平成25年9月25日(水)晴れ

映画:「怪盗グルーのミニオン危機一発」

監     督:ピエールー・コフィン 、 クリス・ルノー
プロデューサー:クリストファー・メレダンドリー
音     楽:ファレル・ウィリアムス
声:
グルー:笑福亭鶴瓶
アグネス:芦田愛菜
ルーシー:中島美嘉
マーゴ:須藤祐実
イディス:矢島晶子
ネファリオ博士:伊井篤史
アントニオ: 宮野真守
フロイド: 山寺宏一
エル・マッチョ:中井貴一
ストーリー:
孤児三姉妹の父親となったグルーは悪党稼業から足を洗い、バナナが大好物の謎の黄色い生物ミニオン達と、新事業の美味しいジャム開発に邁進していた。ある日、世界レベルで悪と戦う超極秘組織“反悪人同盟”に誘われたグルーは、相棒の捜査官ルーシーとともに捜査にあたることになる。
そんな折、ルーシーとミニオンが、何者かによってさらわれて…。


3Dにて鑑賞。
冒頭の北極の景色や、強力な電磁波によって舞い上がる物が、目の前に迫ってくる。
とっても清涼感雪
全体を通して、3D効果は抜群!。
虹色に輝くしゃぼん玉がふんわり飛んできたり、
ピロピロ笛のにょこっと伸びたピロピロが、すぐ近くに〜。

つるっぱげのグルー…。
本人曰く「ブルース・ウィリス」。
3姉妹の末っ子アグネス曰く「ハンプティ・ダンプティ」:笑。

メキシカーンな男:エル・マッチョのホカホカの情熱。
帽子型のトルティーヤ(?)アボカドソース添え、超美味しそうだった。
彼の番犬ならぬ番ニワトリの小生意気さも超ツボ。

そして、私の心を盗んだ最強の泥棒は、アントニオ!。
子供ながら女の子を弄ぶプレボーイは、マーゴを一目で自分に惚れさせる。
誘い方に始まり、デートのエスコート、ダンスも踊れるキザなこの男の子は…。
まさに、前髪クネ男!!。
kuneo.jpg
テンションMAXグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
(ぷるぷるしちゃった)

わらわら可愛いミニオン達が狂暴化は、最近流行りのゾンビ?。
(バイオハザードのT−ウィルスっぽい?)
ルーシーを救うグルーの火山に爆弾積んでっては、アベンジャーズのパロディ?。
冒頭のジャムの伏線が、いい感じで回収(ジャム鉄砲、私も撃ちたい)。
グルーも自分自身の壁を乗り越え、ステキな伴侶をゲット!。
締め括りの結婚式のBGMは「YMCA」(踊りたくなったよ)。

とっても楽しい作品だったわーい(嬉しい顔)
posted by みぃみ at 12:21| Comment(10) | TrackBack(10) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月19日

映画:「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」♪。

平成25年9月19日(木)晴れ

映画:「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」
ATARU.jpg
監督:木村ひさし
脚本:櫻井武晴
キャスト:
中居正広・北村一輝・栗山千明・玉森裕太
嶋田久作・田中哲司・千原せいじ・中村靖日
庄野崎謙・島崎遥香・光宗薫 ・中村昌也
利重剛・原日出子・堀北真希・岡田将生・前田美波里
松雪泰子・村上弘明・市村正親
ストーリー:
人並み外れた推理能力を持つサヴァン症候群の青年・チョコザイ=アタル(中居正広)。
彼は、FBI内で進められているサヴァン症候群を捜査に利用するプロジェクト下で教育を受けていた猪口在という人物である。
ある日、アタルやラリー(村上弘明)が所属するニューヨークのFBI組織・SPB爆破事件が起き、同じ頃、東京でも電車の送電線破裂事件が発生。
警視庁捜査一課の沢(北村一輝)達は捜査を開始、女性管理官・星(松雪泰子)が捜査の指揮を執ることとなり、その様子をニューヨークから見たアタルは日本へ。
アタルを追って来たラリーも捜査に加わる事となる。
アタルを心配し、元刑事の蛯名(栗山千明)も参加。
調べていくうち、かつて、在とともに同プロジェクトに参加していた在の友人アレッサンドロ・カロリナ・マドカ(堀北真希)に、疑惑が向けられる。マドカの目的は一体?。


ATARU×セブンイレブンキャンペーンにて。
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ミニバッグとカレースープいただきました〜
もちろん、どん兵衛カレー味とコロコロコロッケパンもねっ。

番宣で村上弘明さんの、「マドカとアタルの切ないラブストーリーになっています。」という見事なネタバレにより、「結末は、両方又は片方又はどうなったかは謎」のどれかだろうと予想済で劇場へ。
予想した中の第一候補が正解だった、と思った程度で、特に涙腺も緩む事も無く。。。
本来なら、ドキドキして最後はうるっときたであろうエンディングについては、置いておいて。

【面白かった小ネタ達】いきま〜っす。
・冒頭のコロコロコロッケパンに、セブンイレブンコラボネタを持って来る舞子パパさん。
・燦然と輝くコロコロコロッケプレミアムの存在。
・蛯名家の前の道を掃除するレレレのおじさん。
・通りに、赤文字でがっつり掲げてあるSPECの看板。
・警察署の、廊下を歩くコドモ警察・ノーモア映画泥棒の垂れ幕。
・舞子の後を継いだのは唯ちゃん。
(光宗ちゃん、お帰り。起伏の激しいツンラブキャラ、好きよ。)
・それぞれみんな、相手がまだ電話で話してる最中なのに、切っちゃったり。
・どんどん事件の戒名が増えてった事(ちなみに、超達筆!真下さんとは段違い:笑)。
(戒名貼ってるお兄さん、初代なんとか言うキャラクターの中の人で、且つ、舞子のDVD直筆サイン写真三枚付一万円で買収されてた。このDVD、SPドラマでは、サイン付で底値1,200円位だったので、舞子は、ものっそぼったくりをしている:爆)。
・大勢のゆるキャラ達。選手権第1位のバリィさんのどあっぷが、四国民としては嬉しい。
・ルートろくじゅうろくKingston舞子ろくじゅうろくきんにくまん etc.
・村上弘明さん、影の主役という事で話をもらったらしい。
影の主役、悪役、ミステリーを引っ張るヒール=ラリーさん。
↑実は、出演してもらう為の戦略。
村上さん、3話辺りで自分は嵌められたと納得し、主役という話を脳内から払拭したらしい。

続いて。。。

【大好きな北村一輝さん(沢主任)ネタ】いきま〜っす。
・映画でもナルシストっぷりは継続。髪形気にして鏡をジーッ。
(頭に載せてる事を周りが知らないフリをしている事を知らない、設定らしい:笑)
・部屋には、自分プリントの目覚まし時計に抱きまくら。お顔金ぴかバージョンTシャツ着用。
(欲しいよ〜。。。)
・真っ赤なオープンカー(北村さんご自身も所有なさってました)の運転も白い車の運転姿もかっこいい〜。

「794×11179」沢の車のナンバー。

照会センターの犬飼氏曰く…「なくよばついちいちいちなくは沢」らしい(笑)。
北村さん、バツイチネタ、どんだけ言われるんだろふ?。
(今は男二人と同棲中らしい(笑)しかも、外国の方)(←英語の習得のため:伏字)。
ま、既に「ささやき色のあの日たち」で、岸谷五朗氏にからかわれてたんだけどねW。
そんなこんなで、アタルにケチャップかけられたり、西部警察ばりのむちゃくちゃ運転におよよ〜ん大慌てな仕草等に笑わせてもらった沢主任。
でもね・・・。
ずっと昔の禿沢(はげさわ)時代、自分の足では捜査できなくなった星に、「お前、管理官になったらいいじゃん」と励まし(注:ハゲで韻を踏んでいるわけではありません)、星が管理官になった現在、アタルに無実の罪きせちゃった時にも、「俺のこと、ちょっとは信用しろ」と元気づけ…。
舞子の往復ビンタも、ちゃんと叩かせてあげ(沢も信じてるんだよね、アタルの事)。
ラストのアタルがお花を供えてる姿に泣きそうな舞子に、そっとサングラス差し出す等、とっても男前!
ますます惚れる揺れるハート

