美術館:「PICASSO ピカソ展(ルートヴィヒ・コレクション)」。
5月18日「博物館の日」。
香川県立ミュージアムへ行ってきました〜。
ピカソの作品とピカソ本人を撮影した写真等135点の展示。
ここ香川県では、超超大規模な展示会だと思います。
展示作品の中から印象的だったもの達。。。
「黒い背景のパロマと人形(原版)」−パブロ・ピカソ−(亜鉛版)
進撃の巨人っぽい雰囲気でした。
「鶴」−パブロ・ピカソ−(ブロンズ・着彩)
置物です。
使っている材料とその用い方が面白かったです。
ガス栓が鶴の頭部分、フォークが足、シャベルが尾羽になっていました。
芸術家さんは、発想力豊かです。
「女性の肖像の楕円皿」−パブロ・ピカソ−(陶器)
陶器のお皿です。
お皿にはカラーで女性が書いてありますが、ジョジョの作者:荒木 飛呂彦さんの絵を彷彿しました。
「月桂冠を被り口に草をくわえた東部の長方形陶板」−パブロ・ピカソ−(陶器)
陶板をカンバスに見立ててあり、画布を木枠に張る鋲を表す為、陶板の側面に、黒い点を書いてあります。
「頬杖をついている顔の水差し」−パブロ・ピカソ−(陶器)
水差し全体に絵が書いてあります。
陽だまりでのんびりひなたぼっこをしている女性の顔が正面に書いてあり、頭頂部から生えている木は、背面に繋がり、三つ編みしている髪のようになっています。
作品各々にPICASSOの署名がしてあることに、一つ一つの作品を愛してらっしゃるのね、と思ったり。
西瓜・闘牛がお好きなようで、スイカが様々な作品に描いてあったり、闘牛に使う大きな布地を、嬉しそうに掲げている様子は可愛らしかったです。
お洋服は、上半身は、裸か前を全開にしたシャツやタンクトップ、下半身は短パン姿がお好みのよう(^^)。
もちろん、蝶ネクタイやお洒落な鹿撃帽も着用なさっています。
「アンドレ・ヴィレールとパブロ・ピカソ、鏡に映ったセルフポートレイト、カンヌ」−アンドレ・ヴィレール−(写真)
こちらには、毛糸の帽子をかぶっているお茶目なピカソの姿。
「ポパイのようなピカソ、カンヌ」−アンドレ・ヴィレール−(写真)
丸めがねをかけて手にはパイプ。
コスプレ、ピカソ〜。
「ゲーリー・クーパーから贈られた帽子とリヴォルバーを持つピカソ、カンヌ」−アンドレ・ヴィレール−(写真)
ハンティング帽をかぶり、くわえ煙草、右手にリヴォルバー、左手には銃のケース、洋服は横ストライプ。
西部劇にでてきそうなイカしたおっちゃんです。
−ルシアン・クレルグ−(写真)
マティスの作品「怪物」と一緒に微笑むピカソ。
怪物は、巨神兵のちっこい版のようです。
ピカソは、「マイフェアレディーのデザイナー」となったセシル・ビートンやクリスチャン・ディオールにポーズの巨匠と呼ばれたウィリー・メイワルドにも写真を撮って
もらっています。
ピカソが何度も結婚している事、普段目にする不思議な絵からは理解できなかった私ですが…。
今回、ピカソを撮ってある写真達を見ることで、納得しました。
ピカソ、めっちゃダンディーです。男前です。
「アンリ=クルーゾー監督 映画:「ミステリアス・ピカソ 天才の秘密のシーン、ヴィクトリーヌ・スタジオ、ニース」−アンドレ・ヴィレール−(写真)
この写真のピカソ見て、胸きゅん。
上はタンクトップ、下は短パン、左手に煙草(人差し指と中指の間に煙草を挟んで持ってます)、右手に筆を持ち、キャンパスに向かって絵を描いているピカソ、超超、かっこいいです。
これまで、画風が謎で、ちょっぴり距離を置いていたピカソの事や作品。
今回の展示を観ることで、印象が変わりました。
もっと多くの作品を観てみたいです。