2012年07月17日

映画:「崖っぷちの男」♪。

平成24年7月17日(火)晴れ

映画:「崖っぷちの男」

監 督:アスガー・レス
脚 本:パブロ・F・フェニベス
音 楽:ヘンリー・ジャックマン
キャスト:
サム・ワーシントン (Nick Cassidy)
エリザベス・バンクス (Lydia Mercer)
ジェイミー・ベル (Joey Cassidy)
アンソニー・マッキー (Mike Ackerman)
エドワード・バーンズ (Jack Dougherty)
タイタス・ウェリバー (Dante Marcus)
ジェネシス・ロドリゲス (Angie)
キーラ・セジウィック (Suzie Morales)
エド・ハリス (David Englander)
ストーリー:
30億円のダイヤモンドを横領した罪で服役しているニューヨーク市警の元警察官ニック・キャシディ(サム・ワーシントン)は、脱獄。
高級ホテルの高層階から、飛び降りようとする。
飛び降りるのを防ごうとする警察に、ニックは、交渉人としてニューヨーク市警の女性刑事リディア・マーサー(エリザベス・バンクス)を指名。
一方、ニックの弟(ジェイミー・ベル)は恋人アンジー(ジェネシス・ロドリゲス)と共にある場所へ。。。
ニックにダイヤを盗まれたとする実業家(エド・ハリス)とは一体。。。
どうやら裏で繋がっているらしいニック兄弟の真の目的は一体。。。


我にかえる度、どこかを握りしめている自分に気付く。

ドキドキドッキン、緊張の連続。。。
遂には、走って走って全速力ダッシュ(走り出すさま)。勢いつけてのひょおお〜〜んに、口あんぐり。
でもでも、まだまだ、続くよピンチ〜。。。
心拍数上がりまくって…。
:←伏せ字)が高く掲げた手を見た時には、涙ぐんでいた(ノ_≦。)。

鑑賞しながら、主人公はどういう人物なのだろう?と、終盤まで、悩ませてもらった。
登場人物達も、怪しいといえばみんな怪しいし、正しいと思えばみんな善人に見える。
終わってみれば勧善懲悪なストーリーなるも、ラスト、ギリギリまで誰が善人で誰が悪人なのか?と、気持ちがグラグラ揺れ動く。
高層階のハラハラ、盗みに入っているハラハラ、捕まっちゃうかもなハラハラ、殺されちゃうかもなハラハラ、盛り沢山のハラハラに緊張感はMAX!゚ドキ(((*〃゚艸゚))ドキ゚.:。+。
高層ビルJumperの様子を見ている(当初は飛び降りる事を期待していたであろう)野次馬達の心境が変化していく様子も、人間の心理をうまく描いているなぁと思った。

実は。。。ごめんなさいが一つ。
ダンテ・マーカスを演じる「タイタス・ウェリバー」の事。。。
見た事あるちっちゃいおじさんだ〜と、しばし考え、「24」のローガン大統領だ〜と。
で、やっぱりちっちゃいおじさんはちっちゃい人で、妻である大統領夫人マーサ同様、リディアの事を、「マーサー、マーサー」と連呼するので笑っちゃった。
強引に射殺命令出すのも、追い詰めたら人払いして抹殺しようとするのもジャック・バウアーの時とおんなじ〜と、すっかり、「グレゴリー・イッツェン」だと思い込んで一人面白がっておりました。
( _ _)人ゴメンナサイ。

ホテルの部屋を決める時、高層階の眺めの良い部屋を選んだ理由、父親の葬式という厳粛な場でお互いを罵り殴り合った兄と弟の関係、従業員と客という淡泊な関係な筈なのに何故かとっても親切な年配のホテルマンのおじさん等々に、なるほど〜+.d(・∀・*)♪゚+.゚。。
『M:i』を彷彿する、血と水滴とロープ。。。
女版イーサンのアンジーは、セクシーでしっかり者で、時々女の子なのが、可愛い。
(ロープを落としちゃった彼氏に「話しかけないで!」。そりゃそうだ:爆。)
ボディースーツに着替える時のピンクの下着と動きは悩殺物。。。
ウィスキーをグラスであおり、おっきなダイヤモンドを氷みたいにグラスにinしちゃうのも、お洒落でかっこよかった。

しっかし。。。ニックさん。。。
生身の人間でしょ?。あの高さだと、人一人の上に飛び降りても互爆っしょ?。
どないすんね〜んあせあせ(飛び散る汗)でもって、ボスッに、ものっそ安堵。

飛び降りもどき計画、実行直前の晩餐で…。
早めの☆シャンパンで乾杯☆が実を結んで良かったね〜。
飲んでもいい?と問うた息子にオッケーした父親。
さすがパパさん、年の功。計画の成功も予測してたのね。
お葬式が嘘っこで良かった。これからは、父兄弟&可愛い花嫁さんとお幸せに

リディアの上司さんも賢明な方で。。。
「今日の彼女は機嫌が悪い。言うとおりにした方がいいぞ。」って:笑。
アメリカでは、現場の担当者が一番優先なのね☆。
と、踊る大捜査線の前売り券を買いながら思った(ポストカード付で嬉しい。)。

気温36度超えの真夏日鑑賞。
切羽詰まり具合にゾクゾクっ、しゅわしゅわスプレーで〜かっき〜ん雪のドライアイス演出?の両方で、涼しくなった。
面白かった〜かわいい


posted by みぃみ at 16:26| Comment(21) | TrackBack(28) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月11日

舞台:「薮原検校」ー参ー♪。

平成24年7月11日(水)晴れ

舞台:「薮原検校」ー弐ー♪。の続き。

《見所4》は、キャスト設定。

ずっと同じ役の萬斎さんと浅野さん以外は、皆さん何役も演じてらっしゃるこの舞台。

演じるキャスト構成が面白い。

・秋山さん演じるお市。
殺されても殺されても死なないゾンビのようなお市。
愛しい杉の市と添い遂げるため、息絶える時には、杉の市を道連れ。
(女の執念って怖い((゚Д゚ll)))。

・山内圭哉さん演じる仙台座頭:熊の市・佐久間検校・ごろつきの倉吉。
杉の市の父親七兵衛に殺される熊の市。
彼が命乞いをする時に歌うのが「かねはふね」。
〜かねはふね 浮き世の波を渡るふね かねははね 出世の階段登るはね…〜
七兵衛に「死んでもらおうか?」と言われ「死にたくない」と答える熊の市。
七兵衛「死なないと殺さなきゃならねえぜ」。
熊の市「わかった、死ぬから殺さないでくれ」。
七兵衛「わかった、殺さないから死ね」。
熊の市「へへーっ。ってどっちも同じじゃありませんか」。って(はよ、気付けよ:笑)。
と、殺され、金を奪われる。
次は、佐久間検校として現れ、琴の市と杉の市が奥浄瑠璃と早物語で稼いだ金を取りあげる。
(敵討ち:笑)。
続いては、杉の市の悪行仲間の倉吉として登場し、杉の市の師匠:薮原検校殺しを請け負う。
師匠殺しの状況は、町奉行所定廻同心浅野某の報告書を盲太夫が読み上げるのに合わせて杉の市・倉吉・薮原検校役の3人が演じる。
浅野某による報告書【現場に居合わせケガをした杉の市によると、師匠は、部屋に忍び込んできた倉吉に殺され、師匠の悲鳴を聞いて駆け付けた杉の市は、倉吉に襲われながらも彼の心臓を針で突いてやっつけた。そして、助けを呼ぶために杉の市は声をあげた。師匠の叫び声以外は私の助けを呼ぶ声だけが響き渡ったとの事。
よって、杉の市の正当防衛を認める。以上。】

だが。。。そこには嘘があった。
修羅場では、他に「二言の言葉」が発せられていたのだ。
(ここで、キュルキュルという巻き戻しの音と共に巻き戻しの演技で、藪原検校が殺される前の状態に戻る。)
倉吉は、杉の市に斬りつける時、「本当に斬りつけていいのかい?。」と尋ね、杉の市は、「かまわない。ただし、ちょっとだけよ。」と答えていたのだ(←萬斎さん版、カトちゃん!。)。
「皆さん、ほんの一言、二言だからと、言葉を軽く考えるのは禁物です。
その一言二言が、とても重要な意味を持つ事があるのです。」
の盲太夫の言葉、御意っす!。

・たかお鷹さん演じる塩釜座頭:琴の市・初代藪原検校。
杉の市の最初の師匠として殺され、次の師匠としてまた殺される。(お気の毒…。)

・小日向文世さん演じる七兵衛・お志保の男・塙保己市・首斬り役人。
小日向さん演じる七兵衛は、産まれたての杉の市の愛らしさを子守唄にして真剣に歌っている熊谷真実さん(お志保)の横で、魚をさばいている。
作り物の魚を手で振ってプルプルさせてから、まな板にぶつけてしめて、開く動作の繰り返し。
この動き、実は、とっても静かに、けれど、段々エスカレートしている:爆。
生鑑賞の良い所は、場面の主となっている人以外も皆さん役に入ったまま色々演じているのを観られる事。
小日向さんの、魚開くぞアクションに気付く人達がどんどん増え、クスクス笑いが響く中、最後に籠からとりだすは、めっちゃ大きい魚〜。
小日向さん、身体全体を使って魚をプルプルさせてから…、ぶつける場所はなんと傍らの黒子さんの頭どんっ(衝撃)
数回、バシバシやられた黒子さん、小日向さんから受け取った大きな魚を思いっきり舞台袖へ投げ飛ばしていた。(ストレス解消?笑)。
犯した罪の因縁に自害する七兵衛。
次に、小日向さんは、杉の市の為に身体を売ってお金を稼いでいるお志保の上得意さんとして現れる。
(生まれかわっても(?)やっぱり奥さんの身体が良いのね:爆。)
続いて演じるのは、自らを律し学を修めながら検校を目指している塙保己市。
保己市は、自分より地位の低い杉の市に小馬鹿にされる。
又、好物の魚を食すと散らかしてしまうので、綺麗に食べる事のできるそんなに好きでもない里芋を、いつも食べている保己市。その保己市が食べている里芋を、こっそり全部食べてしまう杉の市。
食べ物の恨みは恐いと言うも、二代目薮原検校襲名直前、国の平穏の為のスケープゴートとして杉の市の処刑を勧めたのは、塙保己市。
しかも、処刑方法は三段斬りという残忍なもの。
刑の執行日。。。
小日向さんは、首斬り役人として現れ、杉の市の処刑を行う…(保己市、恐い。聖人ぶってるのに、しっかりやりかえしてる。)。

ちなみに、保己市の「晴眼者は帳面に書き留め帳面に覚えさせるので頭はからっぽ。だが、盲人には帳面は使えないのでひとつひとつの事項を頭の中にしっかりと書きつけておかねばならない。だからわれわれの頭の中は心憶えでいっぱいで、その心憶えをすぐに使いこなすことが出来る」という言葉に、成程exclamation

〜塙保己市と盲太夫の知識対決歌〜
春の花見に潮干狩り 夏の花火に蛍狩
秋の月見に紅葉狩り 冬の雪見に兎狩
その他時候と場所問わず。
掃溜見物 江戸の町。
江戸城見物丸の内 唐人見物八重洲河岸 忍者見物半蔵門 国会見物永田町
悪人見物小伝馬町 芝居見物木挽町 喰い物見物浮世小路 陰部見物床の中
白魚見物佃島 白雲なびく駿河台 火事の見物広小路 女子大見物お茶の水
お墓見物谷中道 桜見物飛鳥山 見物の多き江戸の町 見物するうち時は経ち。。。

一ヶ所づつ、よどみなく互いに江戸の見所を言い合う二人の緊迫感に、聞いてるこちらも力が入る。凄い!。

保己市によると、晴眼者は目が見える分、時間を無駄遣いする事がある。
一方、盲は夢位しか見えない。その夢も睡眠をとりながらなので非常に合理的、なのだそう。

《見所5》は、演出の妙。

琴の市と杉の市が、語りで儲けた売上を、佐久間検校に奪い取られて大騒ぎの場面。
舞台上の丁々発止の最中、横から入る解説担当の盲太夫による状況及び言葉の説明の注釈。
盲太夫が「注の1」、「注の2」と声を掛ける度、舞台上はピタッと静止。
どんな恰好をしていてもピタッと止まっている。
(浅野さん、噛んじゃった時があって、その時は、止まっている方達、ふるふるしながら笑ってた。)
で、自分が喋っている時に、何度も盲大夫による「注釈」が入り、しょっちゅう台詞の止まる佐久間検校が、段々イライラしてきたり(^m^ )。
さらには。。。
登場人物が「ここでガツッ!と大声で台詞を言いたいぞ!。」な場面で、その人の代わりに、ガツッと台詞を発しちゃう盲太夫。
「え?そこもってく?」状態の舞台上も面白い♪。

下ネタにお金等、口にするのが憚られるような事ばかり書いてきたが、ここに登場する人物達はみんな「生きる」事に一生懸命。
道を踏み外してしまう者もいるが、大きな足枷を背負ってもなお、逞しく生きる姿に勇気づけられる。

全てが見所、聞き所のこの本を書いた、井上ひさし氏に感服!。

下世話な世俗が八割、二割に高尚な芸事や訓話が組み込んであるこの話。
上手い役者さん達のおかげで、鑑賞後は心地好い。
抜群のギター演奏に効果音と照明。随所にある「歌」達も話を盛り上げる。

「読み終えて楽しく明るい気持ちになる作品」をコンセプトになさっていた井上ひさしさんの思いをしっかり受けてての舞台だと思った。

最強・最高のエンターテイメントな舞台だったかわいい

小日向さんも浅野さんも熊谷さんも、歌、上手かった〜。
でもって、萬斎さん、超ステキだったハートたち(複数ハート)
三列目での初鑑賞時(二公演観た。)、間近で目が合いまくった(と思っている)時、涼やかな眼差しにKnockout(//△//)。
ドキドキキュンキュンして何がなんだか(←おいっ!)。
普通にじっとしているだけでもかっこいいのに、伝統芸能も現代劇も、さらには大御所のお笑いさんレベルの笑いを提供できるんだもん。モテモテさんなんだろうな〜ぴかぴか(新しい)
posted by みぃみ at 16:55| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

舞台:「薮原検校」ー弐ー♪。

平成24年7月11日(水)晴れ

舞台:「薮原検校」ー壱ー♪の続き。

《見所3》は、野村萬斎さん演じる杉の市の「早物語」。
一幕目、一番の見所でもある。

琴の市が、杉の市を叩き出せない理由。
それは、杉の市の語る「早物語」が大人気だったからである。
琴の市の生業の奥浄瑠璃語りに杉の市を連れて行くと大盛況、おひねりもたんまりもらえたのだ。
盲太夫曰く、「ナツメロの老歌手が氷川きよしを弟子にしたような」感じ。
ちなみに。。。
「奥浄瑠璃」と「早物語」の関係は、能と狂言、オペラとオペレッタ、純文学と大衆文学、二枚目と三枚目の関係と似ていて、前者が真面目で、重厚で、おごそかで、節度があって、ためになって、肩が凝って、あまり面白くないのに比べ、後者は不真面目で、軽はずみで不謹慎で、ためにもならないかわりに、肩がほぐれて面白い。いわば、早物語は奥浄瑠璃のパロディーなのである。

それでは、本物の狂言師:狂言和泉流野村万蔵家の名跡:野村萬斎さん演じる「早物語」の世界の始まり始まり〜。
杉の市の語る早物語は、「源平合戦壇ノ浦の戦い…ならぬ黒白餅合戦囲炉裏ケ浦の戦い」。
要するに、「源氏と平氏の戦い」を、「黒餅と白餅による仏壇の上座争奪戦」に置き換えた話。
黒餅が上座に座っている事に立腹した白餅の「肌色黒きいやしい身で自分より上座に座るなんて無礼だ、白雪よりも白い餅が上座に座るのが自明の理だ」との言を聞いた黒餅は「雪という字も神や仏の御姿も墨で描くではないか、それにたとえ黒くても豆腐の白衣を着る時は白い黒いは無い。遺恨に思うなら勝負じゃ!」と答え、戸棚ケ城へ戻っていった。立腹した白餅は雑煮の武将達(椎茸、人参、蒟蒻、鱈、鰹、するめ等)を率いて戸棚ケ城に攻め入ろうとする。
それを見て、黒餅はゆかりの餅達(栗餅、味噌餅、ごま餅、辛子餅、ひし餅等)を率いて応戦。
一方、納屋の室屋の藁の中で、白川夜船の納豆太郎左衛門糸髭入道は、初春のめでたい時に騒ぎをおこした餅達に、「これ以上騒ぐならわれが相手になるぞ!。」と立腹。
さっさと戦うのをやめた黒餅。
だが、白餅は納豆入道に向かっていき、がぶりよつになるも、組負け、縛り上げられ、お膳ケ原へ引き出されたうえ、割り箸兄弟によって口の御門へ放り込まれる。
白餅は、前歯のまぐ太 、奥歯の奥太 、喉の細道、胸板橋を通過し、胃袋ケ淵で胃液に浸かる。胃液により身が細りながらも白餅は、自らを、山伏姿の格好をしておちのびた義経に例え、「山伏は無理なれど、山吹色に身をやつさん」とし、黄色になった白餅は、おとしが城の便壺へ…。
入りにけるこそ哀れなれ。。。
(要するに、う○こになった:爆。)
(ちなみにこの話は、「牛若東下り」のもじりである。)