シスターらしき人の「人は愛する人と引き裂かれる度心が壊れていく」。
マドカの「悪い大人達には罰を」。
彼女は、壊れてゆき、悪い事をした大人になった自分に、自分自身で罰を与えた。
THE FIRST LOVE & THE LAST KILL。
初恋の成就と最後の殺人:自分自身への罰が、同じ時にだなんて、せつないね(涙)。

一方で…。
ミスを謝った星を車椅子に座らせて、彼女の定位置まで車椅子を押して行き、「到着」と言ったアタル。
(優しい彼の行動に、涙が溢れた)
マドカに対しては、おむすびを半分こしたり、アタルの家族を表すユリに彼女を加えたり、最期も一緒にむかえようとする彼を見ていると、引き裂かれる度心が壊れていくかどうかは、その人次第なんだろうなぁ、と思った。

ドラマから一貫して…。
鑑識の渥見さん(この人の分析能力も相当高いと思うのね〜)、中津川係長含め、強烈な個性の持ち主達の大真面目な楽しいじゃれ合いがシリアスな中に盛り込まれてあるから、扱うテーマは重いんだけど、とっつきやすくて、大事な事はちゃんと伝わってくる。
全体の温かい雰囲気も、好き。いい作品だと思う。
また、見たいな。。。

11月公開の「SPEC」
舞子はアオイケ、沢主任はキッカワ、渥見さんは冷泉で、ご出演。楽しみ〜。

らみぱすらみぱするるるるるぴかぴか(新しい)
posted by みぃみ at 11:15| Comment(4) | TrackBack(8) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月10日

映画:「マン・オブ・スティール」♪。

平成25年9月10日(火)晴れ

映画:「マン・オブ・スティール」

監  督:ザック・スナイダー
脚  本:デイヴィッド・S・ゴイヤー
原  案:デイヴィッド・S・ゴイヤー 、 クリストファー・ノーラン
キャスト:
クラーク・ケント:ヘンリー・カヴィル
ロイス・レイン:エイミー・アダムス
ゾッド将軍:マイケル・シャノン
ジョナサン・ケント:ケビン・コスナー
マーサ・ケント:ダイアン・レイン
ペリー・ホワイト:ローレンス・フィッシュバーン
ファオラ:アンチュ・トラウェ
Lara Lor-Van:アイェレット・ゾラー
ハーディー大佐:クリストファー・メローニ
ジョー=エル:ラッセル・クロウ
スワンウィック将軍 ハリー・レニックス
ストーリー:
マーサ(ダイアン・レイン)とジョナサン(ケビン・コスナー)の夫婦に育てられたクラーク・ケント(ヘンリー・カビル)。クラークは実はクリプトン星に生まれ、星の滅亡を予測したジョー=エル(ラッセル・クロウ)が地球に送った彼の息子だった。幼い頃よりクラークは周囲の人々とは違う特殊能力を持っていることに苦悩していた。ある日、成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍と対峙することになり…。


・思わず照れちゃってたパンツは封印。
・洗濯物がたなびく中聞こえる声は、明と暗どっちなんだろう?。
上記2点のみの情報で、鑑賞。

抜群の安定感で登場人物を演じている出演者さん。
キャラクター達各々が印象的なので、この役は誰?とそれぞれを確認していく…。

レミゼでブルドックみたいだったラッセル・クロウが、賢者なお父さんジョー=エル。
年を重ねても香しさ漂うマーサに、ダイアン・レイン。
綺麗な顔して脱いだら凄いんです!な、ヘンリー・カビル。
的確な判断の冴えるハーディー大佐に、クリストファー・メローニ
そして…、父として男として尊敬に値するジョナサン役に、ケビン・コスナー等々。

なるほど。。。

配役と使い方が「正しい答え」だからこその満足感!。

御主人様の為に全力飛行したハラカ、
生きるために頑張ったわんこ&マーサとカル=エルの傍にいるわんこ、
ララと最期を共にした銀色のコンピューター(?)も…。
うるうるした(T^T)。

微妙な立ち場の同級生。
使命を持ったロボット的な目的で生み出され、その役割を全うしようとしているゾッド将軍と部下達…。
取り纏める者として、最善の策を選ぶ編集長。
助かりたい、と泣き叫ぶ女性。
軍人としての任務と誇りに邁進した大佐。

それぞれの立場に対し、感情移入でき、様々な気持ちを楽しめる(^^)。

悩み発生からの過程をスルーして結末に持っていく作品も多い中
(どうやって解決したのか、そこが知りたいのに)、
直面した問題への対処・解決に向かうまでの葛藤諸々が、きちんと描いてあったのも好感が持てた。

ロイスがジョーの「右、左、拾え、撃て、頭を左へ」の指示通り動いて脱出するのも、AVGのコマンド入力しているみたいで、面白く、テンションが上がったグッド(上向き矢印)
ウィルやアルファ(ゲーム)っぽかったんだもん。

丁寧なお仕事…かわいい

映像は、時々眩しいものの(←コンタクトなんだもん。反射するのよ。)、スピード感も壊しっぷりも、派手だった。
(電気消えて砂嵐なテレビから声TV、の時は、貞子みたいに、ぐわぁっと何か画面から出てくるんじゃないか?とハラハラしたがく〜(落胆した顔)

ぽいって投げられたら、ビル貫通は当たり前、山も突き抜けて、地球の外まで飛んでいく。
宇宙に浮かんでる人工衛星?探査機?を箪笥か何かみたいにひょいと掴んで放り投げる。

地球人全体を守る為なら一部の犠牲は仕方ないという姿勢は、お国柄を反映?と、長〜い似たような場面の繰り返しには、ちょこっと萎えた。

今回乗っ取られそうになったのは地球で、地球人VS宇宙人だったけど、自分達の種族繁栄の為に他の種族を排斥する行為は、これまでも今も地球内のあちらこちらで行われてた(る)もんね。

異なる種族の間において、共存(←今回は片方抹殺の必要があったけど)の為の懸け橋となるクラークみたいな人は、実際問題、平和な地球の未来の為の希望なのかもしれないと思った。

「S」を合言葉に、皆の笑顔が繋がるといいなハートたち(複数ハート)

内緒の話:
このおっちゃん好みキスマーク
鼻から首にかけてのラインと鋭い眼光、品の良さそうな雰囲気、もしかして彼?と思い、鑑賞後確認したらケビン・コスナーだった。
農夫さんというより、学者さんか研究者さんぽい、と思ったわけだ…(笑)。

久しぶりに姿を見られて、嬉しかったO(≧∇≦)o。

追記:
2020年のオリンピックとパラリンピックの開催地が東京に決まりました。
スポーツのSも希望のSという事で、明るい未来が来ますようにぴかぴか(新しい)

前情報無しで自分で補完しながらの鑑賞も色々楽しいと思った今回また、や〜ろうっと。
posted by みぃみ at 09:21| Comment(18) | TrackBack(25) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月13日

映画:「パシフィック・リム」♪。

平成25年8月13日(火)晴れ

映画:「パシフィック・リム」。

最強盛り上がって、力入った二の腕がなにげに筋肉痛(笑)。

小学生の頃、朝5時に起きて見ていた「宇宙刑事シャイダー」とか
「ウルトラマン」とか「ヤッターマン」とか
色んな戦い物が、ギレルモ・デル・トロ氏のラブ注入揺れるハートでパワーアップ。

子供時代感じた高揚感を、大人になった今再び体感させてもらった。

怪獣オタクの博士。。。
これってデル・トロ御自身の投影?。
監督〜作品に入っちゃったのね(^^)と、微笑ましくもあり。

通じ合う心と心に感動したり。

愛菜ちゃん一人追う(映す)だけで
KAIJUに襲われ、なすすべもなく逃げ惑う時の
人間の恐怖心ガンガン伝わってくる事に
すごいな〜と思ったり。
マコちゃんは「赤い靴履いてた女の子」な設定なのかな?。

