
第8回企画展「小惑星探査機『はやぶさ』帰還カプセル展」。


期 間 : 2011年10月20日(木)〜10月24日(月)
開催時間 : 9:00〜19:00(入場は18:30まで)
観 覧 料 : 無料
会 場 : 香川大学博物館
<展示品>
●インスツルメントモジュール(実物)
●搭載電子機器部(実物)
●パラシュート(実物)
●背面ヒートシールド(実物)
●前面ヒートシールド(レプリカ模型)
●「はやぶさ」帰還カプセル カットモデル模型
●「はやぶさ」探査機1/8スケール模型
<同時展示>
●超小型人工衛星(香川衛星開発プロジェクト)
●地球最古の岩石、鉄隕石、アエンデ隕石、国分寺隕石
●「はやぶさ」探査機実物大模型(武豊はやぶさ実行委員会)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の協力で「はやぶさ」帰還カプセルの実物等が展示されます。

仕事帰り、香川大学博物館へ。
「はやぶさ」君が、「地球へ届けてくれた贈り物」を、実際に見たくて…。
入ってすぐの場所に「はやぶさ」君のミニ模型が。
金色に輝く本体と銀の翼。。。
ミッション満了後、☆になったはやぶさ君の姿が脳裏に浮かび、うるうるo(T^T)o。
すぐ隣に、イトカワの成分を持って帰ってきた「カプセル全体」の模型。
カプセルは、中が見えるようになっていて、外側シールドの次あたりに、パラシュートが折りたたんで格納してあった。
このカプセルを背中にしょって、はやぶさ君は、長い宇宙の旅に行ったんだ〜と、感慨深かった。
そして、「前面ヒートシールド」の模型。
カプセル本体を保護する熱防護材。
大気圏再突入時の、秒速12km超、温度約3,000℃の熱からカプセルを防御。
きっちり仕事しましたぜ、旦那〜。と風格がある。(模型だけど:爆)。
続いて。。。いよいよ、宇宙帰りの品々達〜

「インスツルメントモジュール」(実物)。
カプセルの本体部分で、中心部にイトカワで採取した物質を入れるサンプラコンテナ部があり、その周囲に搭載電子機器部が配置されてあったそう。
この中に、イトカワの成分が〜っ!、人類初の採取物質が入っていた入れ物を目の前にして、ヾ(☆o☆)。
「搭載電子機器部」(実物)。
地球からの指令を探査機本体経由で受け取り、本体から分離後には、カプセルの様々な動作(各パーツの分離、パラシュートの開傘、カプセルの位置を知らせるビーコン電波の発信)を行うカプセルの心臓部。
各基盤の間を樹脂で補強するなど着地時の衝撃に耐える。
はやぶさ君が、地球へトスした後、カプセルはどうやって地球に戻るんだろう?という疑問が、これで解決

今、ここですよ〜、そろそろパラシュート開きま〜す。着地点はここです!。って、JAXAに知らせてくれていたカプセルの脳。賢いっ!。
「背面ヒートシールド」(実物)。
カプセル本体を保護する熱防護材。別名パラシュートカバー。
大気圏再突入時に、カプセルを背面側からの加熱から守り、パラシュートが開く時に引き出す役目。
熱かったよ〜


きっちり原型で戻って来たタフさに、拍手!。
燃えているのは、アルミを蒸着したカプトンテープなんだそう。
「パラシュート」(実物)。
強く、軽く、そして容積をとらないようにポリエステル製の十字形状の傘体(布部分)。
十字以外の部分はネット張り。予定通り上空約5kmで開いて10数分で着地。
着陸直後に分離されるも、無風だったので、カプセルのすぐ脇で発見。
おっきぃ〜。
細長くたたんだ状態でも、両腕を広げたサイズ位ある。上手に風に乗って、しっかり着地。
カプセルを地上に運んだ、最後の戦士。
カプセルの傍らにいたのは、カプセルがちゃんとJAXAの人に見つけてもらえるように、がっちり守ってたのかな?なぁんて☆^(oゝ∀・)v。
☆香川に来てくれて、ありがとう☆。
心が、感動に満ちながら、帰路に着いた