文庫本の原作にして12頁のこの「早物語」をギターの音色と共に、黒餅・白餅達に合いの手をもらいながら演じる萬斎さん。

変幻自在の声色、ノーブレスの一気喋りに、ラップに歌謡曲、ムーンウォークまで、全身を使ったパフォーマンスを披露。
本業の語り・謡の型で、決める所はビシッと決める。
萬斎さんの、森進一ばりのしわがれ声や、歌いながら握ったこぶしをふる五木ひろしもどきで、熱唱する姿に爆笑∵ゞ(≧ε≦o)。
さらに、納豆を演じる時は、ねば〜、うにょ〜というギターの音に合わせて、クレヨンしんちゃんの「ぞうさん」の時のような、のも〜んとした声で話し、「ケツだけ星人」ばりにお尻をふりふりしながらのムーンウォークに、超×3大爆笑ヾ(>▽<)ゞヾ(▽^ )ゞヾ( >▽)ゞ。

伝統芸能のサラブレッドの貴公子が、納豆として、志村けんさんやコロッケさんのようなものまねをしたり、お餅になり、口から入って消化され、便壺で討ち死にするまでを、山吹色の布まではおって演じているのを観ているって、奇跡だと思った。
でもって、鍛え上げてある伝統芸能の礎ゆえ、随所に漂う気品に、うっとり〜揺れるハート

大量の台詞達にたっぷりの情感を込めて滑らかに語り、抜群の間で引き込んで、魅了する。
さすがの萬斎!さん。

ぴかぴか(新しい)素晴らしいですぴかぴか(新しい)

クラシックギターの音色の豊かさにも感動した。。。

続く。。。
posted by みぃみ at 15:02| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月10日

舞台:「薮原検校」−壱−♪。

平成24年7月10日(火)晴れ

舞台:「薮原検校」
チラシ.jpg120707_124536.jpg
★作★
井上ひさし
★演出★
栗山民也
★キャスト★

キャスト.jpg

野村萬斎(杉の市・二代目藪原検校)
秋山菜津子(お市)
浅野和之(盲太夫:語り手)
小日向文世(七兵衛・お志保の男・塙保己市・首斬役人他)
熊谷真美(七兵衛の女房:お志保他)
山内圭哉(仙台座頭:熊の市・佐久間検校・凶状持ちの倉吉他)
たかお鷹(塩釜座頭:琴の市・江戸座頭:伊豆の市・初代藪原検校他)
大鷹明良(佐久間検校の結解・刀研ぎ師:善兵衛・江戸座頭:甲斐の市・定廻同心:浅野某・将軍補佐役:松平定信他)
津田真澄(強請られる寡婦他)
山ア薫(強請られる寡婦の娘他)
★ストーリー★
「おれはもっともっとやりてえことがあるんだ。この世の中を登れるところまで登ってみてえのさ。盲がどこまで勝ち進めるか、賭けてみるんだ。悪いがおめえが邪魔なんだよっ!」
親の因果で盲に生まれたその男は、盗み、脅し、殺人、悪の限りを尽くし、江戸の盲人にとっての最高位、検校まで登りつめた。
これは稀代の大悪党、杉の市のちの二代目藪原検校の一代記・傑作悪漢物語。
宝暦10年(1760)日本三景松島にほど近い塩釜の地の貧しい魚の行商人七兵衛(小日向文世)は、女房お志保(熊谷真実)のお産の費用に困り、番ヶ森峠で座頭(山内圭哉)を殺して金を奪う。
無事に生まれた赤子だったが、その子は盲目で、因果に驚いた、七兵衛は、自ら命を絶つ。
一方、その赤子・杉の市(野村萬斎)は、盲人が生きていくには盲人の組織に入るよりないと、座頭様(ぼんさま)になるべく塩釜座頭の琴の市に預けられるも、幼少の頃から盗み、脅しはお手のものなうえに女遊びも激しく、師匠である琴の市(たかお鷹)の女房お市(秋山菜津子)に手を出し、ついには誤って母親までも殺してしまう悪行者。
天涯孤独になった杉の市は、師匠:琴の市を殺して、江戸に向かう。道中には、宮司を殺して金と名刀正宗を奪う等、ますます悪行三昧。
江戸に着いた杉の市は、藪原検校(たかお鷹)に弟子入りし、貸し金の取立業務で頭角をあらわす。
金もたまり出世をもくろむ杉の市は、薮原検校をも殺し、ついに盲人の最高位「検校」の地位を獲得。
だが、いよいよ二代目藪原検校の襲名披露という日に…。


《井上ひさし生誕77フェスティバル2012》の六月演目。

2012年:上半期舞台鑑賞の楽日を飾ってくれた素晴らしい舞台だったぴかぴか(新しい)

出演者さん達の築き上げてある力量を、さらに磨きに磨き上げてある舞台は、圧巻かわいい

湧き上がる感動に心が躍り、余韻がいつまでもこだまする。。。
(永久保存しておきたい。何度も観たい。多くの人にお勧めしたい作品。)

「悪事の数々に血生臭い愛憎劇。全ては金。」という陰鬱且つ不浄が大部分のこの話を、
愛嬌たっぷり且つ凄惨に魅せてくれた制作者様達に☆感謝☆。

《見所1》は、語り手:盲太夫を演じる浅野和之さんの解説と、千葉伸彦さんのギター。
上演開始。
全ての明かりが消え真っ暗闇になり不安を感じ始めた頃、ギターの調べが響き渡り、ややしてから、すっくと現れ語り始める盲太夫。
笑いも交えつつ、座頭達の悲しい出来事を語りながら、本編へ導いてくれる。
面白かったのは、「つくえのうえ」がなまって「つけあがる」になり、「ねくたい」がなまって「ねむたい」になるという話。
身につまされたのは、交通事故に遭うのは決まって晴眼者。盲人は一歩外にでると緊張の極致なので気をつける。無茶をするのは目の見える人達だという話。
切なかったのは、座頭達は働けないので、村々を回り、奥浄瑠璃を語る代わりに、食事や寝床を手配してもらって生活している。だが、飢饉になると村人達は自分達の食べる物にも困る。それなのに座頭達は、計画を練ってあるかのように定期的に訪れて食べ物を奪っていく。こりゃぁたまらんがく〜(落胆した顔)ということで、座頭達がやってくるのを知った村人達は、張ってある座頭達の導き綱を日本海に向けておき、あわれ350人近くの座頭達が海へと消えてしまった話。
ちなみに、「キンギョ池」とは「検校池」の事。
「検校(けんぎょう)」が訛って「金魚(きんぎょ)」となった。
名前の由来は、昔、座頭や琵琶法師が誤って転げ落ちたのに因んでいるとか。。。
あれれ?、神経が小町針のように尖ったままの盲人が足を踏み外すとは考え辛い。
どうやら、目明き達の手で突き落とされた、というのが、真相のようです…。

時に激しく時に切ないクラシックギターの音色が、哀愁を誘う。

《見所2》は、エロス。
「R18」指定っしょ?な位の体位の数々&例え歌&喘ぎ声。。。
お市と杉の市の情事の描写。
萬斎さんも秋山さんも太ももから足先まで丸出しで両足広げて、抱き合って
互いに腹筋「ぎっちら、ぎっちら」。
って。。。いいんでしょうか?。
この情事、なんとまぁ、二人の仲を怪しんでやって来たお市の旦那様:座頭琴の市に、「私、杉の市に物語を読んであげていたの。そしたらあまりに悲しくてつい鳴き声を(喘ぎ声)をあげちゃったの。」と話すお市。
「それなら、わしも聞いていく。」と琴の市。つまりは、旦那様のすぐ側で繰り広げられている。
しかも。。。物語は、聞くも涙語るも涙の「山椒太夫」。
「人買いにだまされ、安寿と厨子王は丹後に、母と乳母は佐渡に売られていく海を走る船上の」場面だっていうんだから、びっくらこΣ(・ω・ノ)ノ。
原話の「五説経」の一つ「さんせう太夫」さんと森鴎外さん、よろしいのでしょうか…?。

語り終え(コトを終え)、よよと泣き崩れる(うっとり果てる)お市の声に。。。
「悲しい話しだねぇ。」と琴の市。
目が見えず神経が鋭敏な分、杉の市とお市の情事には、気付いているはず。
おそらく物語と自分自身を嘆いているのだろふ…。
だが、彼には、妻を寝盗った杉の市を破門に出来ない理由があったのだ。。。

続く。。。
posted by みぃみ at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月25日

映画:「アメイジング・スパイダーマン」♪。

平成24年6月25日(月)雨晴れ

映画:「アメイジング・スパイダーマン」



監  督:マーク・ウェブ
脚  本:ジェームス・ヴァンダービルト
原  作:スタン・リー 、スティーヴ・ディッコ
キャスト:
アンドリュー・ガーフィールド (Peter Parker / Spider-Man)
エマ・ストーン (Gwen Stacy)
リス・エヴァンス (Dr. Curt Connors / The Lizard)
キャンベル・スコット (Richard Parker)
イルファン・カーン (Dr. Ratha)
マーティン・シーン (Ben Parker)
サリー・フィールド (May Parker)
デニス・リアリー (George Stacy)
ストーリー:
13年前に父リチャード(キャンベル・スコット)と母メアリー(エンベス・デイヴィッツ)が失踪して以来、伯父夫婦であるベン(マーティン・シーン)とメイ(サリー・フィールド)に育てられてきた高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)。彼は、ニューヨーク市警警部キャプテン・ステイシー(デニス・リアリー)の娘で、同級生のグウェン・ステイシー(エマ・ストーン)を密かに慕っていた。そんなある日、ピーターは自宅で父親の残していった鞄を見つける。中には、父の親友であった生物学者カート・コナーズ博士(リース・イーヴァンズ)と父の関わりを記したメモが入っていた。父のことを知ろうと、ピーターはオズコープ社で遺伝子を研究するコナーズ博士を訪ねるが、そこで遺伝子操作の実験中の蜘蛛に噛まれてしまう。その翌日、ピーターの体内で大きな異変が起き…。


人生初スパイダーマン鑑賞。

冴えない男の子が蜘蛛に噛まれて細胞が活性化。
手に入れた能力を遊び半分に使っていたが、あるきっかけから人を救うために使うようになるという話で、今回のは新シリーズとの、ちょびっとな知識で臨む目

予告の2D映像で軽く酔ったので、3Dだと凄いんだろうな〜と期待。
NEW YORKの摩天楼を縦横無尽に飛び回るスリリング体験した〜い♪とアトラクション参加気分で鑑賞を決定。

残念ながら、アトラクション体験は事件解決後に少しだったけれど…(←頭の中には、ど〜この誰だか知らないけ〜れどってテーマソングが(笑)。だって〜月しよってたんだもん。)。

初スパイダーマン、楽しめた手(チョキ)

心がぎゅーっと締め付けられたり、ぐっときたり、ハラハラしたり。
恋あり、別離あり、芽生えそうな?友情あり。

大勢の人の幸せを目指したはずの魔法が妖術になり、夢が悪夢になる。
叶えたいのに叶えられないもがき苦しみ葛藤する姿に、思わず応援!。

通路挟んで前の座席に外国のカップルさんがいて、男性が始まる前からワクワク状態。
スパイダーマン、スパイダーマンって連呼してて、上映中、廊下でピーターがグウェンをデートに誘う場面はひゅーひゅー、スパイダーマンのコスチュームと糸を作ってる場面ではほっほーと感嘆していたから、直で英語解るともっと楽しめる何かがあるんだな〜と(^^)。


あそこで、ゴジラが登場する理由は、不明だった。
今、東京都は強いっすよパンチ
ある意味怪獣な都知事さんがドーンと構えてる。
暴言失言連発に、次は無いと噂されるもなんのその、しっかり再当選。
某島の所有者に、(日本国をすっとばし)「あなたになら、もとい東京都になら売ってあげる」といわしめた強者。彼にかかれば、ゴジラごときへのかっぱかも?。
そういえば、ゴジラはゴツゴツ固いけれど、トカゲはつるつる柔らかい。
MIB3でも思ったけど、最近、大きなぐにゃぐにゃ流行りなのかな?
大きなぐにゃぐにゃ固さもあるいといえば、グエムル!。あれも強力だった。下水道場面にふと彷彿した。

めっちゃテンション上がったのは、クレーン大機動グッド(上向き矢印)
落っこちちゃったスパイダーマンを救いあげたクレーン操作の主は、スパイダーマンが助けた子供のお父ちゃん!。
働くお父ちゃんの本領発揮!。操作してる姿カッコイイ〜ハートたち(複数ハート)。。


学校の先生に、もう遅刻しないって約束した後、彼女の後ろに座って「守れない約束もある」ってぼそっと呟いてニヤッてしたって事は…二人の恋人関係復活?。

彼女、頭も良いし勇気もあるからいいパートナーだよねっ。
グウェンのパパさん、彼女はきっと大丈夫。ピーターと二人で協力してパパさんがバッチに懸けた信念を継ぎ町と市民を守ってくれるはず。
一方のピーターも、おじさんが彼にくれたラストメッセージ。
「君は僕のヒーローだ。」を胸に、きっと活躍してくれるはず。
心強い味方のメイおばさんもいるんだも〜ん。

人間の心の隙間につけ込んだ、いや、つけ込もうとしているあの声の正体は?。
スパイダーマンのお父さんの真実は?。

続編あったら、観る〜((o(^-^)o))☆。

今週金曜日からのマクドナルドのハッピーセットにスパイダーマンが登場するらしい。

時計とテーブルグッズ、テーブルグッズにはマグカップやお弁当があるそうだ。何がもらえるかお楽しみの全8種類。

アベンジャーズ2とスパイダーマンの続編がクロスする噂もあるし、楽しみなこれからぴかぴか(新しい)
posted by みぃみ at 01:07| Comment(20) | TrackBack(29) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月24日

映画:「愛と誠」♪。

平成24年6月24日(日)雨

映画:「愛と誠」


監  督: 三池崇史
原  作: 梶原一騎 / ながやす巧
脚  本: 宅間孝行
音  楽: 小林武史
振  付: パパイヤ鈴木
キャスト:
妻夫木聡 (太賀誠)・ 武井咲 (早乙女愛)・ 斎藤工 (岩清水弘)
大野いと(高原由紀)・ 安藤サクラ(ガムコ)・伊原剛志(座王権太)
余貴美子(太賀トヨ)・ 一青窈(早乙女美也子)・市村正親(早乙女将吾)
加藤清史郎(幼少期の誠)
ストーリ−:
ブルジョワのお嬢様:早乙女愛は、幼い頃、雪山で見知らぬ少年に助けられ、
彼女にとって、その少年は「白馬の王子様」として心に深く刻み込まれていた。
愛が高校生になった1972年、新宿の地下街。
不良達のケンカに遭遇した愛(武井咲)は、自分にとっての白馬の王子様太賀誠(妻夫木聡)を見つける。
少年院に送られた誠を助け出し、名門青葉台学園に入学させ、生活の面倒もみていた愛だが、誠は問題を起こし続け、青葉台学園を退学、不良学校の花園実業へ転入してしまう。
誠を愛し、立ち直らせる義務があると信じる愛は、誠を追って花園実業へ転入。
その愛を追って「君のためなら死ねる」と宣言している岩清水弘(斎藤工)も花園実業へ。
花園実業で大立ち回りと繰り広げた誠は、花園実業を仕切る真の番長を怒らせてしまい。。。


面白かった〜るんるん

妻夫木君の隣に、武井咲ちゃんがいたから(鈴鳴ってるみたいな甘ったれた彼女の声無理なの。映画では感じなかったので大丈夫だった)、観るつもりは皆無だったんだけど。。。

山方向への外出予定が大雨で中止。
まるっと一日空いたので、「面白かった」の感想を頼りに、映画館へ。

冒頭、「ザ・昭和!」な場所で、不良同士の抗争勃発。
真っ赤な夕陽をバックに、「来るか初っ端、殴り合いパンチ」かと思いきや…。
歌って踊るぶっき〜&不良集団。
しかもダンスは見事に揃ってるヾ(驚゚∀゚*)ノ゙《スゴォオォイッッ!)。
歌声の、きっちり録って後付けしました感が、
ガッチャマンやベル薔薇や花の子ルンルンの挿入歌や主題歌みたいに、
微妙に映像とアンマッチングな所に心くすぐられて、にまーっ(^m^ )。

早乙女愛の歌う「あの素晴らしい愛をもう一度」、気に入った。

「すばらしい〜〜愛を」の所で、ぐっと溜めて撥ねる。
ぴょょょ〜んぽわっ 、楽しくって、一緒にやりたくなった。

伊原さんが歌う「オオカミ少年ケンのテーマ」。火がボワッってなるのがツボ。
あそこまででっかく炎が、ガオガオガオッに合わせて何度も燃え上がる実写って初。

由紀がライトを使って歌い踊る、物悲しさ漂うトイレの花子さんもどきの「夢は夜開く」(ガムコのパンツとウィンクは受けつけなかった誠が、ミニスカートでトイレのドアを昇っていく花子さんもとい由紀を見上げて嬉しそうなのも笑えた。)。
新たな道を歩み始める貞子みたいになガムコさんの歌い踊る「また逢う日まで」。
一青窈さんに市村正親さんという、その道のプロの歌とダンスを見れたのもお得〜。