KAIJUも身篭るんだ〜ひらめきと、しっかり臍の緒ついて細かく設定してるな〜と思い。
ナイフフューチャーの伏線には、なるほど〜♪。

なにゆえKAIJUはぷよぷよ弾力性のある設定なんだろう?と思ったり。

KAIJUの美しい青色が、
海ほたるが海の中漂いながら光る色とそっくりで(←実際は体液が光る、)、
あ〜直島行きたいな〜と思ったり。
(毎回青が輝くので、戦ってる時たまに直島の海辺を思い、まったり♪。)
ちなみに海ほたるは、
思いきり肉食!生肉大好きな生物。←ある意味怪獣。

パンラビ同様、デルっちの黄色(金色)は、神々しいぴかぴか(新しい)と思いながら楽しんだ夏休み初日グッド(上向き矢印)

満足キスマーク
posted by みぃみ at 00:55| Comment(8) | TrackBack(13) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月07日

映画:「ローン・レンジャー」♪。

平成25年8月7日(水)晴れ
映画:「ローン・レンジャー」

監  督:ゴア・ヴァービンスキー
音  楽:ハンス・ジマー
キャスト:
トント(ジョニー・デップ)
ジョン・リード/ローン・レンジャー(アーミー・ハマー)
レイサム・コール(トム・ウィルキンソン)
ブッチ・キャベンディッシュ(ウィリアム・フィクナー)
ジェイ・フラー(バリー・ペッパー)
レッド・ハリントン(ヘレナ・ボナム=カーター)
ダン・リード(ジェームズ・バッジ・デール)
ストーリー:
少年時代のある忌まわしい事件のせいで復讐に燃える戦士となった悪霊ハンター、トント(ジョニー・デップ)は、その悲願のために、不思議な白馬シルバーの導きと自らの聖なる力によって、瀕死の状態にあった検事のジョン・リード(アーミー・ハマー)を甦らせる。レンジャー部隊の英雄である兄ダンを何者かに殺された過去があるジョンは、兄の敵を探すためにトントと手を組む。しかし、法に基づく正義の執行を求めるジョンと、復讐のためなら手段を選ばないトントはまったく噛み合わない。しかし、愛する者に再び魔の手が迫り、マスクをつけた謎のヒーロー“ローン・レンジャー”として生きる覚悟を決めたジョンは、白馬シルバーを従え、無敵の相棒トントと共に巨悪に立ち向かう…。



大コケの理由は、陰気で残酷、との情報に、うきうきしながら前売券購入した事を後悔し、
さっさと観ようと向かった劇場。

感想は…。
車窓からの旅、時々下車観光な感じのバス、愉快な時間るんるん

愉しい(愉快の意)事を、ちょこちょこ全体にちりばめてあるので、
楽しむ移動楽しむ移動と、細かな感情の起伏が続いていく。
なので、進むにつれ、先にあったイベントを忘れていくのが、もったいない(≧ω≦)。
終着駅に着いて、よくわかんないけどあ〜楽しかった的な…。

冒頭の、一緒に行かなきゃ逃げられない且つ乗客達も救わなきゃ!の、ちぐはぐ二人組の列車脱走劇や、
飛んできた金属棒刺さったら死ぬ〜たらーっ(汗)が二人の間にグサッ(お約束:笑)。
ホッとするもつかの間、もっとおおごと!列車本体が向かってくるよ〜、きゃ〜あせあせ(飛び散る汗)を救ったのは、
さっきの金属棒だったり(棒ちゃん、実は救世主(笑))。

荒野の七人ばりのかっちょいいおっちゃん達VS悪党達&馬VS汽車。

鉱山から出てきた荷車、シーン状態からドッカーン。
めっちゃサラっと流してたけど、橋大大爆発、等々。
色々、お楽しみ所があった。

ちゃんと、冒頭の護送中の列車の床にピストルがあった理由も終盤明らかになるし…。

生きてる人から心臓取り出して食べちゃったり、既に怯えてる相手をさらにいたぶるエグい場面も多くて、(ディズニーがどんな位置付けかわからないけれど)こういう演出が陰鬱評価になったのかな?と思ったり。
もっと凄まじい作品もあるのにディズニーだからダメなのかな?。
そもそも床に落ちたポップコーン普通に食べる時点でNGなのかしら?(謎)。

インパクト大だったのは、お馬さん。
ラスト、ジョンの「決めたよ、馬の名前はシルバーだ」の台詞に…。
うまがシルバーって駄洒落?とばかうけいたしましたヾ(▽^ )ゞ。
(←ば読みがリンク)
(あらすじに既にシルバーって書いてあるのに、今更なんですけど:イジイジ)

基本の所で、笑っちゃった理由は、ユニークな白馬ちゃん。
救う人はこの人!と決めたらまっしぐらな頑なな信念とか、屋根に登るし、サソリ食べるし、汽車と並走してナイスキャッチしたりするし、常にいて欲しい場所に来てきっちり仕事するんですもの。
「とぼけた優しい表情」と「デキる仕事」のアンバランスさも良かった。

お馬さんといえば。。。
メイキング映像でジョニデが落馬しちゃう様子が映ってた時、ジョニー(トント)が乗ってるお馬さん、走りながら一瞬ちらっと自分の背中の方を見て、何かを確認して前を向いた途端、ジョニーが落ちて…。
お馬さんには、事前に「あ!乗ってる人落ちる?」ってわかってたんだ〜、すごぉい!と思った次第。
プロなお馬さんだっ!と感動いたしましたよ。

当時の列車は馬が追いつける速さだったのねという思いと、ダン兄ちゃんかっこよかったなぁという思いと、お馬さんでウィリーやってみたいという思いと、ソーシャルネットワークの時の双子ちゃんと今回のジョンが同じ人だった事への驚きと、象牙のおみ足で百発百中のヘレナを思い出す度山本リンダの「狙い撃ち」を歌いたくなる思いと、展示場の先住民はジョニーが演じていたのかな?という疑問と、SL列車乗りたいと願うも真っ黒になるから、と、断り続けられているので、汽車に石炭くべてる人だけがすすけているのがどうしても不思議で、真っ白い衣装も白馬ちゃんもすすけるのが本来の姿なのでは?と思う夏の日。

「お気に入りのお馬さんウィリー」


posted by みぃみ at 10:50| Comment(15) | TrackBack(26) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月10日

映画:「ワイルド・スピード EURO MISSION」♪。

平成25年7月10日(水)晴れ

映画:「ワイルド・スピード EURO MISSION」


監  督:ジャスティン・リン
脚  本:クリス・モーガン
キャスト:
 ドミニク(ヴィン・ディーゼル)
 ブライアン(ポール・ウォーカー)
 ホブス(ドウェイン・ジョンソン)
 レティ(ミシェル・ロドリゲス)
 ミア(ジョーダナ・ブリュースター)
 ローマン・ピアース(タイリース・ギブソン)
 テズ・パーカー(リュダクリス)
 ジゼル(ガル・ギャドット)
 ハン・ルー(サン・カン)
 オーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンズ )
 ライリー・ヒックス(ジーナ・カラーノ)
ストーリー:
リオの犯罪王から100億円を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニク(ヴィン・ディーゼル)の前に、FBI特別捜査官ホブス(ドウェイン・ジョンソン)が現れる。
ホブスは、世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を追跡中だったが、警察も軍も歯が立たず、その組織を壊滅させるために、ドミニクとそのチームに協力を要請しにきたのだ。
さらにホブスは、死んだと思われていたドミニクの元恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)が生きており、その犯罪組織に関係している事を仄めかす。
なぜレティが?、ショウ(ルーク・エヴァンス)という謎の男が率いるその犯罪組織の目的は一体何なのか?、ドミニクはブライアン(ポール・ウォーカー)達馴染みの凄腕ドライバーを招集して決戦の地、ヨーロッパに降り立つ。全ての謎を解き明かし、今度こそ仲間全員で自由を手に入れるために…。


肉厚豪快力技スターさん達もお歳をめされ、あっちもこっちも坊主頭。
その方達が色んな作品に登場するので、目を閉じれば竹の子畑(季節的にはサーティワン?)が浮かんでくる最近。
煌めく光と流麗な走りで魅せる車達を愛でに行って参りました。
(決して滑らかな頭達を拝みに行った訳ではありません)

冒頭のドミニク&ブライアンの美しい走りにうっとり。
新妻ミアと可愛い赤ちゃん、幸せいっぱいの家族の様子にほっこりわーい(嬉しい顔)
人間味のあるプロフェッショナルな「家族」、ドミニクチーム。
走ってても戦ってても、愛を感じる〜

対極な「機械的結合」のショウのチーム。
結果が全て、ミスは自分で解決。厳しいっふらふら
でもでも、アダム・スミス的な資本主義、自由競争・弱肉強食の世界は弊害発生が必須。
本物の機械ならいざしらず、感情のある人間だもの。
繋がりの希薄さは、発揮する能力にもブレーキがかかるのね、と、個々の技術は高いもののどこか不安定でバラバラなショウチームの様子に、そう思った。

目的の為ならやりたい放題のショウ←悪役。
頭のおかしいぶーちゃんなら素直に憎めるのに…。
美男子なんですもの、理性的なんですもの。。。
「カッコイイ男の煙草の煙は臭くない」状態に。←ハンサムなら大概の事は許せるの意。

互いの車を駐めて、レティの事話してるドミニクとショウを見ながら…、
ん〜、車(セダン)どっちの助手席に乗りたいかな〜?と考えた。
ハゲも小顔もどっちも魅力的…迷っちゃう揺れるハート〜〜←おいっ。
いつの間にいたの!?なホブスの登場に、クスッ(^艸^)。

もうひとつ。ツボだった台詞は「ケツに戦車だぜ」
車を徐々に踏み潰す戦車が鰐っぽく、獲物をくわえ込もうとはんぐはんぐしてるようで…。
面白かった(≧〜≦))ププッ。

ロドリゲス姐さんは、相変わらずかっこよくて、色っぽい。
色っぽいといえば、すらっとした美人ジゼルとグラマーな美人ライリー。
ライリー、警察官が3分の1程お胸を見せながら働いていいの?と思ってたら、ショウチームだった(笑)。
ショウの「来るか?」の言葉に、視線はレティへ向かっていたら、「行くわ♪」と返事したのはライリーって(爆)。

女同士の戦いは大迫力。
とどのつまりは、噛み付くんか〜いっ 煤S( ̄0 ̄; )ノオットッ。

ぶっこわして、ふっとばして、大ジャンプして、殴り合って、クライマックスは引きずりおろして大爆発。

ハイパーアクション+芸術的なカーレース+セクシーな色恋。

大満喫かわいい

エンドロール辺り…。

ハンのFD3Sにぶつけた車!。
ハン様に何するのよっ!パンチと怒っていたら、ハゲ3!登場〜!。
あーーん。。。
髪の生えてるいい男を、ハゲてるイイ男がぁぁぁ。。。
悲しみと嬉しさに、じんわり涙ぐむ…。。。

ハン、ジゼルの元へ行ったのなら、お幸せに。
(二人共、実は生きてたらいいなぁ…。)

ハゲトリプル(3)(ハゲクアドラプル(4))を満喫できそうな次作もとっても楽しみ☆なのであります。

(颯爽と現れたハゲ3の「俺はイアン・ショウ」という台詞に、ルーク様とステイサム様が血族という設定に、しばし時間を要した事は内緒(^_-)☆。だって〜お顔のサイズが…。)

あ〜、良い時間だったぴかぴか(新しい)

【いただいた金爆のステッカーとポップコーン】
ワイスピ.jpg
キャン様ラブなので、もらえて嬉しかった。
仕事中のおやつにさせていただきました。
THANKS!!。
posted by みぃみ at 11:07| Comment(24) | TrackBack(22) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月06日

映画:「ヒッチコック」♪。

平成25年4月6日(土)台風

映画:「ヒッチコック」

監   督: サーシャ・ガヴァシ
脚   本: ジョン・J・マクロクリン
原   作: スティーヴン・レベロ
キ ャ ス ト:
アルフレッド・ヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)
アルマ・レビル(ヘレン・ミレン)
ジャネット・リー(スカーレット・ヨハンソン )
ペギー・ロバートソン(トニ・コレット)
ホイットフィールド・クック(ダニー・ヒューストン)
ヴェラ・マイルズ(ジェシカ・ビール)
ルー・ワッサーマン(マイケル・スタールバーグ)
アンソニー・パーキンス(ジェームズ・ダルシー)
エド(マイケル・ウィンコット)
ストーリー:
1959年、作品の高評価とは裏腹に監督としてはアカデミー賞に縁遠かったアルフレッド・ヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)は、後にサスペンス映画の金字塔と称される『サイコ』の製作に着手。
しかし独創的かつ奇抜であるがゆえに資金繰りは難航し、数々の困難に見舞われてしまう。さらに、常に彼を支え続けてきた最大の理解者である妻アルマ(ヘレン・ミレン)との関係までほころびが生じてきて…。


人の暗部と精神世界を、衝撃的で美しくない絵を伴って描き、見る者の心を刺激し興奮させる。
語り継がれる名作には名作たる由縁があるのだろうけれど、そういう形の作品を公の場に発表し、多くの人に見てもらおうとする人間の心理を知りたくて、観賞。

当然、供給する側の制作欲と、そういった作品を観たいという需要があるからの公開なんだろうけど…。
敢えてそういう形の作品を作り、又、観賞する事、このどちらも理解できない私。。。
シャットアウトしてきたそういう世界を覗き見るきっかけを掴むなら、
巨匠と言われる人間と、その周りの人物達を、名優達が演じるこの作品からだろう、と観賞決定。

「天才は独りにして成らず。」

才能と常識を兼ね備えたリスペクトしてくれる人達あってこそ、輝いて生きる天才の才能。

作品を創る過程に於いて。。。
人生を懸け英知を駆使し、それに応える協力者達の姿を目にし、心が震えた。
多くの才能達が共鳴し、互いに心血注いだ作品は、時を越えて生き続けるのだろう。

絶対的自信があるのに小心者で、自分は浮気性なのに嫉妬深く、
我が儘だけど、やっぱり凄い、そんなヒッチコックを演じるアンソニー・ホプキンス。
シャワーシーンの狂気っぷりや作品作りに伴う想像場面には、ヒヤリとする恐怖を感じ、
どーしよーもない頑固身勝手じいちゃんの心の動きは、ちょっとした眉や唇の動きだけでも感じる事ができる。
上手い!。

上手い!と言えばヘレン・ミレンも。
愛しい夫の映画制作に懸ける想いの原点に微笑む表情や、
ちょっとしたアバンチュールにうっとり(←ローマの休日みたいだった)する仕草、
食事の準備をする後ろ姿だけで思いを表現したり、
遂には、夫に、「私はあなたの妻なのよっ、全力サポートしてるわよっ!」と
啖呵を切る様子は、迫力で。。。おっしゃるとおり〜ひらめきと拍手。

エンドロールラスト。

神が舞い降りた舞台の光に包まれながらの帰路は心地好かったぴかぴか(新しい)

監督=指揮者。
大集団のオーケストラと、それを率いる指揮者の紡ぐメロディーを、私達は見せてもらっている。

魂の吹き込んである作品は永遠なのよね。きっと…。。。

フォアグラのメーカーによる産地やコーヒーを空輸している様子に、先般観賞した、水はエビアンしか飲まずボルヴィックが入っているとその比率まで気付く天才ピアニストの話、ホルヴィッツとの対話を彷彿。彼も相当の変わり者だったようだ。
スカーレット・ヨハンソンのウエスト何センチなんだろう、細かった〜〜。
美食家で、ぽっちゃりした体形がトレードマークのヒッチコックになった、でっぷりんこなえばりんぼ(いばりんぼの意味:笑)アンソニー・ホプキンスが拗ね拗ねドカ食いしたりヨーグルト食べてる姿、可愛かった〜。