斎藤工君、三池監督に気に入られたのかな?。
「逆転裁判」のひらひらの人みたいに、今回もキャラ濃かった〜。
綺麗な顔して、何でもこなせるってすごいわっ!。
君には、誰かの為に死んだりせずに、一緒に生きていって欲しい。
身体の一部のメガネ、しょっちゅう分離してたね:笑。

至福だったのは、余貴美子さんの歌う河島英五の「酒と泪と男と女」。
一升瓶片手にお酒あおりながら唄う姿が、あまりにもビンゴで、テンションはMAX。
この方、汚も美も両方魅せてくれるので、大好きな女優さん(^^)。

相手が男でも女でも、逆鱗に触れる言葉は使っちゃダメよ。口は災いの元。
なぁんて後半の乱闘シーン見ながら思った。

ヤッターマン、逆転裁判、この作品…。
三池監督、ゲームのキャラクター達のビジュアルをできるだけ本物の人間に近づけようとする風潮の今、
その逆方向の、本物の人間を使った実写が、アニメや漫画の世界にどこまで近づけるかに挑戦しているように感じる。
「架空の世界が現実に近づこうとするなら、現実世界の方からも架空世界に挑んじゃるぜっ!。」
みたいな。。。

キャッチコピーの「天使が悪魔に恋をした」というより、
「不良がお嬢に振り回された」が正しいように思うものの、
お嬢様のちぐはぐ具合は面白いし、貴重なものを沢山観られる映画ぴかぴか(新しい)

無垢な愛って、壊れた愛さえも修復できる強さがあるのね揺れるハート。。。

サントラ、買っちゃった〜カバン

posted by みぃみ at 21:10| Comment(20) | TrackBack(22) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月16日

映画:「スノーホワイト」♪。

平成24年6月16日(土)雨

映画:「スノーホワイト」


監  督: ルパート・サンダーズ
脚  本: エヴァン・ドアティ
衣装デザイン: コリーン・アトウッド
キャスト: クリステン・スチュワート(スノーホワイト)
      シャーリーズ・セロン (ラヴェンナ女王)
     クリス・ヘムズワース(エリック)
      サム・クラフリン(ウィリアム王子)
ストーリー:
とある王国の王と王妃の間に生まれ、肌の白さがまるで雪のような美しさを持つスノーホワイト(クリステン・スチュワート)。
だが、スノーホワイトが幼い頃、王妃は、この世を去ってしまう。
大きなショックを受けた王だったが、ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)という美女に一目ぼれし、彼女を王妃として迎えたが、結婚式の夜、王はラヴェンナに殺される。
女王の座に就いたラヴェンナは、己の支配と永遠の美しさを保つため、継娘スノーホワイトの心臓を得ようと、狩人を送り込む。
だが、ラヴェンナとの約束が嘘だと知った狩人は、スノーホワイトに味方。
度重なるラヴェンナの自分への攻撃に遂に挙兵したスノーホワイトは…。


【Mirror mirror on the wall…, who's the fairest of them all?.】
【My dear, you are the most fair. Your face and look are beyond compare!.】


真実を語る鏡が手に入ったとしたら、どうだろう?。

「戦う白雪姫」の謳い文句と女王のシャーリーズ・セロンの美しさに惹かれ、公開を心待ちにしていた作品。

6月9日。【予告編鑑賞プレゼント】を手に入れるため、劇場へ車(セダン)
i.jpg
ゲット〜(嬉〃∀〃)。
紫外線の量によって色が変化するプチミラー。
雪のように白い肌を目指すのに最適のアイテムd(-_☆) 。

幼稚園の時、ブリタニカが発売元の中村メイコさんの読み聞かせの中で一番好きだった物語。
最も好きだったのは、白雪姫に王子様がキスをして白雪姫が目覚める場面。
幼な心にもロマンチックなんですもの〜♪。
一方で、紐、櫛と二度も殺されそうになり、小人達に気をつけるよう念押しされているにも関わらず、リンゴを食べちゃう白雪姫を、アホちゃうか?と思いつつ…。
アホちゃんでも美しければ待っていると王子様がやってきて助けてくれるのね〜♪。と、大人になり、時が来れば、白馬の王子様が現れる未来を夢見ていた。
だが…。
世の中そんなに甘くない事を学んだ今。。。
待ってるだけだった「静」の白雪姫が、立ち向かう「動」になった作品を観てみたい目と思った。

感想は。。。

キラキラ、まばゆかった〜ぴかぴか(新しい)

ラヴェンナ女王の「黄金の輝き」と、スノーホワイトの「白銀の輝き」。

シャーリーズ・セロンのベテランの艶やかな輝きと、クリステン・スチュワートの若々しく溌剌とした輝き。

二つの輝きを浴びて、観たこっちの美のホルモンも活性化?。

美しく生まれた二人の女の子。
一人の女の子は「愛情に満ちた清らかな血」に恵まれ、
一人の女の子は「憎悪に満ちた汚れた血」を背負う。

ラヴェンナの最期に、浮かんだ言葉は、『憎まれっ子世に憚る』。
思うに、憎まれっ子の側にしたら、最初は世に憚れた事に有頂天。
満たされた気持ちになるけれど、皆に嫌われて周りは敵ばかり。
手にした栄光も気を抜けば手からすり抜けてしまうとなれば、悪事を重ね、更に敵を増やしてしまうのも、理解できる。

ラヴェンナの場合も、最後の心の支えである「美」すら失いそうになったから、自分の存在価値維持の為にスノーホワイトの心臓を手に入れようとしたんだよね。
時々劣化したお顔のシワシワ具合から、随分と長〜い間、嫌われ続け、生き甲斐である「己の美」維持の為に殺生を重ねてきたみたいだから、結構精神的にも疲労してたんじゃないかな?。

だから、他の人は、躊躇無く殺せても、唯一、自分の苦しい人生に終止符を打つことができる存在のスノーホワイトは、なかなか殺せなかったのでは…。
スノーホワイトは、ラヴェンナにとって両刃の剣。
彼女を殺して生きながらえるか、彼女に殺されこの世から消えるか。。。

白雪姫に止めを刺されたラヴェンナ女王。
穏やかな死に顔だったから、心は安らいでくれていたらいいな☆と思う。
女王にとって姫は「救い」の存在でもあったのかも。私は、たゆまない努力を続けるラヴェンナの事(やり方はともかく)、いいな☆と思う。
全身パックしていた白い液体の成分、何だろ〜。

てか、ラヴェンナがスノーホワイトを打ちのめす場面は、お局様が初々しい新人さんをいたぶってる図に見え(笑)、ラヴェンナの弟が「姉さんの為に全て捧げて頑張ってきたのに」と言った所は、「日々身を粉にして働いてるのになんで給料も役職も上がらないんだ。」ってぼやいてる人に見え、女王の城に向かう旅路の風景は「ロード・オブ・ザ・リング」、冒頭の戦闘場面は「300のジェラルド・バトラー」、ウィリアム王子に化けた女王が本当の姿に戻る時は「ハリー・ポッター」、弟がスノーホワイトを匿った村に火を点けた場面は「平清盛の息子重衡の南都焼き打ち」に、スノーホワイトが決起してラヴェンナのいる城に攻め入る場面は、「うら若き武将源義経が隊を率い、崖から馬で駆け降りて海から攻め入った一ノ谷の合戦」に見えたのねWWW(←ATARUの田中哲司さん風に。)。

とはいえ、イヤミ似な髪型の弟君含め、主要登場人物達みんなが強くて戦闘場面には手に汗を握り。
頑張っているお馬さん達には拍手!。
小人達が盗人なのは原作由来だろうけど、痛風や腰痛とかを、普通に煩ってるのに ̄m ̄) 。
迫力の女王様、癒しと和みの白雪姫、斧振り回して活躍する狩人(マイティソーの時は松坂大輔体型っぽくて微妙だったけど今はダルビッシュな体型でステキ☆。身体の作り方って大切。)、矢を手でキャッチできる王子様、各々に見せ場があり。。。
なにより、トロール君。
スノーホワイトの叫び声を真似っこして雄叫びをあげた後、「なんなんだよお前!やったろかむかっ(怒り)」な態度が徐々に柔和になって、優しい表情わーい(嬉しい顔)で去っていった彼、気になる〜(ΦwΦ*)。

王子様のキスで目覚めるお姫様のシチュエーションは、永遠の憧れ。
憧れとは別に、昔も今も、道を自分で切り開いていくお后様LOVE(待ってるだけの白雪姫は嫌)の私なるも、(火を自分でおこし、裸馬も颯爽と乗りこなし、見捨てる時はサッと決断する)白雪姫が、強〜いお后様に立ち向かうハングリーさは、好きだ〜キスマーク

ちなみに。。。
ラヴェンナが、血のしたたる鶏の心臓を食べるシーン。
心臓の正体は、赤カブのジュースに浸したブドウだったらしく、美味しかったらしいレストラン

若々しくても老いても、シャーリーズ・セロン、美しい〜かわいい
posted by みぃみ at 20:12| Comment(34) | TrackBack(29) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

映画:「ダーク・シャドウ」♪。

平成24年5月22日(火)☀。

映画:「ダーク・シャドウ」



監  督 ティム・バートン
脚  本 セス・グラハム=スミス
原  案 ジョン・オーガスト 、セス・グラハム=スミス
製  作 リチャード・D・ザナック、グレアム・キング 、ジョニー・デップ
     クリスティ・デムブロウスキー、デビッド・ケネディ
撮  影 ブリュノ・デルボネル
美  術 リック・ヘインリックス
音  楽 ダニー・エルフマン
編  集 クリス・レベンゾン
衣裳デザイン コリーン・アトウッド
キャスト
ジョニー・デップ (Barnabas Collins)
 エヴァ・グリーン (Angelique Bouchard)
 ミシェル・ファイファー (Elizabeth Collins Stoddard)
 ヘレナ・ボナム=カーター (Dr. Julia Hoffman)
 ジョニー・リー・ミラー (Roger Collins Stoddard)
 クロエ・グレース・モレッツ (Carolyn Collins Stoddard)
 ガリバー・マクグラス (David Collins Stoddard)
 ジャッキー・アール・ヘイリー (Willie Loomis)
  ベラ・ヒースコート (Victoria Winters / Josette duPres)
ストーリー
 裕福な家に生まれたバーナバス(ジョニー・デップ)は、自分の事を好きな使用人のアンジェリーク・ボーチャード(エヴァ・グリーン)をもて遊んで捨てる。
実は魔女であるアンジェリークは、バーナバスから両親と愛しい恋人ジョーゼットを奪い、さらに、彼をヴァンパイアに変え、生き埋めに。
200年経ち。。。
バーナバスは掘り起こされた棺から脱出。1972年の世の中へと足を踏み入れる。
自宅であるコリンウッド荘園に戻るも、コリンズ家の末裔達は落ちぶれきっていた。
現コリンズ家の女主人エリザベス・コリンズ・ストッダード(ミシェル・ファイファー)、
エリザベスの娘キャロリン(クロエ・モレッツ)、
エリザベスの弟ロジャー(ジョニー・リー・ミラー)、
ロジャーの息子デイビッド(ガリバー・マクグラス)、
住み込みの精神科医ジュリア・ホフマン(ヘレナ・ボナム=カーター)、
使用人のウィリー・ルーミス(ジャッキー・アール・ヘイリー)、
老メイドのミセス?ジョンソン(レイ・シャーリー)、
デイビッドの家庭教師ビクトリア・ウィンター(ベラ・ヒースコート)、
彼等と共にバーナバスは、亡父の「唯一の財産は家族だ」という言葉を胸にコリンズ家の復興を目指すが…。


撮影地はイギリス、吸血鬼に魔女が登場!。って事で舞台設定はバッチリ!。
ちなみに。。。
ドラキュラの外見や特徴の元になっている小説「吸血鬼ドラキュラ」は、ウィットビー生まれ。
エジンバラには、ミステーリースポットを巡り、ゴースト・魔女・ヴァンパイア達との遭遇体験ツアーもあるんだとか。

予告とはうって変わって、冒頭は暗〜い雰囲気、深い森、断崖絶壁まで登場。。。
いやぁん、ホラーなら昼間観たのに。と固まりながら鑑賞(´Д`ノ)ノ。
したらば、「メフィストフェレス」の台詞。ファウストだ〜 o(≧▽≦)oと元気を取り戻し、続く「サタン」の単語に、ど〜なるんだっ?とわくわくするも、その正体は「ヘッドライト点けた自動車」。たぶん、笑うところなのだろう(^^)。
200年というタイムラグを使っての笑う場面達は、ちょこっと微妙💧。
反抗期入ってる音楽好きなキャロリンちゃんが、とっても可愛くって色っぽくって、彼女のリクエストのおかげでサプライズな方の音楽を聴けてラッキ〜🎵。
お母様のエリザベスの盛りまくった外巻きヘアと、娘である彼女のぎゅ〜っと巻き込んだ内巻ヘアが対照的なのも楽しい〜。
1.jpg
カーペンターズのトップ・オブ・ザ・ワールドをほぼまるっと!には、正直驚いたけれど、1970年代、ロックな時代に突如現れた新風だし♪。
どちらかといえばロックなこの映画が、時々垣間見せるポップな面を感じ取る事に、貢献してくれたように思う。
輸血」という伏線で繋がったラストは、続編あるかも?な示唆?。

怖いんだか優しいんだか軟派なんだか堅物なんだか。。。?。
人間の持つ色んな性質が凝縮してあるバーナバスというキャラクターを演じるジョニー。
やっぱり上手い💠。

せっかく再建した会社はもとより、なんとか維持してきた住居まで無くなっちゃったコリンズ家。
「どうするの〜😖。」と嘆く子供達へのエリザベスの「生きるのよ。」という力強い言葉に胸キュン。「唯一の財産は家族」の家訓は、これからも守られていくんだろうな〜。

エンディング間近の女2人プラス吸血鬼の戦いの場面が、「永遠に美しく」とものっそかぶった。
バンバングリュリュンペキペキペキ(敢えて擬音)って、見た目も含め、そのまんまな気が。。。

予告のイメージとはかなり異なり、且つ「こんな吸血鬼見た事ない」事は無いけれど、家族愛を確認する為の紆余曲折にモンスターを絡め、カラフルに描いてあって、楽しめた😃。
posted by みぃみ at 11:31| Comment(24) | TrackBack(41) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月15日

舞台:「シンベリン」♪。

平成24年5月15日(火)曇り晴れ雨

舞台:「シンベリン」

シンベリン.jpg

【演出】蜷川幸雄
【原  作】W.シェイクスピア
【翻  訳】松岡和子
【出  演】
阿部 寛、大竹しのぶ、窪塚洋介、勝村政信、浦井健治、瑳川哲朗、吉田鋼太郎、鳳 蘭
大石継太、丸山智己、井口恭子、手塚秀彰、塾 一久、大川ヒロキ、岡田 正、二反田雅澄
清家栄一、飯田邦博、塚本幸男、井面猛志、篠原正志
【ストーリー】
古代ブリテンの話。ブリテン王シンベリン(吉田鋼太郎)には、二人の王子と一人の姫があった。
王子達は、幼くして行方知れずとなり、王は、一人娘のイノジェン(大竹しのぶ)を、後妻である王妃(鳳蘭)の連れ子クロートン(勝村政信)と縁組させたいと考えていた。
だが、娘は身分違いのポステュマス(阿部寛)と結婚してしまい、王は激怒して、ポステュマスを追放。
追放され、ローマへと渡ったポステュマスは、そこで出会ったヤーキモー(窪塚洋介)とふとしたことから妻の貞節を賭ける。
ヤーキモーはブリテンを訪れ、イノジェンの唇を奪おうとするが、毅然とした拒絶に、誘惑をあきらめ、策を弄して寝室に潜り込むと、彼女の寝姿、寝室の様子を書き留め、ポステュマスの愛の贈り物である腕輪を彼女の腕から抜き取って、ローマに戻る。ローマに帰ったヤーキモーは、イノジェンと甘美な一夜をすごしたと、寝室の様子や腕輪を見せて、偽りの報告をするが、ポステュマスは半信半疑である。だが、彼女の身体の特徴まで伝えられ、妻が裏切ったと思い込み、召使いピザーニオ(大石継太)に、イノジェンの殺害を命じる。
一方、宮廷では、いやがるイノジェンをよそに、王の後妻の息子クロートンとの結婚話が進んでおり、
ピザーニオのすすめで、イノジェンは、フィディーリと名前を変えて、男装してローマのポステュマスの所へ、誤解を解きに向かうも、道に迷い疲れ果てて洞窟に入り込んだところ、一人の老人ベラリアス(嵯川哲朗)と2人の王子(兄ギデリアス:浦井健治・弟アーヴィレイガス:川口覚)に出会う。
疲れからピザーニオにもらった薬を飲んだフィディーリは仮死状態になり、漁師達は死んだと思いフィディーリを埋葬する。
一方、ブリテンからいなくなったイモージェンの後を追ってきたクローテンは、洞窟の前で漁師達と争いになり殺され首を落とされてしまう。
仮死状態から目覚めたフィディーリは、洞窟の前に横たわるクローテンの首無し死体がポステュマスの服を着ていた為、てっきり夫が死んだと嘆き悲しむ。
通りすがりに死体の側にいるフィディーリを見かけたローマの将軍リューシャスは、彼を従者として召し抱える。
やがて、不穏な関係だったブリテンとローマは、激戦の末、ブリテン側が勝利。
そして、ブリテン王、ローマ軍、各々の配下の者達、ポステュマス、イモージェン、ヤーキモー、漁師達親子達が一同に会し。。。


久々、蜷川さん演出の舞台鑑賞〜♪。
「表裏源内蛙合戦」及び「ファウストの悲劇」で確かな演技力で魅せてくれる勝村さんご出演だし、2008年の舞台「道元の冒険」では8割方舞台端で座禅(←道元なので:笑)組んでただけの阿部寛さんが、蜷川さんにどのくらい使われるようになったのかも興味があった。

開演前。。。
ステージには、楽屋が再現してあり、出演者の名前の貼ってある鏡台がズラリ。
楽屋着の役者さん達が、お喋りしたり、台本を読んだり。
ん?、顔ちっちゃくってスラッとした彼は…、浦井君だ〜♪。
しばらくして、ナイキのロングパーカーはおった勝村さんが、「おはようございます。」とみんなに声かけしながら入って来た。彼が挨拶しながら通って行くと、舞台上に笑顔が溢れて賑わう。
さらにしばらくして、ブラウンのパーカーのでっかい人が登場。阿部ちゃんだ〜。
スックと立つと、本当におっきい〜。
お顔のパーツも大きいので、話してる表情を見ていると温まる:笑。

開演時間。。。
リンリンリンリンとベルが鳴ると、一斉に動き出す役者さん達。
あっという間に舞台衣装に早替わり。舞台上に一列に並んで観客席に一礼。
☆開幕で〜す☆。

梅芸上で繰り広げられている「シレンとラギ」は「喜悲劇」。
梅芸下で繰り広げられるこちらのお話しは、「悲喜劇」。
サクッとまとめるなら。。。
父王の後妻のバカ息子と結婚させられそうな状況で、他の男性と結婚した姫。
怒った父王は、姫の旦那を追放し、旦那は追放先で出会った男と妻の貞操を懸ける。
姫の貞操を奪う事を失敗するも、いかにも関係を持ったかに見せかける男に騙された姫の夫は、妻を殺そうとする。
姫を気の毒に思う家臣の助けで、姫は夫の所へ誤解を解きに向かい、その途中で兄達と出会い(兄とは知らない)、始まる戦争。
そして、ブリテンとローマの戦争終結時の場で、全ての問題が解決し大団円になるというお話。

「テルマエ・ロマエ」で古代ローマ人だった阿部ちゃん。
今度は、古代ブリテン人
1.jpg
んや、この姿は、どうみても「ケンシロウ」
背が高いので、舞台に立つと、すごく映えるんだけど、単調な口調によって霞んでくる。
阿部ちゃんは、表情と動きがはっきりと見える「画面の人」なんだろうなと思った。
阿部ちゃんが、横たわって長台詞に入った時、わたくし、不覚にも寝ちゃった眠い(睡眠)
だってぇ、シェイクスピアのややこしくて長〜い台詞を緩慢に続けられてたら…退屈っす。

パチッと目覚めた時、おもいっきり目が合ったのは、吉田鋼太カさん。
ブリテン王に、ものっそ見られていましたあせあせ(飛び散る汗)
(そりゃそうだ、6列目ど真ん中で爆睡してたんだもの。)
大ベテランのシェイクスピア俳優、吉田さん演じるブリテン王の大迫力な台詞と演技が真っ向からぶつかってきて、お目々はパッチリ目
もう寝ないから、お願いだからもう許して…と、こちらをガン見しながら演じてる吉田さんに心の中で謝罪。
「頭がくらくらする。」という台詞が、こんなにもコメディになるなんて、さすがですぴかぴか(新しい)

今回、蜷川さんが、「君、頑張ってね。」と舞台を託したのは、大竹しのぶさん。
めちゃくちゃ長い台詞を地声で会場内に噛むことなく届ける、届ける。
しかも、誰もが心を魅了される可憐なお姫様と可愛い少年&少女役を、見事に演じてた。
1957年生まれの大竹さんが、1981年生まれの浦井君の妹(弟)に見えるんですもの。
女優さんっす、大女優さんっす。

そんな大女優大竹さんを、翻弄しちゃう勝村さんも、スゴ腕!。
今回は、要所要所のインパクト的に登場するものの、現れる度、お客さん全部を持って行く。
一挙一動が、ばか息子でユニークで我儘、目で追っちゃう、笑っちゃう〜。

「恋の骨折り損」で観た弟の窪塚俊介もイケメンさんだった窪塚洋介君。
蜷川さんに「誘惑するの得意だろ?。」と確認されたという、本領を発揮!。
軽薄で自信家なお坊ちゃん育ちの色男。
こんな遊び人に絶対騙されたくないと客観的に思っていても、いざ、直接誘われたらフラフラついてっちゃうだろうな。。。
2.jpg
ね♪。いい男でしょ?。

良い人の皮を被った意地悪継母を演じた鳳 蘭さん。
美しい歌声とボロをまとっていても王子様だった上半身裸体姿も美形の浦井君。
物語の進行兼のピザーニオ演じる大石継太さん。
真の忠誠とは何かがガツンと伝わるベラリアス役の嵯川哲朗さん。
総まとめは、やっぱり吉田鋼太カさんでるんるん

シェイクスピアで、こんなに笑っていいんでしょうか?わーい(嬉しい顔)

とってもハッピーな気持ちになった作品かわいい

ロンドン公演も大成功しますように☆。
posted by みぃみ at 15:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

舞台:「シレンとラギ」♪。

平成24年5月15日(火)曇り晴れ

舞台:劇団☆新感線2012年春興行 いのうえ歌舞伎「シレンとラギ」

siren2.jpgシレンとラギ

因果に翻弄される二人の愛憎入り組む人間ドラマ「シレンとラギ」。
藤原竜也×永作博美 初共演ダブル主演!

作:中島かずき

演出:いのうえひでのり

出演:
ラギ:藤原竜也・シレン:永作博美・ゴダイ大師:高橋克実
ギセン将軍:三宅弘城・シンデン:北村有起哉・モロナオ執権:粟根まこと
キョウゴク:古田新太・ダイナン:橋本じゅん・・ミサギ:石橋杏奈
モンレイ:高田聖子・マシキ:中谷さとみ・ショウニン:右近健一
ヒトイヌオ:河野まさと・ギチョク:逆木圭一郎・トウコ:村木よし子
アカマ:インディ高橋・ヨリコ:山本カナコ・コシカケ:礒野慎悟
モロヤス:吉田メタル・セモタレ:保坂エマ・ヤマナ:村木仁
トキ:川原正嗣

ストーリー:
その頃、その国には2つの王朝があった。北の王国・通称"幕府"は若く愚かなギセン将軍(三宅弘城)を王とするが、実質的に牛耳っているのはモロナオ執権(栗根まこと)。王宮の警備には侍所のキョウゴク官僚(古田新太)とその部下で若くして守護頭を務める息子ラギ(藤原竜也)があたっていた。
先代の王の十三回忌の日。王宮に忍び込んだ敵国の刺客を仕留めたのは、闇の任務を司る狼蘭部隊の中でも腕が立つ毒使いシレン(永作博美)。キョウゴクに呼び戻され北の王国に戻ってきたシレンは20年前に敵国・南の王国でかつての独裁者・ゴダイ大師(高橋克実)を自然死と見せかけて暗殺し、その武勇伝が伝説となっていた。
しかし、ゴダイが生きていたという事実に再びシレンはラギと南の王国へと向かう。呼び戻されたシレンの任務は、20年ぶりに仮死状態から目覚めた南の国王の暗殺だったのだ。かつての暗殺から20年の月日が流れ、一時は衰退していた南の王国は、ゴダイが目覚めたことにより勢いを盛り返していた。シレンと、その従者として潜入したラギ。シレンは、かつて国王の愛妾として南の宮廷にいた頃を知るゴダイの正妻モンレイ(高田聖子)と、幹部シンデン(北村有起哉)に迎え入れられる。そこで2人が目にしたのは20年前の独裁者の面影は一切ない、赤子のようになってしまったゴダイだった。
その頃北の王国では、キョウゴクと娘のミサギ(石橋杏奈)がモロナオによって謀反の罪をでっち上げられ窮地に立たされていた。そこへ南の王国一の武闘派ダイナン(橋本じゅん)が現れ、命を救われる。キョウゴクはダイナンからゴダイとモロナオを倒し、北と南を1つにしようという提案を受ける。一方、暗殺行の中、シレンとラギは次第に惹かれあう。しかし、この恋が2つの王国の運命を大きく動かすことになる….。


本日は、藤原竜也君のバースデーバースデー誕生日((o(≧∇≦)o))オメデトー!!
昨日、大阪千秋楽を迎えたこの舞台。
GWに2回観て、7日経ってもう一回観た分には、どんどん進化中に思えた。
(東京公演、さらなる盛り上がりになるはず。)

三十路にようこそ!な竜也君。
純真で、悩み藻掻く青二才な若者ラギは、御手の物。
でもでも、それだけじゃないのが、劇団☆新感線の脚本。
竜也君、コメディにも挑戦。いい味だしてました〜。
南の王国ゴダイの娘、マシキに求愛されまくる(笑)。
求愛方法は「潮干狩り」。
波の寄せ返しで波打ち際にくるアサリやハマグリを、恋に見立てて狩る求愛方法。
押し倒されたりちゅ〜迫られたりパンツ見せられたりと、かなり強引に迫られて、逃げ惑う竜也君。
破廉恥なマシキを叱る母親モンレイに、勢いあまって自分まで叩かれたビンタと相まって、心に受けたであろうトラウマ。
再び、マシキを見かけて、慌てて隠れる様子がコミカルで楽しいわーい(嬉しい顔)
求愛に逃げ惑いながら、途中で思いついたのは、マシキを利用する事ひらめき
「一緒に潮干狩りするから、君のお父さん(ゴダイ:暗殺の標的)に会わせてくれ。」
「いや〜ん。もうお父様に会っちゃうの?。」と照れるマシキに、
「私、潮干狩りには、けっこうこだわるんですよ。」とマシキの身体に、ピロピロさせながら指を這わせる仕草、エロい。。。
元々上手い葛藤するがむしゃら君な役に、コミカルさと色が付いて、激しい殺陣も観る度様になっていくので、竜也君、新感線に参加して大正解だと思った。
(ちゅーしてくるマシキの唇を、ラギが人差し指で防御する場面。
12日の日、竜也君の人差し指を、ものっそ舐め×2してる中谷さん。
舐め舐めが終わるのをじっと待ってタイミング計ってる竜也君、真面目さんで好き。
何気に衣装で指ぬぐってたのも、ちゃんと見てたも〜ん♪。)
何気に「I’M FLASH!」な教祖様:竜也君、先取りできたのも得した気分♪。

ストーリーは、かなり重い。。。
「禁断の愛」がてんこ盛り。気持ちは、どよよよ〜ん。。。バッド(下向き矢印)
それを、救ってくれるのが、高田聖子さん、三宅弘城さん、橋本じゅんさん、右近健一さん、河野まさとさん達の面白凄キャラと、華やかな殺陣と色彩と舞台転換の妙。
安定したお芝居で魅せてくれる栗根まことさんに北村有起哉さん。
荒野に咲く一輪の花のような可憐さ漂う石橋杏奈さん(彼女と竜也君のちゅ〜にはちょっと嫉妬)。
高橋克実さん、圧巻〜。梅ちゃんパパの10万倍恐っ。
(竜也君、有起哉さん、高橋さんは地声でも余裕なんだろふと何度も思った。)
今回は、古田新太さん演じるキョウゴクが極悪人かな?。
キョウゴクを愛したダイナン、ギョウゴクが仕えたギセン将軍、キョウゴクの娘ミサギ、
シレン、ラギ、トキ、モロナオ。。。みんなが彼の歪んだ愛に翻弄される。
あこがれだったシレンの手を掴んだラギとそれに応えたシレンの間の真実は、衝撃爆弾
永作ちゃんめちゃめちゃ可愛いので、それでも良いや〜って、私ならなっちゃうかも。
竜也君の逞しい上半身裸体も拝めて、おめめが揺れるハート
3度観ただけで、すっかり脳に入った台詞は、
「ゴダイ様をあがめます。ロクダイ様をあがめます。」
「愛は殺しアイ、我らの前に道は無い、血が流れそこに道ができる。」。。。
教義として信者達が繰り返し繰り返し発し続けるのを聞いていると取り込まれそうになる。
精神って意外と簡単にコントロールされるんだ…と、怖かった。

切なさMAXな内容なるもお楽しみポイントは。。。

・あほあほなギセン将軍の本領発揮場面(いけいけガンガン拍手喝采!。)。
(嫌いな言葉、好きな言葉、これからの僕の場面の台詞にはもうやだ〜(悲しい顔)。)

・構造上無理なので、ならば国という子供を作ろうとキョウゴクに花差し出して求愛するダイナン。
(ダイナンによる妄想のキョウゴクの姿:ある時は、豊胸手術、ある時は、がっぷり四つ相撲だったので、おそらくアドリブがこれからも登場するはず。)
「絶対、綺麗になってやる。るんるん共立美容外科〜。」に爆笑。

・ヒトイヌオ君の活躍とダンディーな一面。

大波小波スリリングなエンターテイメント舞台ぴかぴか(新しい)

《お気に入りの台詞》
「たまたま」も、ずっと続けば、「永遠」になるキスマーク
posted by みぃみ at 11:10| Comment(2) | TrackBack(1) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

映画:「テルマエ・ロマエ」♪。

平成24年5月2日(水)雨

映画:「テルマエ・ロマエ」

監  督: 武内英樹
原  作: ヤマザキマリ
脚  本: 武藤将吾
音  楽: 住友紀人
キャスト:阿部寛 (ルシウス)・ 上戸彩 (山越真実)
     北村一輝(ケイオニウス) ・ 市村正親 (ハドリアヌス)
     宍戸開 (アントニヌス)・勝矢(マルクス)
     笹野高史(山越修三)・ 竹内力 (館野)
ストーリー:古代ローマ時代。
斬新なアイデアが浮かばず、失業した浴場設計技師のルシウス(阿部寛)は、友人と一緒に行った公衆浴場(テルマエ)で水流に吸い込まれてしまう。
目を覚ました場所は、平たい顔の人々が入っている浴場。そこは、日本の銭湯だった。
ルシウスは、平たい顔族=日本人の風呂文化を古代ローマに持ち帰り一躍有名になっていく。


古代ローマ人への配役は、第14代ローマ皇帝に市村さん、次期皇帝候補のケイオニウスに北村さん、皇帝の側近アントニヌスに宍戸さん、浴場設計技師ルシウスに阿部寛さんという何とも濃い顔の面々。
平たい顔族(日本人)に竹内力さんの配役は、不思議…。凹型のくっきり顔だからかな?。
なにはともあれ。。。
ドラマATARUでも共演中の皇帝様と次期皇帝様を愛でに劇場へGO。
teruma.jpg
市村正親さん、「演じているうちに、自分も阿部さんや北村さん達の側の顔だと気付いた」とおっしゃっていますが、「ヴェニスの商人」でシャイロック(彫りの深いユダヤ人)を演じてらっしゃったはず:笑。
120501_130047.jpg をいただいて、いざ、鑑賞。

感想は。。。
面白かった〜v(^▽^)v♪。

まず、お払い箱になったルシウスが、テルマエでもくつろげなくて、「くつろげるのは水の中だけだ」なぁんてブツクサ言いながら潜っちゃう様子が「結婚できない男」まんまや〜んと (*^m^)ププッ。
プッハーと真っ赤な顔して、日本の浴場へタイムスリップしてきたルシウス様。
平たい顔族のまんまる小判もしくは大豆ちゃんみたいな頭のナイスピンポイントな位置設定に、拍手!。
(豊川悦司さんのCM「カゴメ カラダNEXT」を彷彿。は籠位置がベスポジ。) 
大豆みたいな平たい顔族、よく集めたね〜。
1.jpg 
赤い顔したこのおじいちゃん可愛かった〜。見ていると、温かな気持ちになるいい気分(温泉)

8割方埋まった劇場内、私の両親世代の人達が大部分。
前方席に、めっちゃ楽しそうに笑う男性がいて。
その男性の最初のツボは、「ケンシロウ」
アハハハハハっと笑うものだから、その声につられるように笑い声が広がる。
実は、今作上映前に「くるねこ×3D貞子」のコラボ劇場マナー啓発CMが上映されており…。
(CMはこちら。http://kuruneko.fc.yahoo.co.jp/8/1326/
とんでもマナーなにゃんこ達をスクリーンから飛び出した貞子がさらっちゃう〜たらーっ(汗)
てな事で、さらわれたら怖いので(?)、真面目に観ていた人々。。。
要所要所で楽しそうなその男性に乗っかり(私も含めて)メリハリつけて楽しもう路線に転換したらしく。
ほんわかゆったり、たま〜に激流&電気風呂。
締め括りは、シャキッとグダグダWWW(あれ、どこのお堀?)、良い湯を満喫〜ぴかぴか(新しい)