いいもの観た〜かわいい

ぼそっと一言:右隅や左隅にある映倫のマークは検閲承認済の意味だったのね♪。


【ヒッチコックによる解説】
posted by みぃみ at 12:15| Comment(16) | TrackBack(18) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月29日

映画:「シュガー・ラッシュ」♪。

平成25年3月29日(金)晴れ

映画:「シュガー・ラッシュ」

監   督:リッチ・ムーア
脚   本 ジェニファー・リー 、フィル・ジョンストン
製作総指揮:ジョン・ラセター
製   作:クラーク・スペンサー
音   楽:ヘンリー・ジャックマン
主題曲/主題歌:AKB48
キャスト:
ラルフ : 山寺宏一
ヴァネロペ : 諸星すみれ
フェリックス : 花輪英司
カルホーン軍曹 : 田村聖子
キャンディ大王 : 多田野曜平
ストーリー:
アクション・ゲーム<フィックス・イット・フェリックス>の悪役キャラを30年間も演じているラルフ。人々から嫌われている状況にうんざりしていた彼は、みんなに愛されるヒーロー・キャラになりたいと願っていた。30周年のお祝いの日、自分だけがパーティーに招待されなかった事に我慢の限界に達したラルフは、自分のゲームを飛び出してしまう。
<ヒーローズ・デューティ>のメダルを手に入れたものの悪キャラサイ・バグに襲われ、お菓子の国のレース・ゲーム<シュガー・ラッシュ>に迷い込んだラルフは、不良プログラムであるためレースに出場できず仲間はずれになっている少女ヴァネロペと出会う。
次第に仲良くなっていく嫌われ者のラルフと仲間はずれのヴァネロペ。
だが、ゲーム界の掟を犯すラルフの脱走は、ゲームの世界全体に災いをもたらしていた。
ゲームのキャラクターたちがパニックに陥っているなか、“シュガー・ラッシュ”とヴァネロペに隠された恐るべき秘密を知ったラルフは、ヴァネロペを救い、ゲーム界の運命を変えるために立ち上がる…。


疾走感と迫力のあるぽっぷきゅ〜とな世界に、満足るんるん
15:00のおやつと遊びの時間を、満喫手(チョキ)

全てがまぁるく繋がって。。。
「必要だからあなたはいる」の優しいメッセージに、ほっこりの作品ぴかぴか(新しい)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふと、思い出した事。。。
【釈迦の縁起説:物事はすべて因と縁によって生滅する。】
「結果」は「原因」がもたらすものなるも、実際は、そこに「縁」が加わったもの。
原因によってもたらされる結果という必然のものに、縁という偶然のものが加わって真の結果が生まれる。
よって、物事は、必然でも偶然でもなく、お互いの関係性によって成り立っている。

ラルフが壊す悪役キャラクターな事。ヒーローは直すキャラクターな事。
自分のゲームから逃げてきたキャラクターから衣装を奪い、ラルフがそのゲームに参加。
ラルフはメダルをゲットするも、悪キャラサイ・バグに襲われてレースゲームの世界へ。
レースゲームの世界で出会った少女がレースに参加するために、そのメダルは使われて。
ラルフが連れて来ちゃったサイ・バグのせいで(おかげで)、運命の人に巡り逢う軍曹とフェリックス。
ラルフが、戻った本来自分のいるべき世界は、自分のせいでパニック。
でも、そのパニックのおかげで、ヴァネロペのゲームの世界の異変に気付くラルフ。
直す仕事のフェリックスと協力してヴァネロペの世界を救おうとするも、そこには別の危機も発生していて。
その危機を救えるのは、壊すのが仕事の自分だけ、と立ち向かうラルフ。
命を懸けたラルフを救ったのは…、復活したレーサーのヴァネロペ。

そうそう、「輪廻」よ。ぐるぐる回るのよ。
偶然は必然、必然は偶然なのよなぁんて思いながら鑑賞。
世の中って深いわ〜、人生って深いわ〜。。。と可愛い画面見ながら思ってた。

SEGAのソニックや、小一の時鉛筆と消しゴムで遊んだパックマンの登場に
<シュガー・ラッシュ>のレースに出場するキュートなルックスの勝気なキッズ達。
一昔前のギャルっぽい〜と思っていたら。。。
タフィタの黒い涙(アイライナー)に、(。・w・。 ) ププッ

80年代の三頭身フェリックスが、きめ細やかなお肌でリアリティ溢れる八頭身の美人軍曹に惚れ…。
自分はぼっこぼこにされ(笑)ながらも、窮地から脱しようと頑張るフェリックスに惚れるカルホーン女史。
両想いになって、ちゅ〜キスマークは、微笑ましかった。
なんでも直せる(治せる)ハンマー、便利だよね♪(壊せないのが難点:笑)。

ボードゲーム、ゲームウォッチ、ファミコンと遊んできて…。
プレステのリアルすぎるFFキャラクターにびびったのと同じ感覚を、
ゲームのキャラクター達も感じたりするのね(^^)。

英雄役は英雄としての任務を、
悪役はセラピーに通いながらも自分達の役目を、
各々が果たしているゲームの世界。
もしかしたら、一般労働者の立場が色々思う事はあるも、一番楽ちんなのかな〜?とも。

超危険な虫さん達が光に自ら集まって昇天なさっている様子に…。
なんて賢いのラルフちゃん☆と。
あ!<ヒーローズ・デューティ>の世界が真っ暗なのは、これが理由なのねひらめき
(空を飛ぶタイプの虫は、走光性の性質を持ち、太陽や月の光を目印にして方角を定めたり雌雄の出合う機会を増やしているらしい)

最後のラルフとヴァネロペ、アベンジャーズのハルクとアイアンマンに見えた。

面白かった〜グッド(上向き矢印)
posted by みぃみ at 16:45| Comment(20) | TrackBack(16) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月14日

映画:「オズ はじまりの戦い」♪。

平成25年3月14日(木)晴れ

映画:「オズ はじまりの戦い」

監  督:サム・ライミ
原  作:L・フランク・ボーム
撮  影:ピーター・デミング
美  術:ロバート・ストロンバーグ
音  楽:ダニー・エルフマン
キャスト:
ジェームズ・フランコ (Oz)
ミシェル・ウィリアムズ (Glinda)
レイチェル・ワイズ (Evanora)
ミラ・クニス (Theodora)
ストーリー:
カンザスの手品師オズ(ジェームズ・フランコ)は、あるトラブルから逃げる為、気球に乗り込んだ所、竜巻に巻き込まれてしまう。恐怖の時間が経ち、穏やかに飛行し始めた気球が漂っていたのは美しい魔法の国・オズだった。邪悪な魔女が支配苦しんでいる民たちは偉大な魔法使いオズが国を救うとの予言を心のよりどころにしていた為、魔法使いと同じ名前であるオズは救世主だと信じられてしまう。
救世主として、西の魔女セオドラ(ミラ・クニス)の案内で、彼女の姉である東の魔女エヴァノラ(レイチェル・ワイズ)の住むエメラルド・シティの宮殿へ行ったオズ。二人の美貌と財宝に目が眩んだオズは、南の悪い魔女を倒せばこの国の王になれるとのエヴァノラの言葉のまま、翼の生えた猿・フィンリーとともに南へ向かう。道中、悪い魔女により破壊された陶器の町を通るオズ。孤児となった陶器の少女と出会い、邪悪な力により虐げられた様を目の当たりにしたオズは、国を救おうと思い始める。南の魔女グリンダ(ミシェル・ウィリアムズ)の所に着いたオズは、グリンダの清らかな美しさと優しさに彼女が邪悪な魔女なのか?と、オズが疑問を持ったとき、魔法の国の秘密が明され…。