漫画の1巻と2巻を読んでいたので、上戸彩ちゃん演じる山越真実登場や、お猿さんと竹内力さんを、なにげにアレンジ(笑)してある様子に、ニコッ。
真実とルシウス、二人でローマにタイムスリップの時の右上にはBilingualの文字や、
ハドリアヌス皇帝の愛人の胸像(注:アンティノーは男性)や、浴槽内を泳いでいるナイルワニ(口圧2200キロ超らしい)に、ちゃんと「←付の注釈」があるのも楽しい。
原作では、ワニを離したお風呂にハドリアヌス皇帝も「いい湯だな〜♪状態」だと知ったルシウスが、猛ダッシュで皇帝の所へ行き、皇帝は、めっちゃルシウスに怒って、生気を取り戻すのだけど、映画では、皇帝様はナイルワニと一緒に入ってた(愛しのアンティノーの化身がワニって設定だから?WWW。)。
ジャグジーぼこぼこを、下で奴隷さん達が息吹ふいてるの、大変だよね…。

素っ裸で往来に飛び出したり、バスローブをトガ羽織するルシウスに、爆笑〜。
ヘルパーさんと間違われ、背中流してちょーだいな、にお目々を白黒。
ゴキよけスプレー持っての「ザ・考える人」に、クスクスしてたら、てっぱんは、「カーズ2」にも登場したウォッシュレット〜。
使うと、やっぱり気持ちいいのね。
使い方が分からないのだけれど、夏になったら挑戦してみようかな〜。

ルシウス、さすが射的の腕は抜群。
お猿さん追っかける場面。ローマ帝国の存亡がかかってるゆえの、あの壮大なテーマ曲。
一歩引けは、バナナを拝借しただけのお猿さんなんだけど。
そのバナナに帝国の命運かかっているという設定が、何ともユニーク。
矢を射るルシウス。
いや〜ん、お猿さんに当てちゃかわいそう〜。
で、ポンっと矢が命中したのは、こけしのお口。
ある意味、とっても凄いわ〜。

北村一輝さんの、情熱的なちゅっちゅキスマークに、いいな〜揺れるハートと思いながら、やっぱり市村さんも北村さんも権力者な場面大迫力!
女たらしのくせに、ルシウスの首に剣を這わせる場面は、ケイオニウスってば、超残忍な顔なんだもん。
(「あなたの隣に誰かいる」の北村さんも、恐かっこよかった。)

フルーツ牛乳の蓋、私は、針刺して開けてもらってた記憶がある。
湯治って効くのね。
上戸彩ちゃん胸でかっ(ソフトバンクのCMでもローマ人がお風呂いかがですか?と客引きしてる)。
シャンプーハット、一世を風靡したんだよね。懐かしい。

なぁんて思いつつ。。。

洗面器もお風呂の蓋も扇風機も脱衣籠も髪乾かすあれも、当たり前にあったから何の疑問も持たなかったけど日本人って凄いのね。
中学生になって初めての英語の授業で覚えた言葉は「when in Rome, do as the Romans do」(郷に入っては郷に従え)。(だから、英語を勉強するんだよ、君たちは。との事。)
続いて。。。
〜「All roads lead to Rome.」(すべての道はローマに通ず)〜。
・目的までの手段や方法は、何通りもある。

悩んで迷って挫折しそうになるも、目標へ辿り着く為の道程はいくつもあって、
前に進んでいればきっと道は開かれるってメッセージ、良いな〜o(^^o)(o^^)o。

暖かくなってきたし、湯船につかりながらちょっと一杯。
お酒の肴は、温泉卵で。。。るんるん
浴槽の設計は、ハドリアヌス皇帝がルシウスのをアレンジした月夜に輝くあのお風呂がE〜ぴかぴか(新しい)
posted by みぃみ at 11:36| Comment(23) | TrackBack(33) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月19日

映画:「バトルシップ」♪。

平成24年4月19日(木)晴れ

映画::「バトルシップ」

監  督:ピーター・バーグ
撮  影:トビアス・A・シュリッスラー
音  楽:スティーヴ・ジャブロンスキー
編  集:コルビー・パーカー・JR
キャスト:
テイラー・キッチュ (Alex Hopper)
ブルックリン・デッカー (Samantha)
アレクサンダー・スカルスガルド (Stone Hopper)
リアーナ (Raikes)
浅野忠信 (Nagata)
リーアム・ニーソン (Admiral Shane)
ストーリー:
ハワイ沖。アメリカをはじめとする世界各国の自衛艦が集結して大規模な軍事演習中、沖合に正体不明の巨大な物体が現れる。それは、地球からの呼びかけにより、飛来したエイリアンだった。次々と激しい攻撃を仕掛けてくるエイリアン。演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパー(テイラー・キッチュ)と、日本の自衛艦の指揮官ナガタ(浅野忠信)らは、地球を守る為応戦する。


予告で目にする浅野忠信さんを見たくて、鑑賞決定。
すぐ行こうと思うも、ちょこっと躊躇。
なぜなら、毎週楽しみにしている土曜日朝刊の映画評でまさかの★1つ
スーパーエンタメとの文言以外は、批判の嵐。
「序盤は、米軍のPR活動であり、その後は、味方の死亡は血一つ見せず相手方をやっつける場面ばかり。現在、米国が行っている他国への侵攻を正当化する為の軍隊賛美映画だった。」と、書いてある。
(なら、記事にする理由は何?と思いつつも、とりあえず様子見。)
時期的に、北朝鮮の衛星打ち上げ対策で沖縄に配備されたPAC-3。
沖縄の米軍基地移転でなんやかやな状態等も絡んでの、情報最前線な立場の記者さんならではの感想なのかな〜なぁんて思いながらの数日間。
この数日間に色々あって、どっかんばっこんいても〜て爆弾くれるならスカッとするかな〜?と、劇場へ。
(浅野さんかっこよかった♪って情報もいただいたので。)

【Pink Panther Theme】

をバックミュージックに、ものっそ派手なコソ泥登場には、スーッと血が引いたけれど、その前に登場したアレックスのお兄ちゃん役のアレクサンダー・スカルスガルドが、かっこよくって>o(´∇`*o)(o*´∇`)o状態だったので、OK。微笑ましく鑑賞。。。

さすが、ユニバーサル映画 100周年記念作品
軍艦・戦闘機・戦車をずらっと並べ、航空ショーまでも披露(サッカー対決のオマケ付)。
テレビなら、「部屋を明るくして画面から離れて見ましょう」の注意書きがドーンと表示されるであろうレベルの鋭い閃光や爆発光が、劇場内を照らしまくる。
美しい海と青空の中、キラッキラの最新兵器が繰り広げるド派手な戦闘場面は、その迫力と綺麗な色味に見とれる。
粉微塵〜、木っ端微塵〜、大爆発に大滑走〜グッド(上向き矢印)
例えるならこんな感じ。

♪MIDNIGHT FOREVER CRACTION WAKE UP BABY〜
はじけ飛んだポップコーンみたいにテンションが上がる↑↑

日本が降伏文書に調印し、第二次世界大戦が終結した場所である『マイティ・モー(戦艦ミズーリの愛称)(真珠湾係留中)』が登場したりな事は気になるけれど、米軍が日本軍に艦長の座を託す場面があったり、ナガタとアレックスが敵対関係から協力関係に移行する場面が盛り込まれているって事は、少しは役に立ってるのかな?。日本。
(ごめんなさい。鑑賞前「マイティ・ソーの浅野忠信」との紹介文を多数目にしていた為、マイティ・モーが映った時、もじってる?とふいちゃいました ( ̄m ̄*)。)

浅野忠信さん、とってもかっこよかった。
テキパキけが人助けて、指示出して、射撃の腕が超一流と豪語しても納得させちゃう逞しさに、キュン揺れるハート

そして何より。。。私的、金メダルは、ミック
両足と共に失った筈の軍人魂に火が点いて、地球を守る為、エイリアンとの肉弾戦パンチ
頑張って〜!と力が入った。
Tシャツの文字は「Army」だったから、火種は今も温めてあったのね。。。

エンドロールの後、うひゃっ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ!。
普通の生命体には攻撃無しだったエイリアンさん達を、もしかして怒らせちゃった〜?。

大きなでっかい打ち上げ花火を満喫ぴかぴか(新しい)。爽快な気持ちで家路に向かったのであります。
posted by みぃみ at 11:38| Comment(28) | TrackBack(33) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月11日

映画:「劇場版 SPEC〜天〜」♪。

平成24年4月11日(水)曇り

映画:「劇場版 SPEC〜天〜」



監督: 堤幸彦

脚本: 西荻弓絵

音楽: 渋谷慶一郎/ ガブリエル・ロベルト

主題歌: THE RiCECOOKERS

キャスト:
戸田恵梨香 (当麻紗綾)・ 加瀬亮 (瀬文焚流)・ 伊藤淳史 (伊藤淳史)
栗山千明 (青池里子)・ 三浦貴大 (宮野珠紀)・ 椎名桔平 (津田)
福田沙紀 (志村美鈴)・ 神木隆之介 (一十一)・ 竜雷太 (野々村光太郎)
岡田浩暉 (馬場香)・ 松澤一之 (鹿浜歩)・ 載寧龍二 (猪俣宗次)

ストーリー:
特殊な事件を専門に扱う「警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係」通称「未詳(ミショウ)」の特別捜査官、当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)。
海上のクルーザーから大量のミイラ死体が発見された。
すると、未詳係に、突然、何者かに憑依された警視総監と内閣情報調査官がやって来る。
憑依した姿のまま、御前会議によるSPECホルダー抹殺計画ことシンプルプランへの対抗を宣言するSPECホルダー達。
危険を感じた未詳の面々は、本格的に捜査をはじめる。
一方、瀬文は、かつての恋人:CIROの青池里子と再会。里子には潤という子供がいて。。。


連続ドラマ版から見ていた作品。
城田君(地居聖)が、額に歯が刺さった(w)まま、「一(ニノマエ)じゃない。もしや…」と言いながら息絶え、当麻の「映画化なんてぜってぇしねぇから!」の冷たい一言で幕を閉じたかに思えたドラマが、復活&映画化。

映画化が決まり、まずはドラマ放送を、高まり(笑)ながら、「〜翔〜」鑑賞。
ばっちり、美味しい時間を「いただきました!。」

北村一輝さんの出演も楽しみだった「翔」。北村さんのキャラ。。。やっぱ、濃ゆ〜い。
激情型だけど人情に厚く、天然な武闘派。
こんな公安のあんちゃん(お兄さん)と、お話してみたい♪(怖いけど:笑)。
格闘場面は、迫力〜。長〜い手足とばっちり決まったポーズに(。・・。)ポッ。
テレポーテーションするSPECの持主の特徴「の字ポーズ」する皆の姿、おもろ〜わーい(嬉しい顔)

瀬文。お坊さんの悟りを開いたのか、お経あげたりしてるけど。。。
「☆祝☆全快」の文字が記してある矢を自分に放った当麻の眉間のど真ん中へHITって…。お坊さんって殺生オッケーなの?。
と、突っ込み箇所は満載で。。。
お葬式の献花者名に堤監督の名前があったり。。。
「SPECなんて、絶対認めない!○○に居るから来やがれ。」と宣言し、突如、自分のスマホに向かってキレる瀬文。
当麻の「誰と話してるの?」の問いに、瀬文の一言。
「バカなお前は知らないだろうが、俺は、今、ようつべに俺の動画をアップした。」
当麻の「ヨウツベじゃなくYouTube(ユーチューブ)だから。」に、更に瀬文の一言。
「ネット用語では、ようつべとも言うんだよ、バーカ。海上保安庁の人に聞いたから間違いない。」
((((^Q^)/゛ギャハハハ 。そんなに、あけすけに発言して良いんでしょ〜か、瀬文殿。
(これって、あの事件「sengoku38」繋がり?。)
連続ドラマの終幕が、城田君のおでこに歯が刺さり、今回のドラマの幕開けが、当麻のおでこに矢が刺さる、なのもGOOD〜。
当麻と冷泉、当麻とサトリの「らみぱすらみぱす」や「サトリますダンス」もキュートだった。
「翔」は、当麻のSPEC、死者を召還するを封じた所でエンド。映画へと続く。。。
(なぜ、左手に包帯なのか、どうして、一に切られたのかの謎が解けた!。)

ちなみに、連ドラが「起」。SPドラマが「翔(承)」。
映画版が「天(転)」なので、たぶん「結」があるのでしょふ。。。
んで、もし実現したら、吉川(北村一輝さん)再登場や餃子丼が登場するかも…らしい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

との前フリを胸に、劇場へゴー車(セダン)

な、懐かしい〜ヽ(;▽;)ノ。
♪マダム・ヤ〜ン、マダム・ヤ〜ン。「マダムヤンは私のラーメンです。」。
ハウスのノンフライ麺「楊夫人」。
チャイナドレスのマダムが、執事従えて調理するCM。
小学生の時、めっちゃ流行ってん。高級なので買えないうちにブームが(泣)。
ちなみに、フリーズドライ製法なのだ〜っ!。

ボディコンマハラジャ扇子&ダンスな浅野ゆう子さん。懐かしいな〜と回想中。。。
冷風吐いてたマダムヤン熱風吹いてマダムインに気づいても〜た。
ふりーずどらい製法(凍らせたまま乾燥)(ミイラの製造方法と同じ?。)だと。
(インが浅野温子さんだったら「W浅野」なのに。ってベタすぎる?。)
陽:「昔は私も貧乏だったの。でもこの能力があるとわかってからは、色んな人が千万単位でお金を出して来たわ。」
(なるほど〜、画期的な技術だったんですね。)
陽:「でも、人生終盤の今は、若い力を支えていこうと思ったの。」
(インスタント麺のさらなる進化の礎になる事を決めたのですね。)

さらには、昔ながらの学歴派閥:警視総監−文T先輩、内閣情報調査官−文T後輩、
未詳係長の市柳賢蔵氏は文V〜。

なぁんて小ネタが満載なるも、高速回転の真面目な話は、心にズンとくる。
全ての生物はDNAを残す為の入れ物でしかないのなら、スペックホルダーみたいな進化もありじゃん、世の中なんでもありなんだよ、な刹那的考えに嵌まった当麻。
一方、瀬文は、刑事でありながら当麻に私情を挟んでしまい、職業人として失格だと悩む。

のノン(NoN)むら係長代理、良い事言います。
・迷いがあるから闇にとりつかれる。
・無敵だからこそ君自身の資質が問われる。
・心臓が息の根を止めるまで真実に向かってひた走れ(それが刑事だ)。

当麻と瀬文。。。
特殊能力者と死闘を繰り広げてきた中で、手にした本当の信頼関係と己の進むべき道。
ぶつかって傷付いて立ち上がれないくらい凹んでも、そこから立ち上がる為に、考えて工夫して力を合わせ、互いに誰かのためにできる事をする。
思いっきり現代っ子な瀬文と当麻だけど…。
彼等には、人として生きるべき道、取るべき行動がしっかり根付いてる。

「親がうるさいしうざいからいなくなってせいせいした。」みたいな半端物のカッコつけが蔓延し、悲しい事件が起こってる今の社会への警鐘と気付きになってくれたらいいな☆と思う。

起こった事象は、その人なら乗り越えられる事柄なのだるんるん


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「かつら」もとい市柳係長の正体が津田助広(椎名桔平)だったのには、驚いた。
(マスクをわざわざ拾いあげて、ぶらぶらさせて去って行く彼、几帳面なのね。)
ところで、背丈はどうやって縮めていたんだろ〜(謎)。
ルパン三世に大木凡人、ミニスカポリスに、何でも売っているAmazon。
チラホラ映る吉川に上がる↑↑。もしかしたら再登場するかもらしいし〜♪。
日本語時々不思議な栗山千明ちゃん演じる青池も、面白い。
訛ったり京言葉になったり、日本語会話中英語部分だけ強烈に英語発音なのとか。
ツボは、「たこはないイコール(鯛)他意はないと、ヤフオフ(値上がりしなさそ〜と突っ込む当麻:笑。)アーンド鎖を銃に持ち替えての両手使いキル・ビル。
警視総監救いに行く時の様子は、襖を何枚も開けて長い廊下を進んで、忠臣蔵の討ち入りみたいだった。
美鈴ちゃんのゴミ箱被って逃げてますなヨチヨチ走り(動きやすい靴履きませう)は、この為の伏線だったのか。。。
樽の中入ってごろごろ×∞ハイスピード転がり(by瀬文)(←バカウケ(ノ∇≦*) )。

一(にのまえ)のクローンに勝つ究極の方法として当麻がとったのは。。。
クラスター爆弾爆弾
爆弾の中に、地雷等の数百個の弾を内蔵。
投下後に空中で破裂することで子弾を散布し、多数の小規模な爆発により、広範囲の目標に損害を与える。
ベトナム戦争時も使われた金属片を撒き散らす爆弾で、被害を多くするために爆弾の中に釘等の金属片を入れたりもしていた。
あまりに残酷なので、今は使用が禁止されているはず。。。
そんな悲しい歴史を持つ爆弾使わなきゃいけなくなった「ニノマエクローン」の創造主を、必ずその手でぶっ潰してね!、と切望。

潤ちゃんが誰なのか(俺が父親かもと衝撃受けた瀬文。既に初見でパパと言われてたし(笑))。
白いスーツの彼も気になる〜(顔が見えそうで見えないのが、ものっそ心をくすぐる)。
書き換えたMicrosdも。
青池が、目覚めた時の様子も。
雅ちゃんが、手紙読んでる時代迄の間に何があったんだろう。

知りたいので。。。
「欠」でもいいから「結」って〜(願)ぴかぴか(新しい)
posted by みぃみ at 11:35| Comment(24) | TrackBack(23) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月30日

舞台:「サド侯爵夫人」♪。

平成24年3月30日(金)晴れ

舞台:「サド侯爵夫人」。

sado.jpg

演  出:野村萬斎
脚  本:三島由紀夫
美  術:島次郎
照  明:齋藤茂男
衣  装:半田悦子
音  響:尾崎弘征
舞台監督:澁谷壽久
キャスト:蒼井優/美波/神野三鈴/町田マリー/麻実れい/白石加代子
あらすじ:
18世紀末、絶対王政が爛熟を極め、頽廃の色濃い都パリ。
数々の乱行からの逮捕・脱獄騒動を起こし、残酷かつ淫蕩なスキャンダルがつきまとう“悪徳の怪物”サド侯爵。
彼に、貞節を貫くサド侯爵夫人:ルネ。
世間体を重んじ、計略をめぐらせてサドとの離別を迫るルネの母:モントルイユ。
母と娘は、苛烈な対立を続ける。
時は経ち、フランス革命勃発後、夫:サドがついに獄から解放される事になる。
その事を知ったルネの決断は…。


三島由紀夫戯曲の最高峰と謳われる『サド侯爵夫人』

去年の今頃、蜷川幸雄さん演出の「ミシマダブル」にて、オールメール版を鑑賞(ちょっと寝ちゃった(^^;))。
ミシマダブル.jpg
サド侯爵のエログロな生活。
キュートな斗真アンヌと悪徳を演じる木場さん、大石さん、平さん、岡田さん達の演技から。。。
侯爵の妻とその妹と母、彼女等の協力者達の気高さと卑しさが垣間見えた。
美しい文脈で人間の欲望や本能を赤裸々に語る三島作品。
本を読むのは敬遠していたけれど…、難解な台詞達に彩られた舞台は、面白かった。

今回は、野村萬斎さん演出、キャストは女優陣6名の舞台という事で、観劇。
披露された作品は、驚異の舞台で、崇高且つ壮麗で感嘆に値する作品に、魅了されたぴかぴか(新しい)
目に見えない物語の背景や情景を、どのように魅せるかが狂言師の腕の見せ所の「狂言」。
話の世界に入れるかどうかは、演者の手腕と観客の想像力次第という「狂言の魅せ方」に、女優陣の「華」が加わったパワフルな舞台だった。

舞台装置や衣装は、いたってシンプル。
丸い円形の板の上にテーブル1つと椅子が2〜3個。
部屋中心部には、上下する鉛色のシャンデリアが一つ。
部屋は厚みのある石壁で囲まれている。
衣装は、登場する女性達各々の「性(さが)」を象徴する色味と形。
全員基本色は黒。
ルネ、は首元まである白とグレーを配した修道女風。
サン・フォン伯爵夫人は、ごっついヒール靴に鮮やかなブルーを配した乗馬服の女王様風。
アンヌはオレンジ色を配したりミニスカートになったりと、可憐な少女風。
シミアーヌ男爵夫人は、薄いピンクのふわふわの聖女風(後に、修道女服)。
モントルイユ夫人の衣装は、黒地に金をあしらった和洋折衷。
シャルロットは、黒の上に白のエプロンのメイド服。

サディズムという言葉の語源でもあり、今もなお不道徳の象徴とされるサド侯爵と関係するこの6人の女性達。
ルネは「貞淑」、ルネの母モントルイユ夫人は「法・社会・道徳」、シミアーヌ男爵夫人は「神」、
サン・フォン伯爵夫人は「肉欲」、ルネの妹アンヌは「女の無邪気さと無節操」、
召使シャルロットは「民衆」
を、各々象徴。
互いに、己の信じる道への想いを主張しぶつけあいながら築かれていく人間関係。
ロココ様式時代のフランス貴族達が、「美しく長い言葉達で語るのは、悪や肉欲」という非対称さが特徴のこの三島戯曲。

仕える立場のシャルロット(町田マリーさん)の心の変遷は、従順〜抵抗〜侮蔑〜自由へと向かう。

姉の夫と情事を繰り広げながら一緒に旅をしたアンヌ(美波さん)。
姉への優越感〜寂しさ〜新たな旅立ちを経て、無邪気でキュートな女の子は、大人の女性へと成長。

聖女な様相でその実世俗大好きなシミアーヌ男爵夫人(神野三鈴さん)。
綺麗事と本心の乖離具合が楽しい。修道院に入った彼女は真の聖女になったのか?。

サン・フォン伯爵夫人(麻実れいさん)。
快楽と目的達成の為なら悪徳も良しとし堂々と語る。
恥じらい隠そうとする人間の性を露わにする彼女は雄々しく強い。

モントルイユ夫人(白石加代子さん)は、悪を見下し、正義を賛美する。
母として娘の将来を心配しながらも、常に「家名」と「財産」を護る心理が働き、それらを守る為なら悪も善しとする事をいとわない。

そして、主人公のルネ(蒼井優ちゃん)。
心から夫を愛し、穢れ無き真っ直ぐな様は、洗い立ての真っ白なシーツのよう。
だが、舞台が進むにつれ、真っ白なシーツを、真っ赤な血や黒い灰でルネ自身が汚していく。
不浄な猥雑さと無垢で清純な魂が同居する彼女の唱える「貞淑」は「淫乱」に姿を変え。。。

冒頭、訪れたモントルイユ夫人宅で、鞭を振り回しながら、投獄された「サド侯爵」の犯した口にするのは憚られるような罪を、声高らかに述べるサン・フォン伯爵夫人。
夫人の話を、耳を塞ぎ目を瞑りながらも、聞き耳と薄目で話に興味を示すシミアーヌ男爵夫人。
ひとしきり噂話が終わった頃、登場するルネの母:モントルイユ夫人。
モントルイユ夫人は、招いた対極の客2人の持つ「悪」と「聖」の力にすがる。
そこへ、やってきたサド侯爵夫人ルネ。彼女も夫の為に2人の力を貸してもらえるように頼む。
客が帰り、ルネを部屋で休ませ1人になったモントルイユ夫人の所へ、ルネの妹アンヌが帰宅。
喜ぶ母に、「自分は姉の夫とともに旅に出ており、ルネもその事を承知している」と告げるアンヌ。
「夫の行方は知らない」と話していたルネの嘘に激高したモントルイユ夫人は、サド侯爵が再投獄されるよう手を打つ。
数年の月日が経ち。。。
サド侯爵釈放の知らせがアンヌを通してルネに届き、喜ぶルネ。
だが、その書類は数年前に作成されたものであり、夫は母の策で既に再投獄されていると知ったルネは母を責める。
だが、母はルネのある真実を知っており、ルネの「貞淑」への執拗な拘りに対し、ついに禁断の真実を口にしてしまう。
母が、真実を知っているとわかったルネは、「淫乱」な顔で、「世の決めた「貞淑」とは何なのか?、正義も道徳も人が定めたものにすぎず、人定のものを守る為に卑しい事を平気で行い素知らぬ顔をしているあなたの方がよほど汚れているではないか。」と母を責める。

母として、娘と娘婿の犯したクリスマスのノエルを語る時の白石さん。
山姥となまはげと鬼婆を足したような、まさに妖怪!(ごめんなさ〜い)。
(実は、「身毒丸」の時も「ムサシ」の時も、白塗りしたおっきな顔の迫力あるおばさん(ごめんなさい。)のイメージで、他の人の衣装におしろい付かないのかな?と、正直、そっちが気になってた。)

ただ、今回は、台詞の強弱や間など見事な声色変化を繰り出す白石さんに、すごぉぉい!と思った。
同じく、麻実れいさんも、発する台詞とちょっとした動きで、見えない物をその場に呼び寄せ、感覚を通して見せてくれる。
経験と才能でガンガン責めてくる超ベテラン女優さんと丁々発止するのは、優ちゃん。
「オセロー」で彼女の演技を初めて観た時のショックが再び甦る。
テレビや映画やCMからは想像もできない優ちゃんが、舞台には居ると確信。
ふんわりやわらかおしとやか守ってあげた〜い♪なルネが一転、生意気で自信家、目の前のもの蹴っ飛ばしてでも道を切り開くわよ!なルネに変貌する様は、必見。

ベテランさん2人に挑む若手1人、そして実力派3人の織りなす三島台詞に基づく善悪交錯の世界。

この舞台。。。

6人の女優さん達は、麗美な言葉の並んだ長台詞を、各々の「音」と「リズム」で紡ぎ、
互いに絡み合う旋律は、時に不協、時に調和し、様々な色調で観る(聴く)者を三島戯曲の世界へいざなってくれた。
そして、囚われの身であるはずのサド侯爵に捕らわれていたのは、実は自由の身の女達であり。
正義と悪の定義等、常識が180度覆る「コペルニクス的転換」を体感るんるん

「正(聖)」って「悪(禁)」って本当のところは何なのだろふ。。。

およそ4時間のこの舞台。
萬斎さんによる「言葉による緊縛」の演出と、「一言一句を明瞭に、且つ、表情を持った台詞で発する」女優達の力に魅せられた。

萬斎さん、ありがと〜揺れるハート

蜷川さん演出のシェイクスピア。
舞台は北イタリアのパドヴァ。
若くて美しく、財産もあるが、口の悪さと向こう気の強さではこの町いちばんのキャタリーナ(市川亀治郎)を、結婚相手を求めてヴェローナからやって来た紳士ペトルーチオ(筧利夫)がいかに「馴らして」、従順な妻にするのか。丁々発止のやりとりに、キャタリーナの妹ビアンカ(月川悠貴)とルーセンショー(山本裕典)の恋模様も絡む舞台。
『じゃじゃ馬馴らし』
jajauma.jpgと、同列、お気に入りの舞台になったかわいい
posted by みぃみ at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月22日

映画:「長ぐつをはいたネコ」♪。

平成24年3月22日(木)晴れ

映画:「長ぐつをはいたネコ」



監   督:クリス・ミラー
脚   本:トム・ウィーラー
原   案:ブライアン・リンチ、ウィリアム・デイヴィス、トム・ウィーラー
製作総指揮:アンドリュー・アダムソン、ギレルモ・デル・トロ
音   楽:ヘンリー・ジャックマン
ストーリー:孤児院で育ったプスは、悪友、ハンプティ・ダンプティと街で悪さばかり。
しかし、ふとした事で人助けをしたプスは、英雄の証として長靴と帽子を贈られ、ハンプティ・ダンプティとは気まずくなっていく。
悪いことはしないと心に決めていたのに、悪友の悪さに巻き込まれ、無実の罪で追われる事になったプス。
ある日、ジャックとジルの持つ不思議な豆を盗みに行った宿屋で、邪魔をされた猫を追いかけるプス。
その猫は、キティといいハンプティ・ダンプティの仲間だった。
ハンプティから、「永遠に富をもたらすという伝説の金の卵を手に入れよう」と誘われるプス。
最初は躊躇していたプスだったが、街のみんなの信頼回復もできるとの話に彼等と手を組むことに。
だが、豆を奪い、金の卵を産む鳥を連れ帰ったプスを待ち受けていたものは…。


屈託なく笑えるって、気持ちが良い。とっても楽しい映画だった手(チョキ)
普段は音を発しないようにしているけれど、劇場内の楽しそうな声達につられ、心から笑わせてもらったるんるん

映画序盤と終盤の様々なリンク。

これって、あれだ〜〜、な映画達の登場。

もふもふ、ふわっふわ、くるっくるの可愛らしいにゃんこたん。華麗なアクロバット付き。

アレンジされた懐かしい童話の世界。

にこにこ笑顔で大満喫ぴかぴか(新しい)。全部が好きハートたち(複数ハート)。DVDになったら絶対買う!。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

じゃじゃ〜ん。

nyannko.jpg
この姿は。。。
馬に乗り夕日を背負うリ−・ヴァン・クリーフ(セルジオ・レオーネ監督)「夕陽のガンマン」か、
はたまた、ジョン・ウエイン(ジョン・フォード監督)「捜索者」?!。
ばっちりキマったにゃんこな西部の名場面に、身悶えしてグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)☆祝:マカロニ・ウエスタン☆

序盤:問題児なプスが、署長のママを救う場面。
署長のママに突っ込んでった牛さんの、プスに倒されひっくり返ったまま地面を滑りながらの心の声。
「(プスが)署長のお母さんを救った。」( ゜o゜ )が、吹き替えなのに字幕登場した時、がっしり心を掴まれた。
実は、この場面が、終盤にもリンク。うるっ*:・(*´∇`*).・となる。
みんなのヒーローもいいけど大好きな大切な人のヒーローになれるのが一番嬉しいよねっ!。

続いて、映画の名場面とアクションに更にグッド(上向き矢印)グッド(上向き矢印)
スターウォーズにインディジョーンズ、荒野のカウボーイetc.。
やっぱり大滑走のあそこはイノシシちゃんなのね。でもって、空からほうりなげられちゃうのね〜。

街にやって来る鳥さんママ・グースは、ラプンツェル?。
どんだけ恐い化け鳥なのかとおもいきや、めっちゃとぼけたお顔の優しげママりん。
ジルが剃刀磨いでた時のが怖かったよ〜((゜Д゜ll))。「スウィーニー・トッド」のジョニデみたいだったんだもん。

話ながら寝ちゃうト・マメノキ。パイレーツの壁と同化していたウィルのお父さん思い出しちゃった。
マメノキさん繋がれてる(実は繋がれていない)?鎖にウケつつ、文章毎に寝ちゃうマメノキに、
プスの表情が、真剣(・ω・)、驚き( ̄□ ̄;) 、白い目(¬¬)=>=>=>に変わってくのも愉快。

あ、キティのあの被り物、こだわる理由は何?。バットマン???。

大開脚して、キティを支えながらジルとジャックから豆を奪う時は、ドッキドキ。
キティのふわふわ〜て(爪)の件は、しんみり(・_・。)。
現役看護婦時代の母が、「髪の毛は頭を護る為なんだから、罰として丸刈りにして安全を奪う権利なんて誰にも無い。」って言ってたのを思い出した。
ちなみに野球球児は防止やヘルメットかぶるからオッケーらしい(汗)。
人間のみなさ〜ん、猫ちゃんの爪も必要だからあるのです。

ハンプティの馬車に乗り、彼の「信じろ〜っ」に「え〜〜!」な状態で壊れた橋に突っ込む場面。
見事なふんわり飛行に、拍手〜。お馬さんの見事に回収具合も完璧!。

かわゆ〜な場面。。。
子猫ちゃんなプスに萌え〜。大好きなママイメルダさんにわかってもらえて良かったね。
うるうるおめめと対照的な偉そうな物言いも楽しい。
ガチョウちゃん、ハンプティの上に位置どってのねんね姿もかわゆい。
動くものを一心不乱に追っかけたり、ミルクをぺろぺろする仕草、てっぱん可愛い〜♪。
ふわふわの雲の上でじゃれあう3人の姿は、微笑ましい(^^)。

笑いのツボは、なんといってもハンプティ・ダンプティ。
アレクサンダーという立派なみどるねーむに、おぉ!となるも…。
卵ならではの奇妙な動き(独特な転がり方等)とコスプレに爆。
歩くより速いので、ころころ転がすのは序の口。
金色の袋被って、金の卵にコスプレ。
コスプレしたまま、危険な場面でわーわー騒ぐハンプティを、キティが衣装の紐を結んでお口をチャック。
一段落したハンプティ曰く…「息できない相手の口塞ぐなんてっむかっ(怒り)」て。

ジャックと豆の木懐かしい〜。お空に向かう景色は絶景(3Dならでは)。
すると…、豆の木倒壊で、地上に真っ逆さま!!。
〜ャバイョ━━<(ll゚◇゚ll)>━━ッッ!!!!! と落ちてる最中…。
ハンプティってば。。。
お空の住処から連れてきた金のガチョウのひよこちゃんに、
「お前飛べよ、鳥だろ?飛べったら飛べ〜っ!。」と、羽引っぱってあたふた。
羽、引っ張られてても飛べるはずなく落ちてくひよこも(( アタフタ o( ̄▽ ̄;)三(; ̄▽ ̄)o アタフタ )) 。
飛べるわけないやんけ〜。と、卵とひよこのあたふた姿に大爆笑。(劇場が笑い声で満ちてた。)
(この姿がものっそ面白くて、しばらくの間口を押さえて震えてた。隣席の女の子、ごめんね。)

ダンスと音楽も工夫が凝らしてあって楽しめる。
にゃんこが牛さんの首の鈴をカンしたり、ギター弾いたり歌ったり。
ランゴのふくろう音楽隊と並んで、こちらの猫ちゃんバンドも最高!。
火曜日のダンスファイト。
フラメンコに社交ダンスにモダンダンス、極めつけは金の卵を使ったタップダンスまで。
刑務所から脱出する際のフラメンコダンスな剣術場面も絶品だった。

アントニオ・バンデラスがプス、ギレルモ・デル・トロが署長さんの方も観てみたい☆。

デル・トロ氏曰く署長さんは「非常に低い声をした生真面目な、メキシコ版クリント・イーストウッドという感じ」だそう。
って事で、「西部の精霊」(ランゴ)繋がりで、ねこちゃん西部劇を堪能〜かわいい