「オズの魔法使い」のお話が。。。
モテモテプレイボーイのもたらした女の恋愛合戦に由来してたとはっ!?。

オズちゃん、お母さんの形見何個持ってんねん?。
複数の相手と交際中は、同じプレゼントがベストっていうけど、交際相手同士がバッティングすると危険だわっ。
そうそう、メドゥサが怪物になったのも女性の嫉妬心から、お岩さんが化けるようになったのも意地悪された口惜しさから、女の情念って恐いのよ〜〜。

あのオルゴールの音楽、オープニングにも流れてて、心地好い。
映画の持ってる雰囲気もワルツな感じるんるん
男と女、善と悪の国取り合戦を…。
ずんちゃっちゃのリズムでダンスダンス〜なんちゃって(笑)。

映像も美しくて。。。
お祭りの見世物小屋やサーカスな場面は懐かしい気持ち。
危機一髪神様助けて〜な空の旅はドキドキ。
オズの国の美しい色彩にはうっとり。
アトラクション体験してるようだった。
映画館の椅子に座ってるだけなのに。。。
滝の場面にはふわっとなったし、ちらっと見えた虹の美しいこと〜。
コバルトブルーのハチドリちゃんもピンクの蝶々も、綺麗だった〜。

お部屋に入る前にはノックをexclamation、逃げろ〜ダッシュ(走り出すさま)、え?飛び込むのたらーっ(汗)等、コメディー要素も愉快で…。
まあるいふわふわの中、入ってみたいよ〜。

南の魔女は霧、東の魔女は電気、西の魔女は炎なのね。北の魔女は?(謎)。
演じてる女優さん達が、キャラクター像とぴったりなのも良かった。
私の場合、美人さん度は、わるいこ姉妹に軍配位置情報

仲間が増えてくところは、桃太郎さんのよう(o^冖^o) 。
翼の生えたお猿さん。。。
荷物重いよ〜っ(x_x)と、引きずってたけど、飛んだらあっさり持ってるぢゃん(笑)。
獣の雄叫び…、お猿が牛さんの真似って(笑)。
何の叫びかわからなかった。アメリカでは牛はああ鳴くのかな?。

オズ&陶器の女の子及びお猿さんのエピソードに、うるうる(T^T)。
かつて、歩けない女の子を助けられず、慕ってくれる助手さんを馬鹿にしてたオズ…。
その場しのぎで優しくなかったオズが、悪い魔女をやっつける冒険をするうち…。
陶器の女の子が歩けるように努め、手伝ってくれるお猿さんには、友よありがとうと感謝する人になっていたわーい(嬉しい顔)

「環境が人をつくる」って本当かも。
(平社員が突然社長になりおたおたなるも、周りがそう扱うことによって自然と社長らしくなっていく)

このお話が。。。

カンザスからお家ごと竜巻に巻き込まれてオズにやって来るドロシーに繋がるの…。
良いかも、と。
ドロシーに西の魔女をやっつけるように言うオズちゃん、あなたって罪な人…(爆)。
実の所、大王オズちゃんは、オズの国にやってきた単なる奇術師のおじいさんで、お家に帰りたいドロシーの願いを叶えようと気球を使うも一人で離陸。
ドロシーは、善い魔女に助けてもらって無事カンザスへ帰宅するのよね♪。
この作品を鑑賞し。。。
オズちゃんってイケナイ人…と、かつて子供心に感じた謎が解けたのでありますひらめき

posted by みぃみ at 15:52| Comment(16) | TrackBack(24) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月05日

映画:「フライト」♪。

平成25年3月5日(火)晴れ

映画:「フライト」

監  督:ロバート・ゼメキス
脚  本:ジョン・ゲイティンス
音  楽:アラン・シルヴェストリ
キャスト:
デンゼル・ワシントン (Whip Whitaker)
ドン・チードル (Hugh Lang)
ケリー・ライリー (Nicole)
ジョン・グッドマン (Harling Mays)
ブルース・グリーンウッド (Charlie Anderson)
メリッサ・レオ (Ellen Block)
ブライアン・ジェラティ (Ken Evans)
タマラ・チュニー (Margaret Thomason)
ナディーン・ヴェラスケス (Katerina Marquez)
ジェームズ・バッジ・デール (Gaunt Young Man)
ガルセル・ビュヴァイス (Deana)
ストーリー:
フロリダ州オークランド発アトランタ行きの旅客機に乗り込んだウィップ・ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)。一流の操縦テクニックを誇る彼は、機体が安定すると副操縦士に任せて眠ってしまう。突然の急降下に目覚めると、機体は制御不能に。止まらない降下に、ウィトカーは、機体を逆さまにする背面飛行を決行。前方に現れた草原目指し、元に戻した機体で、決死の不時着陸に挑む…。
アトランタの病院で目覚めたウィトカーは、パイロット組合幹事のチャーリー(ブルース・グリーンウッド)から、102人中生存者は96人だと告げられる。高度3万フィートからのそれはまさに奇跡の着陸だった。
乗客の命を救ったヒーローとしてマスコミの注目を浴びたウィトカーだが、事故の後はマスコミから身を隠す。実はウィトカーは、アルコール依存症のうえ、コカインも吸引して飛行機を操縦していたのだ。彼でなくては墜落していた奇跡の操縦だが、同時に最も危険なパイロットでもあった。その事実が明らかになれば、彼は英雄ではなく、犯罪者となる可能性もある。検査で彼の体からアルコールが検出され、周囲からの証言も合わせ、ウィトカーは次第に追いつめられ…。


某作品鑑賞前の予告にて…。
「誰がどう動くかが全くわからない、それぞれの思惑が交錯するのが見所!」
との情報に、二転三転、昨日の敵は今日の友、になるのかと思いきや。。。

登場人物達が、当たり前の事を当たり前にやっただけ。

航空会社は賠償額をできるだけ減らそうとし。
警察はパイロットの過失を証明しようとし。
依頼人であるパイロットを守るのが職務の弁護士は、その職務を有能に全うし。
組合長は組合と友を守りたくて尽力し。
真実を述べると宣誓し、真実を述べて刑務所送りになったパイロット。

ちっとも攻防なんて、駆け引きなんて無いやんけ〜。。。

この作品は、搭乗者達の命を救う為に全力で職務遂行を行い、
逃げずに受刑してアルコール依存症克服に精進し、
その事を知った疎遠だった息子との関係が修復され、
恋人や友人達に支えられ始めた男の物語。
これこそが「英雄」というもの。美しい話だろう。感動したかい?。
と、本気で大人達が言おうとしているのなら…、未来が心配になる。

お給料の内の仕事をやって、ちょっと好結果だったから天狗になって、
自分の為に動いてくれてる人達を小馬鹿にし、自己保身の為に他人に嘘を強要し、
物を投げたり壊したり、酒を飲まない約束も何回も守れない。
死人に口無しになった好きな女に罪をかぶせなかったのが唯一の救い、通常人であるギリギリのラインを守っただけのアルコール&ヤク中男の話、としか思えない。
私には、この作品、合わなかったんだと思う。

む〜ん。。。残念。。。
キャストさん達、めっちゃE〜のに…。
posted by みぃみ at 15:01| Comment(18) | TrackBack(24) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月26日

映画:「横道世之介」♪。

平成25年2月26日(火)晴れ

映画:「横道世之介」



監  督:沖田修一
脚  本:沖田修一・前田司郎
原  作:吉田修一
音  楽:高田漣
衣  裳:纐纈春樹
ヘ ア・メイク:田中マリ子
キャスト:
高良健吾 (横道世之介)・ 吉高由里子 (与謝野祥子)
池松壮亮 (倉持一平)・ 伊藤歩 (片瀬千春)
綾野剛 (加藤雄介)・ 井浦新 (室田恵介)
國村隼 (祥子の父)・ きたろう (横道洋造)
余貴美子 (横道多恵子)・朝倉あき (阿久津唯)
黒川芽以 (大崎さくら)・ 柄本佑 (小沢)
佐津川愛美 (戸井睦美)・ 堀内敬子 (祥子の母)
ストーリー:
1987年、長崎の港町生まれの18歳。
横道世之介(高良健吾)は、大学進学のために上京。
お人好しの彼の周りには人が集まり、世之介は、祥子(吉高由里子)、倉持一平(池松壮亮)、加藤雄介(綾野剛)達と共に過ごしていた。
加藤や倉持との男同士のつきあい、お嬢様の祥子との恋や年上の魅力的な千春(伊藤歩)へのあこがれ等のある大学生活。。。
数年後、ある事件をきっかけに、世之介との思い出を記憶から呼び覚ました、友人達は…。


自分の事を誰かが思い出した時。。。
会えなくなって寂しいと泣いてもらえる事。
出会えて良かったと微笑んでもらえる事。
どちらも幸せな事なのよ揺れるハート。。。と感じた作品。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

懐かしい事柄が、沢山映像の中にあった目
・女の子の前髪のくるっとカールとすだれ(後にカーポート型)おろし。
使い勝手の良い男性用スプレーを見つけ、秘密兵器とむふむふしてたら。。。
 常盤貴子さん起用のCMが始まり…。
 どんどん女性に浸透していき、何となくショックv(≧□≦)vだった)
・靴下は、レース付き又は三つ折。
・紐は金の鎖、黒色のキルト地バッグ
(某高級ブランドもどき:笑。実はもどきを愛用してたカバン
・上着は、ズボンにIN。
・片付時は、イヤホンコードをぐるぐる本体に巻き付けるウォークマン。

お気に入りは、「ダブルデート関連」と「不気味なお隣さん」の場面。
佐津川愛美ちゃん(体操上手なの)の、ぽっちゃりしもぶくれ&くるくるおめめなお顔と、待ち合わせ場所のオープンカー(Cabrioletと書いてあったような)の宣伝看板に。
脳内BGMは。。。
♪なんてったってアイドル〜赤いコンバーチブルからドアを…。
ロードスター、ビート、カプチーノ、RX7、憧れたな〜。
周りは、スープラやプレリュード乗ってる男の子が多かったような…。

祥子のお父さんの「夢」
「東京湾埋める、ぢゃなくて、東京湾埋める事」。
姿を現した祥子の。。。
お父さんは、國村隼さんっ。お母さんは、堀内敬子さんっ。
お屋敷には、寅、貼付けられて跳んでたし、鹿、首だけになってたし。。。
ほんまに東京湾に埋められそう…((゚Д゚ll))。
「を」と「に」の違いに、笑いすぎて壁にぶつかった祥子の頭に。。。
何かがごんってふってきて、床へとフェードアウトしていったのが面白くて(*σ≧▽≦)σ。
あまりに早い動きだったので何だろってじーっと見ていたら、つばひろ帽子だった。
祥子が普通に拾って、壁にもっかい掛ける仕草も良かった。

死んでるかもしれない(笑)開かずの部屋。
開くはず無い、と油断してたら突然声が…びびったさがく〜(落胆した顔)
出てきたのは…ステキなお兄さん。
意外すぎて、世之介にしがみついて固まってる祥子の気持ち、よくわかったひらめき

千春さん、いつも同じお洋服なのはどうして?。
彼女のお母さんがお手洗いに向かう時、違う方向に行きそうになって心配する二人。
微笑ましかった〜。
私も、よく迷子になるので、共感。ひとつの百貨店なのになんで三つも繋がってるの?。
あっちにもこっちにも同じ会社のビルがあったら、どれがどれかわかんないよ〜。

でっかいスイカをサクッと切ったステキな綾野君。
手でもすっとスイカ割れちゃうのね。かっこいい(。☆◇☆。)。
リズミカルなスイカカットは、サンバのリズム。
じっとしてても気付けばアミーゴ〜るんるんな綾野君。
クールなイケメン君のホットなダンスというアンバランス具合、おもろ〜。

さすがの余さん、どんな役も完璧。
余さんの愛しい息子の思い出を語る母の声と吉高ちゃんの演技に、
ある出来事で縮こまった心がほぐされていって。。。
世之介の撮った、これなぁに?が、わんこちゃんと判ったときには笑顔わーい(嬉しい顔)
きたろうさん、ユーモラス。
「DIVE!!」(森絵都さん)の池松君がパパ役かぁ…と感慨深く。
大好きな映画なの)

誰かの感情的な思いを、ふんわり返す世之介。
当初は、え?その反応?と訝るも。。。
それは、彼の素直な気持ちだとわかり、心を開いていく周りの人達。

きつめのレシーブ打ってこられても、打ち返すトスの優しい世之介。

最期を迎えた時、誰かに泣いてもらえる幸せ。
誰かが自分の事を思い出した時、出会えて良かったなって笑顔になってもらえる幸せ。

色んな形の幸せがあるんだな〜って思った。

華やかに賑わうも儚く散り、でも、記憶にずっと残る春の桜の木みたいな作品ぴかぴか(新しい)

好きだ〜キスマーク
posted by みぃみ at 10:17| Comment(10) | TrackBack(15) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月22日

映画:「ダイ・ハード/ラスト・ディ」♪。

平成25年2月22日(金)晴れ

映画:「ダイ・ハード/ラスト・ディ」

監督:ジョン・ムーア
撮影:ジョナサン・セラ
音楽:マルコ・ベルトラミ
キャスト:
ブルース・ウィリス (John McClane)
ジェイ・コートニー (Jack McClane)
メアリー・エリザベス・ウィンステッド (Lucy McClane)
コール・ハウザー (Collins)
ユーリヤ・スニギーリ (Irina)
ゼバスチャン・コッホ (Komorov)
ストーリー:
久しく会っていなかった息子ジャック(ジェイ・コートニー)がロシアでトラブルを起こした上に、ある裁判の証人となったと知らされた刑事ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)。身柄を引き取りに現地を訪れた彼だが、そこでテロ事件に巻き込まれてしまう。相変わらずの運の悪さを呪いながらも、混乱状態に陥った状況下でジャックと再会するマクレーン。しかし、なぜか親子一緒に次期ロシア大統領候補の大物政治家、大富豪、軍人らが複雑に絡む陰謀の渦中へと引きずり込まれるハメに…。


「腐っても鯛」、なぁんて失礼な事は言いません( ̄ー ̄)。
「医者と坊主は年寄りがよい」・「老いたる馬は道を忘れず」。
経験に勝るものなし!。
「親思う心に勝る親心」に感謝し、
「鳩に三枝の礼あり烏に反哺の孝あり」を心がけようと思った<(_ _)>アリガト。

2組の親子:父と娘・父と息子の関係を通して、働くお父ちゃんの姿って子供達にどう見えてるの?って考えた。
たま〜に、お父さんのようにならないためにもしっかり勉強して大きな会社に入って…という話を聞いたりするけれど、家庭っていう責任を背負い家族を養ってる世の中のお父ちゃん達への尊敬と感謝の思いがこみ上げてきた。

すっかり大人になってるジャックからのジョンへの「dad!」に、うるっ。
さっき「お父さんって言ったか?」と嬉しそうなジョンに「耳に水入ったんじゃね?」と突っぱねる様子に、ほっこり。
(ジョンってば、聞こえてたのにわざと返事しなかったのね。父ちゃんって呼ばせる作戦大成功〜

ジャックとジョンのハグする話やハゲ話(5年ではハゲないっしょ:笑)若者か年寄りか、のやりとりも楽しい(^^)。

カーチェイス、銃撃戦、ヘリVS生身の人間又は車、
そして…高層階からの大ジャ〜ンプは迫力満点かわいい
宙を飛ぶってそーゆー事どんっ(衝撃)、丈夫な設計だったり重さのある車はそう使う方法もあるのねexclamation×2と。
真っ赤なかっこいい車がぐっしゃ〜ってなった時はもったいない(≧ω≦)、ぶつけられてぐるぐる回ってあげく下の道路に落下した青い車の人は気の毒に思うも、いけるとこまでいっちゃえーーっ!と途中からテンション上がりまくりグッド(上向き矢印)
ユーリ
(←伏せ字)を、ぽいって投げちゃったのには、びっくり〜がく〜(落胆した顔)
(任務が血を流してるのは気遣うも、任務外なら天誅って…:爆)