追記:プスがキティに言う台詞:「悪いネコたんめ!」。
   確か、トゥイーティー(カナリア)の台詞だよねん♪。
更に追記:4/5(木)のニュース。
    「長ぐつをはいたネコ」。公開3週目に興行収入が、前週対比117%!。
     興収収入が10億円を突破する勢い。ランキングも4位に上昇!。
     良い物は人を魅きつける〜♪。
posted by みぃみ at 11:38| Comment(22) | TrackBack(16) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月14日

映画:「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」♪。

平成24年3月14日(水)晴れ

映画:「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」



【監  督】 ガイ・リッチー
【キャラクター創造】 アーサー・コナン・ドイル
【脚  本】 ミシェル・マローニー/ キーラン・マローニー
【キャスト】
ロバート・ダウニーJr. (Sherlock Holmes)
ジュード・ロウ (Dr. John Watson)
ノオミ・ラパス (Madam Simza Heron)
ジャレッド・ハリス (Professor James Moriarty)
エディ・マーサン (Inspector Lestrade)
レイチェル・マクアダムス (Irene Adler)
スティーヴン・フライ (Mycroft Holmes)
ジェラルディン・ジェイムズ (Mrs. Hudson)
ケリー・ライリー (Mary Watson)
ファティマ・アドウム (Gypsy)
【ストーリー】
「報復の連鎖」というヨーロッパに不穏な空気が漂う中、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は、全ての事件は繋がりがあり、元凶はモリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)だと目星をつける。
又、アイリーン・アドラー(レイチェル・マクアダムス)も事件に関係しているのでは?と考え、尾けていると、彼女は、医師に小包と見せかけた爆弾を渡す。
ホームズが爆弾を処理している間に医師は殺され、アイリーンも消される。
一方、ワトソン(ジュード・ロウ)は、メアリー(ケリー・ライリー)と結婚。
ホームズの助手を辞めるはずだった。
モリアーティは、ワトソンに関わらないよう話をしにいったホームズの頼みを断り、二人は全面対決へ。
そして、新婚旅行に向かうワトソンたちの乗った列車が襲われ…。


映画:「シャーロック・ホームズ」♪。から1年ぶりに帰ってきたホームズ。

今回、モリアーティ教授に加えて、ホームズのお兄さんマイクロフトも登場!との事で、わくわく♪。

劇場へ車(セダン)。。。

感想は。。。

伏線てんこ盛り&天才ゆえのありえない捜査と防衛方法&映像使いの巧みさに、満足〜かわいい

お話は、「戦争で儲ける人達」。
例えるなら、某国元大統領ブ○○ュ親子?。
父の湾岸戦争繋がりで、息子が数年間理事に就任したカーライル・グループは軍事産業で大儲。
そして、息子は、イラク戦争。
モリアーティ教授が首相の友人の設定だったのには、ほぉぉ…!だった。
戦争を誘発し、導火線に火が点いたら、武器も医療品も両方供給して濡れ手に粟作戦って、まんまやん。
大戦が始まったらどっちに付くかを静観する各国お偉方達の勝ち馬狙い作戦準備大会が、
永世中立国のスイスで開催なのも、なさそでありそな設定。

とはいえ。。。

もじもじ君にオカマちゃん、もさもさむっさが超ハンサムなホームズの七変化と、弱そうに見えて、超強い頭脳と腕っ節に、うっとり揺れるハート
賢明でしっかりしてるように見えて、お酒に弱く、いざってなるとやっぱり助手さんな今回のワトソン君は、可愛かったキスマーク

お酒に酔って式場に着いてるのに、もうちょっと寝る眠い(睡眠)な彼が、結婚式のトランペットを聞いた途端飛び起きたのには笑った。
ワトソン君のお嫁さん、式前日の夫のお痛に気が付くもスルーして、まさかの列車から投下にもしっかり立ち直る。いいお嫁さんもらったね〜、とほっこり(^^)。

アイリーンちゃん。愛くるしいお顔して悪い子な彼女の最期。ちょっと切なかった(T_T)。

予告でウケた、ホームズの女装。
列車でチラチラ後ろ姿が映る度、いよいよかな〜?と準備するも、正面向いた時はぷぷっ。
緊張感頂点だっただろうワトソン君が、ぴたっと固まったのがますます楽しかった (*^m^)。

前作に続き登場の「わんこ」。
前回同様、速攻ホームズに殺される寸前になるも、(今回は)すぐ復活してダ〜ッシュ。
このダッシュが、後々、ホームズreviveの伏線だったとは!。

Rebirthと言えば、もじもじ君。
てっきり郵便配達員さんの姿が映るもんだとワトソン君の姿を追っていたものだから、
突然目の前に現れたホームズに、びっくり(⌒▽⌒;)。
   そこにいたんか〜いっ。

カンフー・拳闘・銃撃戦に砲弾戦・と盛り沢山なアクション。
闘う事に「朝ご飯の作り方」や「(あなたが言うなよ)それ、反則だろ砲撃」「痛そうだけどポールダンス」の要素がプラスしてあるのも楽しかった。
おかげで、普段なら、痛いの直視できないけれど、今回は、細目を開けて見ることができた。

天才ホームズの「天才」の意味もたっぷり堪能。
何より嬉しかったのは、ホームズが、パイプふかしている場面が数多く登場した事。
だって、ふかすパイプと葉の種類にもこだわってたんだもん、原作のホームズさん。

イギリス・フランス・ドイツ・スイスの建物や絶景達も素晴らしかったぴかぴか(新しい)
ちなみに、ホームズが唯一心を惹かれた女性は、オペラ歌手。
「ボヘミアの醜聞」に登場するアイリーン・アドラー(ボヘミア王の愛人)。
ホームズとアイリーンは2人の秘密の写真の争奪戦を繰り広げたらしい。
こんな場所に建物建築した人凄いな〜、と思ったスイスはアルプスの名滝ライヘンバッハファルを見下ろす広大な別荘。このビジュアル、美術のグリーンウッドと視覚効果のジャレットによって実現したんだそう。

そして。。。最後の「ぽちっ」に、にっこり。次なる活躍も期待o(*^▽^*)o。

posted by みぃみ at 15:03| Comment(30) | TrackBack(35) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月12日

映画:「おかえり、はやぶさ」♪。

平成24年3月12日(月)晴れ

映画:「おかえり、はやぶさ」



【監  督】本木克英
【脚  本】 金子ありさ
【キャスト】
 藤原竜也 (大橋健人)・杏 (野村奈緒子)・三浦友和 (大橋伊佐夫)
 前田旺志郎 (岩松風也)・森口瑤子 (岩松多美)・田中直樹 (岩松大吾)
 竹山隆範 (天野克也)・豊原功補 (山田幸一)・宮崎美子 (大橋小夜子)
 大杉漣 (江本智彦)・中村梅雀 (増沢公孝)
【ストーリー】
2003年5月9日。「小惑星イトカワのカケラを拾って地球に持ち帰る」という、人類初のミッション実現の為、鹿児島県内之浦から打ち上げられた「小惑星探査機 はやぶさ」。
「はやぶさ」プロジェクトに参加しているエンジニア助手の大橋健人(藤原竜也)の父:伊佐夫(三浦友和)は、同年12月、トラブルと故障のため断念した「火星探査機のぞみ」のプロジェクトマネージャーだった。税金の無駄遣い等と責められた伊佐夫は退官し心を閉ざしてしまう。
一方、順調に航行する「はやぶさ」の姿に、健人の同僚、大吾(田中直樹)は、息子・風也(前田旺志郎)と共に妻:多美(森口瑶子)の病気の回復と「はやぶさプロジェクトの成功」を重ね合わせていた。
だが、2005年11月。イトカワ付近に到着した「はやぶさ」は、姿勢を崩して不時着。
リスクを冒して挑んだ2回目のタッチダウンは成功するも、燃料漏れや通信途絶といった度重なるトラブルが発生。
プロジェクトのメンバー達の努力により、地球帰還体勢へ。。。
7年の月日が経った2010年6月13日。はやぶさは、ボロボロになりながらも地球にカプセルを届け、ミッションは成功。
地球から3億キロ離れた小惑星イトカワからのサンプル採取という快挙を達成する。


映画:「鴨川ホルモー」の監督さん。

「はやぶさ」のイオンエンジン運用を担当なさった細田聡史さんの講演。(レポはこちら。)

主演が、エンジニア助手(竜也君)という事で、細田さんの講演の3D映像Ver.が鑑賞できるかも♪と劇場へ。

地球から太陽までの距離が、1億5千万キロメートル。
そのさらに向こう、地球から3億キロメートルにある地球と太陽の周りを回っているのが、イトカワ。
イトカワに向かう方法や採取、はやぶさのエンジンシステムの解説等、「はやぶさ」について語られる際に頻出する言葉達(スイングバイ、ターゲットマーカー投下、タッチダウン、通信不可能になったであろう状態、生ガス噴射や太陽光による体勢の立て直し、太陽光発電等)については、(子供が突如、はやぶさに乗っかって登場にはビビった(´゚Д゚`)けれど)、こどもニュースみたいで解り易かった。

はやぶさの地球へ戻るまでの紆余曲折を、こんなふうに映像化してもらえると理解しやすいものの、実際に航行している際の状況把握は、はやぶさが発する英数字と、イエスかノーで返答可能な質問への解答のみ。
たったあれだけの情報量で、状況を把握して対応策を練り指示を行って「サンプル採取」を成功させたJAXAの方達って、すごいな〜ジーン...(≧ω≦。)と改めて思う。

ココリコ田中さんやカンニングの竹山さんの好演にほっこりしつつ、大杉漣さんや中村梅雀さん達、揃ってる役者さん達とはやぶさ及びミッションに関わった方達を、おもちゃみたいに扱っての子役スター作りは他の場所でやってくれと正直思った。
(大切な友人の家族の想いと願いが託されたはやぶさを、健人がおもちゃのように扱っているようには思えなかった。)
そもそも、伊佐夫と健人、失敗に終わったプロジェクトと進行中のプロジェクトに、携わり携わっている親子関係が主となる話だったような…。
見たかったな…。
27万人の想いを背負い火星へ旅立つも断念せざるを得なかったのぞみに関わった人達と、
88万人の想いを背負い次こそ失敗できないはやぶさのミッションに携わっている人達の気持ちの変遷と関わり方。

伊佐夫が心を閉じてしまった『「のぞみ」、宇宙のゴミへ。』の新聞記事。
大きな予算(みんなが一生懸命働いて納めた税金)を費やすも結果を出せなかった事は、事実。
事実だけ見れば、もう少し大切にお金を使って欲しい、と思うし、宇宙を漂うだけの浮遊物にのぞみがなってしまったのも現実。
でも。。。
何年もたゆまない努力を重ね続けて、自身の人生を懸け、他人の大切な人生まで懸けさせた事柄を「ゴミ」って言われたら、傷付くのはよく分かる。

失敗したり不完全だったら、なんの意味も持たない事は、まちがいない。
でも、最初からできる人なんていない、苦労したり失敗する中で、できるようになりより良い方法を見つけていく。

「結果が全て」ではない。「結果に至るまでの過程」も重要。な事、気づくべきだよ、日本。
採算が一番!になり、コストが抑えられる海外へどんどん拠点を移す日本企業。
労働力は安くなり、利益は上がるだろうけれど、技術を会得するのは安い労働力で働く外国人。
お給料は少ない(といっても自国で生活可能)けれど、その代わりに手に入る技術力。
私は、お金と技術力なら、技術力の方が欲しいな☆。
手にした技術は、どこに行っても通用する自分自身の財産だものぴかぴか(新しい)

2010年5月21日に飛び立ったイカロス君も世界初を目指して航行中。
ソーラーセイル(太陽帆:超薄膜の帆を広げ太陽光圧を受けて進む)な宇宙船。
帆の一部にある太陽電池で、大電力発電も同時に行える「IKAROS」は、帆だけで宇宙空間を航行できる事と薄膜太陽電池で発電できることの世界初の実証を目指してる。
2014年に「はやぶさ2」が宇宙へ。10年後には木星向かう宇宙船の話も登場したこの映画。

映画の中、登場する格言。
「成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである。」ウィンストン・チャーチル

私なら、(失敗したくないので)成功する為に惜しみない努力と意欲を費やすけれど。。。
失敗してもくじけない心を作るにはこの格言は、必須かな…。

心に響いた言葉達は、

・予算が少なくて貧乏ゆえ、外部委託ができない、だから、全てを知っている。

・簡単に乗り換えるわけにはいかない。

・はやぶさは、人類初だけではなく、若者達の未来も持ち帰ってくれた。
 (これで、予算が確保でき次世代を担う若者を育てる事ができる。)

「1番にならないと。2番じゃだめなんです。」に、笑っちゃった:WWW。

日本からボールを投げてブラジルのハエに当てる位の精度を保てる技術力、日本にはあるんだもん。
(スイングバイ)

政府も社会も、もう少し、大局的な物の見方ができるといいな☆と思った。

日本という国を存続させていくのなら、人材は人財だよんキスマーク

はやぶさが地球を飛び立ってから役目を果たすまでに撮った写真の枚数は、1501枚。
最後の1枚の写真を見る度、課せられた任務に邁進したはやぶさの姿に、感動を覚える(ノ∇・、)。

はやぶさ作品達。一番心に響いた作品は。。。

「はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH」。

次々映る、もうすぐ帰ってくるはやぶさへのメッセージの一つ…。

「俺がしっかり受けとめてやる!。」の文字に、号泣…。

はやぶさが、日本の未来を宇宙から、笑顔で見守っていてくれますように揺れるハート
posted by みぃみ at 16:15| Comment(13) | TrackBack(13) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月07日

映画:「ライアーゲーム -再生-」♪。

平成24年3月7日(水)晴れ

映画:「ライアーゲーム -再生-」



監督: 松山博昭
脚本: 岡田道尚/ 黒岩勉
原作: 甲斐谷忍
音楽: 中田ヤスタカ
製作: 亀山千広/ 鳥嶋和彦/ 市川南
キャスト:
松田翔太 (秋山深一)・多部未華子 (篠宮優)・芦田愛菜 (アリス)
高橋ジョージ (猿川ケンジ)・濱田マリ (坂巻マイ)・要潤 (赤城コウタ)
新井浩文 (桐生ノブテル)・小池栄子 (月乃エミ)・鈴木浩介 (福永ユウジ)
渡辺いっけい (谷村光男)・船越英一郎 (張本タカシ)
ストーリー:
秋山達が勝利して終焉を迎えたライアーゲーム・ファイナルステージ。
だが、大学を卒業したばかりの篠宮優(多部未華子)に、ファイアーゲーム事務局から招待状と現金1億円が届く。
招待状を開封してしまったため、ゲームに参加せざるをえなくなった彼女は、心理学の専門書の著者秋山深一(松田翔太)に助けを求める。
事務局が用意した今回のゲームは、「椅子取りゲーム」。
総額20億円を賭けて20名のプレイヤーが争うというもの。
主催者はΩ(=オメガ)(江角マキコ)。ゲームを仕切るのは、事務局員アリス(芦田愛菜)。
果たして、賞金の行方は…。


「アフロ田中」にも会いたいっ!と、公開を祈りながら、まずは翔太くぅぅんハートたち(複数ハート)(もとい秋山)に会いに劇場へ。

ただの自己中なのかいい人なのか、判別不能の福永の言うとおり、いい男っぷり上がってグッド(上向き矢印)いた、翔太君。
裾緩めカールなヘアスタイルも、ステキ☆。
我が地元うどん県の副知事:要潤氏もご出演。
うどん県.jpg
要君、あなたが一番美味しそう:笑)。
劇中、彼のパーンチパンチに噴いた。戦隊ヒーローまんまやん。
濱田マリさん演じる坂巻にお説教くらってる姿に(≧〜≦))ププッ。
要君、陽な役も、いいね☆。

感想は…。

まさに「極限状態における人間の心理調査」だった。
冷静に考えれば、1Periodで椅子一つ見つけるのみでOK。
全Period必須なら、椅子は二個あれば全員が自由の身。

「ならこんなゲーム最初からやるなよ。」な、桐生の言葉通りなるも、負けると1億円の借金を背負うというシビアな罰どんっ(衝撃)と、20億円を独占できるという甘い蜜プレゼントが、人間の欲望を刺激する。

恐怖と夢の狭間で狂った人心が、ゲームを二転三転、四転五転させる。

欲望の蔓延する中、見事な手腕の秋山。

思わず『「勝つ」って何だろう?』と考え直す、目から鱗な展開に、ほぉ〜と唸ったd(-_☆)。

【老子:倹武第三十】驕れる者は久しからず 。其の事好く還る。を実感。
蘇我氏→藤原氏→平氏→豊臣氏→徳川氏→。。。
遥か昔から繰り返す歴史。自己の利権のみに目が眩むと、必ず滅ぶ。
そして、サクッと秋山を裏切った篠宮も、信じた相手月乃エミ(小池栄子)に裏切られたように、
物事というものは必ずわが身に還ってくるものである。

小池栄子ちゃん、肝は彼女でしょ?の予想通り、エミにあっさり騙されて持論を宣う篠宮に、このあんぽんたんっ!と拳を握りつつ。。。
篠宮を裏切った罪悪感から、意外とあっさり改心するエミにちょこっと拍子抜け…。

迫り来る窮地を、その都度、機会に転換していく秋山に、かっこいい〜*:・( ̄∇ ̄人)。・:* と惚れ惚れ。

「ゲームは勝つだけが目的じゃない。どう終わらせたいかだろう?。」の秋山の言葉。

皆でハッピーを目指す篠宮案。欲で満タンの人心の掌握には、ちょこっと弱いふらふら

そこで登場、最後の砦

このゲーム。
「勝つ事は、最後まで椅子に座る事じゃあない。」

ルールのポイントは、メ・ダ・ル。全てはメダルの所持数次第。
最初に説明があったように、最後の椅子に座った人物のコインを持ってる人にお金が入る。
自分が数多く所持しているメダルの持ち主を、最後の椅子に座らせてお金を得る。
言わば、影の支配者。
最終的な目標が金銭獲得なら、これが1番合理的。

捨てメダルを本命に。負け組を勝ち組に。

静かに佇む姿さえ絵になる翔太君にうっとりしながら、
参加者達の心の変化で、ころころひっくり返るライアーゲームを満喫かわいい

大金と借金の間で人々が蠢く様子を、お金払って楽しむって…。
ある意味事務局側なのかしら〜(笑)。

〜サワコの朝での生物学者:福岡伸一さんのお話。〜

身体を構成する細胞達。
最初から決まった器官になるように生まれる訳ではなく、「君が脳になるなら、僕は肝臓になる。」と、
周りと共存しながら相互作用で成り立っていくらしい。
「僕はこれになるんだ!。」と自己主張する細胞。これこそが癌細胞になるらしい。

もう一つ。

せわしなく活動する働きアリ達。
実はその二割は忙しい振りをしてサボっているらしい。
そのサボっているアリを取り除き、八割にすると、その八割のうちの二割がまたサボり始めるらしい。
一生ぷらぷらしながら生涯を閉じるらしいが、一見何の役にも立たないその二割達は、有事の際の対応要員なんだそう。

・外部との関係性の中で自分の進むべき道を見つける事。
・一見不要なものこそが、実は強い力を持っている事がある。

映画と福岡さんのお話がリンクして、倍楽しめたかわいい

ちなみに、福岡さんお気に入りの曲は、「ALL THINGS  MUST PASS」(ジョージ・ハリソン)。
全ての物は、流れていく。良いことも、悪いことも。物ごとに捉われずにいきましょう(o^∇^o)。

最後に。。。

バーでカウンター三つの椅子が空いてたら、「真ん中を選び、椅子はピンク色。」と答えよう。
翔太君が、守ってくれるはず揺れるハート

次があるなら。。。福永もゲームに登場してくれるといいな☆。
posted by みぃみ at 15:00| Comment(10) | TrackBack(17) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月27日

映画:「ペントハウス」♪。

平成24年2月27日(月)晴れ

映画:「ペントハウス」



監  督: ブレット・ラトナー

製  作: ブライアン・グレイザー/ エディ・マーフィ/ キム・ロス

キャスト:

ベン・スティラー (Josh Kovacs)
エディ・マーフィ (Slide)
ケイシー・アフレック (Charlie)
アラン・アルダ (Arthur Shaw)
マシュー・ブロデリック (Mr. Fitzhugh)
マイケル・ペーニャ (Enrique Dev’Reaux)
ティア・レオーニ (Special Agent Claire Denham)
ガボレイ・シディベ (Odessa)
ジャド・ハーシュ (Mr. Simon)
スティーヴン・ヘンダーソン (Lester)

ストーリー:

ニューヨーク・マンハッタンにそびえる65階建ての超高級マンション“ザ・タワー”で働く、
管理マネージャーのジョシュ・コヴァックス(ベン・スティラー)は、居住者の要望を満たす最上級のサービス提供のため、日々、尽力していた。
ある日ジョシュは、タワーの裏口から黒い車に乗せられ、さらわれそうになっているペントハウス在住の大富豪アーサー・ショウ(アラン・アルダ)を助けに向かう。
だが、実はショウは逃亡を計っており、その場で証券詐欺罪でFBIに逮捕される。
更に、ショウは、任されていたタワー従業員達の退職後の年金を私的に使っており、従業員達の年金は、スッカラカン。
年金だけでなく全財産をショウに預けていた老ドアマンのレスターは、ショックのあまり自殺を図り、病院へ担ぎ込まれる事態に…。
そんな中、ショウはペントハウスでの自宅監禁を条件に、1000万ドルで保釈。
ジョシュは、開き直るショウに怒りを爆発させ、ショウのフェラーリをゴルフクラブで叩き壊す。
総支配人からクビを言い渡されたジョシュだったが、FBI捜査官クレア(ティア・レオーニ)から、ショウが逃亡資金として用意していたはずの隠し金20億円が見つからないという情報を得る。
ペントハウスの壁に埋め込まれた金庫に金があると睨んだジョシュは、コンシェルジュのチャーリー(ケイシー・アフレック)、新米エレベーター・ボーイのエンリケ(マイケル・ペーニャ)、ザ・タワーを強制退去させられたウォール街の負け犬フィッツヒュー(マシュー・ブロデリック)、幼なじみの泥棒スライド(エディ・マーフィ)、錠前職人の父親を持つメイドのオデッサ(ガボレイ・シディべ)とともに、ショウの財産強奪を計画。感謝祭の日、ジョシュたちは、ペントハウスを目指し…。


予告によると、超高級マンションに住む大金持達と、そこで働く一般労働者達。
「持つ者と持たざる者。。。
ある日、持たざる者達の大切なお金が盗まれたあせあせ(飛び散る汗)。俺達の金を取り戻せexclamation」的なストーリー。

どんなお話になっているのか?と、劇場へ。

すると…、そこには、よくある話。
退職後の生活費に。と、毎月、雇い主に預けていたお金を雇い主が流用。残念ですが定年退職後の年金(貯蓄)は、ありませ〜ん。。。
毎月、お給料から天引きされるお金、ちゃんと雇い主さんが年金機構へ納付&運用してくれてると信じて働く労働者。
でもね、資金繰りが苦しくなって当面の足しに。。。って会社の運転資金に使われちゃう事、あるみたい。
その事が、社会問題になって、今は救済措置が整備され、一般ピープルへの社会保険事務所の情報開示も積極的に行われている。

日本の場合は、国の社会保障として年金を整備してくれているから、スッカラカンにはならないんだろう。
アメリカも年金制度はあるみたいだし…。

そして。。。

ものっそタイムリーな話の「AIJ投資顧問」。
「証券取引等監視委員会の検査で、AIJが企業から運用を任せられた約2100億円の年金資金について、その大半が消失していることが分かった件。AIJに資金の運用を委託していた会社の企業年金の行く末はどうなるんだろう…。
にしても、企業年金に対しても何からの保証はあるみたいだから、とりあえず大丈夫なのかな?。

映画の冒頭。。。

「確定拠出年金だ、日本版401Kの導入だ!」と話題になった2001年。
支給金額増が見込まれるかもしれないけれど、減っちゃうリスクも背負う事になるのよ〜ん爆弾という事を知り、確実に一定額はもらえる「確定給付年金」を選び、冒険するとしても「確定拠出年金」は3分の1まで。と当時考えた私は、年金額を増やすために従業員達の将来の年金となる資金の運用をジョシュがショウ任せていたとしたら、ショウに対してジョシュがキレるのはお角違いなんじゃないの〜?と思いつつ。。。

みんなのお金は返さないけれど、自分のためのお金はしっかり確保しているショウからお金を取り戻す!っていうのはアリだろう。と、楽しむ事に((o(^-^)o))。

一番のお気に入りは、新米エレベーター・ボーイのエンリケ。
打てば響く会話能力の高さと、工学部の基本:分解して溶接のきっちりマスター具合がGOOD。
「青は進めだよな。」にププッ ( ̄m ̄*)。
同じく私も、革手袋だけでロープで降りる「あの担当はゴメンだ。」(笑)。
彼の作るハンバーガー、小粋でちゃめっけたっぷりなんだろうな〜。
食べてみたい。。。

もう一人は、メイドのオデッサ。
めっちゃ肉食系な見た目と性格が、たまらなくセクスィ〜〜(笑)。
おっきな巨体と太い指で、華奢で繊細な錠前をサクッと開けちゃう姿、かっこいい〜。

怪しさ全開、捕まらないのが不思議な万引き実行と、お約束の置いてったお財布からの搾取。
車が高層ビルの壁を走っていても気にならないであろう感謝祭の日に、作戦決行。
ハイテク警備のビル侵入に対し、安全ピンでの解錠練習。等々。
ごくごく普通の人達が知恵を絞って一生懸命奮闘な様子が微笑ましくて、心が温まったいい気分(温泉)

エディ・マーフィが、普通のコソドロ役に徹してる所も(ちょこっとコメディ入ってた:笑)、
一見、おもちゃっぽい銃が本物で、撃っちゃ危ないだろ〜パンチで、まさかの発見目も。

ゴルフクラブでガッチャンゴッチン時は、もったいな〜い(;・∀・)と思ったアレ。
キラッと輝く光に、なんとしても手に入れたいっ!輝くあれの全貌が見たいっ!と、力が入った。
(見たかったな〜、きらきらぴかぴか(新しい)のあれの全体像)。
ってか、紐で吊られて車で空中走るの、楽しそう。
「てこの原理」を使ってぶ〜らぶらも、ドキドキした。
眼下が映った時は、スライド同様、ヤバかった━<(ll゚◇゚ll)>━(下に人いなかったのかな?:爆)。

冒頭の、超セレブぴかぴか(新しい)なあそこ。
あそこを起点に、広がるみんなの笑顔と温まった懐に、にっこり☆(-∀・)(・∀-)☆。

鑑賞後の感覚は…。気持ちE〜かわいい

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
posted by みぃみ at 18:07| Comment(21) | TrackBack(22) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月15日

映画:「逆転裁判」♪。

平成24年2月15日(水)雨晴れ

映画:「逆転裁判」



監  督: 三池崇史

脚  本: 飯田武/ 大口幸子

音  楽: 遠藤浩二

キャスト: 成宮寛貴 (成歩堂龍一)・斎藤工 (御剣怜侍)・桐谷美玲 (綾里真宵)
      中尾明慶 (矢張政志)・大東駿介 (糸鋸圭介)・柄本明 (裁判長)
      檀れい (綾里千尋)・石橋凌 (狩魔豪)・小日向文世(灰根)・余貴美子

ストーリー:
20XX年、凶悪犯罪の増加に対応して、政府は新たな司法システム“序審裁判”を導入。
弁護士と検事の直接対決で、3日以内に判決を下す制度である。
ある日、上司の綾里千尋(檀れい)から、15年間追い続けてきた事件の証拠を見つけたので訴訟をおこしたいと思うので、手伝って欲しいと事務所に呼ばれた新米弁護士・成歩堂龍一(成宮寛貴)は、事務所で殺害されている千尋の姿を見つける。
現場にいて、当初犯人と目されたのは、千尋の妹:霊媒師の卵・綾里真宵(桐谷美玲)。
真宵の無実を信じ成歩堂は、弁護を引き受ける。
法廷で、若いのにやり手と評判の幼なじみの検事:御剣怜侍(斎藤工)に勝利した成歩堂。
だが、その後、御剣が殺人容疑で逮捕され、成歩堂は自ら御剣の弁護を名乗り出る。
対するは、御剣が師とあおぐ、40年間無敗の伝説の検事・狩魔豪(石橋凌)。
審理を重ねるうち、15年前、御剣の父・御剣信弁護士が、裁判所の証拠品倉庫で射殺された“DL6号事件”との関わり、殺害された千尋が追っていた事件との関わりがみえてきて…。


その昔、裁判は各々が口頭で弁論してそれを文字に、を繰り返し、長々、時間がかかってた。
今は、公判期日(次回期日)迄に、事前に書面を提出して(FAX可)おくから、期日に裁判所にいる時間は長くて10分。5分な時もある。
随分時間の短縮が図られるも、決着するまでは、今でも、めっちゃ長い。
三審制といわれてるけど、離婚の財産分与等は、家裁の調停から始まると、調停・審判・再審請求・地裁…って続いていって、3年以上かかってるものも…。
(イヤになった相手とこんなにも長いこと付き合うのって大変だなぁと思う。)
「証拠が全ての3日で結審」な制度、アリかな?とは思うけど、そんなので真実見つかるのかな?とも思う。

ゲームキャラクターならではの特徴的な恰好を実写化!。
小栗君・孝之君のかぶり物に引き続き、「成宮君、お前もか!」(ジュリアス・シーザー風に)、
(仲良しさん達って事は、いつか藤原竜也君もかぶり物するのかな?。いや、事務所的に無いか…、
まぁいい、竜也君、「ブルータス、お前もか!。」ドラマでやってたし〜、一応繋がる:W。)
という事で、仕事帰りレディースデーに、ついでに行こうと思っていた作品。

なのに、事件は起こった…。
意気揚々と早起きして病院へ向かった私。
駐車場は、土曜日にも関わらず数台のみ。やった〜♪、と病院玄関へ進むも…。
ドアが開かないっ!。え〜!休みだなんて、言ってなかったじゃ〜んもうやだ〜(悲しい顔)
次の予定までの時間は、3時間。この空白をどう埋めよう?。
そうだ、映画だ!。上映開始に間に合って、次の予定に被らない映画…。
それが、この「逆転裁判」だった。。。

上映開始まで、あと10分…あせあせ(飛び散る汗)(お手洗い行く時間も無い:泣)。
車を走らせ、ダッシュダッシュで劇場へ。予告上映中に駆け込む。。。間に合った。

感想は。。。

あの(実写化するには)ふざけた恰好に相反して、面白かったわーい(嬉しい顔)

登場人物の名前といい、証言台に立つ人達のテキトーな証言といい、随所のギャグといい。。。
単体で見ると「あほくさいもの」達が、上映時間まるっと全部で観ると「綺麗に繋がる」
登場するものほとんどに、ちゃぁんと意味や役割がある事に気付くのは、始まってわりと早く。
奇抜な恰好とズコッな発言に(・ε・`。)ン?な状況から、脱出するのは速かった。

なにせ、冒頭登場するのは、余貴美子さん。(美人さん〜!。)
で、成宮君と中尾君は安全パイ。斉藤君も大ジョウブだったし。
何考えてるのか全く読めない裁判官役の柄本さんが、ガタガタコメディになりそうな法廷での審理場面をちゃんと元に戻してくださるし。
石橋さんには、ちょっと笑っちゃった。だってぇ、首が。。。(ごめんなさい)。
で、締めは小日向さんで、ガッチリ。 なんですものるんるん

ともすれば、意味ないしいらないや、ってポイしちゃうものも、見方を変えれば、結構、価値あるじゃん!になるんだな〜と思わせてもらった。

世の中や人生見限っちゃいそうな時、踏みとどまるきっかけになるかも?なぁんて思った。


〜〜〜〜〜〜ネ タ バ レ〜〜〜〜〜〜

〜面白かった箇所〜

・裁判所の公判予定に、「バンダナ王子のハンカチ盗難事件」があった事。

・スクリーンが出る時、インシテミルの機械に見えた。
「くらえ!」のスクリーンが、出る度、迫力(ハリウッドに負けないかどうかは、謎。)。

・奇妙な読み方の登場人物達の中、「小中大」は、「こなかまさる」。普通だった事。

・ヒラヒラしているお洋服を指摘された怜侍の「僕は、そんなにヒラヒラしていないっ!。」発言。

・「クリスマスイブの真夜中」という証言に対する、「0:00を5分程過ぎていたのなら、正確にはクリスマスという事ですよね?」の成歩堂の証人尋問。

・ひょうたん湖殺人事件報道場面の時、右下に「NEWS HERO」(TBSですから〜。)の表示。

・お顔が鳥籠なサユリさんの姿、及び、大健闘のタイホ君が力尽きて落ちた時中身が木だった映像が、めっちゃホラーだった事。

・インコちゃんを証人にしちゃったのには「異議あり!」だけど、彼女はサユリさんだもんね。。。
「ごめんね、サユリさん。」の言葉に返事をするインコちゃんの、「愛してる、いちろうさん。」は、切なかった(T_T)。

・ネス湖だからネッシー。ひょうたん湖だから、ひょっし〜。
(ひょっし〜の正体が、トノサマンだったのには、吹いた。世の中、そんなものです:笑。)。
ひょっし〜撮影用の大きな音がすると撮影するカメラの撮った一見失敗?な写真が、矢張のイヤホンで音楽聴きながら聞いたという信憑性の低い証言を立証する確たる証拠になった所、すご〜い♪と思った。

・湖に落ちたトノサマンを探した金属探知機が、法廷で再び活躍するところ。


冒頭映像から上手くエンディングまでが、上手く繋がってた。

くだらない証言やプライドでついた嘘の中から重要な証言を見つけ、無実を証明していく成歩堂の様子は楽しかったし、千尋の殺害が、15年前の事件だけじゃなく、怜侍と彼の選んだ道、怜侍の父、真宵、千尋と真宵の母、果ては、40年間無休無敗の検事:狩魔が唯一休んだたった一日にまで波及して、上映終了時には、きっちり回収されてる事に、拍手〜かわいい

posted by みぃみ at 11:00| Comment(16) | TrackBack(17) | 映画・舞台 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。