全てが絵になるブルース・ウィリス、ステキッ♪(´∀`人)oO。
一生懸命やってるのに、ぽこぽこ抜けてる息子のフォローをしてる豪快父ちゃん姿も
息子の成長を優しいまなざしで嬉しそうに見つめる表情も、良かった。

三つ数えるから…のあれは、お約束だよね〜(笑)。

若い筋骨隆々君も要チェキ!?。

ところで、CIAってあんなにできない組織なの?。
チャガーリンとユーリの蝸牛角上の争いに、いいように利用されちゃうなんてたらーっ(汗)
そして、イリーナ ちゃん…。
パパの仇〜っ!って、突進しちゃぁいけません。
朝雨女の腕まくり、そのものあせあせ(飛び散る汗)

「禍福は糾える縄の如し」。
何が良くて何が悪いかなんて、わからない。
ラッキーな事が実際の所アンラッキーだったり、
災難だと思っていたことが幸福の前兆だったりもする。

I will spend fun in my life everyday.


posted by みぃみ at 16:27| Comment(16) | TrackBack(25) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月14日

映画:「ボクたちの交換日記」♪。

平成25年2月14日(木)晴れ曇り

映画:「ボクたちの交換日記」

監  督:内村光良
脚  本:内村光良
原  作:鈴木おさむ 『芸人交換日記〜イエローハーツの物語〜』
主 題 歌:ファンキーモンキーベイビーズ
キャスト:
伊藤淳史 (田中洋平)・ 小出恵介 (甲本孝志)
長澤まさみ (新谷久美)・ 木村文乃 (宇田川麻衣子)
川口春奈 (甲本サクラ)・ ムロツヨシ(福田)
佐藤二朗(ビッグチャンス社長)・佐々木蔵之介(川野)
ベッキー・カンニング竹山  
ストーリー:
結成12年目を迎えながらもいまだに売れる気配のないお笑いコンビ「房総スイマーズ」の甲本孝志(小出恵介)と田中洋平(伊藤淳史)。コンビの将来について膝を突き合わせて話すことをしてこなかった二人だったが、彼らはもう30歳。お笑いに情熱を傾け続け、相方と一緒に成功したいと願いつつも後がない二人は、互いに本音を語り合うべく交換日記を始める。次第に真剣に互いの本音をぶつけ合う二人は、再び夢と向き合い、某お笑いコンテストにすべてを賭けて全力投球を開始…。


「さぬき映画祭2013」ディレクター:本広克行氏の上映作品からチョイス。

1/224名として、参加してきました〜。

上映会ゲストは、ムロツヨシ(俳優)さん、細谷まどか(プロデューサー)さん。
(お手洗いに向かっていたらムロさんと至近距離ですれ違い。。。
 ふんわりふわふわの髪、本番は、くるくるくるりんに、セットなさってた)

本広監督から司会を頼まれたムロツヨシさん、盛り上げてくれましたグッド(上向き矢印)
「カタカナ五文字で、ムロツヨシです。」
「七年前のピーナッツ撮影時はエキストラと間違えられ、悔しくて頑張って上ってきて、名前がチラシに載るまでになりましたっ!。」(´∀`)σ 。

ちなみに、この作品、エンドロールに注目目
ムロさんの役「福田」が、エンドロールで「フクダユウイチ」になっているようで…。
どうも、制作側の遊び心?らしい(要チェキ!)。
(福田雄一氏監督・脚本のドラマ「勇者ヨシヒコ」繋がり)


細谷Pが、お手紙で内村さんに、監督を依頼。
「お笑いの世界の自分が、その世界について描くのはどうなんだ?。」と悩むも、引き受けてくれた内村さん。
原作は漫才コンビなるも、内村さんの希望でコントの設定に。
他の内村さんオリジナルは、ご自身が水泳部だった事もあっての水泳場面及び灯台の場面。
灯台は、内村さん、7七年前のピーナッツ撮影時既に、チェックしていた場所との事。

コントは、内村さんのオリジナル。
内村さん直筆の(小学生並に汚い字らしい)原稿をもらい、練習する小出君・伊藤君。
もちろん、ムロツヨシさんも:笑。

実は、小出君と伊藤君。。。
そのコントを実際に新宿の劇場でやってみると、見事に滑りまくり┏(-_-|||)┓たらーっ(汗)
お笑いの世界って厳しいっパンチと実感した二人は、そこから本気の練習開始爆弾
ちなみに、その新宿の舞台で、唯一ウケたタクシーのネタ
元々は、「房総スイマーズ」のライバル「BB」のネタだったのを、小出君がお願いして「房総スイマーズのネタに」と奪い取ったムロさん曰く)そうな。
で、小出君。。。映画:「ストロベリーナイト」の撮影期間でもあり…。
被った時は、伊藤君の相手をムロさんが、
ムロさんの相方さんが来られない時は、内村さん自らがムロさんの相方役をやってたらしい。

こちらの作品。。。
原作、舞台(オードリー若林&田中圭:トークによる場面展開が見所)、映画化との事。

ちなみに、香川県のうどん屋さん。
ムロさんのお気に入りは長田の香の香と、うぶしなさん。
香の香は釜上げうどんが有名。
私は、この釜上げに入ってる白濁したお湯が好きキスマーク。絶妙の塩味なの〜かわいい

交換日記を読みあげる形式で展開するストーリーは、冒頭から、笑わせてくれる。
伊藤君の「嫌です!」実は、キーワード)に、爆笑(≧∀≦)。
お互いに真っ当な意見なのに、微妙にズレてる会話に(。・m・)ププッ 。
可愛い恋の始まりから人生の伴侶となる過程、二人の周りにいる人達の優しさに、ほっこり。
心にグッサリ突き刺さるほんとに痛い現実に胸が苦しくなるけど、根底にある温かい雰囲気が助けになってくれる。
笑って考えて。。。明日も頑張ろう〜るんるんと思えるステキな作品。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

印象的だった言葉は。。。

・やろうと思ってるとやるの間には一本の川がある。

・幸せにしたい誰かのために。

・メールより、交換日記だろ。実際に書いた字の方がその時の気持ちがより伝わる。

《小出君、一発芸!。スマッシュヒット?。》

「カルボナーラ、(お尻ぷりっ)とおな〜ら。」

「ペペロンチーノ、恥ずかち〜の。」

「ボロネーゼ、そりゃね〜ぜ。」

おめめが点…。スパゲティー食べるの楽しめそうるんるん

コントはもちろん、役者さん達の絶妙の「間」、心にきゅんとくる言葉の数々も見所。
(その時の思いを表現している)水泳の場面、画面に表記される日記の文章(小出君と伊藤君が、甲本らしさ田中らしさを意識して書いている文字だそう)も読みやすくて温かく作品への集中力を高めてくれる。

キュートな長澤まさみちゃん、美男子小出君をたっぷりんこ、面白生真面目な伊藤淳史君も堪能できる。
幸運のベッキー、インパクティ(笑)なカンニング竹山さんも必見。

〜特に面白かった場面〜

本物の芸人さんを目にして興奮した甲本が、握手しながら「カンニング竹山さんですよね、カンニング竹山さん、カンニング竹山さんだぁ。」と連呼し、竹山さんに「竹山さんでいいと思う」と突っ込まれる所。

風邪っぴきで寝込んだ甲本が彼女の久美ちゃんにちゅ〜しようと迫るとこ。
最初は優しくたしなめてたのについにはバッチーン!とビンタするまさみちゃん&イケるイケると調子に乗ってこてんぱんにされて凹む小出君〜。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一応、「つまづきへの答え」は示してくれているので。。。
「自分自身の答え」は、観た人自身が決めるのだと思う。

オススメの作品〜ぴかぴか(新しい)
posted by みぃみ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(6) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする